日本印刷学会論文集

亜鉛板砂目立ての基礎的研究 (第1報)

砂目立て条件による砂目の差異

垣生真一, 小出由和

1964 年 7 巻 17 号 p. 24-38
発行日: 1964/09/01
公開日: 2010/12/13

DOIhttps://doi.org/10.11413/nig1958.7.24

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この実験は従来の実験と異なり広範囲な組合せでいろいろな砂目を作りこれを検討することを目的としている。
慎重な予備実験により実験条件を定めた。すなわち
1. 砂の精選
2. 球の精選
3. 研ま機の改良
4. 測定値の検討
5. 振幅の検討
6. 回転数の検討
7. 砂・水量の検討
砂目立て条件 (Table 6: 予備実験によって定めた) によって約600枚の砂目立て板を得た。砂目の測定はおもにエアーマイクロメータを使用, 触針計も併用した。これらの試料から亜鉛板・球・砂目立て時間・砂・回転数が砂目にどんな影響を与えるかを考察した。
その結果として,
1. 亜鉛板の種類で砂目に差異を生ずる。
2. 球・砂目立て時間・回転数などを個々にとりあげて細粗を検討するのは好ましくなく, 全部を総合的に考えるべきである。
3. ガーネットの砂目がもっとも細かい。
4. 砂目の進行 (経時変化) には3種類ある。
5. 砂の崩壊工程は種類により異なる。などがわかった。

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感光性テトラゾニウム塩によるPVAの光硬化反応機構 (第1報)

山岡亜夫, 角田隆弘

1964 年 7 巻 17 号 p. 38-47
発行日: 1964/09/01
公開日: 2010/09/27

DOIhttps://doi.org/10.11413/nig1958.7.38

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われわれは感光性テトラゾニウム塩, Benzidine, o-Dianisidine, o-Diethylbenzidineなどのテトラゾ化物が, PVAに対し良好なる光硬化反を示すことを見いだし, その反応機構を, 赤外吸収スペクトル測定の結果から, ジアゾ基が光分解したさい, PVAの-OH基とエーテル結合することを明らかにした。すなわちPVA中に加えられたテトラゾニウム塩が, 光の作用により, 鎖状PVA分子をクロスリンキングし, 水に不溶性とすることを知った。

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新しい感光性樹脂の合成とその製版への応用

菊池真一, 角田隆弘, 沈貞燮

1964 年 7 巻 17 号 p. 47-49
発行日: 1964/09/01
公開日: 2010/09/27

DOIhttps://doi.org/10.11413/nig1958.7.47

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光重合による画像形成法

角田隆弘, 山岡亜夫

1964 年 7 巻 17 号 p. 49-57
発行日: 1964/09/01
公開日: 2010/09/27

DOIhttps://doi.org/10.11413/nig1958.7.49

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感光性樹脂に関する文献紹介

1964 年 7 巻 17 号 p. 57-59
発行日: 1964/09/01
公開日: 2010/09/27

DOIhttps://doi.org/10.11413/nig1958.7.57

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訂正

1964 年 7 巻 17 号 p. 59
発行日: 1964年
公開日: 2010/09/27

DOIhttps://doi.org/10.11413/nig1958.7.17_59

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