computed tomography (CT) 上, 脳室内出血, 脳内出血に合併 (12症例), または単独 (16症例) で, falx部位にhigh density area (falx image) が認められた新生児, 未熟児の髄液分光分析, 剖検所見, falx imageのEMI値について検討した.
1) 脳室内, 脳内出血12例全例と, falx imageが単独で認められた16例中6例が, 髄液分光分析によって, 頭蓋内出血と診断された.
2) 剖検例8例では, クモ膜下出血が認められた.
3) それらの症例のfalx imageは, 幅が広く, 辺縁が不規則で, 下部にいくに従って広がるという特徴がみられた.また, falx imageの2×10, 計20ピクセルのEMI値の平均値をとると, いずれも40以上であり, falx imageは, その後の経過で消失し, EMI値の平均値は40以下となった.
以上の結果より, 新生児クモ膜下出血は, CT上falx imageとしてとらえられ, その確認には, 髄液分光分析, falx imageのEMI値が有用である.
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