巻号一覧
32 巻, 2 号
選択された号の論文の24件中1～24を表示しています
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石川 鹿生1958 年 32 巻 2 号 p. 83-86
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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(第3報) アミラー生成に対する納豆エキス中の有効物質について福田 重夫1958 年 32 巻 2 号 p. 86-90
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー(1) 納豆エキスには細菌の静止菌懸濁系においてもアミラーぜ生成を著しく促進する働きがある.
(2) カゼイン加水分解及びそれにビタミン類を加えたものもある程度の促進効果を示したが,それらのものは納豆エキスにみられるほどの著しい効果はなかった.
(3) 納豆エキスの有効物質は塩基性アミノ酸やペプチッド等を含む区分に見出された.しかし,これらのものを加水分解するとアミラーゼの力価はかえって減少した.
(4) 単独または組合せて添加したアミノ酸の促進効果について,ヒスチジン及びアルギニンは著しい効果をもつが,両者を同時に与えたものは更に著しい促進効果を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (413K) -
(第5報) 酒質と麹菌諸性質との関係に就いて村上 英也1958 年 32 巻 2 号 p. 91-95
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー前諸報を総括し麹菌の諸性質と清酒の性質との関係を考察し,清酒及び麹菌を次の3種の型に分類した.
いわゆる吟醸酒はEhが小で嫌気的生育型の菌株によって造られるが,好気的菌株でも醸造法(吟醸)により造られ得るものであり,かかる見地より清酒用麹菌も亦酒質同様に好気的及び嫌気的両生育型を端としその間に若干の不安定な型を含む無数の菌株の集りである言うことが出来る.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1401K) -
(第6報) Asp. oryzae var. Sakéと酒造の諸現象の考察村上 英也, 河合 美登利1958 年 32 巻 2 号 p. 96-100
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー好気的生育型(呼吸型)の黄麹菌Asp. oryzae var. Sakéは他の種々のカビに較べてその酸素要求性が特に大きいことを明らかにし,これと清酒醸造との関係を考察し,従来経験的にのみ知られて来た若干の酒造現象に対し合理的な説明を行った.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (493K) -
(第3報)ビタミン及びアミノ酸の標準曲線の作成小嶋 尚夫, 松谷 豊1958 年 32 巻 2 号 p. 100-106
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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(第4報)数種のアミシ酸の定量について松谷 豊, 小嶋 尚夫1958 年 32 巻 2 号 p. 106-110
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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紅茶の揮発性カルボニル化合物の質的相違について中林 敏郎1958 年 32 巻 2 号 p. 110-114
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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(第8報) 一好気性菌の生産するデガムマーゼの精製中浜 敏雄, 今原 広次1958 年 32 巻 2 号 p. 115-118
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー(1) 好気性細菌Bacillus vulgatusに属する菌の含糖ペプトン培養液より塩析法とアセトン分別沈澱法とにより主要酵素の分離精製を行い針状結晶のデガムマーゼを得た.
(2) 結晶デガムマーゼはゼラチン粘度降下単位で11.6u/mgを示し,結晶トリプシン(メルク社製)の約2.5倍の力価を示した.又ゼラチン及びカゼインに就てトリプシンと略同様な分解力を示す如き酵素濃度に於てもデマムマーゼはセリシンに対して特に強い分解力を示した.
(3) 結晶デガムマーゼは一般の蛋白質の性質を示す事を認めた.又其の純度の推定に対し電気泳動により検討を行った.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (870K) -
佐藤 信1958 年 32 巻 2 号 p. 119-124
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー各種抗生物質を利用して,清酒もろみの細菌汚染による腐造を防止乃至救さいする方法を検討するために,(実験A)正常な清酒もろみの醗酵条件で抗生物質添加が清酒酵母の酒精醗酵に及ぼす影響及び製品清酒に及ぼす影響を考察し,(実験B)清酒もろみの腐造を実験室的に再現する条件を検討し,(実験C)その条件で抗生物質添加の影響を観察し,(実験D)清酒もろみ腐造の原因となると考えられる乳酸菌・醋酸菌群の代表的菌株について11種の抗生物質とZ-フランの発育阻止濃度を検討した.
その結果,乳酸菌群に対してはPenicillin, Aureomycin, Terramycin, Achromycin, Chloromycetinが20γ/cc以下で発育を阻止し醋酸菌群に対してはStreptomycin, Terramycin, Achromycin等が20γ/cc以下で発育を阻止した.これ等の物質は, 20γ/cc以下の濃度で清酒もろみに添加するとぎ清酒酵母の酒清醗酵及び製成酒に対して影響することなく,細菌による汚染を防止し且つ既に汚染したもろみを救さいすることが出来ると考えらた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (599K) -
(第1報) 1異常醗酵の実態について根元 茂1958 年 32 巻 2 号 p. 124-128
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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(第2報)各種の醗酵条件に関する検討根元 茂1958 年 32 巻 2 号 p. 128-132
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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(第1報) 蔗糖に添加した各種糖類からの生成糖柴崎 一雄1958 年 32 巻 2 号 p. 133-138
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリーシュクロースにグルコースからなる糖を添加, Leuconostoc mesenteroidesを培養するとデキストランを生成しないで多くの新しいオリゴ糖を転移生成するので,これらの生成糖をPPCで検討して次のような結果を得た.
マルトース添加でパノース, M-1, M-2(仮称)等の糖,パノース添加でM-1, M-2等, M-1添加でM-2又イソマルトース添加でイソマルトトリオース,イソマルトテトラオース等が,グルコース添加でイソマルトース,イソマルトトリオース等の糖の転移生成が認められた.
次いでマルトースからの生成糖をCarbon column chromatographyで分離,パノースは結晶状に得, M-1及びM-2等は粉末状で未だ結晶状にはならないが,その構造をそれぞれ4-α-isomaltotriosyl-D-glucose及び4-α-isomaltotetraosyl-D-glucoseと推定,これら糖類の生成機構を考察した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (556K) -
(第1報) 醤油中のグリセリンとその定量法奥原 章, 横塚 保1958 年 32 巻 2 号 p. 138-143
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー(1) 醤油中のグリゼリン定量に於て問題となる他物質殊にマンニトール(8)その他よりのグリラリンの分離に関し,各種沈澱剤による不純物の除去,各種溶剤によるグリセリンの抽出,過熱水蒸気によるグリセリンの水蒸気蒸溜,減圧水蒸気蒸溜等を検討し水を数回に分けて加えつつ行う減圧水蒸気蒸溜に依ってのみグリセリンを完全に而も定量的に分離する事が出来たので更にその方法を各種の条件に就いて検討し,殆んど100%の回収試験を行うことが出来た.次で分離した試料のグリセリンは過沃度酸酸化法によって,比色定量した.
(2) 此の方法によれば丸大豆を原料とした醤油1ml中に10～12mg,脱脂大豆を用いたものに6～7mgのグリセリンがあり,この場合原料丸大豆中のグリセリンの計算値は約5mg/mlであるから醤油諸味中の醗酵に於てかなりの量のグリセリンが油脂の代謝以外から生成されている事が結論づけられる.
一方各種市販醤油のグリセリン定量値は銘柄により3～10mg/mlの大きな差が見られる(本内容は東京に於ける昭和32年2月23日農芸化学支部会にて報告した).抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (487K) -
(第2報) 醤油中の有機酸及びフォルモール窒素の電気滴定法逆井 利夫, 横塚 保1958 年 32 巻 2 号 p. 144-151
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー指示薬法の精度,個人差等の分析的障害を合理的に解決し,同一試料で同時に醤油中の直接滴定酸度(主として有機酸)並びにフォルモール窒素を定量する方法をpHメーターを用いて測定した.
即ち50倍稀釈醤油25mlを200ml容ビーカーに取りpHメーターでpH 8.2迄N/20 NaOHで滴定して直接滴定酸度とする.次に盲検の意味でpHを8.5に調節し, pH 8.2～8.5中和フォルマリン20mlを添加して更びpH 8.5迄滴定する.而してフォルマリン添加後のN/20 NaOH所要量をフォルモール窒素として計算する.アミノ窒素を求めるには別途にアンモニア窒素を求めフォルモール窒素より差引いて表す.
終りに臨み本研究発表を御承認下さった野田醤油株式会社役員各位並びに終始御援助を賜った本社技術部長仲谷一二氏に深く感謝致します.
尚本研究の一部は昭和32年1月26日,日本農芸化学会関菓支部第170回講習会に於て発表した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (750K) -
(第4報) 塊根生育中のL-アスコルビン酸,デヒドロL-アスコルビン酸及び2,3-ジケトL-グロン酸の変化鈴木 繁男, 田村 太郎, 広幡 哲夫, 根本 芳郎, 荒井 克祐1958 年 32 巻 2 号 p. 151-155
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー甘藷(農林1号及び沖繩100号)生育中における塊根のL-アスコルビン酸(ASA),デヒドL-アスコルビン酸(DHA)及び2,3-ジケトL-グロン酸(DKG)の変化を研究して次の結果を得た.
(1) 農林1号及び沖繩100号の両品種ともに,殆んど同様の経過を示すが,総ビタミンC, ASA及びDHAは生育中の変動がかなり著しい.
(2) 総ビタミンC含量は,生育の初期から一方的に減少し, 9月初旬に最小になり,この時期をすぎると直ちにピークを示す.
(3) 還元型ビタミンC (ASA)は8月4日に最小を,酸化型ビタミンC (DHA)は8月4日及び9月15日に, 2つのピークを示した.
(4) 総ビタミンC, ASA, DHA含量ともに,生育末期にはかなり安定し, DHAは極めて少量である.
(5) DKGは生育の全期間にわたり,殆んど変化が認められなかった.
(6) 両品種ともに生育中の総ビタミンC含量と,β-アミラーゼの活性度との間には,逆の傾向が見られ,生育中の甘藷において,ビタミンCによるβ-アミラーゼ力の阻害が行われる可能性を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (457K) -
(第17報)育成(その3) 酸化還元電位的考究本江 元吉1958 年 32 巻 2 号 p. 155-158
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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小幡 弥太郎, 小鹿 三男1958 年 32 巻 2 号 p. 158-161
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
ジャーナル フリー(1) Lysozyme溶液を紫外線照射した場合,その溶菌作用は酸素の存在の有無に拘らず失活し,還元剤処理に依っては復活しなかった.
(2) トリプトファンは直接照射,石英濾光照射いずれの場合でも分解されるが,チロシン及びヒスチジンは直接照射の場合のみ分解を受けその減少率もトリプトファンに比べ小である.
(3) 紫外部吸収スペクトルは照射と共に変化し特に280mμに於けるピークの減少は著しい.これはトリプトアァン分解に帰因するものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (352K) -
1958 年 32 巻 2 号 p. e1b
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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1958 年 32 巻 2 号 p. e1d
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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1958 年 32 巻 2 号 p. e1e
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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1958 年 32 巻 2 号 p. e1a
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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1958 年 32 巻 2 号 p. e1c
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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日本農芸化学代表団1958 年 32 巻 2 号 p. A17-A21
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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小山 常正1958 年 32 巻 2 号 p. A22-A27
発行日: 1958年
公開日: 2008/11/21
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