名古屋文理大学紀要
Online ISSN : 2433-5517
Print ISSN : 1346-1982
8 巻
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  • 原稿種別: 表紙
    2008 年 8 巻 p. Cover1-
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2008 年 8 巻 p. Cover2-
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 中村 美保, 大橋 美佳, 内田 あや, 松田 秀人
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 1-7
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    現在,子どもの咀嚼能力の低下が指摘されている.咀嚼能力の低下は過食や肥満につながる.年々肥満者が増加している思春期の高校1年生男子生徒を対象に,咀嚼能力と生活習慣,運動習慣,運動能力との関係を調査した.咀嚼能力測定ガムにより咀嚼能力を測定した結果,咀嚼能力が強い群は22人,普通群は60人,弱い群は24人であった.咀嚼能力と生活習慣との検討では咀嚼能力が強い群の「運動量が多い」,「よく噛んで食べる」で有意差があった.咀嚼能力と運動能力との検討では,咀嚼能力の強い群の「筋持久力」で有意差があった.この結果から,咀嚼する機会が多いことやよく噛んで食べているという意識が顎の発達を促進し,咀嚼能力を強くしていると考えられた.今後,思春期を対象とした食育による食習慣や生活習慣の改善が,咀嚼能力の向上や過食・肥満の予防,さらには生活習慣病の一次予防にもつながると考えられた.
  • 大橋 美佳, 中村 美保, 内田 あや, 松田 秀人
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 9-15
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年,生活習慣病が急増し,その若年齢化が大きな問題となっている.思春期女子の食習慣や生活習慣を見直すことは,将来子どもを産み,家族の健康を担う母親としての役割は大変大きい.思春期女子生徒の咀嚼能力と運動能力や生活習慣との関係を解明する目的で,高校1年生女子を対象に調査した.その結果咀嚼能力や噛む速さについて,よく噛んでいるという意識とは必ずしも一致しなかった.運動に関しては,咀嚼能力と筋力間に有意差が認められ,噛み合わせと運動能力との関連性が示唆された.咀嚼は獲得性のある随意運動であるため,幼児期からの正しい食生活,咀嚼機能の獲得が望ましいと考えられる.同時に,養育者の食生活への考え方が,幼児の健康や食生活の基礎形成へもたらす影響は大きいと考えられた.養育者に対する食教育の必要性が示唆されたため,思春期である女子生徒への食教育は,望ましい日本型食生活の伝承につながると考えられた.
  • 小林 成隆, 西川 義明
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 17-27
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    高齢化の息吹を感じる1960年代の後半,高齢者を対象とする様々な施策が登場する中で,地方は国に先駆け単独事業として「老人医療の無料化」を実施した.少し遅れ,国も地方の無料化政策を踏襲するかたちで「老人医療費支給制度」を創設した.これらの事業は,当時としては画期的な制度で,"福祉の象徴"といわれたが,やがて老人医療費の増嵩を招くこととなり,老人保健法の施行に伴い表向き終焉した.一方,乳幼児や障害者を対象とする「福祉医療助成」は,1970年代に地方で始められたが,国はこれらに手を染めることもなく,今日まで地方単独事業として存続している.最近,少子化の追い風を受ける乳幼児医療に新たな動きがみられる.
  • 宮澤 節子, 鈴木 豊子, 松尾 眞砂子, 坂井 絵美
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 29-32
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    大豆テンペおよびピーナッツテンペの調理と嗜好性との関係について検討した結果,ピーナッツテンペ料理は大豆テンペ料理より味・香り・総合評価の3つの要素において好まれ,その間に有意差がみられた.一方,大豆テンペは本研究のパネルに好まれない傾向を示した.嗜好性からみた調理適性については,いずれのテンペも天ぷら(揚げる)・スコーン(焙焼)の嗜好性が高く,ペースト(生)・みぞれ和え(蒸し物)・焼き物(素焼き)においてはテンペの種類により嗜好のばらつきがみられた.特に,大豆テンペのペーストの味,焼き物の味と香りが著しく好まれない傾向であった.
  • 内田 あや, 大橋 美佳, 中村 美保, 松田 秀人
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 33-39
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    米飯食は伝統的な日本型食生活の中心であり,日本食は肥満や糖尿病食として推奨されている.米飯食が血糖コントロールの面から良い食品であるかをパン食と比較検討した.被験者は19〜20歳の健常な女性35名で,被験食品(約350kcal)を10分間で摂取させた.空腹時,食後30分,60分,90分,120分の計5回指先より採血し血糖測定器で測定した.その結果,空腹時血糖値は全員110mg/dL未満で耐糖能異常者はいなかった.食後60分,90分,120分の米飯食の血糖値がパン食より有意に高かった.また,体脂肪率30%以上の被験者ではパン食と米飯食間での有意差はなく,30%未満では食後60分,90分,120分の米飯食の血糖値がパン食より有意に高かった.米飯食で比較すると体脂肪30%未満が30%以上に比べて食後30分値が有意に高かったが,パン食では有意差はなかった.体脂肪率30%以上の人には内臓脂肪によるインスリン抵抗性が惹起しているのではないかと考えられる.
  • 小田 良子, 加藤 恵子, 内田 初代, 原田 隆, 猪飼 弘子, 大野 知子
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 41-47
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    高齢者が生きがいを持って健康的な生活を送る方法を見出すための基礎資料とすることを目的とし,日常生活に関する実態について質問紙法調査を実施した.本稿では、身体状況と健康意識に関する項目について検討した.BMIは男女とも標準域にあるものの全国レベルよりも細身であった.また,ウエスト周囲径の平均は,男性84.4cm,女性83.9cmであった.服用している薬があると回答した者は,男性63.6%,女性57.0%であり,男女共に血圧降下薬が多かった。特に女性ではコレステロール降下薬を服用している者も多くみられ,この服薬の種類には男女間で有意な差がみられた.さらに,ウエスト周囲径および服薬の内容から,メタボリックシンドロームが強く疑われる者および予備群の割合をみると男性は25.4%,女性では14.0%であった.また健康の3本柱である栄養・運動・休養に関する意識では男性,女性では若干違いがみられたものの良好な結果であった.健康の自己評価も高く,その背景には栄養・運動・休養との関連性が示唆された.
  • 近藤 みゆき
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 49-52
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近赤外分光法を用いて,道明寺粉デンプンの糊化・老化による分子構造の変化を調べた.加熱過程における近赤外スペクトルの変化の検討からは,加熱時間の増加にともない4770cm-1にみられるデンプン由来のOH基に関連するバンド強度が弱くなる様子が観察された.これは,アミロペクチン分子の水和状態が道明寺粉の糊化とともに変化したためと考えられる.一方,充分に糊化した道明寺粉の冷却過程ではスペクトル変化は観察されず,アミロペクチンの老化が進んでいないことが示された.
  • 下田 隆信
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 53-61
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    プラスチック廃棄物の有効利用を目的として,常圧下で流通式液相熱分解空気酸化を行い,以下の結果を得た.ポリエチレンの熱分解空気酸化の見かけの活性化エネルギーは,無触媒では3.4kcal/mol,CuOでは2.3kcal/mol,MnOでは2.3kcal/mol,PbOでは4.5kcal/molであった.ポリエチレンの製法と重合度による生成物への影響については殆ど影響は見られなかった.酸化生成物は主としてホルムアルデヒドとアセトアルデヒドであった.
  • 大崎 正幸
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 63-68
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    組込み系システム機器の開発に携わる,組込み系エンジニアと呼ばれる職種において,人材不足が問題となっている.このような人材需要に対応するために,初期のプログラマ教育にロボットを教材として取り入れることで,パソコンだけではなく組込み系システムで用いるプログラムの開発にも対応できるプログラマの育成を考えている.本稿では,開発中のロボット教材を紹介するとともに,実用化に向けた改善点について考察する.
  • 坪内 美穂子, 徳留 裕子, 後藤 千穂, 今枝 奈保美, 藤原 奈佳子, 山本 和恵, 服部 奈美, 小田 敦子, 加藤 利枝子, 徳留 ...
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 69-74
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    2006年2月に,名古屋市ならびに近郊の地域高齢者女性91名を対象に,健康・栄養に関する横断研究を実施した.その際に,採血法によるヘモグロビン測定値をゴールドスタンダードとして,非侵襲的近赤外分光画像計測法(以降,アストリム法)によるヘモグロビン測定値の比較妥当性を検討した.その結果,平均ヘモグロビン値は,アストリム法が有意に低く,両法間の相関係数は0.515と中等度の関連を示した.アストリム法による貧血者スクリーニングの感度は56%,特異度は74%であり,貧血者を発見する能力が低く,見逃し率がやや高かった.以上のことより,高齢者の貧血スクリーニング法としてアストリム法の比較妥当性は,やや低く,その応用には配慮が必要であることが示唆された.
  • 関 豪, 辻 とみ子, 関 巌
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 75-86
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    幼稚園児の体力と生活習慣ならびに食育との関連性を明らかにするために,体力測定とアンケート調査を実施した.その結果,生活習慣では,園児全体の体力と「起床時刻」の項目で,高体力群は早起きの傾向が見られた.また,園児全体の体力と「遊び場の有無」で,高体力群は自宅近所に遊び場が少なかった.食習慣では,年少児の体力と「おやつの摂取状況」で,高体力群はおやつの時間や量を決めていない傾向が見られた.食育では,年中児の体力と「食前食後の挨拶」で,高体力群は挨拶が習慣化されていた.また,年長児の体力と「食べものや栄養の会話」で,高体力群は会話をしている傾向が見られた.食事の様子では,年長児および園児全体の体力と「楽しんで食べる」,年長児および園児全体の体力と「集中して食べる」,年中児の体力と「茶碗や箸が上手に使うことができる」,年少児および園児全体の体力と「ご飯とおかずを交互に食べる」,年長児および園児全体の体力と「こぼさないで食べる」などの項目で,それぞれ有意差や傾向が見られた.
  • 関川 靖
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 87-95
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    経済成長とともに,フードビジネス産業は発展してきた.しかし,フードビジネス産業全てが発展しているのではなく,リーディング産業は交替してきている.また,90年代には長期不況によりフードビジネス産業は衰退してきているといわれているが,全てのフードビジネス産業が衰退しているのではなく,成功している分野もある.本論文はこういったフードビジネス産業内での盛衰,および産業が採ってきた対策の効果を消費者の行動を視座において,経済理論を用いて分析する.結果として,特に行動の経済理論を顧慮した対策が有効であった.
  • 内多 允
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 97-102
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    米国でも賃金水準が比較的低い産業部門では,不足しがちな労働力を移民に依存している.第2次世界大戦後,米国が受け入れている移民は中南米出身者(ヒスパニック)が最大の民族集団を形成している.これを反映して,移民労働力への依存度が高い産業分野ではヒスパニック就労者が最大のマイノリティー集団を形成しており,その増加率はマジョリティを形成している白人を上回っている.本稿ではヒスパニック就労者が多い農業や食肉産業おける近年の状況を取り上げる.
  • 佐久間 重
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 103-108
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本論は,ラインホールド・ニーバーが彼の著作『人間の本性と運命』の中で神の「恵み」についてどのように解釈しているかを詳述したものである.ニーバーの解釈を通じて,キリスト者ではない人にとっては難解なキリスト教神学を解りやすくすることを狙いとしている.新約聖書にある神の「恵み」という教義は,一つには,神がキリストを通じて自分では罪を克服できない人間に与える「憐れみ」を意味し,もう一つには,人間の資質に神の「知恵」と「力」を分け与えることを意味する.神の「恵み」により人間は歴史の意味を知るのであり,そのことにより人間は罪を自覚し,歴史を創り出すことが不可能であることを知る.これはキリスト教信仰の特徴にもなっている.
  • 森 博, 杉江 晶子
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 109-116
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    2007年1月,マイクロソフト社のPC用主力OSであるWindowsの新製品Vistaが登場した.Vistaは,Windows PCのライバルであるマッキントッシュと比較しても遜色ないユーザインタフェースを新たに提供したと共に,マルチメディア系のアプリケーションを標準で装備していることが特徴である.著者らは,大学等における情報リテラシーの新しい柱として,『メディアリテラシー』を考えているが,マルチメディア系入出力機器と専用ソフトウェアのコスト増が大きな障害となっていた.しかし,PCの標準OSにアプリケーションが添付させており,その機能がマルチメディアコンテンツ制作などを通した教育に支障のないものであれば,メディアリテラシー教育のしきいがかなり低くなったといえる.また,入出力装置にも,学生が個人的に所有するカメラ機能付き携帯電話機をはじめとするモバイル機器等を活用すれば,きわめて低コストで教育が行えることになり,『メディアリテラシー』教育の普及が一気にすすむ可能性がある.本報文は,これらについて調査試行を行った結果を述べ,低コストで行うことができるメディアリテラシー教育の一方法を述べるものである.
  • 佐原 理
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 117-124
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    インタラクティビティーの追求は今日の芸術に大きな影響を与えた.人間は視覚や聴覚,嗅覚,味覚,バランス感覚などの様々な感覚を通じて現象を捉える能力を有する.単一の感覚器で捉えられる現象はそのモノの認知に繋がる,しかし複数の感覚器から同時に得られる反応からは高度に複雑な感覚を得ることができる.感情と呼ばれる感覚はこの複雑な感覚の反応の頂点にあるものである.これらの複雑に絡み合った人間の感覚は複雑な反応をもたらし認知される.新しいテクノロジなどによって新たに拡張された人間の感覚としてのインターメディアアートはインタラクティブな反応を伴い,芸術の表現の一部として成立すると考える.この仮定に基づき,いくつかのコンセプチュアルなインターメディアアートを名古屋文理大学にて制作した.また,新たな芸術概念を文化の一部として定着させるためにはマスメディアがその多くの役割を通訳する形で担っている.芸術が文化の一部として社会に存在するのであれば,このことはインターメディアアートのような新たな概念にとっても重要な視点である.それゆえ,教育機関としての名古屋文理大学というローカルな場から,インタープリテーションプロジェクトを展開した.
  • 田川 隆博
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 125-133
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究は,学校の防犯対策の有効性について論じることが目的である.愛知県内の6つの小中学校で校長や教頭,教務主任といった学校安全責任担当者にインタビュー調査を行った.そして,現場教師の語りに基づいて,数多くある防犯対策の中で監視を取り上げ,文科省の監視強化施策と現場の反応や抵抗を描き出した.監視の有効性については,緊張感,実効性,継続性の点で問題を抱えていることを明らかにした.しかし,監視カメラはまったく役に立っていないわけではなく,安全対策を行っていることを外部にアピールするものとして役立っていることが示唆された.
  • 吉田 洋
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 135-139
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    フードビジネスに関する会計研究のひとつに,農業活動に関する会計基準の検討がある.常に農業活動は取得原価により処理されてきた.しかし,IAS第41号「農業」では,公正価値が使用されることで,認識と測定に関する変化が生じた.公正価値モデルを採用するIAS第41号の適用は,一部の生物資源や大部分の農産物に市場価格が存在することによるものであると考える.これに加え,国際会計基準委員会(IASB)の「フレームワーク」に見られる理解可能性,目的適合性,信頼性,比較可能性など財務諸表の主要な質的特性を考慮していると考えられる.
  • 栗林 芳彦
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 141-147
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    IMC(Integrated Marketing Communication)がアメリカで提唱されてから15年が経過し,日本においてもその有用性が認識されていながら,今のところ目立った成功例がない.日本企業にはIMCの実現を阻む構造的な問題があると考えられる.本稿ではその問題点を指摘するとともに,IMCを成功に導くための諸方策を提示する.
  • 栗林 芳彦
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 149-156
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    名古屋文理大学の新入生に対するアンケート調査の結果に基づき,マーケティング・コミュニケーションの観点から受験生の媒体接触状況,大学に関する情報収集について検証する.あわせて今後,受験生に対してどのようなコミュニケーションを展開すべきか,検討する.
  • 長谷川 旭, 山住 富也
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 157-160
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    名古屋文理大学におけるWebサイトの役割をオープンキャンパス参加者のアンケートとアクセスログを通して考察した.オープンキャンパスのアンケートより,Webサイトがオープンキャンパスの開催日程を告知するため重要であることが示された.また,Webページの画面構成について,Google related検索を元に本学と関連性を持つ他大学を調査した結果,構成が似通っていること分かった.これらの調査から,本学におけるWebサイトの現状と課題,およびアクセシビリティ,アクセス数の向上に関する具体策について検討した.
  • 森井 沙衣子, 宮崎 由美子, 橋本 賢, 長谷川 旭, 小橋 一秀, 長谷川 聡
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 161-166
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    健康や栄養に関する情報を啓蒙するために,広く普及している携帯電話への情報配信が有効であると考えられる.今回,携帯電話の待ち受け画面に一日数回自動的に情報が表示される新しいサービスを利用して,天気予報や生活情報とともに毎日一品の料理のレシピを届ける情報提供コンテンツに一般向けの栄養学的知識を盛り込んで配信した.アクセス数を解析したところ,同時に配信した他のコンテンツと比べて料理レシピへの関心は高く,全体の利用者数も増加傾向を示しており,栄養精報の提供方法として今後の可能性が大きいと推察された.
  • 國友 宏渉, 田中 明子, 山本 和子
    原稿種別: 本文
    2008 年 8 巻 p. 167-172
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    この報告は平成18年度のフードビジネス学科基礎演習において「地産地消・スローフード」をテーマにして取り組んだカレーメニューづくりの授業記録である.稲沢で作られた米(愛知のかおり),野菜(次郎丸ほうれん草,千両なす)を食材にして,地元企業であるオリエンタル社のカレーを使い,オリジナルカレーメニューの開発を試みたのである.この取り組みは,稲沢市青年会議所(稲沢JC)との協同事業として企画されたものであり,食に関わる本学科の演習授業として,学生が食の出発点である生産の段階からそれに関わり,そのノウハウを知り,商品化,販売に至る食の流通過程を学習することの出来るよい機会であったと思われる.また,青年会議所の事業目的である「様々な視点からのまちづくり,地域の活性化,人材の育成」といった点においても,こうした事業に参加し,実際に地域の中で様々な仕事に携わる人々と交流することは,将来に食関連のビジネスに就こうとする学生にとっても有意義な体験であったといえる.
  • 原稿種別: 付録等
    2008 年 8 巻 p. 173-174
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2008 年 8 巻 p. App1-
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2008 年 8 巻 p. Cover3-
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: Cover
    2008 年 8 巻 p. Cover4-
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
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