日本観光学会誌

日本都市観光に対する韓国人の選択行動について

權晶澤, 田元培

1999 年 35 巻 p. 1-11
発行日: 1999/10/15
公開日: 2023/05/26

DOIhttps://doi.org/10.51059/nihonkanko.35.0_1

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観光者がどのような決定要因により観光を選択するのかは経済的・社会的与件の変化などにより究明しがたい研究課題でもある。そこで, 韓国人の日本観光を選択する行動について調査し, 観光者指向的なマーケティング戦略としての基礎資料を得ることを期待したい。このため消費者行動理論を含んだ観光者の意思決定過程, 目的地選択決定要因等の考察を踏まえる必要がある。これをもとに都市観光の選択に影響を及ぼす因果関係の究明を試みる。これは観光者の目的地選択は個人の特性, 目的地の特性, 環境的な要因など色々な要因に影響されるからである。また, 観光者の知覚および選好度を把握して観光者の観光地選択行動を理解するためマーケティング概念に立った観光者の選択行動を研究することは観光地開発および政策樹立, マーケティング戦略の面でー般化しうる有用な示唆点を提示する。なお今後, 観光意識は観光目的地選択において重要決定要因として作用しているため横断的研究より時系列研究を通じ所得の増加と社会的環境変化による観光意識の変化に対する研究を期待したい。

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北海道におけるオートキャンプ場の現状と課題に関する基礎的調査研究－オートキャンプ場の特性について－

原田房信

1999 年 35 巻 p. 12-22
発行日: 1999/10/15
公開日: 2023/05/26

DOIhttps://doi.org/10.51059/nihonkanko.35.0_12

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本稿の目的は, 北海道におけるオートキャンプ場の現状と課題において, 道内のオートキャンプ場の特性を明らかにしようとするものである。まず最初に, 大都市圏から近距離にあるオートキャンプ場と遠距離にあるオートキャンプ場における利用者数を分析することである。二つ目は道内のオートキャンプ場の利用者数と四国内のオートキャンプ場の利用者数を分析することである。オートキャンプ場の特性において, 大都市圏から近距離にあるオートキャンプ場と遠距離にあるオートキャンプ場間の分析結果の一つとして, あるマスコミの報道とは異なる結果を得た。また, 居住外利用者におけるオートキャンプ場の利用者数を分析した結果の一つとして, 四国のオートキャンプ場が北海道のオートキャンプ場より高いことが明らかになった。

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中国における国有ホテルと外資系ホテル

河村誠治

1999 年 35 巻 p. 23-28
発行日: 1999/10/15
公開日: 2023/05/26

DOIhttps://doi.org/10.51059/nihonkanko.35.0_23

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山村順次著　『新版　日本の温泉地－その発達・現状とあり方』

浦達雄

1999 年 35 巻 p. 29-30
発行日: 1999/10/15
公開日: 2023/05/26

DOIhttps://doi.org/10.51059/nihonkanko.35.0_29

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