巻号一覧
31 巻, 2 号
選択された号の論文の21件中1～21を表示しています
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(第1報)Aspergillusのプロテアーゼ並びにリパーゼについて住江 金之, 三浦 二郎1957 年 31 巻 2 号 p. 73-75
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー1) Asp. melleus, Asp. oryzae, Asp. gymnosardae, Asp. wentii, Asp. flavus, Asp. tamari, Asp. effusus, Asp. parasiticus, Asp. katuobushi, Asp. ochraceusに就いてプロテアーゼ並びにリパーゼ作用を比較した.
2) Asp. melleusのプロテアーゼの活性度は,弱アルカリ側で大である.リパーゼのそれは弱酸性側で大である.更にいずれもpH 6.0, 7.0, 8.0に於て安定であった.
3) 製麹に於てプロテアーゼは約3日目,リパーゼは4日目で酵素生産が最大に達した.
4) Asp. melleusの麹室による大量製麹は比較的少な目の撒水量で好結果を得た.
5) Asp. melleusのプロテアーゼ並びにリパーゼ生産量は,実験に使用した他の菌株に比較して,強力で且つ製麹が容易であった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (208K) -
皮革酵解への利用に就いて住江 金之, 相沢 孝亮, 三浦 二郎1957 年 31 巻 2 号 p. 76-80
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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(第1報)グルタミン酸の収量について神津 得一郎1957 年 31 巻 2 号 p. 80-87
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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(第3報)低スルホン化木粉のエタノリシスについて石原 達夫, 近藤 民雄1957 年 31 巻 2 号 p. 87-90
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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(其の3)緑茶の品質とペクチン含量との関係中林 繁郎, 鷲山 裕厚, 石田 文雄1957 年 31 巻 2 号 p. 90-93
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー緑茶の品質とペクチン数との関係を検討した結果次の成果を得た.
1. 蒸熱緑茶及び釜炒茶は,共に原料茶葉のペクチン数がその製造中に大きな変化を受けることなく殆どそのまま製品緑茶のペクチン数として現われる.
2. 蒸熱緑茶のペクチン数は,よくその品質と比例し,全窒素量よりも更に明確に品質を表示することができる.
3. 釜炒茶は,そのペクチン数から中共茶系及び日本茶系の2群に分れるが,同一群内ではペクチン数は全窒素量に比例し,その品質と比例するものと考えられ,特に中共茶のペクチン数は著しく大きい.
以上の結果よりペクチン数は緑茶の品質をよく表示するものということが出来る.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (348K) -
(第10報) Oxymethyleneglycolaldehydeの比色定量法足立 達1957 年 31 巻 2 号 p. 93-97
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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p-Toluidine-N-lactosideの合成とそのAmadori転位足立 達1957 年 31 巻 2 号 p. 97-101
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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藤井 光治, 浮田 実1957 年 31 巻 2 号 p. 101-105
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー二酸化塩素による小麦蛋白の呈色機構を検索した結果,蛋白質中のチロシンおよびトリプトファン残基の酸化によることが明かとなり,チロシン酸化生成物からは桃色のドーパキノンおよび赤色のドーパクロムを,またトリプトファン酸化生成物からは黄色のイサチン,インドキシル,桃色のインジゴレッドおよび未知の黄～黄橙色物質の生成することを認めた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (392K) -
(第5報)乳酸菌の1新種Lactobacillus fructosusの炭水化物利用性について(その1)児玉 礼次郎1957 年 31 巻 2 号 p. 105-109
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー(1) L. fructosusはFrを唯一のC-給源とする合成培地にも良好に生育するが, Glが共存するときはその生育が促進される。Glのこの生育促進効果は菌生育の対数期において顕著に認められる.
(2) Frを100mg/tube (5cc)の割合に用いた培地において, Glはその1mg/tube量の添加によっても菌に対する生育促進効果を示し,10mg/tube量でその効果が最大に達する.
(3) Gl以外の各種糖類はこの促進効果を殆んど示さない.しかしグルコン酸ソーダはこれを示す.
(4) Gl-またはFr-燐酸エステルは本菌にたいするGlの生育促進効果を完全に代替することができるが,Frにたいする本菌の必須的要求性を代替することはできない.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (444K) -
(第1報)酵母の生細胞によるリジンの生成匂坂 勝之助, 志村 憲助1957 年 31 巻 2 号 p. 110-114
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー1. リジン生合成の前駆物質として推定されるDL-α-aminoadigic acid, DL-α-amino-ε-hydroxyhexanoic acid, DL-α-hydroxy-ε-aminohexanoic acid, DL-pigeridine-2-carboxylic acid及びε-aminohexanoic acidを酵母に添加した結果,α-aminoadipic acid添加の際にリジン生成が顕著に認められた.
2. α-Aminoadipic acidからリジンの生成には,パン酵母, Torulopsas utilis及びacetate adapted Torulopsis utilisに於いて,いずれも酸素及びグルコースの存在を必要とした.
3. α-Aminoadipic acidからリジンの生成の際にNaN3及び2, 4-dinitrophenolが顕著な阻害を示した.
4. α-Aminoadipic acidからリジン生成の際に適応期間が認められなかった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (427K) -
(第6報)ステロールの分離並に化学構造について足利 千枝1957 年 31 巻 2 号 p. 115-118
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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金子 安之1957 年 31 巻 2 号 p. 118-121
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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金子 安之1957 年 31 巻 2 号 p. 122-126
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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(第1報)酵素による清酒の蛋白混濁の沈停について山田 正一, 秋山 裕一, 清水 敦, 藤井 竜二, 原田 雅之1957 年 31 巻 2 号 p. 127-132
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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(第4報)脱水素位置についての検討福場 博保, 山沢 伸江, 光沢 徳子1957 年 31 巻 2 号 p. 132-136
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (407K) -
(第5報)阻害剤について福場 博保, 光沢 徳子1957 年 31 巻 2 号 p. 136-138
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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(第12報)新グルコマンナン“ヒガンバナマンナン”について(其の2)水野 卓1957 年 31 巻 2 号 p. 138-141
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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(第13報)新グルコマンナン“ヒガンバナマンナン”について(其の3)水野 卓1957 年 31 巻 2 号 p. 142-145
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー1. ヒガンバナマンナンを過沃素酸ソーダで酸化し,酸化開裂に伴うNaIO4の消費量,[α]Dの変化,粘度変化及び蟻酸生成量から重合度を明らかにした.
2. ヒガンバナマンナンの過沃素酸酸化により,“酸化ヒガンバナマンナン”を調製し一二の性質を明らかにした.
3. 得られた実験結果からヒガンパナマンナンの化学構造について考察し,次のような結論に達した.
“ヒガンバナマンナンはグルコース1部とマンノース4部とから成るグルコマンナンの一種で,鎖状構造をとり平均重合度約730,主鎖はβ-1,4-グリコシド結合で,存在する1/3のグルコース基から1,6-結合で分枝し,還元性末端基は存在せず,非還元性末端はマンノース基である”と.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (343K) -
(第6報)吟醸仕込の〓及び醪の酸化還元電位に就て宮地 昇, 栢原 健二1957 年 31 巻 2 号 p. 145-150
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー1. 速醸型の吟醸仕込に於ける〓と醪とについて,〓の水麹から醪の上槽時までの間の酸化還元電位及びI. T. T.値の変化を測定した.
2. 吟醸〓では水麹以後3日迄電位は上昇するが,それ以後若干低下し,〓立後5日以後は再び上昇して膨れるに至る.膨れ以後は大きく低下し丸冷しの頃最低となり,枯し期間は短いため,殆んど最低のまま初添に使用される.
3. 醪は全体的に電位は低いが,特に醪前期の電位が他の場含に比して低い.酒精添加後,上槽後も同様に低い.初添から酒精添加前までは略rH9以下で変化している.
4. I. T. T.値は普通速醸仕込の新米の場合に類似しているが全体的に値が低い.
5. 吟醸仕込の失敗したものは電位の変化が異り,むしろ普通速醸仕込の電位の変化に類似している.
終りに臨み,終始御懇篤な御指導を賜った東京大学坂口謹一郎教授,朝井勇宜教授,三楽酒造株式会社常務取締役武田義人博士,同研究所次長尾碕浅一郎博士並びに発表を許可された三楽酒造株式会社鈴木三千代社長に深謝致します.なお九州大学本江元吉助教授の御懇篤な御助言に対して深謝致します.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (474K) -
井上 吉之1957 年 31 巻 2 号 p. A13-A20
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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古賀 正三1957 年 31 巻 2 号 p. A21-A23
発行日: 1957年
公開日: 2008/11/21
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