巻号一覧
53 巻, 6 号
選択された号の論文の15件中1～15を表示しています
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三杉 隆彦1984 年 53 巻 6 号 p. 463
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
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早川 尚夫1984 年 53 巻 6 号 p. 464-470
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリージョセフソン素子は,従来の半導体素子とは全く異なる原理で動作するユニークな電子素子としてその利用が注目されている.特に,高速性,低消費電力性に着目したコンピューター素子への応用は,シリコン素子をべースとした現在のコンピューターの性能を大幅に向上させることが期待され,精力的な研究が行なわれている.一方,ジョセフソン素子は未踏的要素が多い技術であることも事実であり,技術開発の進展に伴い,解決しなければならない多くの技術課題も認識されるようになった.本解説は,このようなジョセフソン・デジタル素子技術の現状を概観し,その将来課題について述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2642K) -
岩本 雅民1984 年 53 巻 6 号 p. 471-478
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー超伝導の応用研究の範囲は広い.研究はすでに20年以上にわたって続けられている.計測ないし物理学実験用のマグネットとしてなすでに実用化されている.また,その他の応用研究も実用化の一歩手前まできているものが多い.最近のトピックス,応用研究の現状,今後の展望について述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5004K) -
赤穂 博司, 梶村 皓二1984 年 53 巻 6 号 p. 479-485
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー急速に発展しつつある超伝導エレクトロニクスの分野で,ジョセフソン効果とは異なる新しい現象,非平衡超伝導現象を用いたデバイスが期待されている.ここでは,非平衡超伝導現象と最近提案されたデバイス:クイトロン(QUITERON)について紹介する.さらに非平衡超伝導デバイスとジョセフソンデバイスとの差異についても論じる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (599K) -
柳田 博明1984 年 53 巻 6 号 p. 486-492
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーセラミックスの材料設計の重点は.新規有用な物性を持つ物質の探索手法のインテリジェント化にある.新規な物性は,新規な構造により発親する.セラミックスにおける構造は.物性論的次元から.形態論的次元,そして相乗作用的次元と.多次元にわたる.しかし,基本となるのは.結晶化学的な考察の有効な物性論的構造である.とくに原子,あるいはイオンの充堀構造が,物性の推定に有効である.形態論的次元の構造の制御にも.結晶化学的考察は有効である.そして,新規な構造がもっとも期待できるのが,相乗作用的次元のものである.酸・塩基,pn接合,ホストーゲスト物質のように顕著な相乗作用の期待できる組合せでは新規な物性が見出されやすい.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (620K) -
バイオメカニックスの研究の過去と現在と将来松井 秀治1984 年 53 巻 6 号 p. 493-499
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーバイオメカニックスは近代工業化文明の生みだしたひずみや,ひずみに伴う新らしい課題についての科学的対応として生まれた,新らしい人間の科学である.この新らしい科学の発展を研究史的に下記にかかげる各方面との科学的対応を内容としてたどるとともに,1981年名古屋での第8回国際バイオメカニックス学会大会,および1983年カナダ,ウオータールーにおける第9回学会大会の研究発表の要点からその研究の現状と今後を展望してみた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (668K) -
平尾 孝, 吉岡 芳明1984 年 53 巻 6 号 p. 501
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
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野崎 正, 小林 健二1984 年 53 巻 6 号 p. 502-503
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
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田島 道夫1984 年 53 巻 6 号 p. 504
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
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澤岡 昭1984 年 53 巻 6 号 p. 505-510
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーわが国ではナショナルプロジェクトとして,1988年第1四半期を目標に,NASAのスペースシャトルを利絹する宇宙実験計画が進行している.そこで実施される実験テーマは材料が約20件,ライフサイエンスが約10件と予想されている.わが国ではすでに小型ロケットを使用して,6回の宇宙材料実験を行なった.本稿では,微小重力下での材料実験の意義,諸外国における宇宙材料実験の動向,わが国の宇宙実験の位置づけなどについて述べた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1423K) -
太田 俊明, 石川 哲也1984 年 53 巻 6 号 p. 511-515
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー高エネルギー物理学研究所フォトンファクトリーの2.5GeVストーレジリングが稼動を始めて,早くも2年が経った.この間,いろいろな測定装置や分光器の立上げ,調整と予備実験が行なわれ,かつまた,興味ある結果もいくつか得られるようになった.本稿では,フォトンファクトリーの現状も混じえて,放射光を用いることによって可能になったいくつかの実験法をとりあげて標説し,今後の展望についても簡単に触れる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1071K) -
西澤 潤一1984 年 53 巻 6 号 p. 516-520
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー原子層エピタキシーは,原料ガスを洞時ではなく,交互に送るというだけで,1分子層ずつ結晶成長が原子の寸法の精度でできる利点をもつ,しかし,温度を上げなければならず,格子配列を乱すことがある.光照射は,欠陥も誘発することなく,しかも選択的に特定のイオンやラジカルを作ったり,現象を促進することができて,純粋な反応を生ずることができる.この両者を併用することによって,今後の新しいデバイスの試作が行なえるものと考えられ,結晶成長の機構の解明にも大きな進歩が期待できる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (459K) -
心磁界計測を中心にして粟野 直行, 阪内 保弘, 小野 和男, 大和田 憲司, 刈米 重夫1984 年 53 巻 6 号 p. 521-525
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー近年,ジョセブソン効果を応用したSQUIDの出現により,微小な生体磁気情報の計測が可能となった.
心臓の電気現象に伴う磁気情報である心磁図は,従来の心電図に比較して,空間分解能が高く,直接心臓の興奮過程が観察されるものと期待される.磁界計測装置の進歩と,情報の画像化が進めば,心臓電気現象の断層像が作れる可能性がある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1745K) -
稲谷 順司1984 年 53 巻 6 号 p. 526-531
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー高精度大口径の電波望遠鏡の出現により,ミリ波天文学は新段階に入り,ますます高感度低雑音受信機への期待が高まっている.その中で,近年,トンネル型ジョセフソン素子による準粒子ミキサーの超低雑音性が実証された.それは,短ミリ波およびサブミリ波の受信機として,かつてない魅力を備えており,その実用化が急務となっている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (508K) -
倉門 雅彦1984 年 53 巻 6 号 p. 532-537
発行日: 1984/06/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー理論計算によれば,超伝導トンネル接合を用いた放射線検出器は,半導体検出器と比較して数千倍高い感度と数十倍優れたエネルギー分解能をもつ可能性がある.本ノートでは,その作動原理,ε値とファノ因子の理論計算結果, Sn-SnOx-Sn接合によるα粒子スペクトルの測定結果を述べる.測定結果からε値とファノ因子を導出するには至っていないが,スペクトルは初めてピークを示した.今後の改良によって,感度と分解能はさらに向上してゆくものと思われる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (512K)
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