耳鼻咽喉科展望
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47 巻 , 3 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 感染症 (III)
    西山 茂夫
    2004 年 47 巻 3 号 p. 144-145
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 菊地 俊彦
    2004 年 47 巻 3 号 p. 146-152
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    蝸牛におけるラセン靱帯の線維細胞 (fibrocyte) は単なる結合組織を構築する細胞ではなく, カリウムイオンリサイクル機構, 炎症反応, グルタミン酸代謝機構等において極めて重要な役割を演じていることが, 近年の研究成果により明らかにされている。また, 種々の内耳病態およびその治療を考える上でも線維細胞は極めて重要な鍵を提供するものと考えられ, 内耳の研究は, まさに「線維細胞の時代」に入ったと言っても過言ではない。本稿においては, ラセン靱帯線維細胞の多彩な機能について詳細に解説し, さらに今後の展望等についても述べる。
  • 浅香 大也, 千葉 伸太郎, 小島 純也, 葉山 貴司, 松脇 由典, 中島 庸也
    2004 年 47 巻 3 号 p. 153-157
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    今回我々は, 閉塞性睡眠時無呼吸症候群と診断され口蓋垂口蓋咽頭形成術 (UPPP) を施行した症例を, 無呼吸低呼吸指数 (AHI) を用いて治療効果を判定するとともに著効群と非著効群に分類し, 口蓋垂口蓋咽頭形成術の効果に影響を及ぼす要因について比較検討したので報告する。
    対象は2001年1月から2003年3月までに, 終夜polysomnography (終夜PSG) にて閉塞性睡眠時無呼吸症候群と診断され, UPPPを施行しかつ術後終夜polysomnography検査を施行できた症例26例である。結果は著効例 (無呼吸低呼吸数の改善率が50%以上かつ術後無呼吸低呼吸数が10回/時未満) が11例 (42.3%), 非著効例 (無呼吸低呼吸数の改善率が50%未満または術後無呼吸低呼吸数が10回/時以上) が15例 (57.7%) であった。著効例は非著効例に比べ, セファロメトリー解析において頭蓋底に対する下顎の後退を示すfacial axisが有意に大きく (下顎がより前方に位置する), 年齢が有意に低かった。また, 任意にカットオフ値としてfacial axis84°かつ年齢42歳として治療効果を予想した場合, 著効, 非著効の的中精度が80.8%と最も高かった。したがって我々の施設において口蓋垂口蓋咽頭形成術は, facial axisが84°以上かつ年齢が42歳以下の症例に対して有効性が高いと考えられた。睡眠時無呼吸症候群の重症度に影響を及ぼす要因は様々であり, 総合的に診断, 治療を行う必要があると考える。
  • 金林 秀則, 北村 剛一, 大塚 康司, 荒木 進, 若林 ゆかり, 木下 雅雄
    2004 年 47 巻 3 号 p. 158-162
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    特発性縦隔気腫は比較的稀な疾患で, 基礎疾患のない健康な人に病的誘因なく突然に発症する。今回われわれは咳噺が誘因となり発症したと考えられる特発性縦隔気腫の1例を経験した。症例は15歳男性で, 頸部痛を主訴に当科受診, 触診にて頸部握雪感を認めた。胸部X線検査では心陰影の左側外縁に空気の透亮像を表す線状影を, 胸部CT検査では胸腺脂肪背側, 主気管支周囲, 気管, 食道, 血管周囲および腋窩に気腫像を認め, 頸部皮下気腫を伴う縦隔気腫と診断した。安静・臥床と予防的抗生物質投与による保存的治療により皮下気腫, 縦隔気腫は消失した。縦隔気腫は胸痛, 呼吸困難のため内科, 外科を受診することが多いが, 頸部の気腫のため咽頭痛や嚥下時痛が生じると耳鼻咽喉科を受診することがあり, われわれ耳鼻咽喉科医は本疾患を念頭におく必要があると思われた。
  • 嶋根 俊和, 油井 健史, 寺崎 雅子
    2004 年 47 巻 3 号 p. 163-168
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    点火状態の花火を口にくわえていたところ逆方向に破裂したため, 口腔内に熱傷を生じた。軟口蓋, 咽頭後壁以外には所見がないにもかかわらず, 食道に熱傷性瘢痕狭窄を来していた症例を経験した。治療により嚥下障害は一時的に改善したが, 徐々に嚥下障害が増悪し食道の熱傷性瘢痕狭窄の可能性が疑われ, 食道造影, 内視鏡検査などの精査が必要であった。症例は, 14歳男性で学校生活での背景因子から心因反応の可能性も考えられ診断に苦慮した。口腔内の所見が軽度であっても食道に瘢痕狭窄を生じることがあるということを認識し, 器質的疾患の有無を精査することが第一であることを改めて実感した。また, 熱傷性瘢痕狭窄という良性疾患に対し内視鏡的拡張術のみでは拡張維持が困難な場合, 一時的に人工食道を留置することによって抜去後も十分な拡張維持ができた。良性食道狭窄に対する治療として一時的に人工食道を留置した症例は報告が少なく, 今後有効な治療法になりうると考えられた。
  • 中村 将裕, 石井 正則, 山崎 ももこ, 近澤 仁志
    2004 年 47 巻 3 号 p. 169-174
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    急性低音障害型感音難聴が典型的メニエール病に移行する症例を経験する。メニエール病と心理的要因の関連性は知られているが, 急性低音障害型感音難聴と心理的要因の関連性は明白になっていない。我々は急性低音障害型感音難聴がメニエール病に移行した例に対し, その臨床的特徴と, STAI (State-Trait Anxiety Inventory) 検査および自律神経調査票を用いて心理状態を検証した。今回の結果は女性に有意に発症頻度が高く, 20~30歳代と60歳代に発症のピークがあった。急性低音障害型感音難聴がメニエール病に移行するまでの期間は平均231.4日であったが1年以内に移行した例が全体の85.2%を占めた。急性低音障害型感音難聴発症時およびメニエール病移行時にSTAI検査の特性不安, 状態不安, 自律神経問診票のすべての検査が高値を示し, とくに状態不安が急性低音障害型感音難聴発症時に比べてメニエール病移行時に有意に高かった。したがってメニエール病移行時には患者の心理背景の変化を考慮すべき結果であった。また, メニエール病に移行した例は移行しなかった例より, すべての心理テストが明らかに高値を示しており, 心理テストは, 今後急性低音障害型感音難聴がメニエール病に移行Lうるかどろかの一つの指標予測になると考えた。
  • 山城 義広
    2004 年 47 巻 3 号 p. 175-180
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 吉田 正樹
    2004 年 47 巻 3 号 p. 181-187
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 尾尻 博也
    2004 年 47 巻 3 号 p. 188-190
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 北村 正樹
    2004 年 47 巻 3 号 p. 191-193
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 47 巻 3 号 p. 194-213
    発行日: 2004/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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