耳鼻咽喉科展望
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47 巻 , 6 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 膠原病
    西山 茂夫
    2004 年 47 巻 6 号 p. 402-403
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 行雄
    2004 年 47 巻 6 号 p. 404-416
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/08/16
    ジャーナル フリー
  • 榎本 雅夫, 大西 成雄, 嶽 良博, 池田 浩己, 芝埜 彰, 與田 茂利, 夜陣 真司, 硲田 猛真, 山名 敏之
    2004 年 47 巻 6 号 p. 417-423
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    通年性アレルギー性鼻炎や小児の気管支喘息における環境調整はメディカルケアへの依存を軽減し, これのみで症状の改善する例もしばしば経験する。近年, 日本において, 快適な居住性を求めるため, アルミサッシの普及など気密性の高い家造りが求められてきた。このことは, チリダニの生育・繁殖にとって好都合な環境を与える建築様式となっている。ところで, シックハウス症候群対策として, 2003年7月から建築基準法が改正され「室内換気システム設置の義務化」がなされたが, それがチリダニの生育・繁殖にどのような影響を与えるかについて検討した。その結果, 従来の家屋に比べ, 室内換気システムを設置した家では, 相対湿度が低く, 屋内各所のチリダニアレルゲン量も少なかった。
  • 遠藤 誠, 千葉 伸太郎, 和田 弘太, 谷口 雄一郎, 太田 史一, 大櫛 哲史, 中島 庸也, 森山 寛
    2004 年 47 巻 6 号 p. 424-431
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    睡眠時無呼吸症候群に対する簡易検査装置の精度や使用上の問題点について終夜睡眠ポリグラフ検査と比較検討を行った。睡眠呼吸障害の疑いのある30症例に終夜睡眠ポリグラフ検査と同時に簡易検査を行った。その結果両者の無呼吸低呼吸指数の相関係数は0.664で有意な相関を認めたが, 簡易検査では重症例において過小評価, 軽症例では過大評価される傾向にあった。睡眠時無呼吸症候群の患者の累積生存率に関わるとされるAHI20をカットオフとすると簡易検査装置による診断は感度76%, 特異度44%, 的中精度67%であり, 簡易検査装置による検査結果の解釈には注意が必要と考えられた。
  • 北村 剛一, 荒木 進, 金林 秀則, 大塚 康司, 鈴木 衛
    2004 年 47 巻 6 号 p. 432-437
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    難聴, めまいにて発症した前下小脳動脈症候群の1症例を報告した。症例は66歳男性で, 初診時頭部単純CT検査にて異常はなく, 注視眼振検査にて水平回旋混合性眼振を認め末梢性めまいを疑った。翌日施行した頭部MRI検査にて小脳梗塞を認め前下小脳動脈症候群の診断に至った。難聴, めまいにて発症する疾患には突発性難聴やメニエール病があるが中枢性疾患の存在も考え, 早期診断, 早期治療の必要性があると思われた。
  • 力武 正浩, 石井 正則, 須田 稔士, 石井 彩子, 歌橋 弘哉
    2004 年 47 巻 6 号 p. 438-442
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    一般に喉頭蓋嚢胞が小さい場合は経過観察し, 大きくても症状がないものに関しては経過観察することが多い。しかし喉の異物感や嚥下時にひっかかる感じなどの咽喉頭異常感症様の症状や呼吸障害があれば, 嚢胞壁の切除術や嚢胞摘出術が行われている。今回我々は症状の訴えのあった喉頭蓋嚢胞を中心とした9例に対して, 経口的に硬性内視鏡を用いて嚢胞の摘出術を行った。その結果, 全例視野が広く得られ, 嚢胞全体が十分に観察され, 出血にも対処しやすく容易に嚢胞を全摘出しえた。また術後の合併症・再発も認められなかった。当院で行った経口的硬性内視鏡下による喉頭蓋嚢胞摘出術について症例を呈示しつつ報告する。
  • 高島 雅之, 竹村 博一, 村田 英之, 小田 真琴, 山田 奏子, 友田 幸一
    2004 年 47 巻 6 号 p. 443-447
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    喉頭蓋嚢胞は, 日常診療において偶然遭遇することの多い疾患である。しかし, その大半は無症状なことが多く, 経過観察されることもよくある。自覚症状としては咽喉頭違和感や時に呼吸苦を訴えることもあり, 特に呼吸苦は緊急手術の適応となりうる。今回我々は, 元来軒をかかなかった成人男性がある日から毎日軒をかくようになったことが起因し発見された喉頭蓋嚢胞の1例を経験した。嚢胞の発育は短期間で増大傾向を示し, そのため夜間呼吸苦様症状も出現したことから準緊急的に手術加療を行った。術前後に行ったアプノモニター検査では中等度認めた無呼吸が術後改善し, Dynamic MRIにおいても喉頭蓋付近の占拠性腫瘤が上気道の閉塞を伴い, 術後これが取り除かれたことにより上気道の他の箇所に狭窄や閉塞がないことが形態的にも確認された。突然発症するような軒症例では, 進行性の上気道占拠性疾患を強く疑い精査する必要があると考えられた。
  • 松田 秀樹, 堀内 長一, 吉田 高史, 佃 守
    2004 年 47 巻 6 号 p. 448-452
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    上咽頭結核は, 抗結核薬の登場による肺結核の減少に伴って昭和30年代以降激減したが, 近年診断技術の進歩によりその報告例は少数ながら増加傾向にある。われわれは, 肺に結核病変のない原発性上咽頭結核の1例を経験した。
    症例は69歳の女性。胃癌 (Stage IIIA) に対して胃全摘出術を施行された6ヵ月後に咽頭痛が出現し, 当科を受診した。上咽頭天蓋から後壁にかけて白苔を伴う表面粗な隆起性病変を認めた。頸部リンパ節腫脹は認めなかった。生検により上咽頭結核と診断した。ツベルクリン反応は強陽性であったが, 肺に結核病変を認めなかった。喀痰の塗沫および培養検査は陰性であった。上咽頭腫瘤から得た擦過標本の結核菌DNA-PCR検査は陽性, 培養検査で結核菌が検出された。イソニアジド (INH), リファンピシン (RFP), エタンブトール (EB), ピラジナミド (PZA) の4剤併用療法により上咽頭の病変は消失した。上咽頭擦過標本の結核菌DNA-PCR検査も陰性化した。
    最近本邦で報告された上咽頭結核症例について, 文献的考察を加えて報告した。
  • 尾尻 博也
    2004 年 47 巻 6 号 p. 453-454
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 新しい癌治療薬
    北村 正樹
    2004 年 47 巻 6 号 p. 455-459
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 特にロラタジンとの併用について
    荻野 敏, 榎本 雅夫, 池田 浩己, 嶽 良博
    2004 年 47 巻 6 号 p. 465-473
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    2003年のスギ花粉飛散のピークと想定された2月24日から3月8日の期間に, 大阪と和歌山地区の16施設の耳鼻咽喉科外来を受診したスギ花粉症患者を対象に, 初期療法に関するアンケート調査を実施した。そのデータから, 初期療法薬としてロラタジン+鼻用ステロイド併用療法が実施されていた症例を抽出して, ロラタジンあるいは鼻用ステロイド単独投与例との有効性を比較した。あわせて, 他の第二世代抗ヒスタミン薬+鼻用ステロイド併用療法についても併用による有効性上昇の有無を比較検討した。前年の症状と比べた2003年度の全般的な患者の評価を4段階で判定したところ, ロラタジン+鼻用ステロイド併用群では「症状が前年よりも軽い」と感じる症例の頻度は55.6%で, ロラタジン単独投与の35.6%, 鼻用ステロイド単独投与の37.5%に比べて有効性の上昇が認められた。他の第二世代抗ヒスタミン薬と鼻用ステロイド薬を初期療法として併用投与されていた症例における有効性も抗ヒスタミン薬単独投与に比べて有意に上昇していたが, 「症状が前年よりも軽い」と感じる症例の頻度は45.4%とロラタジン+鼻用ステロイド併用療法例と比べてやや低率であった。以上の検討から, 第二世代抗ヒスタミン薬に鼻用ステロイド薬を初期療法として併用投与するとおのおのを単独投与した場合に比べて有効性が上昇するという成績が得られた。
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