日大医学雑誌
Online ISSN : 1884-0779
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83 巻, 1 号
日大医学雑誌
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
巻 頭 言
診療ガイドライン最新事情シリーズ
特  集 「ロボットサージャリー」
  • 副島 一孝
    原稿種別: 総説
    2024 年 83 巻 1 号 p. 13
    発行日: 2024/02/01
    公開日: 2024/07/30
    ジャーナル フリー
  • 正宗 賢
    原稿種別: 総説
    2024 年 83 巻 1 号 p. 15-17
    発行日: 2024/02/01
    公開日: 2024/07/30
    ジャーナル フリー

    This paper focuses on robotic surgery, an extension of surgeons’ “hand” technique that has made rapid progressin recent decades, and discusses its current status and future developments.The term “surgical robot” is generally associated with da Vinci, which performs endoscopic surgery remotely,but it is a type of surgical assist robot that operates according to the surgeon’s instructions. Based on their functions and roles, surgical robot technologies can be divided into three main categories: “image/information-guidedrobots”, “leader-follower robots” and “assist/support robots”. This paper describes the roles and operating principles of each of these categories and introduces some representative commercialized robots. The relationship toadvances in AI and the degree of autonomy of robots will also be discussed, as well as challenges to their implementation in society.

  • 持田 淳一
    原稿種別: 総説
    2024 年 83 巻 1 号 p. 19-23
    発行日: 2024/02/01
    公開日: 2024/07/30
    ジャーナル フリー

    手術ロボットの登場により,従来より低侵襲かつ,手術ロボットの特徴を生かした繊細で精密な手術が可能となった.泌尿器科を中心に始まったロボット支援手術はその後,がん診療を行う多くの診療科へと適応が拡大し普及した.本邦では現在,泌尿器科領域における主要な腹部手術はロボット支援手術で実施できるようになった.本稿では泌尿器科領域で扱う主たるロボット支援手術(前立腺癌・小径腎癌・膀胱癌・骨盤臓器脱)の現状と今後の展望について概説する.

特  集 「基礎医学研究における解析技術」
  • 平井 宗一
    2024 年 83 巻 1 号 p. 25
    発行日: 2024/02/01
    公開日: 2024/07/30
    ジャーナル フリー
  • 瀬田 大智, 加藤 侑希, 平井 宗一
    原稿種別: 総説
    2024 年 83 巻 1 号 p. 27-32
    発行日: 2024/02/01
    公開日: 2024/07/30
    ジャーナル フリー

    フローサイトメトリーは免疫学,血液学,そして臨床診断など医科学領域において非常に重要なツールであり,その基本的な仕組みは蛍光色素標識した細胞に光を当て,散乱光や蛍光を計測することで個々の細胞の持つ情報を読み取るというものである.本稿では,フローサイトメトリー実験手技の基本原理を紹介し,フローサイトメトリーの多色化(ハイパラメータ化)にとりわけ貢献した,レーザー,光学検出器および蛍光色素の発展の流れを概説する.そして,活用編として,ハイパラメータ化フローサイトメータの利点を活かした,我々のがん免疫療法分野の実験例を,注意点と共に詳説する.最後に,今後さらに発展が見込まれるフローサイトメトリーの次世代技術として,従来型に比して多くの蛍光パネルを使用可能なスペクトル型セルアナライザーおよび人工知能を活用した技術であるゴーストサイトメトリーを解説する.

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