人間ドック (Ningen Dock)
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25 巻, 4 号
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巻頭言
総説
原著
  • 木村 美奈子, 藤井 真紀, 相良 志穂, 伊多波 未来, 飯塚 政弘
    2010 年 25 巻 4 号 p. 612-617
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:頭低位腹臥位二重造影撮影時,胃前壁を広範囲に描出し,かつ逆傾斜を余儀なくされる受診者の負担を軽減するため,私たちは独自の枕を作成しその有用性について検討した.
    方法:平成21年当施設を受診した3,535人(平成21年2月~6月)より無作為に抽出した受診者500人に対して,独自の枕を用いて腹臥位二重造影法を行い,胃前壁描出能を同一人物の枕非使用画像と比較した.また胃形の違いによる胃前壁描出能についても検討した.受診者の負担軽減のため透視台の逆傾斜角度は全例10度以内で検査を行った.
    結果:透視台の逆傾斜角度が10度以内であっても枕を使用することにより,胃体上・中部から前庭部までの広範囲の胃前壁描出例が有意に増加し,前庭部前壁のみ描出例,胃前壁描出不可例が有意に減少し,すべての胃形でほぼ同様の結果を得ることができた.また,受診者の負担も軽減された.
    結論:独自の枕を使用した胃前壁撮影法は,胃前壁描出能を向上させるとともに,受診者の負担を軽減し得る優れた検査法と考えられた.
  • 長南 愛子, 三輪 真也, 山下 眞理子, 原田 健, 花里 映里, 志村 麻衣子, 泉 眞理子, 吉原 有紀, 野口 佐奈絵, 場集田 寿 ...
    2010 年 25 巻 4 号 p. 618-625
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:内臓脂肪CTと通信教育を組み合わせた集団型メタボリックシンドローム改善プログラム(ダイエットサポートプラン グループチャレンジ:DSP-G)参加者の支援期間修了後,追跡調査を実施しプログラム修了後の体重の変化や各種健診データの変化を明らかにすることを目的とした.
    対象および方法:過体重,血圧,糖代謝,血清脂質,尿酸,肝機能のいずれかに異常値を認めた男性60名を対象とし,2006年11月~12月にプログラムを開始した.2006年度健診時,プログラムスタート時,修了時(3ヵ月後),2007年度健診時における体重を含めた健診結果について比較検討を行った.
    結果:プログラムを修了し,かつ2007年度の健康診断の結果を把握できたのは43名であった.平均体重は2006年健診時77.2±8.6kg,プログラム修了時73.4±8.9kg,2007年度健診時73.2±10.2kgでありプログラム修了後も体重を維持しておりリバウンドは認められなかった.さらに,総コレステロール,中性脂肪,LDL-C,HDL-C,肝機能も有意に改善していた.
    結論:プログラム修了後,翌年度の健診においてリバウンドが認められなかったことから,プログラム修了後も健康的な生活習慣行動が継続されていると考えた.DSP-Gがメタボリックシンドローム改善プログラムとして中期的な評価においても一定の効果があることが示唆された.
  • 久保田 修, 落合 巧, 小川 祐子, 横山 明子, 長尾 住代, 松下 重子, 高橋 芳子, 今坂 純奈, 木部 美帆子, 野中 佳子, ...
    2010 年 25 巻 4 号 p. 626-632
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:適切なBMIを維持する事が健康長寿にとって重要であるので,どのような生活習慣がBMIに関連するのかを明らかにする.
    方法:当院健診センターを受診した6,826人を対象とし,生活習慣に関する質問事項と計測したBMIの関連性について統計学的に比較検討した.
    結果:年代別BMIの分布では男性では30~50代の中年層で高く,女性では20代と30代の若年層で低い傾向がみられた.男女とも食べる速度が速い群と遅い夕食を摂る群でBMI高値であったが,運動習慣や睡眠の満足度との関連性は認めなかった.男性では夕食後に間食がある群と3合以上飲酒する群でBMIが高く,喫煙者,日常生活での身体活動がある群,歩行速度が速い群,毎日飲酒する群で低値であった.女性では朝食を抜く習慣がある群でBMIが高値であった.
    結論:保健指導においては,禁煙,運動,適度な飲酒などはもちろんのこと,ゆっくり食べることと遅い時間に食事を摂らないことを指導することが特に重要である.
  • 菊岡 弘芳, 神波 智美, 今川 三余, 宮脇 真理子, 粉川 美香, 原 ひとみ, 清水 英一, 曽根 恵美子, 下村 裕子
    2010 年 25 巻 4 号 p. 633-637
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:動脈硬化所見の存否より中心血圧の基準値を作成し,健診での測定意義と保健指導時の目標値を考える.
    方法:健診受診者で上腕血圧が正常(収縮期<130mmHgかつ拡張期<85mmHgかつ未治療)の316例について,トノメトリ法により中心血圧を測定し,胸部X線写真,ECG,眼底,頸動脈,脳MRI・MRAの動脈硬化所見よりROC解析を行い基準値を作成した.また保健指導での目標値も考察した.
    結果:ROC曲線の最尤度比点より中心血圧の基準値は125mmHgであった.また収縮期血圧120mmHg以上,拡張期血圧75mmHg以上で高中心血圧例が明らかに増加した.
    結論:正常血圧でも高中心血圧例が存在し,その測定は潜在する動脈硬化例を発掘できるものと考える.また保健指導に際しては収縮期血圧120mmHg未満,拡張期血圧75mmHg未満を目標とすることが望ましいと考える.
  • 丸山 美江, 福井 敏樹, 山内 一裕, 深見 孝治, 宮本 侑, 安田 忠司, 吉鷹 寿美江, 安部 陽一
    2010 年 25 巻 4 号 p. 638-643
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:メタボリックシンドロームの概念の普及とともに,内臓脂肪蓄積と高血圧,糖尿病,脂質異常症などの生活習慣病との関係が明らかになってきている.今回は内臓脂肪面積変化量と生活習慣病関連因子変化量との関係を検討することを目的とした.
    方法:当施設でCTスキャンにより内臓脂肪面積を2回以上測定した372名における内臓脂肪面積変化量と種々の生活習慣病関連因子変化量との関連について検討した.
    結果:血圧,脂質,空腹時血糖値,糖負荷後120分血糖値,空腹時インスリン値の変化量と内臓脂肪面積変化量との間には有意な相関が認められた.動脈硬化危険因子数は内臓脂肪面積の変化により増減することが確認された.また,内臓脂肪面積の増減と各種肥満関連因子の増減との相関はすべて非常に強く,その中では腹囲よりもBMIの変化量との相関の方が強かった.
    結論:内臓脂肪面積変化量は,各種生活習慣病関連因子変化量と有意な相関を示し,内臓脂肪面積の測定の有用性が示唆されたが,CTスキャンを用いて内臓脂肪面積を測定する費用対効果等については今後の検討課題と考えられた.
  • 岡崎 三代, 三宅 修司, 吉永 治彦, 藍 真澄, 戸嶋 彦, 河本 亮介, 下門 顕太郎
    2010 年 25 巻 4 号 p. 644-651
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:職員一般定期健康診断において,ゲルろ過HPLC法によりLDLサブクラスのコレステロール濃度およびLDL粒子サイズを測定し,メタボリックシンドローム(MS)リスク項目との相関解析を行い,臨床的意義を検討した.
    対象・方法:21~69歳の男性職員538名について,ゲルろ過HPLC(high-performance liquid chromatography)法(®LipoSEARCH)により,LDLおよびそのサブクラス(大型,中型,小型)のコレステロール濃度,LDL粒子サイズを求め,MS健診リスク項目(肥満,高血圧,耐糖能異常,脂質異常)の重積数(MSスコアー),腹囲,BMI,収縮期血圧,拡張期血圧,HbA1cとの相関解析を行った.
    結果:全例では,MS健診リスク全項目(BMI,腹囲,収縮期血圧,拡張期血圧,HbA1c)およびMSスコアーは小型LDL-Cと有意な正の相関(p<0.001)を,LDL粒子サイズと有意な負の相関(p<0.01)を示したが大型LDL-Cとは有意な相関が見られなかった.45歳以上でかつLDL-Cが140mg/dL未満の224例では,大型LDL-CはBMI,収縮期血圧,HbA1cおよびMSスコアーと有意な負の相関(p<0.05)を示した.
    結論:ゲルろ過HPLC法による大型LDL-CはMS健診リスク項目と負の相関を示す機能の違うLDLのサブクラスであることが健常者集団で確認され,小型LDL-Cだけでなく大型LDL-C測定の意義が確認された.
  • 橋本 佳明, 二村 梓
    2010 年 25 巻 4 号 p. 652-655
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:喫煙習慣の有無によりアレルギー性鼻炎(以下鼻炎と略す)の有病率が異なるかどうかを検討した.
    対象:職域健診受診男性9,733名,女性3,071名.
    方法:生活習慣および常用薬剤情報は自記式アンケート調査で得た.有病率の比較はカイ2乗検定で,オッズ比はロジスティック回帰分析で求めた.
    成績:男性の鼻炎有病率は10.5%で,喫煙状態別では,非喫煙者14.5%,過去喫煙者10.6%,少量喫煙者(1~19本/日)9.7%,中等量喫煙者(20~39本/日)5.8%,多量喫煙者(40本以上/日)3.7%であった.重回帰分析により鼻炎と関連していた年齢で調整して,非喫煙者に対する鼻炎有病率のオッズ比を求めたところ,過去喫煙者0.76,少量喫煙者0.64,中等量喫煙者0.38,多量喫煙者0.25でいずれも有意に低値であった.一方,女性の鼻炎有病率は14.7%で,男性と比較し有意に高率であったが,非喫煙者では差が認められなかった.
    結語:鼻炎有病率は喫煙量が多いほど低率であることが判明した.また,鼻炎有病率は男性と比較し女性の方が高率であったが,この原因は喫煙量の違いによるものであると考えられた.
  • 小田 栄司, 河合 隆
    2010 年 25 巻 4 号 p. 656-663
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:1年間の腹囲,BMIおよび体重の変化と収縮期血圧,拡張期血圧,空腹時血糖,中性脂肪,HDLコレステロール,LDLコレステロール,および高感度CRPの変化との間の関係を比較する.非薬剤投与群でも別途解析する.
    方法:男性1,557人,女性816人を対象として,収縮期血圧130 mmHg以上,拡張期血圧85 mmHg以上,空腹時血糖100mg/dL以上,中性脂肪150 mg/dL以上,HDLコレステロール,男性40mg/dL,女性50mg/dL未満,LDLコレステロール140mg/dL以上,または高感度CRP,男性0.4mg/L,女性0.35mg/L以上のいずれかを伴う人において,関連薬剤を経過中に中止または新規投与された人を除外して,当該危険因子の変化を従属変数とし,腹囲,BMIおよび体重の変化を別個に独立変数とした線形重回帰を計算した.
    結果:体重変化,BMI変化および腹囲変化の標準化回帰係数は,男性では,収縮期血圧,空腹時血糖,中性脂肪,HDLコレステロール,LDLコレステロールの変化に対して,それぞれ,0.124(p=0.005),0.132(p=0.003)および0.115(p=0.009),0.204(p<0.0001),0.189(p=0.0001)および0.167(p=0.001),0.067(p=0.183),0.145(p=0.004)および0.131(p=0.008),-0.263(p=0.006),-0.271(p=0.004)および-0.224(p=0.024),0.280(p<0.0001),0.227(p<0.0001)および0.150(p=0.005)であり,女性では,体重変化も腹囲変化もいずれの危険因子の変化に対しても有意な関係が見られなかった.非薬剤投与群でも結果は同様であった.
    結論:男性において,体重変化は腹囲変化よりも空腹時血糖,HDLコレステロール,およびLDLコレステロールの変化と強く関係したが,中性脂肪の変化とは有意に関係せず,BMIと腹囲の変化は中性脂肪の変化と有意に関係した.
  • 三間 聡, 加藤 公則, 小林 篤子, 野沢 幸男
    2010 年 25 巻 4 号 p. 664-670
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:1秒量より算出された肺年齢の特性を明らかにし,その問題点についても検討する.
    方法:平成20年度に人間ドックを受診し呼吸機能検査を受けた9,123人を対象とし,喫煙群,禁煙群,非喫煙群に分け,呼吸機能,肺年齢,肺年齢差(肺年齢-実年齢),炎症所見を比較検討するとともに,「COPD疑い」を判別する肺年齢差の至適カットオフ値を検討した.また,重度喫煙者を対象として,肺年齢差(+)群 と肺年齢差(-)群の差について検討した.
    結果:喫煙群・禁煙群の7.5%,非喫煙群の2.0%に「COPD疑い」を認めた.高感度CRPは喫煙群が0.099±0.206 mg/dL,禁煙群が0.094±0.199 mg/dLで,両者とも非喫煙群の0.075±0.167 mg/dLと比べ有意に高かった(p<0.001)が,喫煙群と禁煙群の両者間では差がなかった.「COPD疑い」を判別する肺年齢差の至適カットオフ値は16.6歳であった.重度喫煙者の約17.5%は肺年齢差(-)群に属し,この群は肺活量が大きく,炎症所見がより軽度であった.
    結論:肺年齢差は喫煙歴と関連しており禁煙指導において重要な役割を果たすことが期待されるが,多くのタバコを吸っていながらも肺活量が大きく炎症反応の低い人は肺年齢が若く算出されることから,注意すべきである.また,喫煙者の炎症は禁煙しても持続する可能性が示唆された.
  • 橋本 佳明, 二村 梓
    2010 年 25 巻 4 号 p. 671-675
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:運動頻度の臨床検査値に及ぼす影響について検討した.
    方法:対象は職域健診受診男性1963名.生活習慣情報は自記式アンケート調査で得た.運動頻度に関しては,運動をほとんどしない,月1~2回,週1~2回,週3回以上からの選択方式とした.
    結果:運動頻度と臨床検査値との相関関係を年齢,肥満度,喫煙量,飲酒量で調整して検討したところ,有意の相関を示した検査項目は相関度の強い順に免疫反応性インスリン(IRI),クレアチニン,HDLコレステロール,ALT,コリンエステラーゼ,トリグリセリド,総コレステロールであった.HbA1cやAST,γ-GTP,尿酸,血圧との相関は認められなかった.運動頻度別調整平均IRI値は運動を殆どしない群4.95μU/L,月1~2回群4.48μU/L,週1~2回群4.42μU/L,週3回以上群4.09μU/Lで,殆どしない群と比較し他のいずれの群も有意に低値であった.
    結論:これらの結果より運動頻度に最も影響を受けやすい検査項目はIRIで,月1~2回の運動でもインスリン抵抗性が改善する可能性が推察された.
  • 福元 耕, 常喜 眞理, 稲次 潤子, 中崎 薫, 橋本 博子, 真島 香代子, 豊原 敬三, 銭谷 幹男, 和田 高士, 杉森 裕樹
    2010 年 25 巻 4 号 p. 676-680
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:「肺年齢」は,身長,性別,1秒量から算出され,呼吸機能を表現する指標である.肺年齢が暦年齢より高い場合,肺年齢が基準範囲から逸脱しているか否かが問題となるが,その基準範囲は設定されていない.非喫煙者の肺年齢について基本的統計量を調査した.
    方法:東京慈恵会医科大学附属病院新橋健診センター人間ドック受診した受診者数7,935名中,呼吸器疾患を保有しない非喫煙者の対象者は30~79歳の男性1,134名,女性1,573名の計2,707名である.年齢階層別に肺年齢を算出,呼吸機能を基に肺年齢基準範囲を検討した.
    成績:非喫煙で肺機能正常者(平均年齢:男性49.7±10.5歳,女性50.3±11.1歳)の肺年齢の平均は男性52.3±15.6歳,女性45.6±15.7歳であり,その年齢差は男性2.6±12.3歳,女性-4.7±12.4歳であった.肺年齢が暦年齢を超えている場合の基準範囲の幅は男性24.1歳,女性24.3歳であった.それは標準偏差×1.96で計算した.
    結論:健常者の基準範囲は24歳以上と広いため,健常者に対しては肺年齢を使用して慢性閉塞性肺疾患を予防し啓発するには限界がある.
  • 山縣 文夫, 金内 則子, 高築 勝義, 土田 温子, 矢澤 麻佐子, 今井 康雄, 河津 捷二
    2010 年 25 巻 4 号 p. 681-687
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/07/31
    ジャーナル フリー
    目的:食事負荷試験における尿中ミオイノシトール測定による,耐糖能異常群の効率的・簡便な検査法の検討(その2).
    方法:同意を得られた糖尿病外来・健診受診者52例を対象とし75g糖負荷試験を実施し,WHO基準(1998年)に従い耐糖能の型分類を行った.正常型のうち糖負荷1時間後の血糖値が180mg/dL以上の者は準境界型とした.糖負荷前後,および別の日に実施した規定された食事(総エネルギー498kcal,糖質61.6g,主食は食パン)の負荷前と2時間後に採尿,尿中のミオイノシトール(UMI)を測定した.ΔUMIはクレアチニン補正したUMI濃度の負荷前後の差として計算し,食事負荷でのΔUMI検査による耐糖能異常群の検出が可能であるか検討した.
    成績:糖負荷および食事負荷におけるΔUMIは良い正相関(r=0.796)を示し,ともに耐糖能が低下するほど高値を示した.耐糖能異常を検出するための食事負荷のΔUMIのカットオフ値は10mg/gCrが最適であった.ΔUMI陽性は,糖負荷および食事負荷において,糖尿病型で100%(8/8),impaired glucose tolerance(IGT)で86%(6/7)であり,両者の耐糖能異常の検出力はほぼ同等であった.
    結論:規定された食事前後の尿中ミオイノシトール(ΔUMI)は糖負荷と同様に,糖尿病や耐糖能異常を簡便に検出できた.
委員会報告
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