耳鼻咽喉科展望
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42 巻 , 1 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 良性腫瘍 (I)
    西山 茂夫
    1999 年 42 巻 1 号 p. 6-7
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 小児急性化濃性中耳炎, 小児副鼻腔炎について
    杉田 麟也
    1999 年 42 巻 1 号 p. 8-22
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 測定距離, 測定角度による偏差
    西澤 伸志
    1999 年 42 巻 1 号 p. 23-29
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    鼓膜体温が外耳道へ挿入される際, 測定対象の外耳道の形状の影響と測定手技の影響により, 鼓膜体温計は正しく鼓膜に向けられないことになる。そのため正確な温度測定ができない恐れがある。そこで鼓膜体温計の使用に際し, 測定距離による影響と, 測定方向の影響について調べた。測定対象として, 恒温水槽の水面温度を測定した。水温は37.7℃と35.4℃の二種類について調べた。距離の影響を調べるため, 水面から0.5cm, 1cm, および1cmから1cmごとに10cmまでの距離にて測定した。サランラップ (R) で水面を被って, 直接水面からも同様に測定した。角度の影響を調べるため, 鼓膜体温計を水面から2cmと4cmの距離で鉛直線を0度とし, そこより10度ずつ60度まで傾けて調べた。測定は10回ずつ施行した。測定距離の1cmと2cmでは有意差がなかつた。垂直方向と30度まで傾けても有意差がなかつた。
  • 青木 和博, 山口 展正, 深見 雅也, 森山 寛
    1999 年 42 巻 1 号 p. 30-34
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    鼻性の頭蓋内合併症については過去に多くの報告があるが, 現在は抗生剤の発達と共に減少傾向を示し, 耳鼻咽喉科医にとって稀な疾患として認識されつつある。しかし脳外科領域では脳膿瘍や硬膜下膿瘍は決して過去の疾患ではなく, またその原因として副鼻腔炎を疑わせる症例も少なからず存在しており, 脳外科医と耳鼻咽喉科医の認識に多少のずれがあるようである。今回我々は前頭洞炎から波及したと考えられる硬膜下膿瘍, 脳膿瘍の3症例を経験し, その感染経路および病態の進展, さらに耳鼻科的な手術施行時期や方法について検討を加えたところ, 頭蓋内の処置と共に原発巣の副鼻腔に対する処置を適切に行うことの重要性を再認識した。
  • 伊藤 文英, 室井 昌彦, 鎌田 英男
    1999 年 42 巻 1 号 p. 35-38
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    咽頭, 喉頭, 気管の過敏状態を引き起こす疾患は明らかにされていない。感染によらない執拗な咳嗽発作を主訴に受診した16症例を対象に, その病態として咽頭, 喉頭, 気管の過敏状態を想定し診断的治療を試みた。治療はemedastine difumarate (Remicut (R) ) 1mgとbetamethasone (Rinderon (R) ) 0.2mgの1日2回投与で, 適時ステロイド鼻内噴霧剤であるbeclomethasone (Beconase (R) ) を併用した。治療開始3週間後において, 罹病期間にかかわらず全例が中等度改善以上で, 著明改善は13例 (81.3%) であつた。一般吸入抗原に対する抗体はRAST法で検査された。抗体価陽性例と陰性例の改善率には有意の差は認められなかつた。咽頭, 喉頭, 気管の過敏状態は, 即時型アレルギーまたはアレルギー類類似反応によると考えられた。
  • 酒井 丈夫, 加藤 賢, 新木 五月, 岩崎 聡
    1999 年 42 巻 1 号 p. 39-45
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    質問紙法によるアンケート調査によって難聴者の心理的な障害受容について検討した。質問項目は大別すると難聴者の聴力, 日常生活におけるコミュニケーション障害の程度を調査する項目群と, 障害受容についての項目群の2群に分けられる。便宜上, 50dB未満を軽度難聴, 50dB以上70dB未満を中等度難聴, 70dB以上を高度難聴とした。90人の難聴者のうち45人は高度難聴者であった。
    22.2%の難聴者は自らの障害の心理的受容が不十分であった。難聴が高度であればあるほど障害受容が困難になるということはなかった。自らの障害を否認する, 健常であった頃の自己を思慕するといった, 障害を心理的に受容してない障害者は抑うつなどの心理的な問題を抱えやすくなるといわれている。障害受容のために心理的治療を必要とする難聴者が少なからず存在することが示唆された。
  • 武田 広誠, 甲斐 智朗
    1999 年 42 巻 1 号 p. 46-49
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    口蓋扁桃摘出術後18日目に出血を起こした症例を経験した。軽度のショック状態となったが, 幸い輸血をすることもなく止血ができ大きな問題にはならなかった。合わせて口蓋垂軟口蓋咽頭形成術 (UPPP) と舌根部分切除術 (MLG) を行った後, 17日目と12日目に出血した2症例も報告し, 口蓋扁桃摘出術およびその関連手術においての “術後10日” が, 必ずしも退院を許可できる安全な術後日数ではない症例もあり, 予防法の徹底と的確な対応の重要性を強調した。
  • 自覚症状および硬性内視鏡による局所所見の評価
    大野 芳裕, 國弘 幸伸
    1999 年 42 巻 1 号 p. 50-56
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    上咽頭炎68例に対する局所治療 (上咽頭処置およびネブライザー療法) の治療効果につき検討した。治療前後における局所の炎症の程度の判定は, 硬性内視鏡を用いて撮影したビデオ画像により行つた。また自覚症状の変化は, 治療前後に行つたアンケート調査の結果を基に評価した。主訴としては, 咽頭痛 (22.1%) が最も多く, 次いでめまい (19.1%), 咽頭異物感 (14.7%) の順であつた。これらの症状の他にも, 後鼻漏, 肩こり, 頭痛, 耳鳴, 咳嗽, 発熱 (不明熱), 頸部痛, 耳閉感, 咽頭乾燥感, 全身倦怠感など, さまざまな症状がみられた。主訴となつた症状は, 治療後に86.8%の症例で改善がみられた。主訴以外の症状に関しても, それらのすべてにおいて有意な改善が得られた。局所所見の改善率は60.3%であつた。自覚症状と局所所見の改善の有無の間には有意な相関が認められた。以上の結果から, 上咽頭炎に対しては局所治療がきわめて有効であると考えられた。日常臨床においては, 常に本疾患を念頭に置き, 診断と積極的な治療が行われるべきであると思われる。
  • 硲田 猛真, 高橋 將範, 齊藤 優子, 嶽 良博, 榎本 雅夫
    1999 年 42 巻 1 号 p. 57-58
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    Trichofolliculomaの症例を経験した。症例は51歳女性で, 左側鼻入口部の腫瘤を認めた。鼻先部アテローマの診断にて摘出を行ったところ, 組織学的に扁平上皮に覆われた嚢胞状の陥凹を認め一次毛包を形成し, 陥凹内に義毛を認め, 毛包分化を示す細胞索が一次毛包から放射状に伸び, 二次毛包を形成しておりtrichofolliculomaと診断した。Trichofolliculomaは比較的まれな小腫瘍で, 顔面, 特に鼻部に好発する良性腫瘍である。その好発部位から, 我々耳鼻咽喉科医も遭遇する可能性が高いと考えられ, 今回報告した。
  • 小児緊張部型真珠腫と先天性真珠腫
    森山 寛, 小島 博己, 志和 成紀, 田中 康広, 宮崎 日出海, 青木 和博
    1999 年 42 巻 1 号 p. 59-65
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 敷島 敬悟
    1999 年 42 巻 1 号 p. 66-72
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    視神経は中枢神経系に属し, 一旦障害されると再生は困難である。視神経管隆起は後部箭骨洞に出現することが多く, 視神経管内視神経は, 視神経鞘を介して骨性視神経管と強靱な結合をしている。相対性求心路瞳孔障害は, 簡便で非常に有用な視神経疾患検出法である。外傷性視神経症とは, 一側の眉毛部外側の鈍的打撲による介達性損傷で, 日常診療でもしばしば遭遇する疾患である。画像診断にて視神経管骨折を認めることは少なく, 骨折の有無は外傷性視神経症の診断根拠にはならない。ステロイド剤の大量全身投与と視神経減圧術の2種類の治療方針が提唱されている。後部筋骨洞や蝶形骨洞に発生する粘液嚢胞は, 頻度は少ないが, 圧迫性視神経症を合併しやすい。その他, 副鼻腔に関連した視神経症として, 真菌症や腫瘍, 放射線視神経症がある。
  • 山中 昇
    1999 年 42 巻 1 号 p. 73-97
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 白川 崇子, 多田 信平
    1999 年 42 巻 1 号 p. 98-100
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 北村 正樹, 景山 茂
    1999 年 42 巻 1 号 p. 101-103
    発行日: 1999/02/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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