日本内科学会雑誌
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81 巻, 5 号
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  • 大柴 三郎
    1992 年 81 巻 5 号 p. 601-602
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 谷内 昭, 矢花 剛
    1992 年 81 巻 5 号 p. 603-609
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    主として胃と大腸に好発する消化管ポリープは,消化管検診の普及に伴って増え続けている.わが国では「粘膜面から内腔に向かって限局性に隆起する病変」を,一般にポリープと総称し,最初から明らかに癌とわかる隆起性病変は除外する傾向にある.胃ポリ一プの分類には,組織学的所見とは関係なく,肉眼的に分類される山田・福富の分類と臨床病理学的観点から分類を試みた中村(卓)分類が用いられている.最近, WHOより提案され,胃への応用も試みられているdysplasiaの概念(診断基準)についても触れた.一方,大腸ポリープは組織学的に腫瘍性ポリープ(腺腫)と非腫瘍性ポリープに大別されるが,本稿では癌化のポテンシャルの高い腺腫に焦点をあて,その組織学的分類と腺腫の癌化をめぐる遺伝子レベルの研究動向についても付言した.
  • 関谷 千尋, 斉藤 裕輔, 横田 欽一
    1992 年 81 巻 5 号 p. 610-616
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    外来におけるスクリーニング上部消化管X線検査を用いて,胃隆起性病変(Borrmann 1型進行胃癌, I型・IIa型早期胃癌,異型上皮巣)の診断能について検討し,以下の結果を得た. I) Borrmann 1型進行胃癌の診断能は良好であった. II) I型・IIa型早期胃癌,異型上皮層では, 1)前壁,大弯側における病変の描出率が低かった. 2)噴門部,幽門部の病変も他部位に比べて描出率が低かった. 3)特に1cm以下の扁平な病変はその描出率が低かった.以上より,ルーチン検査には,これら病変描出率の低い部位を示現するような撮影体位を取り入れることが診断能向上に重要となる.
  • 田尻 久雄, 丹羽 寛文
    1992 年 81 巻 5 号 p. 617-621
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    胃ポリープのなかで最も多く代表的なものは過形成性ポリープであり,内視鏡的ポリペクトミーの成績では83%を占める.そのなかで局在癌の頻度は3%であった.一方,胃腺腫の場合は発生頻度が低いものの,腺腫内の癌共存率が10%と高率にみられた.胃集検の意義は,無症状の有所見群を拾い上げることにあり,内視鏡による精密検査によってはじめて微細な変化を確診し得る.今後は,内視鏡胃集検がより普及していくことが望まれる.
  • 棟方 昭博
    1992 年 81 巻 5 号 p. 622-626
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    本邦での大腸癌の増加は各種疫学調査から明らかである.増加する癌の対策が急がれる中で,二次予防としての集検に便潜血検査がスクリーニングとして取り上げられた.グアヤック法から免疫法への転換により,便潜血検査による大腸集検方式が確立しつつある.現在推奨されている集検方式を紹介し,成績・問題点などを概説した.
  • 杉野 吉則, 今井 裕
    1992 年 81 巻 5 号 p. 627-631
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    大腸の集団検診の中にX線を有意義に組入れるには,現在一般に行われているような注腸X線検査を行っていたのでは不十分で, X線の診断能をもっと向上させなければならない.それには,まず,大腸の微細な病変を忠実にX線写真に写し,それと肉眼標本を対比させることによって,診断医の目を養うこと,つぎに,微細病変の写せるようなよいX線装置を使用し,盲点なく微細所見も拾い上げられるようなX線検査法を行うことである.大腸隆起性病変の診断については,これまで臨床で主として扱われていた有茎性や無茎性の隆起性病変よりも,発見するのが難しい表面型病変のほうが癌の比率が高く,さらに小さなものでも粘膜下層以下へ浸潤していることが多いことがわかってきた.そして,このような表面型の小さな病変を的確に発見し,診断することがこれからのX線の課題と考ええられる.
  • 朝倉 均, 林 俊一, 成澤 林太郎, 須田 陽子
    1992 年 81 巻 5 号 p. 632-636
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    現在大腸癌集団検診における内視鏡の主な役割は,多くの施設では,便潜血反応陽性者に対する精密検査である.現況で内視鏡に求められる診断能は進行癌はもとより腺腫~早期癌を確実に拾い上げることである.そして最近注目されている平坦・陥凹型を含む大腸腺腫~早期大腸癌の診断において,内視鏡は今のところ最も信頼できる検査法と思われる.しかし,現在その検査処理能力には限界があり,集検における内視鏡の役割については今後に大きな課題を残している.
  • 川井 啓市, 渡辺 能行, 多田 正大
    1992 年 81 巻 5 号 p. 637-642
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    わが国における胃腸の良性腫瘍性についての記述疫学的資料は不十分である.悪性腫瘍については死亡統計と罹患統計があり,ともにほぼ同様な傾向を示していた.すなわち,年次推移としては胃癌の減少傾向と結腸癌の増加傾向が認められた.また,性・年齢分布についても胃癌,結腸癌および直腸癌は二つの統計で同じように加齢とともに頻度が増加していた.リスク・ファクターについては胃癌と大腸癌では異なっているものが多かった.
  • 特に大腸癌の発生と癌遺伝子,癌抑制遺伝子
    前田 義治, 宮木 美知子
    1992 年 81 巻 5 号 p. 643-648
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    大腸癌の発生には複数の異なる癌遺伝子,癌抑制遺伝子が関与していることが明らかとなった.しかし,まだすべての症例をこれらの変化だけで説明することは困難である.従って,未知の遺伝子の発見に努めると共に,既知の遺伝子変化をさらに種々の臨床例を通して検討していくことが必要である.
  • 松井 敏幸, 八尾 恒良
    1992 年 81 巻 5 号 p. 649-653
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    胃の過形成性ポリープの癌化は著しく低率である.胃腺腫は病理学的診断基準の問題もあって真の癌化率は不明であるが,臨床的には前癌病変として対処すべきである.隆起型大腸腺腫をすべての大腸癌の前癌病変と考えるadenoma-carcinoma sequence説は,本邦で微小な平坦型大腸癌が発見されるようになり否定的である.すなわち最近は大多数の大腸癌は扁平隆起や平坦・陥凹型病変から進展すると推測されている.以上の論旨について諸業績を引用しつつ解説を加えた.
  • 三木 一正
    1992 年 81 巻 5 号 p. 654-659
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    胃集検に提起されている諸問題点を解決しうる方法として,一次スクリーニングに血清ペプシノゲンの測定を間接X線に代えて行う検診システムを立案し, 1991年度に某職域で4,647名を対象に実施した. IIc型早期胃癌3例, IIc類似pm胃癌1例,胃腺腫4例の計8例(0.17%)を発見し,胃癌(および前癌病変)の発見感度は従来の間接X線法の1989年度全国集計平均値の約3 (6)倍であり,本法は,今後,可及的速やかに普及することが期待される.
  • 馬場 正三, 荻原 裕之
    1992 年 81 巻 5 号 p. 660-665
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    大腸ポリポーシスにはいろいろなものが存在するが,その生物学的性格が異なり,従って臨床的な取扱い方も異なってくる.ポリープには癌化の問題がありその点で最も重要な家族性大腸腺腫症を中心に,その他の各種ポリポーシスの成因,発生頻度,臨床症状,治療法,予後等につき記述した.
  • 多田 正弘, 苅田 幹夫, 柳井 秀雄, 沖田 極
    1992 年 81 巻 5 号 p. 666-672
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    診断の手段であった内視鏡は,治療法としての意義が重要視されてきている.とくに,胃ポリープ,胃腺腫ならびに小胃癌病巣においては,もはや内視鏡的治療が従来の外科手術に変って第一選択の治療法となってきている.局所治療法としての内視鏡治療法は,胃機能が残存するため, quality of lifeの観点からもすぐれた治療法として位置づけられてきている.
  • 長廻 紘
    1992 年 81 巻 5 号 p. 673-677
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    大腸腫瘍に対する非観血的治療法である内視鏡的腫瘍切除は広く行われるようになった.適応は進行癌を除くあらゆる形態のものに及ぶ(piecemeal polypectomy-分割切除-を含む)が,個々の症例につき慎重に検討する.適応を誤ると出血,穿孔などの偶発症を招く,切除標本の検索でsm癌と診断されたら,転移の可能性があり,脈管侵襲があるもの, sm-2以上のものには腸管追加切除が必要である.
  • 胃癌を中心として
    小黒 八七郎
    1992 年 81 巻 5 号 p. 678-682
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    消化器癌の多くは固型癌であり,悪性腫瘍中,抗癌薬による化学療法が最も奏功し難い.治癒切除不能の進行消化器癌や再発消化器癌に対して癌の化学療法が行われている.抗癌薬には多数あり,単独投与よりも,多剤併用でよい成績が得られている.根治不能の進行癌患者に対する化学療法の治療効果判定には,原発巣・転移巣の縮小の程度とその持続期間が規約されている.最近の化学療法の動向と問題点について述べた.
  • 馬場 忠雄, 細田 四郎
    1992 年 81 巻 5 号 p. 683-687
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ポリペクトミーは内視鏡的治療の一つであるが,ポリープの完全生検により組織型,異型度,腺腫内癌があればその浸潤範囲などが診断でき,併せて治療方針の決定に重要な情報を与える.ポリープのなかでは腫瘍性の腺腫ポリ-プが重要で,有茎,亜有茎がポリペクトミーの適応であるが,低い隆起性病変においても行われる.偶発症として出血,穿孔があり慎重に行う必要がある.ポリ-プが腺腫または腺腫内癌(粘膜内癌)の場合は,ポリペクトミー後に適宜全大腸内視鏡検査を行って経過観察(surveillance)し,再発がみられたら繰り返しポリペクトミーを行う.
  • 細見 基信, 大野 忠嗣, 下山 孝
    1992 年 81 巻 5 号 p. 688-692
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    末期消化器疾患患者のターミナルケアーに関してpalliative therapy (緩和的医療)の考え方が重要であること.それを実践するにあたっては, 1.生存期間の延長, 2.症状の改善, 3. quality of life (QOL)の向上を目的とし治療を行う必要がある.治療に関しては,治療方針の立て方と薬物の副作用防止,栄養の管理,精神管理,疼痛管理および各種合併症への対策について述べた.患者ひとりひとりが有意義な生活が出来るように,それぞれの症状・病態に適した治療法の選択や副作用防止対策を行う必要があり,それが最終的にQOLの向上につながる.
  • 上野 利通, 高木 幹郎, 畑 千尋, 矢野 真一郎, 野田 雅俊
    1992 年 81 巻 5 号 p. 718-719
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は57歳男性.主訴は左胸部痛.左上肺野に巨大腫瘤が認められ肺癌の疑いにて当院を紹介され入院した.著明な赤血球増加症, AFP, EPO高値を認めた.左上肺野の腫瘤は経皮的針生検にて大細胞性未分化癌と診断した.入院当初直径14cmの腫瘍が化学療法後は11cmに縮小しAFP, EPOの値もそれにともなって低下した.腫瘍組織のAFP染色では,細胞質内に茶褐色に染色されたAFP顆粒を認めた.本症例のごとく, AFP産生肺癌に血清EPOも高値を示した報告は非常に少数であり貴重な症例と考え報告する.
  • 石田 和之, 古屋 徳郎, 筒井 秀人, 松田 治, 三宅 祥三, 戸村 成男
    1992 年 81 巻 5 号 p. 720-722
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は76歳の男性,高度の発熱と体重減少,炎症反応強陽性,好酸球増加を伴う白血球増加症精査のため入院中,突然,多量の喀血,呼吸困難に陥り,胸部X線にて急速に広がる肺浸潤影を認めた.同時に,急速に進行する腎機能不全が出現し,血清クレアチニン5.0mg/dl,尿素窒素117.4mg/dlに達した.腎生検で,細動脈の炎症性細胞浸潤やフィブリノイド壊死を認め,さらに間質への著しい細胞浸潤も見られたため, microscopic PNと診断した. methylprednisoloneとcyclophosphamideの併用療法が著効を示した.肺出血を伴うmicroscopic PNはきわめて予後不良と言われ,免疫抑制薬併用療法をもってしても,本例のように肺浸潤影,腎機能の改善した症例はまれであるため報告する.
  • 中野 亮一, 小池 亮子, 松原 奈絵, 湯浅 龍彦, 宮武 正
    1992 年 81 巻 5 号 p. 723-725
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は58歳,男性.胸部外傷後,徐々に意識障害が出現した.血清Na103mEq/lと著明に低下しておりSIADHが疑われNa補正を行い3日後に130mEq/l前後に改善した.意識障害は改善傾向であったが,その後仮性球麻痺症状の他,四肢の動作性ミオクローヌス,前頭葉徴候が出現した. MRI所見よりcentral pontine myelinolysis (CPM)と診断した.ミオクローヌス,前頭葉徴候を伴ったCPMの報告例はまれで貴重な1例と考えられた.
  • 番場 誉, 清水 武彦, 中島 勉, 望月 峻成
    1992 年 81 巻 5 号 p. 726-727
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は49歳,女性. IgGλ型の多発性骨髄腫であったが,発症当初から髄膜刺激症状を認め,意識障害も出現した,血漿交換療法を施行するも反応なく急速に昏睡へと移行し,脳CT上,多発性低吸収域を残した.また髄液中に異型形質細胞と単クローン性蛋白の出現が認められ, meningeal myelomaを合併したものと思われた.骨髄腫の髄膜侵襲と考えられるmeningeal myelomaは非常にまれな疾患であり,本症は貴重な症例と思われた.
  • 機序に関する呼吸生理学的検討
    古谷 由紀子, 小倉 滋明, 吉岡 文, 秋山 也寸史, 鈴木 潤一, 西村 正治, 阿部 庄作, 川上 義和
    1992 年 81 巻 5 号 p. 728-729
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は48歳,男性.肝硬変に伴う低酸素血症の精査のため入院.室内気吸入時52TorrのPaO2は軽労作で33Torrへと低下した.しかし,純酸素吸入時PaO2 548Torrで生理学的シャント率は8%と解剖学的右左シャントは否定的であった.一方, 99mTc-MAAによる肝血流シンチで約30%の右左シャントを認め,低酸素血症の原因として肝小動静脈シャントではなく肺毛細血管拡張が推定され,在宅酸素療法を適用した.
  • 三代 俊治
    1992 年 81 巻 5 号 p. 730-736
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    従来非A非B型肝炎と称して来た疾病の主たる原因はC型肝炎ウイルス(HCV)である. HCVの本体は未だ不明であるが,そのゲノムの塩基配列はほぼ完全に掌握された.培養未成功の故に生の粒子や関連抗原が得られないこのウイルスについては,専ら遺伝情報のみに基づく様々の診断法が開発されつつある.既に臨床応用されている検査法としては, 1)PCR法によるHCV RNAの検出, 2)模倣蛋白/ペプチドを用いた抗体検出, 3)非HCV由来抗原を用いた抗体検出,があり, 4)コア抗原の検出, 5)亜型の同定,なども今後の開発が期待される.これらの診断法,特に抗体検出,は嘗て除外診断のみに頼らざるを得なかった状況を一変させ,特に輸血後肝炎防止に大きく寄与するものである.しかし,個々の診断マーカーのウイルス学的かつ臨床的意義が必ずしも明確でないために, B型肝炎に於ける各種血清マーカーに匹敵するほどの有用性をまだ獲得していない.
  • 石田 尚志
    1992 年 81 巻 5 号 p. 737-742
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ネフローゼ症候群にかんする二つの問題を取り上げた.ひとつは合併症としての高脂血症である.ネフローゼ症候群において, LDL増加を主体とする高脂血症が腎障害を悪化する可能性や,持続する高脂血症が粥状硬化症をきたす可能性について大きな関心が寄せられている.これらについての知見を整理した.動物実験では高脂血症による腎障害を発生させることはできるがヒトには簡単に当てはめられない.粥状硬化発生についてもデータ不足である.もうひとつはネフローゼ症候群の治療,特に蛋白摂取量の問題を取り上げた. Brenner一派により提唱された『蛋白の無制限な摂取による糸球体過剰〓過が糸球体硬化を生じる』との仮説は,少なくともネフローゼ症候群でこれまで常識とされてきた高蛋白摂取を改めて見直すひとつの根拠になった.短期の臨床検討ではむしろ低蛋白摂取の方がメジットが大きいようであるが,長期にわたる本格的な臨床的検討が必要である.
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