耳鼻咽喉科展望
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41 巻 , 5 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 物理・化学的障害
    西山 茂夫
    1998 年 41 巻 5 号 p. 440-441
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 山下 公一
    1998 年 41 巻 5 号 p. 442-454
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 実吉 健策
    1998 年 41 巻 5 号 p. 455-466
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    アレルギー性疾患の発症や増悪に対する環境汚染物質の関与を明らかにするために, 環境汚染物質の肥満細胞への影響を検討した。環境汚染物質としてデイーゼル排気粒子 (DEP) およびその構成成分であるベンゾ (a) ピレン, 1-ニトロピレンに注目し, マウス骨髄由来培養肥満細胞 (BMMC) の増殖およびサイトカイン産生に及ぼす影響を検討した。
    DEP, 1-ニトロピレンはBMMCの増殖に対して促進的な作用を示さなかったが, 0.1, 0.5μg/mlベンゾ (a) ピレン存在下で72時間培養後の細胞数は有意な増加を認め, BMMCの増殖に対して促進的な作用を示した。
    カルシウムイオノフォア刺激によりIgEレセプターを介さずに引き起こされたBMMCからのIL-4産生は, 0.8 μg/ml DEP, 0.1, 0.5 μg/mlベンゾ (a) ピレン, 0.1, 0.5, 1 μg/ml 1-ニトロピレン存在下で有意な増加を認めた。IL-6産生はベンゾ (a) ピレン, 1-ニトロピレン存在下では増加がみられなかった。
    抗原刺激によりIgEレセプターを介して引き起こされたBMMCからのIL-4産生は, 0.4, 0.8μg/ml DEP存在下で有意な増加を認め, 0.5, 1 μg/mlベンゾ (a) ピレン, 0.1, 0.5, 1μg/ml 1-ニトロピレン存在下で増加傾向を認めた。
    DEPおよびその構成成分であるベンゾ (a) ピレン, 1-ニトロピレンなどの環境汚染物質は, 肥満細胞の増殖および機能, 特にそのサイトカイン産生に影響を及ぼし, アレルギー性疾患の発症や増悪に関与している可能性が示唆された.
  • 柳 清, 飯田 誠, 月舘 利治, 内田 豊, 森山 寛, 春名 眞一, 深見 雅也
    1998 年 41 巻 5 号 p. 467-472
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    内視鏡下鼻内手術は現在広く普及し, 多くの施設で行われるようになった。しかし鼻内手術だけではコントロールできない上顎洞病変, たとえば後鼻腔ポリープや上顎洞底部に主病変のある症例などは鼻内からの処置だけでは治癒しないことがある。そこでこれらの難治性上顎洞病変に対してハマーを用いて処置を行い良好な結果を得た。上顎洞は単洞なので隔壁は存在せずハマーによる処置には適しており, ブレードの先をうまく操作すればコントロールホール一つで上顎洞内のほとんどの部分の処置が可能である。またこの方法はCaldwel1-Luc法に比べ, 術後の口唇の知覚麻痺もなく上顎洞は空洞性に治癒するため術後性上顎嚢胞の発症も防ぐことができる。また処置の時間もかからず有効な手段であった。
  • 山口 太郎, 藤田 博之, 加藤 朗夫, 井上 斉, 鈴木 衛
    1998 年 41 巻 5 号 p. 473-476
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    急性喉頭蓋炎は以前は小児に多い疾患とされていたが, 最近では成人の疾患として認識されている。その検出菌もインフルエンザ菌をはじめブドウ球菌, 溶連菌, 大腸菌から真菌類まで多岐にわたる。通常は抗生物質の投与, 局所処置, ネブライザーを中心とした保存的治療で軽快するが, なかには症状が急速に進行し, 挿管あるいは気管切開を余儀なくされる重篤な症例もある。今回私どもは急性喉頭蓋炎から急速に肺水腫を併発し, 気管内挿管下に集中治療室で全身管理を行い, 救命し得た1症例を経験したので報告した。肺水腫の原因は非心原性の肺毛細血管透過性の変化と考えられた。
  • シリコンループ留置術との組み合わせ
    飯田 実, 石井 正則, 足川 力雄, 冨田 憲, 森山 寛, 秋山 香織, 辻 富彦, 吉田 茂
    1998 年 41 巻 5 号 p. 477-481
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    鼻涙管開口部の閉塞した症例4例5側に対し, 内視鏡下鼻内手術とシリコンループ留置術を組み合わせて治療を行った。対象は平成6年11月より平成9年10月の間に当院にて手術を行った4例5側であり, 術後著明に症状の改善をみた。鼻涙管開放術は主に眼科医単独で行われる治療である。しかし涙道閉塞に対して耳鼻咽喉科と眼科で協力することにより, 手術をよりスムースにそしてより低侵襲に行うことができる。
  • 宮原 幸則, 鵜飼 幸太郎, 大川 親久, 竹内 万彦, 増田 佐和子, 湯田 厚司, 坂倉 康夫
    1998 年 41 巻 5 号 p. 482-486
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    acoustic rhinometry (AR) の有用性を検討するために, 抗原が明らかな鼻アレルギーを持った医学部学生をボランティアとして, 市販の皮内反応用抗原エキスを用いて鼻誘発反応を行った。誘発反応によって惹起される臨床症状, 自覚的な鼻閉をvisual analog scale (VAS) にて, 他覚的な鼻閉検査としてARおよびrhinomanometry (RM) を用いて測定した。抗原エキスは10万倍から100倍まで5段階の希釈液を作製した。
    その結果, 皮内反応用として発売されている抗原エキスは鼻誘発反応用として十分に日常臨床に使用できること, さらにまたこの抗原エキスを用いて行った鼻誘発反応は, ARの鼻腔容積 (VOL) において非常に薄い濃度の抗原量でも有意な変化が認められた。以上より鼻誘発反応におけるARの有用性が示された。
  • 西川 益利, 西川 恵子
    1998 年 41 巻 5 号 p. 487-490
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    50歳女性の右耳下腺腫瘍を手術したところ, 顔面神経由来の神経鞘腫であった。腫瘍の被膜を含めて顔面神経より注意深く剥離摘出したが, 術後に顔面神経麻痺を認めた。術後5年経過しているが腫瘍の再発は認められていない。しかし顔面神経麻痺は充分回復していない。耳下腺内顔面神経鞘腫のこれまでの症例報告を検討したところ, 術後に顔面神経麻痺を起こさないためには, 腫瘍葬被膜下に楴出する手術洪が良いと黒われた。
  • 血管線維腫の1症例
    中屋 宗雄, 中之坊 学, 田村 悦代, 北原 哲
    1998 年 41 巻 5 号 p. 491-495
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    19歳男性の両側鼻副鼻腔に発生した若年性血管線維腫の1例を報告した。この症例は右鼻閉を主訴に来院し, 右鼻腔原発の若年性血管線維腫の診断にて, 栄養血管塞栓術後, 経上顎的に腫瘍摘出術を施行した。経過良好であったが, 2年半後に対側の左鼻出血を主訴に再来し, 諸検査にて左上顎洞原発の若年性血管線維腫が疑われ, 栄養血管塞栓術後, 左上顎洞内の腫瘍摘出術を施行した。病理組織診にて若年性血管線維腫の診断であった。両側鼻副鼻腔に発生した若年性血管線維腫は過去に報告されたものはなく, 極めて稀な症例と思われた。また術前における栄養血管塞栓術にて術中出血量は軽減した。
  • 川原 結華, 春名 眞一, 添田 一弘, 波多野 篤, 森山 寛, 関 博之, 志和 成紀
    1998 年 41 巻 5 号 p. 496-501
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    上顎洞歯性異物を3例経験した。その内訳は根幹充填剤2例, インプラント1例であり, 全例が内視鏡下鼻内的に摘出し得た。異物の侵入経路は左上顎第一大臼歯, 右上顎第二大臼歯, 左第一小臼歯のそれぞれの歯窩経由と考えられ, 過去の報告例と類似した傾向であった。最近の上顎洞発育の増大傾向と, それによる上顎洞底と歯根の接近, 歯科治療の普及とともに, 異物は外傷性に代わって医原性, 特に歯科領域のものが増加している。そのため異物摘出の患者への説明は十分な配慮を要し, また, 摘出法は侵襲度の低い鼻内法が有効であると考えられた。
  • 友田 幸一, 村田 英之, 下出 祐造, 本城 史郎, 石政 寛, 鈴鹿 有子
    1998 年 41 巻 5 号 p. 502-507
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    ナビゲーションシステムは, 手術部位をCTやMRIの画像上にリンクさせ, 術者がみている位置とターゲットとの位置関係をリアルタイムに知らせる最新の手術支援装置である。本システムには現在機械式アーム型, 光学式センサー型, 磁気式センサー型, 超音波センサー型の四つの方式がある。それぞれの特徴は本文中で述べるが, いずれもその精度は2mm前後で確実なtargetingが行える。本システムを耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術に応用することで, 解剖学的指標のはっきりしない再手術例や合併症を起こす危険性のある部位に病変が及ぶ例, またできるだけ低侵襲手術をめざす場合に, より安全で確実な手術が望めるものと考える。具体的に, 耳科領域では側頭骨内の重要な器官の位置確認, 鼻・副鼻腔領域では眼窩や頭蓋底などの危険部位からの回避, 残存蜂巣の確認, 術後性嚢胞での開放位置確認など, 頭頸部腫瘍については, 術前治療前の状態を再現でき, 安全域を含めた腫瘍の切除範囲を決定できるなど, その他後鼻孔閉鎖症, 外耳道閉鎖症などの奇形手術, 骨折の修復, 頭蓋底手術, 生検, 神経ブロック, 手術解剖の修得とトレーニングなどで有用であると考える。
  • 廣瀬 肇
    1998 年 41 巻 5 号 p. 508-514
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    耳鼻咽喉科の境界領域として神経内科領域が注目されている。神経疾患に伴う耳鼻咽喉科的症状には多くのものがあるが, ここでは音声障害をとりあげて概説した。音声障害を来す神経疾患のうち, とくにパーキンソン病, 脳血管障害, 運動ニューロン疾患, 小脳疾患, 多系統萎縮症, 重症筋無力症についてそれぞれの音声医学的問題点に言及した。さらに最近, 中枢神経障害に起因するジストニアとして理解されている痙攣性発声障害について, その治療を中心に述べた。
  • 尾尻 博也
    1998 年 41 巻 5 号 p. 515-516
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 北村 正樹, 景山 茂
    1998 年 41 巻 5 号 p. 517-520
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 1998 年 41 巻 5 号 p. 521-532
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 輸血拒否患者の肝癌手術と緊急輸血
    畔柳 達雄
    1998 年 41 巻 5 号 p. 533-549
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 1998 年 41 巻 5 号 p. e1
    発行日: 1998年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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