オレオサイエンス
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4 巻, 9 号
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総合論文
  • 佐々木 一郎
    2004 年4 巻9 号 p. 361-366,360
    発行日: 2004/09/01
    公開日: 2013/06/01
    ジャーナル フリー
    ナノテクノロジーは化粧品の開発において, スキンケア, メイクあるいは日焼け止めなどの製品へ様々な機能発現を可能としている。スキンケア製品においてはいくつかの乳化技術によって感触, 外観の差別化あるいは効能・効果の発現を向上させている。また, ファンデーションや日焼け止めなどは紫外線防御効果を持ちながらも, 透明性の高い, 使用感に優れた微粒子が開発されている。そして, 化粧品市場ではすでにナノを訴求した商品までもが登場している。ここではスキンケア製品, および日焼け止めやファンデーションのために開発された素材についての最近の研究内容を述べる。
  • 石井 文由, 二井 智子
    2004 年4 巻9 号 p. 367-372,360
    発行日: 2004/09/01
    公開日: 2013/06/01
    ジャーナル フリー
    薬物送達システムの一分野である微粒子製剤は, 過去数十年間にリボソーム, マイクロカプセル, マイクロエマルション等の研究が盛んに行われ, アムホテリシンBやドキソルビシンのリボソーム製剤等が実用に至っている。その後の微粒子製剤に用いられる素材や製剤技術の進歩により, 現在では様々なナノサイズでの微粒子製剤の作製が可能となり, 薬物固有の治療上の問題を解決する一助となることが期待される。本稿では, 2種の抗悪性腫瘍薬パクリタキセルおよびドキソルビシンを事例として取り上げた。薬物の性質, 現在の製剤処方と用法, 臨床使用上改善が望まれる点を示し, 最近のin vivoの研究成績を紹介してこれらの問題点を解決するための微粒子製剤の応用について論じた。最適な技術や付加機能を用いて作製した微粒子製剤は, 薬物の治療効果を高め, 副作用を軽減する有用な手段となりうると考えられる。
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