日中言語文化
Online ISSN : 2436-4517
Print ISSN : 2435-273X
ISSN-L : 2435-273X
最新号
選択された号の論文の1件中1~1を表示しています
  • 日本の大学初級教科書の調査分析を例として
    賀 南, 馬 叢慧
    2025 年 18 巻 p. 58-
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/01/28
    ジャーナル オープンアクセス
    日本人学習者にとって、“把”構文は難易度の高い文法項目である。“把”構文は、 使用場面や文脈を理解した上で、 語順を覚えるだけでなく、 付加成分に使われる関連文法が多いため、 学習意欲を低下させ、 学習者が“把”構文を避ける傾向も見られる。 従来の研究では中級以上の学習者に焦点が当てられており、初級段階での教材の改善やどのように“把”構文の難易度を下げ、よりわかりやすく教えるかについては、 まだ十分に検討されているとは言えない。本研究では、 日本大学初級教材を背景に、 初級で必要とされる“把”構文のパターンを再分類し、段階的に導入することを提案したい。
feedback
Top