日本内科学会雑誌
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82 巻 , 8 号
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  • 副島 林造
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1143-1144
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 小林 寛伊
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1145-1149
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    最近の病院感染の特徴は,易感染患者に起こってくる感染と,医療従事者に発生する血中ウイルス感染といえよう.近年の医学の進歩により,多くの重症疾患が,内科的,外科的に治療しうるようになったが,その結果として,易感染患者の数が急増し,院内感染が増大する結果となった.このような最近の病院感染に対応するためには,感染制御の組織化が重要な課題となってきた.
  • 一山 智
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1150-1154
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    院内感染の原因微生物は一般細菌,抗酸菌,真菌,ウイルス,原虫など多岐にわたる.感染症の病態も宿主,微生物,医療環境に左右される.感染防止対策には医療関係者の理解と努力が必要であるが,一方では臨床微生物学的な疫学調査が不可欠である.分子生物学的手法を用いた,いわゆる分子疫学は院内感染の疫学研究の質を高めたが,さらに基礎データの集積が進み病態解明に役立つことが予想される.
  • 那須 勝
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1155-1159
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    耐性菌は,抗生物質の使用によって誘導されたり,突然変異の耐性菌が選択的に増殖したり,耐性因子プラスミドの伝達による耐性獲得が起こったりして,これらが院内感染のかたちで拡がっていく.院内感染の防止の点から,抗生物質の使用は適正に行われているかどうか,常に念頭においておかねばならない.抗生物質使用のコントロールのために,院内での教育と指導が必要である.
  • 岩田 敏, 佐藤 吉壮, 砂川 慶介
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1160-1166
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    新生児・未熱児は種々の免疫機能が未成熟であることに加え,常在細菌叢の形成も未熟であるため,局所の感染から容易に全身感染症に発展する場合が多い.新生児病棟における院内感染予防を考える際には,こうした新生児感染症の特殊性を十分に理解しながら対策をたてることが重要である.具体的には手洗い(手指消毒),医療器具,リネン類,院内環境の消毒の徹底が最も基本的な方法で,その他隔離室の整備,侵襲的手技の制限,抗菌薬投与による菌交代現象への配慮なども重要である.
  • 相川 直樹
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1167-1171
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ICUでは呼吸器感染症などの院内感染症が発生しやすい. ICUへの出入りの制限,ガウンテクニック,環境サーベイランスなどによるICU内環境の消浄化,排菌患者の把握・隔離と早期の治療,コンプロマイズドホストの隔離,医療従事者の手洗いの励行と処置時の無菌操作の徹底などが院内感染防止には重要である.特に,術後患者や気管内挿管内挿管を受けている患者には,一定のガイドラインによる厳重な感染防止対策が求められる.
  • 深山 牧子
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1172-1176
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    老人病院での院内感染の大部分は,慢性感染症例の菌交代現象,あるいは終末感染として存在する.しかし,免疫不全例,大手術後,中心静脈内カテーテル留置例においては,感染を契機に重篤な経過をたどる例がある.従って,感染防止対策として,通常の清潔動作の他,易感染例の逆隔離が実際的な対応といえよう.また,特別養護老人ホームでは,利用者のADLは低い例が多いものの,病態は安定しており,手洗いの励行,清掃の徹底により対応でき,感染者の個室隔離は必要としない.
  • 島津 和泰
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1177-1181
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    全国で増加しているMRSAによる院内感染症とそれに対する院内感染対策について本院の成績を中心に解説した. 1992年の本院における院内感染症の発生件数は42件,発生率は3.5%であり,そのうちMRSA感染症が23件(54.8%)を占めていた.このMRSAによる院内感染症のうち47.8%が死亡していたが,その多くは基礎疾患自体が死因に大きな比重を占めていた.対策は全院あげてのサーベイランスや,グレード別の隔離法,消毒法を取り入れるなどを行い,効果がみられている.
  • 舟田 久
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1182-1187
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    緑膿菌はヒトの常在菌のこともあれば,病院内の湿った環境にも多数存在する.緑膿菌は常用抗菌薬や消毒薬の多くに耐性を示すだけでなく,新薬への耐性化も迅速である.緑膿菌感染の多くは感染防御能の低下,特に顆粒球減少を背景に発症し,重篤な経過をたどる.治療には,抗菌薬に加えて,感染防御能の賦活が必要である.緑膿菌による院内感染の予防には内因性感染と交差感染の両者を考慮した対策を立てることが肝要である.
  • 小林 芳夫
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1188-1193
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    Staphylococcus epidermidisによる感染症が増加しているが,本菌感染症はendogenous infectionである.すなわち現在の発達した医療措置や抗生物質の投与投薬が行われなければ原病により死に至る可能性が高い患者にみられる感染症である.また本菌は人の皮膚に常在する細菌である.従ってこの2点を念頭において予防対策を考える必要がある.
  • 宍戸 春美
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1194-1199
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    結核菌はMycobacteriumz属に属し染色性の特性から抗酸菌と呼ばれる多形性桿菌でその細胞壁は厚く脂質成分が多い.自然界で結核菌が感染を起こし得るのはヒトが唯一である.感染源としては肺結核患者の咳やくしゃみが重要で,飛沫核感染の径路は,結核菌含有分泌物(粒子)の放出→飛沫核→浮遊→吸入である.塵埃感染も起こり得るがまれである.結核患者の発見が最大の院内感染予防策で診断がつきRFP, INHを含む化学療法の開始により排菌は陰性化し感染の危険は激減する.最近米国ではヒト免疫不全ウイルス感染者が関与する多剤耐性結核菌の院内感染が問題となっている.
  • 伊藤 章
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1200-1204
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    熱傷病棟,悪性腫瘍患者の入院している病棟,未熟児病棟, ICUなどでは免疫力が低下した患者が多く,重大な院内感染が生じやすい,真菌による院内感染は内因性のCandida, Torulopsis,外因性のAspergillus, Mucor, Cryptococcusなどによることが多く,これらの真菌は患者,勤務者,病棟器材などとの密接な関連のもとに患者周辺に増殖しており,たえず院内感染の危険をはらんでいるといえる.クリーンルームにおいても消化管および皮膚粘膜の常在真菌の根絶は不可能であり院内感染の危険はたえず存在しているといえる.一方,空調やカテーテル,医療器具を介した外因性真菌感染も院内感染の原因となりうる.したがって免疫力の低下している患者では予防対策は重要な意義を持ち,環境の整備とともに医療関係者や医療器具による感染を防ぐ工夫と常在真菌のコントロールが大切である.
  • 矢野 右人
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1205-1209
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    院内感染としての肝炎は,血液由来感染であるB型肝炎, C型肝炎が最も大きな対象となる.両者共に感染力の低い疾患であるが,医療従事者特有の針汚染と,血液を扱う現場では,感染源と常に接することより注意が肝要である. B型肝炎は一般感染対策の他, HBワクチンによる能動免疫対策が完成しており,施設として感染対策実行が不可欠である. C型肝炎はB型肝炎に比し感染力のより低い肝炎であり, B型肝炎一般対策と同様の対策に限られる.
  • 木村 哲, 島田 馨
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1210-1214
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の院内感染事故は,幸い国内ではまた発生していない.欧米の実例から考えると,医療現場で感染源となるのは主として血液であり,中でも針刺し事故によるものが最も多い.その場合の感染率は0.5%以下でB型肝炎の場合に比べると明らかに低率である.針刺し事故防止のために,リキャップの廃止が勧告されている.各施設で院内感染防止のための安全対策を考えておく時期であるが,過剰な防衛とならぬよう配慮する必要がある.
  • 力富 直人
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1215-1220
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    老人病院における気管切開患者の院内感染は緑膿菌などのグラム陰性桿菌のみならず, MRSAも問題である.その原因として食事が経口的にできない長期臥床状態の重症患者の上気道にこれらの菌が定着してaspirationにより下気道へ落込むことが示唆された.またこれらの重篤な患者は感染が頻回に(1.5回/月)おこるため注射用β-ラクタム薬などの抗生物質の使用頻度が著明に(p<0.02~0.001)高いのでMRSAが選択されやすく,また低栄養状態で褥瘡の保有率も高かった(p<0.02~0.001).鼻腔,咽頭のイソジン®消毒と褥瘡ケアの改善,病棟の消毒や職員の院内感染対策により気管切開患者を含む重症患者からの緑膿菌の分離頻度は60%に, MRSA感染頻度は32%に減少した.
  • 稲松 孝思
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1221-1225
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    褥瘡感染症を重篤化させる起炎菌は腸内常在菌であり, MRSAや緑膿菌は菌交代して出現し褥瘡表面に定着していても炎症反応への関与は少ない.しかし,病院環境の汚染源として対策が必要である.褥瘡から検出されるMRSAへの対策は,感染症としての治療の場合と,汚染源としての対策の場合とで対応を区別する必要がある.また,褥瘡予防が,最大のMRSA対策となる.
  • 嶋田 甚五郎
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1226-1230
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    近代医療において尿路カテーテル留置は必須の医療行為の一つである.しかし,その施行により尿道・皮膚・腸内常在菌あるいは環境汚染菌による尿路感染症,時にurosepsisの合併が時間の経過とともに必発であり,院内感染症の元凶とされてきた.いまだ,本法は諸刃の医療行為といって過言ではない.この合併症を避けるべく様々な工夫とともに, 1日も早い留置カテーテル抜去を念頭に置いた患者管理が重要である.
  • 後藤 元
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1231-1236
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    消毒薬として,現在,アルデヒド,塩素,アルコール,ヨウ素,フェノール,界面活性剤,およびビグアナイドの各系統の薬物が主に用いられている.これらの薬物は,おのおの特有の抗微生物スペクトラムを持つが,スペクトラム内の微生物に対し,十分な消毒効果を得るためには,薬物濃度,作用時間,使用温度,あるいは混入有機物の除去など,基本的な幾つかの条件の満たす必要がある.
  • 藤森 一也, 宜保 行雄, 高橋 信之, 五十嵐 亨, 小口 悟寛, 森 宏光, 大池 淑元, 中村 喜行, 中川 道夫, 原 卓史, 井口 ...
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1259-1261
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は62歳男性. 1991年5月,間欠熱, 1カ月5kgの体重減少を主訴に来院.赤沈亢進, CRP陽性を認め感染症を疑い抗生物質の投与を行うも間欠熱は改善せず,低Na血症の増悪,意識レベルの低下と,血清cortisol,尿中17-OHCS, 17-KSの低下, ACTH連続刺激試験の遅延増加反応などよりACTH単独欠損症と診断した. hydrocortisoneによる補充療法にて間欠熱は消失した.敗血症様の間欠熱を示し示唆に富むACTH単独欠損症の1例を報告した.
  • 友永 淑美, 渡辺 尚, 竹村 桂子, 門田 淳一, 河野 茂, 原 耕平, 谷岡 芳人, 河野 浩太, 緒方 弘文
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1262-1263
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    西九州地方で始めてと思われる, Thermoactinomyces vulgarisを抗原とする農夫肺を経験した.症例は60歳女性.佐賀県伊万里市で43年間肉牛飼育業に従事していた.昭和62年より輸入乾草を使用し始め,約1年後より咳嗽,喀痰,労作時呼吸困難が出現した.胸部X線像上,間質性陰影を認めた. Thermoactinomyces vulgarisに対する沈降抗体が陽性で,肺機能,気管支肺胞洗浄,経気管支的肺生検病理所見も併せて農夫肺と診断した.
  • 河相 覚, 広瀬 昭一郎, 荻野 英朗, 足立 浩司, 寺田 光宏, 中川 彦人, 久保 正
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1264-1265
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は44歳女性で,心窩部痛と黒色便を認め来院.腹部CTにて小腸壁は著明に肥厚し,造影CTでは上腸間膜静脈,門脈の本幹から右枝,左枝内に血栓があり,門脈右枝の腹側に側副血行路を認めた.経動脈性門脈造影でも同様の所見を呈し,上腸間膜静脈から門脈本幹にかけての血栓症と診断した.手術で病変部の小腸70cmを切除し,その後は順調に回復した.
  • 鈴木 仁子, 杉木 雄治, 田中 隆, 洪 芳樹, 鈴木 健, 大津 文雄, 長澤 紘一, 磯崎 太一, 佐々木 茂
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1266-1268
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は20歳,女性.貧血精査のため入院.網状赤血球著増,ハプトグロビン低下, Coombs試験陽性,抗赤血球抗体陽性より自己免疫性溶血性貧血と診断.超音波, CTにて卵巣皮様〓腫を認めた.副腎皮質ステロイド, γ-グロブリン大量療法に反応せず,腫瘍摘出術にて貧血は改善, Coombs試験も陰性化した.卵巣腫瘍に続発する自己免疫性溶血性貧血は極めて少なく,貴重な1例と考えられた.
  • 陶山 勝郎, 崔 漢宏, 三好 穀志, 横井 峰人, 松原 啓, 杉之下 与志樹, 水野 展壽, 上月 雅子, 吉田 弥太郎, 大熊 稔
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1269-1271
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例1は17歳男.症例2は21歳男. 2例とも末梢血では汎血球減少を呈し骨髄は高度の脂肪髄で,重症再生不良性貧血と診断された.各種治療に反応せず,血清濃度のモニタリングを行いながらCyA投与を行った. 1~2週目から両手指の企図振戦を呈し,同時に血清Mgの低下傾向をともなった.硫酸Mgの経静脈的投与を試み,振戦の軽減傾向が観察された. Mgの測定と補充によって管理可能ではあるが, CyA治療にさいして留意すべき点と考える.
  • 山口 徹
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1272-1277
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    バルーンカテーテルによるPTCAが冠血行再建術として確立されるにつれ限界も明らかとなった. PTCAの限界は大別して, (1)再狭窄の予防, (2)急性冠閉塞からの確実な離脱法, (3)PTCA不適病変の存在,の3点である.これらを克服すべく開発されたnew deviceにより冠動脈形成術も新しい展開を見せている.粥腫を回転刃で切除するアテレクトミー,とくにDCAは偏心性病変をはじめとするPTCA不適病変に有効である.石灰化病変,びまん性病変にはロータブレーターが有効であろう.病変拡張後に内腔側に留置する金属支持物,ステントにより急性冠閉塞からの確実な離脱が可能で,合併症が軽減できる.剛構造のPalmaz-Schatzステントには再狭窄予防効果が期待されている. new deviceの導入により有効かつ安全な冠動脈形成術を選択できるようになった.治療効果の向上とともに合併症の減少が期待されるが,再狭窄,慢性完全閉塞病変への対応はなお今後の課題である.
  • 水野 杏一, 栗田 明, 中村 治雄
    1993 年 82 巻 8 号 p. 1278-1283
    発行日: 1993/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    経皮的冠動脈血管内視鏡は色調を区別でき血管内腔を詳細に観察できる新しい診断法である.本法を用い急性冠動脈疾患(急性心筋梗塞,不安定狭心症等)の血管内腔を観察し検討したところ,急性冠動脈疾患では陳旧性心筋梗塞や安定型狭心症に比べ冠動脈粥腫の破綻,内膜亀裂,潰瘍等の内膜破壊及び冠動脈血栓が多く認められ,急性冠動脈疾患の病因として内膜破壊に基づく血栓形成が重要な役割を果していると思われた.また,黄色の粥腫が急性冠動脈疾患の狭窄部ないし閉塞部付近に多く存在することにより,脂質に富んだ軟らかいアテロ一ムが破綻しやすいことが判明した.一方,急性心筋梗塞と不安定狭心症で血栓の性状(赤色血栓か白色血栓か)に違いがあり,性状の違いが血栓溶解度の結果に影響を及ぼすことが分った.血管内視鏡は急性冠動脈疾患の病因の究明のみならず治療方針を決定する際に役立つことがわかり,今後有用性が増すと思われる.
  • 1993 年 82 巻 8 号 p. 1304
    発行日: 1993年
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
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