脳と発達
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11 巻 , 3 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 土屋 節子, 丸山 博, 丸山 和子
    1979 年 11 巻 3 号 p. 166-168
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
  • 前川 喜平
    1979 年 11 巻 3 号 p. 169-172
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
  • 清水 国樹, 石川 達也
    1979 年 11 巻 3 号 p. 173-186
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    文献と私共の教室の成績をもとに脳性麻痺の動向につき以下の点について述べた.1)脳性麻痺は減少の傾向にある.2)spasticdiplegiaが減少している.3)脳性麻痺の減少はperinatalの原因による減少が大きい.4)核黄疸は減少しているが未熟児の黄疸には注意を要する.5)仮死の頻度は変わっていないが早期の処置は予後を良くする.6)低出生体重児の中枢神経系後障害が大きく減少してきた.7)CTscanによる診断と追跡が大切である.8)より良い予後を得るために新生児集中治療体制の確立が急務である.9)今後prenatalの要因にももっと注意を向けてゆく必要がある.
  • 児玉 和夫, 北住 映二, 榎本 省子, 宮尾 益知
    1979 年 11 巻 3 号 p. 187-198
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    Vojta法による中枢性運動障害児の早期診断法の概要を紹介し,その問題点を論じた.Vojta法の考え方の特徴は(1)ZKS(中枢性協調障害)という概念を導入し,脳性麻痺となる前の訓練を強調したこと.(2) 姿勢反応の利用で新生児期からでもZKSの診断重軽度の判定が可能であるとし,乳児期初期からの訓練を可能にしたこと,である.一方問題点は,(1) 乳児期初期の反応はもっと複雑であり,さらに研究を要すると共に,判定も難しいものがある.(2) 姿勢反応のみに頼る危険性などである.しかし,総合診察の中で同法を用いていけば,3~4ヵ月以前に訓練必要児を診断することは可能である.訓練効果にも種々の疑問があるが,早期に合併症のあまりない児の訓練を開始すれば「正常化」も考え得る.今後の早期診断・訓練への小児神経医の参加を望みたい.
  • 鈴木 恒彦
    1979 年 11 巻 3 号 p. 199-207
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    最近の脳性麻痺に対する神経生理学的アプローチの中でもその主流となっている神経発達学的治療(BobathapProach)について,歴史的発展過程とその神経生理学的考え方に触れ,脳性麻痺の診断・評価・治療について肢体不自由児施設で経験する臨床的観点からボバース法の意義について強調した.
  • 青山 正征
    1979 年 11 巻 3 号 p. 208-217
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    1.除脳固縮,除皮質固縮は,大脳皮質,中脳,脳幹の障害により,主として促通性の橋網様体脊髄路と抑制性の延髄網様体脊髄路のバランスが崩れ,γ 一hyperactivityをおこして伸張反射弓の感度が高まることによると同時に,伸筋を促通する前庭脊髄路の促通効果が充進することによって伸筋の運動細胞が発火しやすくなることによる.2.これを姿勢反射で考えると伸張反射,陽性支持反応,陰性支持反応の異常であり,まとめて抗重力機構の異常と表現できる.3.脳性麻痺の立位姿勢は年齢とともに抗重力機構が不充分な状態から過剰な状態に変化すると考えられ,また過剰な状態での立位の筋電図では緊張性発射パターンが多くみられ,立位のバランスを調節する屈筋と一部の伸筋の相動性発射パターンを欠くか貧弱である.これは陰性支持反応の欠除あるいは貧弱さを示していると考えられる.4.脳性麻痺の運動の異常としては次のようなことが考えられる.すなわち,痙直型両側麻痺にみられる左右分離運動の拙劣な歩行の異常は歩行リズムを形成する自動制御システムの異常と考えられ,不随意運動型四肢麻痺にみられる随意的屈伸運動の拙劣さは運動時の相反性神経支配の不充分さによると考えられる.
  • 関 亨, 川原 友二, 山脇 英範, 石塚 祐吾, 加藤 護
    1979 年 11 巻 3 号 p. 218-227
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    慶大小児科,国立東京第2病院小児科において1974年6月より1976年9月までに経験した定型欠神発作12例(男子4例,女子8例,初診時年齢4才10カ月~9才9ヵ月)にclonazepamを投与し,臨床効果,脳波に対する効果,副作用,血中濃度,有効血中濃度を検討した.なお,clonazepam投与後は単独群10例,併用群一他剤にて発作抑制不十分のためclonazepamを加えた例一2例である.
  • 堀田 秀樹
    1979 年 11 巻 3 号 p. 229-246
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    ホルモン療法前の点頭てんかん4例,E.1.E.E.1例を対象とし終夜睡眠ポリクラフイーを行ない,あわせててんかん児と同月齢の正常対照児の終夜睡眠ポリグラフィーも行ない,次の結果をえた.
  • 堀田 秀樹
    1979 年 11 巻 3 号 p. 247-259
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    点頭てんかん4例,E.1.E.E.1例を対象として終夜睡眠ポリグラフィーを用い,ホルモン療法による睡眠経過,自律系(脈拍・呼吸),発作波の変動,並びに予後との関係について検討し,次の結果をえた.
    1)睡眠経過についてみると,ホルモン療法中,全例覚醒時間の増加がみられ,REM睡眠については予後良好例に比べ不良例ではREM睡眠の減少,REM密度の低下が著明であった.NREM睡眠については,ACTH使用では減少し,hydrocortisone使用では増加の傾向にあった.
    2)自律系についてみるとホルモン療法中予後良好例では脈拍が軽度増加を示し,不良例では著明な減少を示した.呼吸数についてはE.1.EE,の例でACTH療法中著明な増加を示したが,その他の場合には著明な変化を認めなかった.
    3)発作波については点頭てんかんのうちhypsarhythmiaを示した例ではホルモン療法により発作波が著減し,focalspikesを示した例,supPression一burstactivitiesを示したE ,1.E.E.の例では軽減ないし増加を認めた.以上の結果をふまえ,ホルモン療法の作用機序,ホルモン療法と予後との関係につき考察を加えた.
  • 岩川 善英, 丹羽 利廣, 富田 真佐子, 松原 修, 橋本 清
    1979 年 11 巻 3 号 p. 260-266
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    Menkeskinkyhairsyndromeの1剖検例を報告し,併せて類似の症状を呈して死亡したその姉につき記載した.
    1)患児は典型的な本症の症状を呈し血清銅,セルロプラスミンは低値を示した.1才8カ月で死亡した時の組織銅量は低く,剖検では小脳Purkinje細胞の減少,somalsproutなどを認めた.
    2)その姉は患児に似た種々の神経症状,白色と茶褐色の毛髪,X線写真上肋骨と長管骨に特有な変化を認め,1才2ヵ月で死亡した.
    3)上記2例の経験をもとにして本症の銅代謝,遺伝形式につき若干考察を加えた.
  • 1979 年 11 巻 3 号 p. 267-273
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
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