巻号一覧
14 巻, 7 号
選択された号の論文の10件中1～10を表示しています
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第六篇「レントゲン」學的觀察ニヨル實驗的並ニ臨床的研究森 寛1939 年 14 巻 7 号 p. 653-669
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー「レントゲン」學的ニ犬胃腸管内容排出状態ヲ觀察スルコトニ依リ、超短波ノ胃腸管運動機能ニ及ボス影響ヲ探索シ、併セテ臨床的ニ胃下垂症及ビ「アトニー症」ニ對スル超短波ノ治療效果ニ就キ看察セルニ、超短波ハ正常犬胃腸答排出機能ヲ亢進セシメ、且ツ此ノ促進的影響ハ長時間存續スルヲ知ル。又超短波反覆透射ハ正常犬胃腸管排出機能ヲ持續的ニ亢進セシム。更ニ胃下垂症及ビ「アトニー」症ニ對シテハ其ノ胃下縁ヲ上昇シ、内容排出ヲ促シ、自覺症状ヲ輕快乃至消退セシム。此場合波長六米、十米、十二米ニ於テ、ソノ作用傾向ニハ差違ナケレドモ波長ニ依リテ稍々趣ヲ異ニシ、且ツ自覺症状軽快ニ至ル透射回數ハ、波長六米最モ少ク十二米最モ多ク十米ハソノ中間ニ位ス。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2387K) -
第七篇正常並ニ超短波反覆透射家鶏血液ノ胃腸管運動ニ對スル作用附、家兎耳殼灌流液ニヨル實驗森 寛1939 年 14 巻 7 号 p. 670-684
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー正常並ニ超短波反覆透射家鶏血液ノ胃腸管運動ニ對スル作用ヲ檢索セルニ家鶏胃運動ニ對シテハ後者ハ前者ニ比シテ作用強ク、少量能ク促進作用ヲ呈スルコトヲ知ル。又家兎摘出腸管運動ニ對シテハ、前者ハ最初短時間乍ラ無作用ノ期間ヲ經テ初メテ漸次促進作用ヲ現ハスニ反シ、後者ハ注入量ニ應ジテ直チニ促進作用ヲ呈ス。以上ニヨリ超短波反覆透射家鶏血液内ニハ、胃腸管運動ニ對スル何等カノ促進物質ヲ含有スルモノ、如シ。次ニ該促進物質ノ生成部位ヲ知ラントシ、家兎耳殻ヲ透射シ、ソノ前後ニ於ケル灌流液ニ就キ、家兎並ニ海狸摘出腸管ニ及ボス作用ヲ檢セルニ、透射後ノ灌流液ハ透射前ノ夫レニ比シテ其ノ亢進的傾向一層強度ニシテ何等カノ能動性物質含有セラル、ヲ思ハシムトハ云へ、兩者ノ間ニ甚シキ懸隔認メ難ク且ツ反覆透射家鶏血液ノ作用ニ比シテ著シク劣ルガ故ニ、前記促進物質ガ透射局處ニ生ジテ血行内ニ移行スルモノトスレバ、實質細胞ニ富メル臟器或ハ筋肉内ニ於テ生成セラル、モノナルベシト思惟サル。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (8828K) -
第八篇短波及ビ超短波ニ依ル胃腸管運動促進的要約ニ關スル一考察附、全篇ニ對スル總括並ニ考按森 寛1939 年 14 巻 7 号 p. 685-701
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー超短波透射ニヨリテ鹽酸「ヒスチヂン」溶液或ハ卵「レチ、ン・ゾル」ノ生理作用ニ如何ナル變化ヲ生ズルヵヲ檢セルニ、前者ハ家兎並ニ海暝摘出腸管運動ニ對スル抑制作用ヲ喪失シ、逆ニ促進的傾向ヲ示シ、殊ニ海暝摘出腸管ニ對シテハ著明ナル亢進作用ヲ呈スルニ至ル。又後者ハ家兎摘出腸管運動ニ對スル亢進的ナル作用傾向ヲ著シク増強セラレ、顯著ナル緊張上昇作用ヲ示スニ至ル。以上ノ事ハ個々ノ腸管切片ニ對スル統計的觀察並ニ同一腸管切片ニ於ケル比較觀察ニヨリ認メラル、所ナリ。而シテ「レチ、ン」構成分子タル「グリセロ」燐酸曹達、油酸曹達、塩化「ヒヨリン」ノ三者中透射「レチ、ン・ゾル」ト同程度ノ作用ヲ呈スルハ塩化「ヒヨリン」ノミナリ。以上ニヨリ超短波ニ依ル胃腸答運動促進的要約トシテ、細胞内又ハ組織内ニ於ケル「ヒスタミン」様或ハ「ヒヨリン」様物質生成ノ可能ナルコトヲ想ハシム。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (9976K) -
第十篇膽汁量並ニ膽汁内排泄塩素量ニ及ボス間腦視丘下部穿刺ノ影響川越 慶三1939 年 14 巻 7 号 p. 702-714_1
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー間腦視丘下部諸核ヲ穿刺損傷シ、或ハ更ニ耳静脈或ハ門脈系ニ食塩水ヲ負荷シテソノ膽汁内塩素並ニ水分排泄状況ニ及ボス影響ヲ検索シ、Nnclens supraopticus 及ビNucleus hypothalamicus Luysi ノ穿刺損傷ハ肝臟機能ニ對シテ影響ヲ有シ、膽汁内塩素並ニ水分排泄ヲ帯加セシムル事ヲ認メタリ。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3163K) -
第一篇急性膵臟障碍時家兎ノ血中並ニ尿中「ケトン」體白倉 照1939 年 14 巻 7 号 p. 715-733
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー家兎ニ於テ輸膵管結紮時、輪膵管内「オレフ」油注入時並ニ輸膵管内「バンクレアチン」溶液注入時ニ就キ、血中及ビ尿中ノ「ケトン」體ヲ測定セシ處、次ノ結果ヲ得タリ。
一、輪膵答結紮時ニハ初期ニ於テ血中ノ總「ケトン」體濃度ハ稍々低ク、尿中ノ夫ハ稍々高キ傾向ヲ示スモ、其排泄總量ハ減少セルモノ、如ク、而シテ後次第ニ舊態ニ復ス。
二、輪膵管内「オレフ」油注入時ニハ、初期ニ於テ血中ノ總「ケトン」體濃度ハ明カニ低ク、尿中ノ夫ハ高キモ絶對的排泄量ハ減少シ、而シテ後次第ニ舊態ニ復ス。
三、輸膵管内「パンクレアチン」溶液注入時ニ於テハ略々「オレフ」油注入時ト同様ナリ。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2209K) -
第二篇輸膵管結紮家兎ノ生體ニ於ケル「ケトン」體處理並ニ生成機能ニ就テ白倉 照1939 年 14 巻 7 号 p. 734-749
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー輸膵管結紮家兎ニ「アセト」醋酸「エチ-ル・エステル」ヲ負荷シ, 「ケトン」體消失處理作用ヲ檢査シタル處, 手術ノ一日後ハ其作用幾分低下シ, 三日後ニ於テハ略々正常ニ復スルモ, 更ニ五日後乃至七日後ニ於テハ却テ亢進シ, 而ル後再ビ正常ニ復シ進ンデ稍々低下ノ傾向ヲ示セリ.
次ニ正常酪酸曹達ヲ負荷セル場合ニ於テモ之ト略々同様ノ關係ヲ示シ, 即チ手術ノ一日後ハ其生成機能軽度ニ低下シ, 五日後ハ却テ亢進シ, 而ル後再ビ正常ニ復セリ.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1714K) -
第三篇急性膵臟壊死家兎ノ生體ニ於ケル「ケトン」體處理並ニ生成機能ニ就テ白倉 照1939 年 14 巻 7 号 p. 750-760
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
ジャーナル フリー實驗的急性膵臟壊死家兎ニ「アセト」醋酸「エチ-ル・エステル」ヲ注射負荷シ以テ「ケトン」體處理機能ノ如何ヲ窺ハントシタル處, 手術ノ一日後ハ其作用低下シ, 三日後ニ於テハ更ニ著明ニ低下シ, 五日後乃至七日後ニ於テモ尚低ク, 十日後ニ至リ稍々正常ニ復スルモ尚且多少ノ低下アルヲ見タリ.次ニ, 酪酸「ナトリウム」ヲ負荷シコノ際ニ於ケル「ケトン」體生成機能ヲ檢査シタルニ, 手術ノ一日後ハ其機能低下シ, 五日後ニ於テモ略々同程度ノ低下アリ, 十日後ニ於テハ著シク恢復セラルモ尚且多少ノ低下アルヲ認メタリ.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1283K) -
井出 誠司, 山田 泰1939 年 14 巻 7 号 p. 761-775_1
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
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白倉 照1939 年 14 巻 7 号 p. 776-784
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
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岩井 孝義1939 年 14 巻 7 号 p. 785-791
発行日: 1939年
公開日: 2011/06/17
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