實驗消化器病學

糖尿病ノ診斷及ビ治療ニ就テ

坂口康藏

1930 年 5 巻 7 号 p. 1031-1037
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1031

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「デザミナチオン」Desaminationニヨル肝臟機能檢査ニ關スル知見補遺

中塚光重

1930 年 5 巻 7 号 p. 1038-1045
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1038

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肝臟ノ「デザミナチオン」Desaminationニヨル尿素生成ノ消長ヲ研メント欲シ、家兎ニ於テ實驗的ニ種々ノ肝實質細胞毒、燐、「クロ、フォルム」及ビ四塩化炭素ヲ用ヒテ、肝臟機能ヲ障碍セシメタル後、正常時血中尿素量ノ増加率、最モ著シキd-Alaninヲ各種「アミノ」酸中ヨリ撰ビ、コノ一定量ヲ荷重シタルニ、一般血中ノ尿素量ハ、對照ニ比シテ著明ニ減少シ來ルコトヲ知リ、且ツカヽル變化ハ毒物投與後一定ノ時日ヲ經過シ、肝臟障碍ノ恢復スルニ從ヒ、血中尿素量ハ漸次増加シ來リテ、略ボ正常家兎ノ増加率ニ近似シ來ルコトヲ識レリ。即、此作用ハ肝臟機能検査法トシテ用ヒ得ルコトヲ確メタリ。(自抄)

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膽嚢剔出後ニ於ケル膽道並ニ肝臟ノ變化ニ關スル臨床的並ニ實驗的研究(第二報告)

膽道ノ所見並ニ肝臟ノ組織學的檢索

中塚光重

1930 年 5 巻 7 号 p. 1046-1051
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1046

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犬ニ於テ膽嚢剔出後、一定ノ期間ヲ經過シタル後、肝臟外膽道ノ解剖學的變化、並ニ肝臟ノ態度ヲ、組織學的ニ検索セルニ、肝臟ニ於テハ主トシテ膽管枝ニ、或程度ノ擴張及ビ増生ヲ來シ、且ツ肝實質ニハ、變性並ニ壌死ヲ來スコト多ク、尚肝外膽道ニ於テハ、瀰蔓性乃至部分的ノ擴張ヲ惹起スルコトヲ認メタリ。

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膽道ノ比較解剖學的研究(第三回報告)

山岸國治

1930 年 5 巻 7 号 p. 1052-1080_1
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1052

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本篇ニ於テハ前篇及ビ前々篇ト同様ナル目的ヲ以テ鳥類八種、哺乳類十種ニ於テ膽道全部ノ解剖學的並ニ組織學的構造ヲ比較研究シ最後ニ脊椎動物ノ最モ低級ナル圓口類ヨリ進ンデ哺乳類ニ至ル迄ヲ總括シテ論ズルコト、セリ。(自抄)

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實験的腎臟障碍時ニ於ケル肝臟ノ色素排泄機能

第二篇偏側腎臟ヲ剔出セル場合ノ肝臟及ビ殘餘腎臟ノ色素排泄機能

松田武夫

1930 年 5 巻 7 号 p. 1081-1090
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1081

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偏側腎臟ヲ剔出シ、肝臟及ビ殘餘腎臟ノ色素排泄機能ニ就テ觀察シタルニ、色素ノ代償的排泄ハ結局ハ殘餘腎臟ニヨリテ完全ニ行ハル、ニ至ル。然シナガラ斯ル時期ニ達スル迄ニ、肝臟ニハ一定期間ニ著明ナル色素排泄機能ノ亢進ヲ來シ、尚不備ナル殘餘腎臟ノ機能ヲ補フモノナルコトヲ知リタリ。尚此際肝臟ニハ認ムペキ組織學的變化ナシ(自抄)。

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動物ノ種屬ニヨル血清ノ差違ニ就キテノ實驗的研究

第三篇溶血作用ニ及ボス諸種動物血清ノ影響附「ヘテロリヂン」ニ關スル知見補遣

五十嵐久雄

1930 年 5 巻 7 号 p. 1091-1099
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1091

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動物ノ種屬ニヨル血清ノ差違ヲ見ン爲メ、本篇ニ於テハ溶血作用殊ニ「サポニン」溶血作用ニ及ボス影響ヲ以テ「インヂカトール」トセリ。實驗ノ結果鳩、次ギニ牛ノ血清ニ於テ「サポニン」溶血作用ヲ抑制スル事大ニ、豚、鶏ノ夫レニ於テ小ニ、人、兎、「モルモツト」ハソノ中間ニ位スル事ヲ知レリ。尚、山羊血球ニ對シテ諸種動物ノ健常血清中ニ含マルヽ「ヘテロリヂン」ニ就テ知見ヲ得タルヲ以テ觸ルヽ所アリタリ即チ「ヘテロリヂン」ハ豚人ニ於テ強ク、家兎、鶏之ニ次ギ鳩、「モルモツト」、牛ハ弱ク、山羊ハ含マズ。(自抄)

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有毒瓦斯ノ肝臟並ニ腎臟ノ機能ニ及ボス影響

第一報告酸化炭素第一篇健康家兎ニ就キテノ成績

矢形百一

1930 年 5 巻 7 号 p. 1100-1110
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1100

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健常家兎ニ膽管瘻ヲ施シ、酸化炭素瓦斯吸入ヲナサシメ、其中毒症状ノ充分現ハル、ニ及ンデ、吸入ヲ中止スルト同時ニ、種々ノ色素ヲ耳靜脈内ニ注入シ、其膽汁並ニ尿中ニ色素移行ノ状況ニヨリ、其機能ヲ檢索セル結果、肝臟並ニ腎臟ニ著シキ機能障碍アルヲ認メタリ。(自抄)

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有毒瓦斯ノ肝臟並ニ腎臟ノ機能ニ及ボス影響

第一報告酸化炭素第二篇肝臟毒並ニ腎臟毒及ビ葡萄糖ヲ以テ處置セル家兎ニ就キテノ觀察

矢形百一

1930 年 5 巻 7 号 p. 1111-1123
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1111

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前回ニ於テ、健常家兎ヲ酸化炭素瓦斯中毒ニ陷ラシメタル場合、肝臟並ニ腎臟ノ色素排泄機能ニ著シキ障碍アルヲ認メタル余ハ、更ニ進ンデ、酸化炭素ハ腎臟毒ナルヤ、或ハ肝臟毒ナルヤヲ關明セント欲シ、所謂Doppellelastungヲ應用シ、豫メ諸種ノ肝臟毒ヲ以テ處理シ、或ハ葡萄糖ヲ以テ肝臟機能ヲ亢進セシメ、又ハ諸種ノ腎臟毒ヲ以テ腎臟ノ機能障碍ヲ起セル、個々ノ家兎ニツキテ、更ニ酸化炭素中毒ヲ起サシメ、前回同様驗ヲ行ヒタル結果、腎臟ニ於ケル障碍ノ特ニ甚シキヲ窺知セリ。

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有毒瓦斯ノ肝臟並ニ腎臟ノ機能ニ及ボス影響

第一報告酸化炭素第三編反復中毒セシメタル塲合ノ色素排泄状况並ニ組織學的所見

矢形百一

1930 年 5 巻 7 号 p. 1124-1128
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1124

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毎日一回宛急性酸化炭素瓦斯中毒ニ罹ラシムルコト三乃至五日ノ後、從前ノ法ニヨリ、色素排泄機能ヲ檢シタル成績ヲ掲ゲ併セテ、第一篇記載ノ健康家兎ニ於ケル、急性酸化炭素瓦斯中毒ノ際ノ、肝臟並ニ腎臟ノ組織學的研索ヲナセル結果ヲ記述セリ。(自抄)

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有毒瓦斯ノ肝臟並ニ腎臟ノ機能ニ及ボス影響

第二報告「チアン」第一篇健康家兎ニ就キテノ成績

矢形百一

1930 年 5 巻 7 号 p. 1129-1141
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1129

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既報第一報告酸化炭素瓦斯中毒ノ場合ト同型ノ研索ヲ「チアン」瓦斯中毒家兎ニツキテ遂行シタル結果、之ニヨリテ肝臟腎臟共ニ其色素排泄機能ヲ障碍セラレ、且其程度ハ前者ヨリモ後者ニ於テ甚ダシキヲ窺知スルコトヲ得タリ。(自抄)

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有毒瓦斯ノ肝臟並ニ腎臟ノ機能ニ及ボス影響

第二報告「チアン」第二編肝臟毒並ニ腎臟毒ヲ以テ處置セル家兎ニ就キテノ觀察

矢形百一

1930 年 5 巻 7 号 p. 1142-1155
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1142

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本報告第一篇ニ於テ、「チアン」瓦斯ニヨリ、肝臟腎臟共ニ其色素排泄機能ヲ害セラレ、其程度ハ特ニ後考ニ於テ甚ダシキヲ窺知スルヲ得タルガ、更ニ進ンデ、諸種肝臟毒並ニ腎臟毒ヲ以テ處理シタル家兎ニツキ、所謂Doppelbelastungノ法ニヨリテ研究シ此事ヲ確カムルヲ得タルト共ニ、「チアン」中毒時、肝臟ハ尚ホ腎臟ニ對シ代賞作用ヲ營ム事ヲ得ルモ、後者ハ前者ニ封シ之ヲ發揮スルコト能ハザルヲ知ルヲ得タリ。(自抄)

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膽石症患者ノ胃液所見ニ就テ

山本治, 柳武夫

1930 年 5 巻 7 号 p. 1156-1167
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1156

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松尾内科ニ於ケル膽石症患者二〇二人ニ就テ胃液檢査ヲ行ヒ下記ノ結果ヲ得タ。一、無酸症四二・五±三・五%、減酸症二四・八±三・〇%、正常酸度二四・八±三・〇%、過酸症七・九±一・九%。二、該胃液酸度卜性別、年齢、黄疸ノ有無、結石ノ部位トノ間ニハ特別ノ關係ハ無イ。三、該胃液酸度ハ發病後短時日ナル程比較的高ク、經過ノ長イモノハ一般ニ酸度低下或ハ缺如スルモノ、如クデアル。四、膽石除去又ハ膽裏剔出ニ依テ該酸度ニ影響ヲ及ボス事ガアル。五、膽石ニ羅患シテ長年月ニ亘リ無酸ヲ來シタモノハ總塩素量モ少ク眞性無酸症ナル事ガ多イ。(自抄)

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腸「チフス」患者ノ胃内容停滯時間並ニ之ト胃液酸度トノ關係ニ就テ

堺勘太郎, 手島胤敏

1930 年 5 巻 7 号 p. 1168-1175
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1168

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開腹術の前後

松尾巖

1930 年 5 巻 7 号 p. 1176-1179
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1176

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レントゲン診斷鈔五

中島浩吉

1930 年 5 巻 7 号 p. 1180-1182
発行日: 1930/07/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.5.7_1180

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