日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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81 巻, 12 号
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  • 小川 道雄
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1899-1900
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 建部 高明
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1901-1905
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    急性膵炎の主要な病因は胆石症とアルコール摂取である.前者では小胆石のVater乳頭への嵌頓が,また後者では膵管分枝内の蛋白塞栓の形成が,それぞれ急性膵炎の発症に関与するとみられている.自己消化といった特異的な膵病変がもたらす病態は多彩である.なかでも発症早期に出現することのある循環不全,腎不全,呼吸不全などの病態はこの疾患の予後を大きく左右することから,臨床家の関心を集めている.
  • 中泉 明彦, 竜田 正晴, 北村 次男
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1906-1911
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    急性膵炎の診断および重症度判定におけるUS, CTの有用性について述べた. USは簡便性と緊急性に優れた検査法であり,急性膵炎の原因診断に有用である.重症例では膵内部の高ないし斑状エコー,膵辺縁の不整ないし不明瞭化,膵周囲などの明らかな液体貯留を認めることが多い.仮性嚢胞の形成とその推移を観察することにより,急性膵炎の後期合併症として問題になる嚢胞内感染,出血,消化管への穿破や腹腔内破裂の危険を予測ないし早期診断することが可能である.さらに嚢胞を映像下に穿刺することにより診断と治療を行うことができる. CTは消化管ガスに影響されない利点があり,重症例では膵腫大,膵辺縁不明瞭,内部構造不均一をほぼ膵全体に認め,後腹膜腔深部に液体貯留を認める. CT値が30以下の部位は壊死が考えられ,将来感染性膵壊死や膵膿瘍の危険があることより,厳重な経過観察が必要であり, CT値の経時的測定は合併症の早期発見に有用である.
  • 加嶋 敬, 片岡 慶正, 梅原 香
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1912-1917
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    膵炎は急性膵炎と慢性膵炎に大きく分類され,それぞれ病期に応じた治療が必要である.慢性膵炎の急性増悪は急性膵炎に含めて考えられ,その治療も急性膵炎とほぼ同様に行われる.ただしその場合,膵外分泌機能の低下や糖尿病への対応がより必要となってくる.急性膵炎は急性腹症として発症し,重症化すればショック, multiple organ failure (MOF)やdisseminated intravascular coagulation (DIC)をきたし,死にいたる事もある疾患である.重症度のみきわめとそれに応じた適切な処置が必要である. 1986年に,厚生省特定疾患難治性膵疾患調査研究班では急性膵炎の臨床診断基準ならびに重症度判定基準作成小委員会を発足させた.同委員会により急性膵炎の臨床実態を知るための調査が1988年に全国規模で行われ, 1990年に診断基準および重症度判定基準が新たに作成された.本稿では,これらをもとにして,慢性膵炎の急性増悪を含めた急性膵炎の臨床診断,重症度判定,予後,および,治療法を軽症・中等症と重症膵炎に分けて述べる.
  • 木原 康之, 大槻 眞
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1918-1923
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    慢性膵炎は膵のび漫性進行性線維化を主体とする経過の長い疾患で,一般に頑固で反復する疼痛で始まり,次第に膵外内分泌機能が低下する.慢性膵炎の病因としてはアルコール性が最も多く,次いで特発性,胆石性である.アルコール性慢性膵炎では膵外分泌機能高度障害例が多く,改善しにくい.疼痛は慢性膵炎が進行すると軽減することが多い.膵内分泌機能障害によって起こる膵性糖尿病ではインスリン分泌だけではなく,グルカゴン分泌も低下することから血糖が変動しやすい.
  • 山雄 健次, 中澤 三郎
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1924-1930
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    従来の慢性膵炎の診断は,手技が煩雑で患者に負担の多い機能診断が中心であったことから,除外診断的につけられていた感が強い.しかし,画像診断法を取り入れた新しい診断基準が呈示されたことから,一定の基準で論じ合えるようになり,しかも初期の段階での診断も可能となってきた.本項では現行の診断基準(案)の概説,問題点,各種診断法の有用性と限界を述べ,また新たに開発された画像診断法の有用性についても解説した.
  • 1)膵仮性嚢胞の内科的治療
    須山 正文, 有山 襄
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1931-1934
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    膵仮性嚢胞の内科的治療について述べた.超音波誘導下穿刺ドレナージで嚢胞が消失する例がほとんどであった.膵体部の嚢胞で尾側膵管が嚢胞と交通した症例で,内視鏡的胃嚢胞瘻孔造設術で治療できた.現在まで合併症はなく,膵仮性嚢胞は内科的治療で対処できる疾患にかわってきている.
  • 2)膵石症に対する体外衝撃波結石破砕療法
    後藤 和夫, 大原 弘隆, 武内 俊彦
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1935-1940
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    従来より,膵石症に対する積極的な治療は外科的療法が中心であった.しかし,本来膵石症を含む慢性膵炎は良性疾患であるため,可能な限り侵襲の少ない治療法が望まれる. 1986年膵石症に対してESWLが臨床応用されて以来,技術的に容易であり,患者への侵襲や合併症が少ないことから欧米では急速に普及しつつある. ESWLにより主膵管内の結石を破砕,除去した結果,膵炎の再燃による疼痛が消失するのみでなく,膵内外分泌機能の改善も認められている.したがって, ESWLは膵石症に対する新たな非手術的療法として有用な治療法になるものと考えられる。
  • 3)慢性膵炎の内視鏡的治療
    藤田 力也
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1941-1944
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    内視鏡的治療の対象になり得る病態は主膵管内の膵石,嚢胞,乳頭部狭窄および膵管狭窄などである.慢性膵炎のなかでもアルコール性によるものでは進行性かつ増悪を来しやすく内視鏡的に処置が出来ない場合は外科手術を必要とすることが多かった.手技的にはパピロトミー,ステント挿入,胃または十二指腸から切開を加えて瘻孔ドレナージを行う.これらの治療効果は時に劇的であり,疼痛軽減や腹部腫瘤の消褪,黄疸の減少をもたらす.開腹術の前に選択されてよい治療法である.
  • 角田 司
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1945-1950
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    慢性膵炎の自然歴を考えればどの様な術式の選択を行うとも外科的治療は姑息的である.しかし外科的治療は現時点では疼痛消失が早いことと合併症の治療が可能な事から,膵管病変と膵実質病変を十分に把握し,手術適応例であれば術後早期から確実にかつ持続的に疼痛除去が期待できる膵管空腸側側吻合術か膵頭切除術を選択することが重要である.さらに術後は禁酒を含めた生活指導を徹底し,厳重なfollow upを続けることが大切である.
  • 1)腫瘍マーカー,膵酵素
    越智 浩二
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1951-1954
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    膵臓癌の診断における血清腫瘍マーカー,膵酵素について概説した. CA19-9やSPan-1などモノクローナル抗体を用いた糖鎖抗原が開発され,小膵癌の陽性率は確かに向上したが,膵癌の予後を大幅に改善するようなマーカーはいまだ発見されていない.現存のマーカーを組み合わせて早期の膵癌例での陽性率を向上させるcombination assayの試みが行われている.糖鎖抗原の構造が明らかになるにつれて, combination assayにおいて組み合わせるマーカーの選択についての論理的な裏付けが確立されつつある.将来的には癌遺伝子や遺伝子産物による腫瘍マーカーの開発が期待される.
  • 2)超音波, CT, MRI
    磯部 義憲, 上野 恵子, 原田 信比古, 今泉 俊秀
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1955-1961
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    通常型膵管癌の診断について膵頭部の小膵癌を中心に検討した. t1癌ではUS, CTにおける腫瘤描出率は50%とやや低く,早期発見のきっかけとしては間接所見に頼らざるをえないが,二次検査法としてさらに種々の検査法を積み重ねることによってt1膵癌を診断することは可能である. MRIは高速撮像法と造影剤の使用による小膵癌の描出率の向上がもたらされつつあり,進展度診断への応用もふくめ,今後期待される検査法である.
  • 太田 哲生, 永川 宅和
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1962-1965
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    われわれは, 1973年以降,膵頭部癌に対し手術郭清範囲を次第に拡大して,切除率はもとより外科治療成績の向上を目指して現在に至っている.その術式の骨子は, (1)膵後方剥離面における癌遺残の防止ならびに大動脈周囲リンパ節の広範囲郭清を目的とした広範囲後腹膜郭清, (2)膵頭神経叢ならびに上腸間膜動脈周囲神経叢の完全切除, (3)門脈などの血管合併切除, (4)膵の切離線を腹腔動脈根部より左側で行うことである.その結果,膵頭部癌の肉眼的治癒切除耐術例での3年生存率が31.4%, 5年生存率が27.9%と決して満足できるものではないが,それでも3年以上生存例を10例経験するに至った.
  • 大橋 計彦, 猪狩 功遺, 亀井 明
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1966-1970
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    腫瘍性嚢胞は厳密には嚢胞腺腫,腺癌であるが, US, CT等の画像診断で鑑別が必要な粘液産生膵腫瘍,充実性腫瘍による2次的嚢胞, solid and cystic tumorもこの範疇に含めるのが臨床上は都合がよい.各種の診断手段を使って,嚢胞の大きさ,形,壁の厚さ,内腔の隆起や結節の有無,乳頭や膵管の性状,腫瘍濃染や血管の圧排などが鑑別診断に必要な所見である.
  • 渡辺 五朗, 松田 正道, 鶴丸 昌彦
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1971-1974
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    筆者らは画像診断の立場から嚢胞性膵腫瘍を大きく,漿液性腺腫,粘液性腺腫・腺癌に分け,後者をさらに主膵管型,分枝型,末梢型に分類した.自験例32例の治療内容と成績を示し,本腫瘍は腺癌(粘液性)の可能性のある場合には基本的に局所切除術を適用すべきであり,この経緯から体部分節切除術や鉤部切除術を考案.解説を加えた. ERP像をもとに切除の適応につき決定すべきであるが,良悪性の判定も含め今後の課題と考えられた.
  • 三竹 正弘
    1992 年 81 巻 12 号 p. 1975-1979
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    超音波内視鏡(EUS)は内視鏡先端に高周波数の超音波探触子を装着し,経胃的および経十二指腸的に膵臓を描出する検査法で,小さな膵腫瘍の描出において他の画像診断法の中で最も優れている.また, EUSは膵腫瘍の鑑別診断,膵癌の進行度診断,膵炎,膵奇形の診断に他の検査法では得られない情報を提供する. EUSの所見はERCPと相補的であり,膵疾患の評価にはEUSとERCPの2つの検査が重要である. EUSにはERCP後の膵炎のような合併症がないため外来にて膵疾患の精密検査が可能である.
  • 与那覇 政智, 田中 眞, 河野 保, 杉山 誠, 西川 哲男, 笹野 公伸
    1992 年 81 巻 12 号 p. 2005-2006
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は67歳,男性.腰背部痛のため整形外科入院後,脊椎腫瘍摘出術により未分化癌の骨転移と診断された.その後低カリウム血症,高血圧,高血糖が出現し,内分泌学的検査および画像所見より異所性ACTH産生症候群が疑われた.前立腺生検にて原発性の前立腺癌と診断.剖検で,病理組織学的検査によりACTH産生性前立腺癌であることが確認された.前立腺原発の異所性ACTH産生腫瘍はまれなためここに報告した.
  • 安達 久美子, 勝木 俊文
    1992 年 81 巻 12 号 p. 2007-2009
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例. 85歳,男性.労作時息切れで発症.入院時Hb 6.0g/dlの著明な貪血を認めた.鉄代謝で%RCU38%と無効造血を示し,骨髄像にて環状鉄芽球を53%認め, PASAと診断. VitB6大量投与にて,貧血の改善をみた. PASAは造血幹細胞レベルで異常クローンが出現したもので,ヘム合成経路のいずれかに障害がおきている.ヘム合成の律速酵素・δALA合成酵素の補酵素であるVitB6の大量投与で,効果をみることがまれにあり,本例でも試みたところ著効を呈した.
  • 藤島 弘光, 本村 誠一, 赤司 浩一, 渋谷 恒文, 平田 泰彦, 原田 実根, 仁保 喜之, 橋爪 誠
    1992 年 81 巻 12 号 p. 2010-2012
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は17歳,女性. ALLの治療中に合併した難治性のカンジダ性肝膿瘍に対して,経皮経肝的に門脈内にカテーテルを留置し, amphotericin Bを持続投与することにより劇的な臨床的改善が得られた.難治性の真菌性肝膿瘍に対しては,局所濃度を高める目的で,抗真菌薬の門脈内投与による治療を考慮すべきと思われた.門脈内投与の手段としては,侵襲が少なく,簡便であることから,経皮経肝的門脈内カテーテル留置が有用であると考えられた.
  • 垣本 斉, 常岡 克伸, 牧野 幸郎, 宮崎 光一, 田川 新生, 村田 佐門, 玉置 久雄
    1992 年 81 巻 12 号 p. 2013-2014
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は54歳,女性.貧血精査のため入院.諸検査にても原因不明で,対症療法で経過観察されたが,貧血が増悪し再入院.小腸透視にて陥凹性病変が認められ,小腸潰瘍の診断で開腹術が施行された.腸間膜付着側に穿通し,凝血を容れた直径2cmの潰瘍が認められ,病理学的に潰瘍合併小腸憩室と診断された.小腸憩室は頻度が少なく,臨床症状に乏しいため診断に難渋するとされる.本例は,慢性の貧血の原因として診断されたまれな1例と考えられた.
  • 山川 正人, 江間 幸雄, 林 正人, 堀井 清一
    1992 年 81 巻 12 号 p. 2015-2017
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    アセトアミノフェンにより,重篤な肝障害をきたした2例を報告する.症例1は85gを服用.第3病日に急性肝不全を発症して,第9病日死亡した.症例2は, 8.6gを服用. 30時間後にN-アセチルシステインの胃内投与,血液吸着,グルカゴン-インスリン療法を施行し,劇症化せずに治癒した.アセトアミノフェン中毒には,早期の無症状期から積極的なN-アセチルシステイン投与と血液浄化療法が有効である.
  • 佐藤 信紘, 北見 啓之
    1992 年 81 巻 12 号 p. 2018-2023
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    肝炎ウイルス感染とアルコール摂取の関連性について昨今問題となっている.両者の合併により,急性肝炎では臨床成績が遷延する例や重症化する例が多くみられ,慢性肝炎でも肝組織病変がより高度となり,その主因は肝炎ウイルスであると考えられている.一方アルコール性慢性肝炎(常習飲酒家の慢性肝炎)患者では, HCV抗体が陽性であってもHCV RNAが陰性の例では,その病変の主因はアルコールであると考えられている.多飲酒歴を有する肝炎ウイルスによる肝硬変患者では比較的早期に肝細胞癌を合併し,またアルコール性肝硬変合併肝細胞癌でも高頻度にHCV抗体が陽性である.以上の如く,肝炎ウイルスとアルコール多飲は,肝病変の進行あるいは重症化に促進的に働いており,アルコール性肝硬変における発癌機序とHCV感染との関係をも含めて,ウイルス性肝炎とアルコール性肝障害との関連に関する研究は今後の重要な課題である.
  • 後藤 元
    1992 年 81 巻 12 号 p. 2024-2029
    発行日: 1992/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    1973年~1974年のエネルギー危機を契機として,北米,英国,北欧を中心に,特定の居住環境に限定して,中枢神経,粘膜,皮膚,上気道,下気道症状を主体とする身体の不調を訴えるものが急増し, sick building syndrome (SBS)として注目を浴びるに至っている. WHOによれば新建造ビルの約30%において, SBSの発現の可能性があるとされる. SBS増加の背景には省エネルギーのための室内気換気の削減,あるいは加湿,空調システムの導入に基づく空内気汚染物質の増加があり,特に従来その毒性に注意が向けられることのなかった因子,あるいは濃度における作用が問題となっている.わが国においては未だSBSに関する十分な調査はなされていないが,今後大きな問題となってくる可能性がある.
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