日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ISSN-L : 0021-5384
88 巻 , 2 号
選択された号の論文の25件中1~25を表示しています
  • 石井 當男
    1999 年 88 巻 2 号 p. 195-197
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 梅村 敏, 石上 友章
    1999 年 88 巻 2 号 p. 198-206
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    日本に3000万人以上の患者がいるといわれている高血圧症の9割以上を占める本態性高血圧症の原因は不明である.その成因の3~4割に遺伝が関与しており,複数個ある原因候補遺伝子の解析が進み,レニンーアンジオテンシン系を中心とした遺伝子異常との関連が明かとなりつつある.単一遺伝子異常原因とするまれな家族性高血圧症も次々と明らかになってきている.今後,これらの明らかとなってくる原因遺伝子変異を知ることにより,高血圧症発症の予防や治療がより個々の患者に適したものとなってくる可能性がある.
  • 石光 俊彦, 南 順一
    1999 年 88 巻 2 号 p. 207-216
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高血圧の成因に関与する環境因子として,食塩,カリウム,カルシウム,マグネシウム,脂質,食物繊維などの栄養因子,肥満,運動,ストレス,そして飲酒,喫煙,コーヒーなどの嗜好品を取り上げ,最近の知見を概説した.今後,予防医学的な意味で,各種の循環器疾患において主要な危険因子である高血圧の環境因子を制御することが重要になると思われるが,対象者の性質と生活環境を考慮し,長期的予後の向上を見据えて,総合的なアプローチが行なわれるべきである.
  • 平田 恭信
    1999 年 88 巻 2 号 p. 217-222
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    血圧は多くの血管収縮・昇圧因子と血管拡張・降圧因子のバランスにより調節され,これらの因子は本態性高血圧症の成因に密接に関与すると考えられてきた.なかでもカテコールアミンとアンジオテンシンは一次的に活性が亢進して病態を形成している可能性がある.病勢の進行と共に変化するものむとして一酸化窒素ヤエンドセリンがあり,一方,ナトリウム利尿ペプチドなどは増加して病態に代償的に作用していると考えられる.
  • 久代 登志男, 原澤 信介, 上松瀬 勝男
    1999 年 88 巻 2 号 p. 223-229
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    インスリンは血糖調節以外にナトリウム代謝,交感神経機能, NO産生,脂質代謝,細胞肥大と増殖,線溶糸機能などにも影響する.インスリン抵抗性/高インスリン血症に伴うインスリンの作用異常が,それらの機能異常を介して高血圧,動脈硬化性疾患に関連する可能性が高い.降圧療法がインスリン感受性に与える影響に配慮することは,心臓血管系疾患の予防を達成する上で意義がある.
  • 日和田 邦男
    1999 年 88 巻 2 号 p. 230-235
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    1人の初診の高血圧患者を前にして,日常臨床で筆者が行っていることを順序よく説明した.高血圧の判定は血圧レベルに基づくが,高血圧が本態性か二次性かの鑑別,すなわち二次性高血圧症の除外診断によって,本態性高血圧症と診断する.次に病期(重症度)の評価を行う.血圧レベルのみで病期(重症度)の判定はできない.標的臓器障害の有無によって病期(重症度)が決まる.最後に患者の持つ心臓・血管系疾患に対する危険因子と合併症の有無を病態診断して, 1人の高血圧患者を総合的に評価することが高血圧の診断である.
  • 齊藤 郁夫
    1999 年 88 巻 2 号 p. 236-240
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    どの程度積極的に二次性高血圧の診断手順を進めるかは医師の考え方に大きく影響される.オーストラリアのある病院では従来年間5~15人の原発性アルドステロン症患者が発見されるのみであったが,高血圧患者全てで検索すると年間50人に及ぶ原発性アルドステロン症が発見され,その半数が正常K血症であったと報告している.二次性高血圧の診断手順,治療全般に関して費用便益の視点に立った再検討が必要であろう.
  • 桑島 巌
    1999 年 88 巻 2 号 p. 241-246
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    本来,正常血圧の例が診断所や病院を受診した際に一過性に血圧が上昇する例は白衣高血圧またはisolated office hypertension (診察室のみの高血圧)と呼ばれるものである.その機序に関しては,心理的要因,防御反応などが絡み合った複合要因と考えられている.白衣高血圧が無害か否かは対象の年齢や臓器合併症の有無によっても異なるが,高血圧の前状態であるとの考え方が有力である.したがって,濃厚な降圧薬治療の必要性は全くないが,定期的な観察は必要であろう.
  • 羽根田 俊, 長谷部 直幸, 菊池 健次郎
    1999 年 88 巻 2 号 p. 247-254
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    「高血圧の予防,発見,評価,治療に関する米国合同委員会の第6次報告(JNC-VI)」では,高血圧患者を3段階の血圧ステージ,および3段階のリスク群に層別化し,それぞれにおける治療法を推奨している.さらに, JNC-VIは,第一選択薬として従来の利尿薬, β遮断薬に加え, ACE阻害薬, Ca拮抗薬の適応を明らかにし,さらに腎機能障害や糖尿病を合併する場合には従来の140/90mmHgよりも低い降圧目標を勧めている.
  • 松浦 秀夫
    1999 年 88 巻 2 号 p. 255-261
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高血圧症治療におけるライフスタイルモディフィケーションの意義と実際について,それぞれの問題点,注意点を挙げながら概説した.いずれの項目も患者に理解されやすいものであるが,指導する上でいかに具体的にかつ分かり易く説明するかが重要である.また,生活習慣の改善による降圧効果発現には時間がかかること,効果の程度が薬物療法に比べ小さいことから,患者の努力が中断しないように治療計画を立てることが必要である.
  • 永井 謙一, 今井 潤
    1999 年 88 巻 2 号 p. 262-268
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    家庭血圧(HBP),自由行動下血圧(ABP)に基づいた高血圧の診断,治療が注目されている.血圧には持続的負荷と脈動的負荷があり,降圧薬療法はこの両者を制御する必要がある.また高血圧では昼夜を通した降圧が求められる.夜間過降圧型(extreme-dipper)においてさえ,夜間血圧は高く,これに対する降圧薬療法は,脳心血管疾患発症と死亡の危険を軽減させよう.更に, HBP, ABPは,降圧薬効果・持続時間,白衣性高血圧の同定に不可欠である.現時点で, 24時間ABP,朝のHBPの高血圧域は135/80mmHg以上,正常域は125/75mmHg未満と設定される.
  • 築山 久一郎, 大塚 啓子
    1999 年 88 巻 2 号 p. 269-276
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高血圧に関する介入試験成績の発表に伴い,その管理指針は改訂されている.米国合同委員会第6次報告ではangiotensin II受容体拮抗薬が治療薬に加えられ,初期治療に併用療法が導入されるなどの変更がみられ,同時に薬物療法の開始の血圧基準も従来より低く設定されている.最近,至適降圧範囲を検討したHOT試験成績や老年者収縮期高血圧に関するSyst-Eur試験成績も発表されている.本稿では,これらの疫学的成績を基礎に圧管理基準の再評価を行い考察を加える.
  • 阿部 功
    1999 年 88 巻 2 号 p. 277-284
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高血圧治療の目的は,高血圧に伴う脳,心臓,腎臓,大血管などの臓器障害を予防することであり,既に臓器障害を有する場合はその進展を阻止・改善することである.このためにはそれぞれの病態に応じた目標降圧レベルの設定と適切な降圧薬の選択や危険因子の管理を行い,最大効果を引き出すような治療戦略が必要である.また,降圧に際しては諸臓器機能の変化を注意深く観察し,副作用を最小限にとどめるようにする.
  • 島田 和幸
    1999 年 88 巻 2 号 p. 285-290
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高齢者において高血圧は脳卒中をはじめとする心血管疾患の主たるリスク要因である.既に循環調節系や心血管系構造に加齢および動脈硬化性変化が進んでおり,血圧動揺性が亢進し,臓器循環維持機構が障害されている.他臓器に合併症を有する頻度も高く,降圧にあたっては,個別的な降圧薬の選択,用法・用量を用いる必要がある.降圧の心血管疾患発症予防効果は若年者よりもむしろ大きい.
  • 上原 譽志夫
    1999 年 88 巻 2 号 p. 291-298
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    1970年代に本格的降圧治療が始まり,その後多種類の降圧薬が臨床で用いられてきた.降圧治療の最終目的である標的臓器障害を予防するためには,十分な血圧の管理と危険因子の除去が重要である.降圧薬の選択にあたっては,副作用が少なく有効な降圧効果を有し,さらに臓器血管障害の機序に関与し進行を抑制する薬剤が好ましい.降圧の強化には併用治療が有効であるし,また臓器血管の保護の面でも併用治療の有用性が臨床的に確認されて来た.臓器血管保護には交感神経活性を抑制し,レニン・アンギオテンシン系を遮断する必要性がある.
  • 森下 竜一, 荻原 俊男
    1999 年 88 巻 2 号 p. 299-302
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高血圧の原因遺伝子の特定が進むにつれ,高血圧の根治療法としての遺伝子治療が注目されている.一過性の降圧作用では臨床応用は困難であるが,より長期に降圧作用が期待できる遺伝子治療を開発することで,高血圧の根治治療も可能になるかもしれない.また,高血圧合併症である動脈硬化や腎症に関しても,遺伝子治療の臨床応用が期待されている.
  • 荒川 規矩男
    1999 年 88 巻 2 号 p. 303-304
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    高血圧人口は夥しく,しかも症状がほとんどないので放置しがちである.しかしいずれ脳卒中や心筋梗塞,腎不全などの終着駅に到達する重大な病気である.その重大さを各国民に訴え,学問に基づく正しい治療法をガイドするためにWHO(世界保健機構)とISH(国際高血圧学会)ではガイドラインを発行し数年毎に改訂しており,各国別にもそうしている国が多い.日本には未だに独自の臨床介入試験もないし,したがってそれによって出されるべきガイドラインもない.日本も早く政府や国民を啓蒙し,世界の水準に達したいものである.
  • 原 雅道, 東 太地, 名和 由一郎, 小島 研介, 澤田 妙子, 上岡 樹生, 田口 博國, 三好 勇夫
    1999 年 88 巻 2 号 p. 334-335
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は41歳女性, 1996年10月皮膚掻痒感,全身倦怠感で受診.初診時白血球数43, 300/μl (腫瘍細胞83%),抗HTLV-1抗体陽性で腫瘍マーカー,細胞形態学的所見より成人T細胞性白血病と診断した.寛解導入療法にてCRが得られたため, 1997年3月14日HLA一致の兄より同種BMTを施行した.移植後の検討ではHTLV-1抗体価は1/3に低下, inverse PCRでHTLV-1のmonoclonal integrationが消失し経過良好である.
  • 川島 淳一, 茂久 田修, 島海 正明, 田中 孝司
    1999 年 88 巻 2 号 p. 336-338
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は59歳膵性糖尿病の女性.糖尿病性ケトアシドーシスを起こし入院となった.インスリン注射により血糖コントロールを試みたが,血糖は昼間高く夜間低くなるためグルカゴン0.15mgを夕方1回皮下注射した.グルカゴン投与により,血糖が安定するとともに,高中性脂肪血症は改善し,皮膚のつやと筋力の向上が認められた.グルカゴン少量注射は糖尿病の代謝異常の改善に有用である可能性があると考え報告した.
  • 竹田 育弘, 堀井 学, 山野 繁, 川本 篤彦, 椎木 英夫, 藤本 隆, 橋本 俊雄, 土肥 和紘
    1999 年 88 巻 2 号 p. 339-341
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は, 21歳の男性であり,低カリウム血症,血漿レニン活性低下,および血漿アルドステロン濃度低値を伴う高血圧であることと,血圧がスピロノラクトンで下降せず,トリアムテレンで下降したことからLiddle症候群と診断された.さらに遺伝子解析でβナトリウムチャンネルにミスセンス変異が確認された.しかし,本例の家系には高血圧がなく,両親の血清カリウム値,血漿レニン活性,および血漿アルドステロン濃度は正常で,遺伝子解析でも異常がなかった.本例は,非家族性に発症したLiddle症候群と考えられたので報告する.
  • 山崎 聡士, 朴 恵榮, 植木 幸孝, 木崎 嘉久, 吉田 和朗, 三宅 清兵衛, 柴田 隆一郎, 野口 学, 山口 敬史
    1999 年 88 巻 2 号 p. 342-343
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は61歳男性.消化器症状を初発症状とし,インフルエンザ菌による敗血症に感染性腹部大動脈瘤を合併した.抗生剤治療にかかわらずCTで瘤拡大を認め,瘤切除と右鎖骨下動脈一両側大腿動脈バイパス術を行い軽快した.切除標本では動脈硬化像を認めたが,細菌は証明されなかった.腹部大動脈瘤のうち感染性の比率は3.4%で,さらに原因菌としてのインフルエンザ菌は稀であり,本邦での報告例はない.
  • 後藤 俊臣, 米満 瑞恵, 荒木 淑郎, 山口 安広
    1999 年 88 巻 2 号 p. 344-346
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は35歳,妊娠7カ月の女性.妊娠経過に異常はなく,過去にも2度の正常分娩を経験している.妊娠7カ月目に歩行時のふらつき,嘔気・嘔吐のため入院となった.初診時より両側眼球に同期性・非周期性のクローヌス,および頭頸部・四肢にも非周期性のミオクローヌスを認めOMSと診断.産科医と連携の上ステロイドを投与し数カ月でOMSは消失し正常分娩を得た.現在まで妊娠中に発症したOMSの報告はなく,発症機序を考えるうえでも貴重な症例と思われ報告した.
  • 宮田 敏男, 旭 浩一
    1999 年 88 巻 2 号 p. 347-354
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    Advanced glycation end products (AGEs)は蛋白の非酵素的な糖酸化反応により形成され,近年,老化や糖尿病合併症進展への関与が示唆されている.賢不全での著明なAGEsの蓄積のメカニズムの解析が端緒となり, AGEsや脂質過酸化物の蛋白修飾物であるadvanced lipoxidation end products (ALEs)の蓄積は,前駆物質である糖,脂質およびアミノさん由来の小分子量で反応性の高いカルボニル化合物が増加し,広汎に生体蛋白の修飾が亢進した状態,すなわち“カルボニルストレス”の結果と捉えられるに至った.カルボニルストレスは組織構築の変化や細胞に対する種々の生理活性を介して糖尿病合併症ばかりでなく動脈硬化,賢不全合併症,神経変性疾患,慢性関節リウマチなどの種々の疾患の病態に関与することが示唆され,疾患の発症進展の抑制におけるカルボニルストレス除去の有用性に期待がもたれる.
  • 名郷 直樹, 津谷 喜一郎
    1999 年 88 巻 2 号 p. 355-361
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    質の高い臨床研究の急激な増加とともに,それら個々の研究結果をまとめる作業としてのメタ分析の必要性も高まっている.その1例として糖尿病合併の高血圧患者の降圧薬による心血管事故減少をoutcomとしたメタ分析を実施した.メタ分析, 1.仮説の設定, 2.情報收集, 3.批判的吟味, 4.データ收集, 5.データ解析, 6.臨床への指針,の6つのステップからなる.このスラップに基づき検討した結果,現在第一選択として最もよく使われているCa拮抗薬で他の降圧剤に比し心血管事故を増やす危険があるため,第一選択薬からはずすべきであるという結果となった.しかしこの結果を無差別に適用するわけにはいかない.実際の患者には個別の様々な事情があり,メタ分析にも多くのバイアス,偶然の可能性がある.それを考慮した上で実際の患者に適用していく必要がある.メタ分析は研究者のためのものでなく,貴重な研究が患者に生かされないことを防止し,より質の高い医療を提供するために必要な一つの作業と位置づけることが重要である.
  • 川上 雅彦
    1999 年 88 巻 2 号 p. 362-367
    発行日: 1999/02/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    男の喫煙者は非喫煙者の4.5倍肺癌で死亡し,禁煙開始年齢が早いほど肺癌で死亡しやすいなど,禁煙は肺癌の最も明白な危険因子とされている.また禁煙習慣は一秒量の経年的低下を速めるなど,慢性閉塞性肺疾患の危険因子の筆頭に挙げられている.禁煙は呼吸器系の易感染性に寄与し,気管支喘息の発症をうながす.禁煙関連呼吸器疾患には,このほか慢性気管支炎,気胸,好酸救性肉芽腫症などがあげられる.さらに受動禁煙もこれらの疾患発症に関与する.禁煙によりこれらの疾患の危険が減少する.禁煙は過敏性肺炎におけるようにその発症を抑制することもあるが,恩恵に比し害悪のほうが圧倒的に大きい.呼吸器疾患に特異的な禁煙指導はない.禁煙指導には禁煙の動機づけと,禁煙衝動を弱めるための生活スタイルの修正に関するアドバイスが含まれる.ニコチン置換療法が効果的である.禁煙再開防止のための支援も必要である.
feedback
Top