耳鼻咽喉科展望
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46 巻 , 3 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 口蓋の疾患 (VII)
    西山 茂夫
    2003 年 46 巻 3 号 p. 190-191
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 森園 哲夫
    2003 年 46 巻 3 号 p. 192-198
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 中村 将裕, 石井 正則, 近澤 仁志, 梅澤 祐二, 森山 寛
    2003 年 46 巻 3 号 p. 199-206
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    低音部に聴力低下を来すメニエール病, 急性低音障害型感音難聴, メニエール病疑い例の患者47例に対しState-Trait Anxiety Inventory, Self-rating Depression Scale, 健康調査票, 質問紙法ストレスチェック表を用いて心理状態を検証した。
    患者は発症前にストレスを受けている場合が多く, 不安傾向, うつ傾向, 自律神経症状ともコントロール群と比較して有意に高い傾向であった。
    27例の患者のState-Trait Anxiety Inventoryは初診時に高値を示していたが, 1ヵ月後には得点は減少していた。さらにこの27例中22例は1ヵ月後にState-Trait Anxiety Inventory, 聴力とも改善したが, 聴力不変例5例はState-Trait Anxiety Inventoryが1ヵ月前後で高値のままであった。このことから聴力の改善傾向にはストレスという背景因子を考えることが重要な治療要因のひとつになると考えた。
  • 萎澤 えり子, 木下 裕継, 東 美紀, 肥塚 泉
    2003 年 46 巻 3 号 p. 207-210
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    2000年4月から2002年3月までの2年間に, 聖マリアンナ医科大学病院耳鼻咽喉科で鼓室形成術を施行した76例のうち, 術後6ヵ月以上経過を観察し得た41例43耳を対象に術後の聴力成績を検討した。聴力の成績判定は, 日本耳科学会より提案された「聴力改善の成績判定 (2000年) 」に基づいて行った。全症例における聴力改善は69.8%であった。疾患別では慢性中耳炎87.5%, 真珠腫性中耳炎56.5%, その他75%であった。真珠腫性中耳炎における外耳道後壁の処理別検討では, 後壁再建・乳突腔充填例の聴力改善は53.8%, 外耳道後壁温存例は625%であり, 両者の問には有意差は認めなかった。術式別では, I型818% (9/11), 皿型70.8% (17/24), IV型50.0% (4/8) であった。
  • 楊井 学, 石塚 洋一, 平石 光俊, 清水 啓成
    2003 年 46 巻 3 号 p. 211-215
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    保存的治療に抵抗するスギ花粉症に対して, スギ花粉飛散期中にアルゴンプラズマ凝固装置を用いて下鼻甲介凝固手術を行った。術後3ヵ月目に鼻症状を中心にアンケート調査を行った。今回検討できた43例では, 日常生活における全体的な印象は80%が楽になったと回答しており, これまで受けた治療と比較して優れているかとの質問に, 88%が優れているとの回答が得られた。花粉症に対する凝固治療は, 季節前に行うのが一般的な治療となっているが, 保存的治療に抵抗する症例には, 季節中に行っても症状を軽減させ, 花粉シーズンに特別な治療 (医師から受ける投薬や処置) をせずに過ごすことができると考えられた。
  • 佐藤 利徳, 川瀬 哲明, 馬場 保, 狩野 茂之, 斎藤 春夫, 小林 俊光
    2003 年 46 巻 3 号 p. 216-220
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    耳管開放症は耳閉感, 自声強聴, 自己呼吸音の聴取を主訴とする疾患である。軽症例においては, 自然緩解や保存的治療により軽快する例が多いものの, 重症例の治療は困難である。筆者らは, 重症例に対し開発したシリコン製耳管ピンを経鼓室的に挿入し, 約8割の症例で有効であったことを報告してきた。経鼓室口的挿入は大部分の症例で可能だが, まれに耳管鼓室口が狭く, 挿入ができないことがある。
    今回我々は, 耳管ピンの経鼓室的挿入が困難であった1症例に対して, 経咽頭口的耳管ピン挿入を施行し, 奏功した症例を経験したので, その方法とともに報告する。
  • 力武 正浩, 歌橋 弘哉, 宇井 直也, 三戸部 慈実, 石井 正則
    2003 年 46 巻 3 号 p. 221-226
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    44歳男性, 繰り返す鼻出血を主訴にして, 上顎洞血瘤腫と診断された症例を1例経験した。術前のMRIにて上顎洞内に腫瘍を認め, 悪性腫瘍も疑われたため今回生検目的に手術となったが, 手術は内視鏡下に経鼻内法で行い, 少量の出血のみで腫瘍は摘出しえた。病理組織学的検査では炎症細胞やフィブリン析出が混在した血液との所見であり腫瘍は血瘤腫と診断された。今回上顎洞血瘤腫に対する内視鏡下での手術の適応に関し文献的統計も含め報告する。
  • 日本医科大学付属病院の場合
    三枝 英人, 粉川 隆行, 愛野 威一郎, 小泉 康雄, 岩崎 智治, 中村 毅
    2003 年 46 巻 3 号 p. 227-233
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    嚥下障害の治療はながらく一部の医療者や患者家族の献身的な努力によって, 地道に細々と行われてきた感がある。一方, 近年の医療技術の進歩によってそれまで治療が難しいとされていたような疾患の治療が行われるようになった結果, 生命が存え, また高齢化の社会を迎えようとしている。しかし, これによって疾病はある程度治っても, 逆に障害を抱えたまま生きている人々が増えてきていることも事実である。これに老齢化の要因が加われば, 自ずと障害が顕著になることになろう。嚥下は身体の種々の障害により, 直接的に, もしくは間接的に様々な程度で障害を受ける。咽喉頭の嚥下運動に関与する器官が直接障害されていなくとも, 例えば「寝たきり」そのものが重大な嚥下障害の原因となり得る。つまり, 嚥下障害は, 決して局所の問題だけでなく, 全身的な要因, 更には心理的要因によっても起こり, また修飾され得る。逆に, 局所の障害が全身の問題へと波及する可能性を持つ。そして, その問題は患者を取り巻く家族や周囲の人々にまで影響が及ぶのである。
    以上, 述べたように, 嚥下障害は必ずしも耳鼻咽喉科疾患ばかりでなく, むしろ様々な疾患によって引き起こされるものであり, 従って一生涯嚥下障害を経験しない医療者はいないであろう。しかし, それが故に嚥下障害に対する包括的かつ, 科学的見地に基づく医療, 医学は立ち遅れていることも事実である。嚥下はヒトの, もしくは動物行動の最も根源となるものであり, それが障害され, 制限されるということは心身の激しい苦しみとなろう。嚥下障害は, 今後の医療にとって決して無視して通り過ぎることはできない問題である。しかし, 如何為ん時間と労力の掛かることは事実である。我々が大学病院において嚥下障害治療に取り組み始めてからわずか11年であるが, 今回その歩みを振り返ると共に, 大学病院における嚥下障害治療の取り組みについて考えたいと思う。
  • 成田 賢一, 尾尻 博也, 多田 信平
    2003 年 46 巻 3 号 p. 234-236
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 北村 正樹
    2003 年 46 巻 3 号 p. 237-240
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 2003 年 46 巻 3 号 p. 241-257
    発行日: 2003/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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