日本農芸化学会誌
Online ISSN : 1883-6844
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3 巻, 10 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • Nicotinic acidの還元壓に就て
    志方 益三, 館 勇
    1927 年 3 巻 10 号 p. 1173-1183
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/21
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  • 筋肉及び血清蛋白質の性的差異
    田所 哲太郎, 安倍 愼, 渡邊 修吉
    1927 年 3 巻 10 号 p. 1184-1192
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/21
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  • 黒野 勘六, 深井 冬史, 館野 正淳
    1927 年 3 巻 10 号 p. 1193-1205
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/21
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    1. 大豆分解液及變形Hayduck氏人工培養基を培養液とし之に諸種の糖類或はアミノ酸を添加し醤油酵母,醤油乳酸菌及小麥麩を酵素劑として培養しMelanin色素集成作用に就きて試驗したり
    2. 大豆分解液に於て見るにPentoseを添加したる場合一種醤油樣佳快なる芳香の發生するを認むRhamnoseに於て著し又特にArabinose, Xylose添加液に於て著しき醤油色素の生成せられたるを認むPentose類は醤油醗酵と重大なる關係あるを想像したり
    3. 變形Hayduck氏液に於ても大豆分解液の場合と同樣にPentose添加液に於て著しき色素の生成量を認めたり色素生成は一般にAldoseに於て見らるヽが如きも醗酵性六炭糖系糖類にありては主として酒精醗酵に於て其大部分を消費せらるヽが故に色素生成量僅少なりAldoseのみならず二三Ketoseに於ても色素生成認めらる諸種糖類の分子配合と色素生成とは密接なる關係あり
    4. Pentoseに於て見るに生成せる色素の色度と殘留せるPentose量とは逆比例をなす即ちPentoseの殘留量多きものは從つて色度弱しPentoseが色素生成の主因たる事明白なり
    5. 醤油主要菌中にはTyrosinaseの存在認め難し
    6. 小麥麩TyrosinaseのMelanin色素集成作用は可成顯著にして過酸化水素,硫酸マンガン, Glykokoll,硫酸鐵等の觸媒を添加するときは該作用力促進せらる
    7. TyrosineよりMelaninに至る色素集成作用を單獨にTyrosineのみを與へたる場合に見るに始め溶液は淡紅桃色を呈し褐色となり直ちに暗黒色に變化して其色相の不安定なる事及醤油色素が元來美麗なる赤褐色を呈する事實又醤油主要菌がTyrosinase作用を有せざる事實等より考察すれば醤油生成に關する主要なる作用は主としてPentose及或種のアミノ酸の存在に於る酵母並に乳酸菌の色素生成作用に俟つべくTyrosinase作用は其主要なる作用に非らずと斷定するを穩當なりとす
  • 深井 冬史
    1927 年 3 巻 10 号 p. 1206-1214
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/21
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    1. 醤油より分離したる純Soyamelanin Säure色素の苛性曹達溶液を基本とし之と色相全く同一なる標準液を配合調製し之を色素標準液となし以て醤油の濃度を比色的に測定する方法を案出したり
    2. 蒸溜水100c.c.中Säure gelb G. extra 0.2g., Echt braun G. 0.1g.及び水溶性Nigrosin 0.02g.を溶存するを標準原液となし(該液はSoyamelanin Säureの2%液に相當す)之より濃度を異にする數百種の色素標準液を作製しMelanin定量素によるて直ちに該液のMelanin百分率を知り得るが如くす
    3. 該標準液は時間の經過によりて變色褪色沈澱等を起さず常に一定の色度を保持す
    4. 該定量法は醤油、溜醤油のみならず清酒、麥酒等の色素定量に應用するを得べし
    5. 該定量法は釀造試驗並に學術研究に於ける總てのMelanin性色素研究に推奬するを得べし
  • 佐々木 林治郎
    1927 年 3 巻 10 号 p. 1215-1225
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/21
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  • 平塚 英吉, 佐々木 林治郎
    1927 年 3 巻 10 号 p. 1226-1246
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/21
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  • 佐々木 周郁, 桂 應詳
    1927 年 3 巻 10 号 p. 1247-1253
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/21
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