脳と発達
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39 巻 , 5 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 吉川 秀人
    2007 年 39 巻 5 号 p. 332
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/15
    ジャーナル フリー
  • 粟屋 智就
    2007 年 39 巻 5 号 p. 333-334
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
  • 加我 君孝, 新正 由紀子, 山岨 達也, 伊藤 健, 赤松 祐介, 内山 勉, 徳光 裕子
    2007 年 39 巻 5 号 p. 335-345
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/15
    ジャーナル フリー
    幼小児の先天性難聴は, 新生児聴覚スクリーニングが2000年より一部で行われるようになって, 生後3カ月までに発見されるようになった.しかし, まだ新生児聴覚スクリーニングを受けなかった場合の新生児の方が多く, 平均2歳で発見されており, 昔と変わらない.先天性難聴児の治療は, まず補聴器を直ちにフィッティングし, 聴覚言語教育を行う.教育の場は難聴児通園施設かろう学校となる.補聴器の効果が少ない場合は2-3歳で人工内耳手術を行う.その多くは良く聴き良好な発音で話すようになり, 小学校就学にあたっては普通小学校を選択するものが多くなった.人工内耳手術は脳の発達期の可塑性のある低年齢のうちに行う.
  • 小川 厚, 濱本 邦洋, 廣瀬 伸一, 藤川 麻衣子, 満留 昭久
    2007 年 39 巻 5 号 p. 347-350
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    交感神経皮膚反応 (sympathetic skin response; SSR) は汗線を支配する無髄C線維の活動を反映する検査法であり, 交感神経活動の臨床電気生理学的検査法として臨床応用されている.SSRは大脳皮質前運動野, 視床下部, 延髄などを介するpolysynaptic responseであると考えられている.我々は重症心身障害児 (者) の自律神経機能をSSRを用いて検討した.大島分類1の重症心身障害児 (者) 14例においてSSRは全例陰性であった.これに対し大島分類12から19の心身障害児 (者) 7例ではSSRは全例陽性であった.また, 座位保持不能で知的障害のない3例 (脊髄性筋萎縮症1型1例, Duchenne型筋ジストロフィー2例) でもSSRは全例陽性であった.これらの結果は大島分類1の重症心身障害児 (者) ではその自律神経機能は障害されていることを示唆しており, SSRは重症心身障害児 (者) の自律神経機能評価の指標になりうると考えられた.
  • 鈴木 恵子, 上田 哲, 梅津 亮二, 松岡 尚史, 杉原 茂孝
    2007 年 39 巻 5 号 p. 351-355
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    近年抗けいれん薬の骨発育に及ぼす影響について研究が進められているが, digital image processing (DIP) 法は検査が短時間で済み, 同じX線フィルムより骨年齢を知ることができるという利便性がある.小児, 特に思春期における骨密度は男女ともに急激な増加を示す二相性の変化を示すが, 思春期以降は暦年齢より骨年齢との相関が良好とされる.各種抗けいれん薬ごとに暦年齢と骨年齢より骨密度に対する影響を評価したところ, 一見, 暦年齢との関連では抗けいれん薬の長期服用が影響を与えるように見えることもあるが, 骨年齢で比較すると影響がほとんどみられないという結果を得た.今後骨密度の評価に骨年齢を加味していくことも必要と思われた.
  • 糸見 世子, 奥村 彰久, 生田 岳人, 鈴木 淑子, 加藤 徹, 根来 民子, 渡邊 一功
    2007 年 39 巻 5 号 p. 356-359
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/15
    ジャーナル フリー
    Phenytoinの経静脈的投与後に出現した過敏反応について, ヒトヘルペスウイルス6型 (HHV-6) の関与を含めた過敏反応発症関連因子の有無を検討した.過敏反応を示した5例は, 全例男子であった.年齢には有意差を認めなかったが, 過敏反応群で低年齢の傾向があった.初回投与量および最高血中濃度に有意差はなかった.初回血中濃度は過敏反応群で有意に低かった.総投与量は有意差を認めなかったが, 過敏反応群で多い傾向があった.HHV-6はPCRを行った3例すべてで再活性化を認めなかった.これらの結果から, phenytoinによる過敏反応には, 性別, 年齢, 初回血中濃度, 総投与量などが関与していることが示唆された.
  • 平石 博敏, 橋本 俊顕, 森 健治, 伊藤 弘道, 原田 雅史
    2007 年 39 巻 5 号 p. 360-365
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    自閉症は社会的なルールの把握, 獲得が困難であるとされており, さらに, 顔の表情から社会的な状況を読みとることが難しいことがこれまでの研究で報告されている.しかし, 自閉症を対象として, 呈示画像内の状況に対して倫理・道徳的判断を行わせた研究は今までされていない.そこで, 本研究では高機能自閉症児2名を対象として機能的磁気共鳴画像 (fMRI) による画像課題を用いた倫理・道徳的判断時の脳賦活部位を調べた.その結果, 自閉性障害においては前頭葉眼窩野領域 (BA11) の活性が共通してみられなかったことから, この部位がモラル判断に関与し, 自閉症では障害されている可能性が示唆された.
  • 梶本 まどか, 市山 高志, 末永 尚子, 松藤 博紀, 西河 美希, 伊住 浩史, 古川 漸
    2007 年 39 巻 5 号 p. 366-370
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    重症心身障害児に対する喉頭気管分離術の有用性を臨床的に検討した. 対象は誤嚥性肺炎を反復, またはその危険がある重症心身障害児11例. 診療録から術前後の喀痰吸引回数, 肺炎罹患回数, 呼吸状態, 栄養摂取法等を後方視的に検討した. また, 保護者に対し筋緊張, けいれん, 睡眠の質, 内服薬, 機嫌の変化について聞き取り調査を行った. 術後, 喀痰吸引回数, 肺炎罹患回数, 呼吸状態が改善, 3例は経口摂取が可能となった. 保護者は睡眠の質, 機嫌の改善を感じていた. 重症心身障害児に対する喉頭気管分離術は呼吸状態および栄養摂取法を改善させ, 医療介護レベルを軽減できる治療法である.
  • 馬渡 直子, 刈茅 茂, 山下 裕史朗, 高嶋 幸男, 松石 豊次郎
    2007 年 39 巻 5 号 p. 373-377
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    福岡県南部において, 看護師配置のない養護学校では児童生徒の医療的ケアがどのように行われているかについて調査を行った.調査は養護学校4校の児童生徒633名を対象に担任教諭へのアンケートで行った. その結果, 全体の24%が何らかの医療的ケアを受けており, 特に医療三行為 (吸引, 経管栄養, 導尿) を要する児童生徒は訪問教育が主体であり, 通学する際には家族の常時付き添いが必要であった. また, 摂食嚥下や呼吸の問題に担任教諭が不安を抱いていること, 医療的ケアの必要な予備軍も存在し得ることが明らかとなった. 児童生徒の安全で健康的な学校生活のため, 医療, 療育スタッフの連携のもと, 医療的ケアの整備・拡大が急がれる.
  • 難波 由喜子, 岡 明, 大野 耕策
    2007 年 39 巻 5 号 p. 379-382
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    重症下痢を合併したX連鎖性滑脳症-脳梁欠損と外性器異常症の1例を経験した. 乳糖除去低アレルゲンミルクにより下痢は軽減し, けいれん頻度は激減した. Watery diarrhea-hypokalemia-acidosis症候群様の下痢の増悪があり, octreotideが著効した. ARX異常マウスでは膵内細胞の異常があるが, 本児では血中インスリン・vasoactiveintestinal polypeptideの増加はなく, 低血糖と下痢の原因を内分泌学的に示せなかった. Fanconi症候群類似の尿所見があり, 児の高アルドステロン血症は, 腸管と尿細管に作用した可能性があった.
  • 富士川 善直, 木下 悟, 宮本 雄策, 中山 東城, 遠藤 雄策, 佐々木 征行
    2007 年 39 巻 5 号 p. 383-386
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    Pompe病は酸性α-グルコシダーゼ (GAA) の欠損により筋力低下, 肝臓や心臓の腫大などをきたす致死的疾患である.これまで有効な治療はなかったが, 近年欧米諸国から酵素補充療法の有効性が報告されている. 今回, 遺伝子組換えヒト酸性α-グルコシダーゼ製剤 (rhGAA) の使用機会を得た.症例は乳児期発症Pompe病の男児. 2歳8カ月より26カ月間, rhGAAの投与を行った.投与開始後, 急速に肝腫大と心肥大が改善し心駆出率も上昇した.開始時は頸定も見られなかった運動機能は治療により伝い歩きが可能になった.聴性脳幹反応ではV波閾値の改善を認めた.今回の投与量・投与方法で有害事象は出現しなかった.酵素補充療法は本症に対して有効な治療法であると考えられた.
  • 米川 貴博, 高橋 純哉, 樋口 和郎, 庵原 俊昭
    2007 年 39 巻 5 号 p. 387-391
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    味覚障害を伴った多発性硬化症 (multiple sclerosis, 以下MS) の9歳女児例を報告した.臨床症状, 神経学的所見, MRI画像上認められた病変の時間的, 空間的多発性からMSと確定診断した. 初発時にみられた味覚障害については, 治療前後で濾紙ディスク法により評価し, 右鼓索神経領域の味覚障害と診断した. また, 霊長類の味覚伝導路に基づいて責任病巣を検討し, 右視床病変による同側性味覚障害と結論づけた.
    MSの臨床症状として味覚障害は非常に稀とされる.本例は味覚障害を客観的に評価し, 画像上責任病巣を特定しえた貴重な症例であった.
    MSの臨床症状として味覚障害は非常に稀とされる.本例は味覚障害を客観的に評価し, 画像上責任病巣を特定しえた貴重な症例であった.
  • 栗林 良多, 渡部 功之, 今高 城治, 山内 秀雄
    2007 年 39 巻 5 号 p. 392-393
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/15
    ジャーナル フリー
    Angelman症候群に伴う非けいれん性てんかん重積状態に対しdiazepam就寝前1回単独投与が奏効した1女児例を報告した. 1歳11カ月より意識減損を伴う頻回にうなずくような動作を繰り返す発作が覚醒時にほぼ継続して認められるようになり, 精神運動退行が顕著となった. 睡眠時記録で連続性に出現する1.5Hz-2Hzの全般性不規則高振幅棘徐波を認めた. Valproate sodium, nitrazepam, zonisamideは無効であり, ethosuximideは発作をやや軽減させるのみであった. Diazepam 0.7mg/kg就寝前1回経口投与を開始後, すみやかに全般性不規則高振幅棘徐波の消失を認め, 臨床発作は認められなくなり, 精神運動発達の改善を示した.
  • 小国 弘量
    2007 年 39 巻 5 号 p. 394
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
  • 廣瀬 伸一
    2007 年 39 巻 5 号 p. 395-396
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
  • 広瀬 宏之
    2007 年 39 巻 5 号 p. 397-398
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
  • 東海地方会 , 九州地方会
    2007 年 39 巻 5 号 p. 403-407
    発行日: 2007/09/01
    公開日: 2011/12/15
    ジャーナル フリー
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