人間ドック (Ningen Dock)
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28 巻 , 4 号
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巻頭言
論説
原著
  • 新 啓一郎, 美並 真由美, 石川 豊, 首藤 真理子, 松本 洋子, 庄司 きぬ子, 石坂 美智子, 加治 清行, 小﨑 進, 藤間 光行 ...
    2013 年 28 巻 4 号 p. 608-615
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:高齢者では,自律神経系の調節障害により起立性低血圧を来しやすいことが知られている.本研究では,仰臥位から座位への体位変換に伴う血圧の変化を調べ,年齢および高血圧との関連を検討した.
    方法:2010年に健診を受診した8,862人(男性5,325人,女性3,537人)を対象とした.安静仰臥位で血圧を測定し,つぎに座位への体位変換1分後に血圧を測定した.一部のものでは1分間隔で座位5分後まで測定した.1分後の血圧変化と年齢および臥位血圧との関係を調べた.全対象者を男女別に座位1分後の収縮期血圧変化量により4群に分け(Ⅰ群:≧10mmHg,Ⅱ群:9~0,Ⅲ群:-1~-9,Ⅳ群:≦-10),さらに10歳ごとの年齢層別に分けて高血圧,脂質異常症および耐糖能異常との関係を比較した.
    結果:血圧は体位変換1分後より低下し,5分後まで低下していた.1分後の血圧変化と年齢および臥位血圧との間には負の相関関係が認められた(年齢:男性r=-0.201,女性r=-0.180,ともにp<0.001,臥位血圧:男性r=-0.397,女性r=-0.361,ともにp<0.001).男性では40歳以上,女性では40~69歳で,Ⅳ群においてⅠ~Ⅲ群よりも高血圧を有するものの割合が多かった.
    結論:体位変換による血圧低下は加齢や血圧増加と関連があり,さらに,血圧低下の大きかったもので年齢が高く,高血圧を有するものの割合が多かったことより,その機序には加齢や高血圧による自律神経系の調節障害の関与が考えられる.
  • 川田 和昭
    2013 年 28 巻 4 号 p. 616-621
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:経鼻内視鏡は経口内視鏡よりも画像解像度が低下していることが課題とされ,その診断能に関する議論が続いている.今回は当院人間ドックにおける経鼻内視鏡による胃がん発見率の推移を調べ,経鼻内視鏡の診断能を検討してみた.
    対象と方法:2004年10月25日の導入から2012年3月31日までに,当院人間ドックで行われた経鼻内視鏡検査のべ18,032件(平均年齢50.2歳,男女比5:3).使用した極細径スコープは導入順にEG-470N5,EG-530N,EG-530N2,EG-530NW,EG-580NW(富士フイルム,東京)である.
    結果:胃がん発見率は2004年度と2005年度は0%,2006年度0.20%,2007年度0.26%,2008年度0.27%,2009年度0.14%,2010年度0.10%,2011年度0.23%であり,全体では胃がん発見率0.19%,早期胃がん比率82.0%,偽陰性率は35.3%であった.
    結論:当院での経口内視鏡での胃がん発見率は0.22%であり,経鼻内視鏡の0.19%と有意差はなかった.偽陰性35.3%も経口内視鏡での報告(33.3%)と同等で,経鼻・経口内視鏡間で診断能に差はないと考えられた.今後は職域検診対象者のヘリコバクター・ピロリ感染率が下がるため胃がん発見率は徐々に低下することが,また内視鏡逐年検診が進めば偽陰性率が上昇するものと予想される.
  • 高柳 有希, 今村 駿, 片山 善博, 武藤 繁貴, 大條 浩, 増井 孝之
    2013 年 28 巻 4 号 p. 622-628
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:MRIを用いて臍を含む複数レベルでの横断面積を計測し,内臓脂肪体積を算出する.これら面積と体積との相関を比較し,体積と相関の強い計測位置を明らかにすることである.
    方法:同意が得られた内臓脂肪MRI検査受診者(男性177名,女性95名)を対象とした.1.5T MRIを用いてLAVA-Flex法(横断スライス厚5mm)にて腹部骨盤部を撮像した.計測ソフトにて,横隔膜から恥骨までの各断面の内臓脂肪面積を計測した.内臓脂肪体積は内臓脂肪面積の総和にスライス厚5mmを乗じた.Th10/11からL5/S1までの各椎間板レベルと臍レベルの計9断面における内臓脂肪面積と体積を男女別に比較した.
    結果:男性では,臍レベル(相関係数r=0.8480)よりも有意にL2/3(r=0.9060)とL1/2レベル(r=0.9056)で内臓脂肪体積と断面積の相関が強く,女性では臍レベル(r=0.9560)で体積と面積の相関が最も強く認められた.
    結論:内臓脂肪体積と相関が強かった面積は,男性では上部腰椎レベル,女性では臍レベルであった.
  • 水間 美宏, 福島 豊実, 久木田 和夫, 王 孔志, 矢澤 和女, 村上 知美, 濱田 綾, 倉橋 剛雄, 藤崎 敦, 西川 洋子, 小畑 ...
    2013 年 28 巻 4 号 p. 629-634
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:日本人間ドック学会の「腹部超音波検査所見の判定及び事後指導区分」と日本消化器がん検診学会の「腹部超音波がん検診判定基準」を併用した経験から,健診での腹部超音波検査の判定と診断・事後指導のあり方を提案する.
    方法:2011年11月1日から2013年2月28日までに,腹部超音波検査をはじめて実施した820例を対象とした.検者(主に技師)がカテゴリー判定を行ない,医師が診断と事後指導を行ない,診断結果と,事後指導区分,カテゴリーとの関係を調べた.
    結果:技師によるカテゴリー判定が,医師による診断と事後指導に有用であった.カテゴリー4の所見には腫瘍の疑い,カテゴリー5には腫瘍との診断名をつけ,事後指導区分をD:要精検または要治療とした.カテゴリー3では,所見ごとに事後指導区分を決めた.カテゴリー2では,精検不要な所見がある一方で,腹部大動脈瘤のように精密検査や治療が必要な良性疾患もあった.カテゴリー0で臓器摘出の既往のない場合,がんの可能性を考え精検を要した.
    結論:「腹部超音波がん検診判定基準」に必要な所見を加え,技師がカテゴリー判定を行なう.医師はカテゴリー判定を見て診断し事後指導をする.健診での腹部超音波検査の精度向上のためには,技師の技術向上と知識習得,医師へのカテゴリー判定による情報伝達が不可欠である.
  • 篠田 和子, 大黒 慶子, 住谷 哲, 泉 由紀子, 高島 周志, 鈴木 真優美, 佐藤 文三, 中村 秀次
    2013 年 28 巻 4 号 p. 635-640
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:高輝度膵(bright pancreas)は腹部超音波検査にてしばしば認められる所見であるが,その臨床的意義については明らかではない.近年,メタボリックシンドローム(以下,MetS)との関連に興味がもたれているが,高輝度膵と膵機能との関連を検討した報告は少ない.今回我々は,人間ドック受診者において,高輝度膵とMetS,血清アミラーゼ,血清エラスターゼIおよび膵内分泌機能との関連について検討した.
    方法:2010年度に人間ドックを受診し,腹部超音波検査,MetS診断項目および膵内分泌機能と血清アミラーゼ,血清エラスターゼIを同時に検査した263名を対象とした(平均年齢57±12歳).高輝度膵は腹部超音波検査にて肝膵コントラスト陽性かつ膵辺縁の不明瞭化を伴うものと定義した.高輝度膵の有無と,MetS診断項目,インスリン抵抗性の指標であるhomeostasis model assessment (HOMA) of insulin resistance(HOMA-IR),血清アミラーゼ,血清エラスターゼIおよび膵内分泌機能の指標である血清インスリン,HOMA of β-cell function (HOMA-β)との関連を検討した.
    結果:高輝度膵群ではMetS診断項目である腹囲,収縮期血圧,拡張期血圧,中性脂肪および空腹時血糖が有意に高値であり,high density lipoprotein(HDL)コレステロールが有意に低値であった(すべてp<0.001).血清アミラーゼ(p<0.001)および血清エラスターゼI(p<0.05)は,高輝度膵群では非高輝度膵群に比べ低値であった.血清インスリン(p<0.001)およびHOMA-β(p<0.05)は高輝度膵群において有意に上昇していた.
    結論:高輝度膵はMetS診断項目,血清アミラーゼ,血清エラスターゼIの低下およびインスリン分泌能の上昇と関連していた.
  • 小松 悦子, 福田 弥生, 鵜原 日登美, 遠田 栄一, 石坂 裕子, 山門 實
    2013 年 28 巻 4 号 p. 641-645
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:三井記念病院総合健診センター(以下,当センター)における寄生虫陽性率の経年的変化を検討し,今後の人間ドックにおける寄生虫検査の継続意義について考察した.
    方法:対象は1994年8月から2012年3月までに当センターを受診した1泊人間ドック受診者4,673名で,虫卵の検出法はホルマリン・エーテル沈殿集卵法で行った.この他,当センターから提出された虫体の同定も行った.
    結果:集卵法総依頼件数4,673件中,寄生虫陽性件数は219件,陽性率は4.7%であった.年別陽性率は,1994年2.6%から1999年21.1%と経年的に増加傾向であったが,2000年には5.2%と減少した.2000年以降の年間陽性率は平均3.7%と横ばい傾向であった.集卵法で検出された寄生虫卵(重複患者を除く)の内訳は,横川吸虫が150件,ランブル鞭毛虫12件,大腸アメーバ2件,肝吸虫1件,鞭虫1件,サイクロスポーラ1件であった.虫体同定依頼件数8件の結果は,アニサキス7件,回虫1件であった.
    結論:本研究の成績,すなわち,当センターでも特に症状のない人から2005年以降2~3%の検出率で寄生虫が検出されていることや,5類感染症のランブル鞭毛虫が検出されている事実は,人間ドックが健康チェックのために行われるのであれば,寄生虫感染症を調べることは重要であり,受診者の高齢化も考慮すると日和見感染防止のためにも,今後も続ける意義があるものと考えられた.
  • 宍戸 淑子, 平林 和子, 小口 和浩, 多田 剛
    2013 年 28 巻 4 号 p. 646-653
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:中年者の生活習慣病と喫煙が頸動脈壁の動脈硬化と脳の加齢性変化に与える影響の解析.
    方法:対象は40~55歳の無症候の脳ドック受診者1,132名.糖尿病・脂質異常症・高血圧症・高尿酸血症の検査値と治療歴を生活習慣病の変数,Brinkman indexを喫煙量の変数とした.「超音波検査で頸動脈の最大内膜中膜複合体厚≧1.1mm」を頸動脈壁の動脈硬化,「MRIでの脳萎縮,大脳白質変化,脳溝拡大,脳室拡大,脳梗塞あり」を脳の加齢性変化の指標とした.
    結果:男性で年齢,脂質異常,高血圧が頸動脈壁動脈硬化と関連しており,年齢,糖尿病治療歴,高血圧が脳加齢性変化と関連していた.女性で年齢,脂質異常,高血圧が頸動脈壁動脈硬化と関連しており,年齢のみが脳加齢性変化と関連していた.対象者の喫煙率は日本平均より少なく,男女とも喫煙は脳加齢性変化,頸動脈壁動脈硬化に関連していなかった.また頸動脈壁動脈硬化と脳加齢性変化の間に有意な関連はなかった.
    結論:男女とも加齢,脂質異常,高血圧が頸動脈壁動脈硬化を促進しており,男性では加齢,糖尿病,高血圧が,女性では加齢のみが脳加齢性変化を促進していることが示唆された.頸動脈壁動脈硬化は,脳加齢性変化より生活習慣病との関連が強くまた中年期から明らかになっているため,動脈硬化の早期マーカーとして有用性が高い可能性がある.
  • 大原 満理子, 本田 昌子, 前田 豊美, 江口 みかる, 本藤 和子, 湯浅 由美子, 牛島 絹子, 緒方 康博
    2013 年 28 巻 4 号 p. 654-660
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:当センターでは,要精検者の精査状況の追跡管理を実施しているが,要再検者の追跡は実施していない.医療面接の際,前回の人間ドックで出した再検査指示の実施状況の確認を行っているが,再検査を受けていない受診者が多い.今回,要再検者に対する受診状況調査を行うことでその特性を明らかにする.
    方法:平成24年2月の一日ドック受診者431名に聞き取り調査を実施し,そのうち再検査についての調査は,前回の人間ドックで3ヵ月後,6ヵ月後の要再検の指示を受けた受診者213名に実施した.
    結果:人間ドックに対する意識調査に関して,受診者全員が,「人間ドックを受けることが病気の予防に役立つ」と回答した.健診当日,保健栄養相談を受けた56%の受診者が「健康に対する意識が変わった」と回答し,健診後生活改善に取り組んだ割合も66%と多く,保健栄養相談の効果が伺えた.しかし,再検受診率は43%に留まっており,健康や人間ドックに対する意識や生活改善行動が,再検受診行動に繋がっていないことが分かった.受診者側の要因として,再検受診率が低かった脂質・糖代謝は自覚症状に乏しく,大きな体調の変化を感じにくいことや,自分で生活改善できれば,再検査を受ける必要がないと思っていることが推察される.
    結論:再検受診率が低迷していることが判明した.今後も,受診者が適切な健康管理ができるよう支援方法を検討していく必要があると考える.
  • 石川 豊, 新 啓一郎, 松本 洋子, 首藤 真理子, 美並 真由美, 小崎 進, 萎沢 利行
    2013 年 28 巻 4 号 p. 661-665
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:安静時心電図で高電位と判定された男性健診受診者のうち10年後のST-T変化の出現に関わる因子を明らかにするために血圧,脂質,空腹時血糖との関係を調べた.
    対象と方法:対象は2000~2001年の安静時心電図で高電位と判定され,2010~2011年にも受診した男性194例(51±7[SD]歳)を,2010~2011年に高電位に加えST-T変化の出現したもの(Ⅰ群,22例),高電位のままのもの(Ⅱ群,83例),他の所見のもの(Ⅲ群,89例)に分け,さらに無作為に抽出した正常範囲心電図のもの(C群,74例,51±7歳)を加えた4群で,血圧,血清脂質,血糖を比較した.心電図判定は,ミネソタ・コード,3-1-1~5,3-3-1~3-4-2を高電位とした.
    結果:収縮期血圧は,2000~2001年では,4群間に差はなかったが,2010~2011年ではⅠ群で上昇し,ⅢおよびC群よりも有意に高値であった.血清脂質には10年間で有意な変化はなく,4群間にも差はなかった.血糖値は4群とも10年後には上昇したが,4群間に有意差は認められなかった.高血圧を有するものの割合はⅠ群では2000~2001年ではC群より,2010~2011年ではⅡ群,Ⅲ群およびC群より高かった.
    結語:安静時心電図において高電位に加えて高血圧がある場合は,その後ST-T変化を起こしやすく,血圧のコントロールが重要だと考えられる.
  • 後山 尚久, 下橋 ひとみ, 田中 恵美子, 中垣 美樹, 八田 悦子, 別府 千尋, 中嶋 一恵, 中辻 美和子, 福田 富美, 尾上 都 ...
    2013 年 28 巻 4 号 p. 666-672
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:乳がん検診勧奨の気運が高まりつつある今,モダリティの選択や組み合わせによる検診精度の向上への最適なスタイルの確立が必要である.本研究では当クリニックでの乳がん検診で発見された乳がんの詳細を検討し,モダリティの組み合わせによる診断精度に関し検診間隔も含めて臨床検討を行った.
    対象と方法:2009年6月~2013年3月に当院の任意型,対策型乳がん検診において乳がんが確定され,インフォームド・コンセントの得られた86例を対象とした.これらに対し,マンモグラフィと超音波検査のモダリティの組み合わせによるがん検出率,診断時点での病期分類の比較を行い,毎年の検診実施者の実態調査と両検査の併用検診の有用性も検討した.
    成績:乳がん86症例のうち,視触診に加えてマンモグラフィ・超音波併用検診を行ったのは20例(23.3%)であり,その65%(13/20)が両検査で要精査と診断された.しかし,20%(4/20)は超音波検査で,15%(3/20)はマンモグラフィ検査でがんは非検出であった.毎年検診を受けていた症例のうち併用検診の習慣があったのはわずか21.4%であり,病期分類では63.6%(7/11)が0期乳がんであった.
    結論:乳がん診断例の毎年のマンモグラフィ・超音波併用検診は浸潤癌の非検出率を低下させる可能性があると推測される.
短報
  • 山門 實, 新原 温子, 山本 浩史, 山本 麻以, 谷 瑞希, 戸田 晶子, 石坂 裕子
    2013 年 28 巻 4 号 p. 673-677
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/28
    ジャーナル フリー
    目的:がん患者と健常人の血漿中アミノ酸濃度(PFAA)のバランスの違いを「アミノインデックス技術」を用いて統計解析し,がん罹患の確率を予測する新規がん検診として,アミノインデックス®がんリスクスクリーニング(AICS)が開発され,現在,肺,胃,大腸,前立腺,乳腺,子宮・卵巣の6種のがんに対するスクリーニング検査が実用開始された.本研究では,AICSの精密検査対象となるランクCの割合とAICS値の分布の妥当性について,AICS導出時の理論値と人間ドック受診者での検査結果を比較検討した.
    方法:三井記念病院の人間ドック受診者799名(男性494名,女性305名,平均年齢59±11歳)を対象とし,各がん種に対するランクCの割合とAICS値について,AICS導出時の理論値と比較した.
    結果:人間ドック受診者のランクC割合は,AICS(大腸),AICS(乳腺),AICS(子宮・卵巣)では,6.8%,3.0%,3.8%であり,理論値の5%と有意差がみられず,AICS値の分布も理論値と同等であった.AICS(肺),AICS(胃),AICS(前立腺)のランクC割合は,10.1%,10.8%,11.3%と理論値より有意に高く,AICS値分布も理論値と有意差がみられた.
    結論:ランクC割合およびAICS値分布が理論値とほぼ同等であったことは,AICSが新規がん検診として応用可能であることを推察させた.
委員会報告
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