本邦で行われたRasmussen脳炎 (RE) の全国調査結果を参考に28症例 (男: 12, 女: 16) のRE症例の臨床分析を行った. 臨床診断RE例が13例, 病理学的に確定された例が15例であった. 臨床経過の特徴より分類すると小児急速進行型 (CORP) 20例, 年長緩徐進行型 (LOSP) 8例であった. それぞれ, てんかん発作初発年齢は生後2カ月~9歳 (平均4歳4カ月), 6歳6カ月~28歳 (平均16歳) であった. 持続性部分てんかん (EPC) の合併はCORP群で12例 (63%), LOSP群で3例 (38%) であった. 免疫学的治療として高容量ステロイド治療が14例, γ-グロブリン大量療法が12例に施行されており, それぞれ5例 (36%), 4例 (33%) で有効の評価を得ていた.
本邦においてもREの臨床像は欧米と変わらないこと, 各施設で早期より免疫学的治療, てんかん外科治療を施行している実態が明らかとなった.
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