巻号一覧
58 巻, 1 号
選択された号の論文の21件中1～21を表示しています
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岡部 茂1989 年 58 巻 1 号 p. 1
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (79K) -
林 眞1989 年 58 巻 1 号 p. 2-20
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/04/02
ジャーナル フリー電子が気体原子・分子と衝突すると,弾性衝突,振動励起衝突,電離衝突などが起こる.この衝突の断面積,すなわち電子がぶつかる的の大きさはどのくらいの面積か,また電子エネルギーによってどのように変化するか,を具体例をあげて論じた.この断面積の値は,半導体VLSIの製作,ガズレーザーのモデリング,放射線物理・化学,宇宙・環境科学,気体中の電子スオームと放電現象などの基礎量として重要である.電子衝突断面積の今後の研究の進展へ向けて,筆者の研究成果を中心に,研究の現状を総合した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1595K) -
長谷部 信行1989 年 58 巻 1 号 p. 21-29
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー光検出器や放射線検出器の陽極を,抵抗性電極にすることで,位置の情報が得られる.抵抗性電極による電荷分割型位置検出器の原理について解説し,種々の電荷分割型位置検出器の紹介と,その特徴について解説する.また,位置検出器の応用についても触れる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2968K) -
桑折 範彦1989 年 58 巻 1 号 p. 30-39
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー自己消滅ストリーマーモードは,近年発見されたガス計数管における新しい動作モードである. GMモードと同様に高いガス増幅率をもち,計数率特性はGMモードより優れている.この新しい動作モードの主な特徴,そのもととなる自己消滅ストリーマーの発生機構について解説し,その応用と最近の研究の現状について言及する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2795K) -
菅野 道夫1989 年 58 巻 1 号 p. 40-45
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー言葉の意味や概念の定義に見られるあいまいさを表すファジィ集合諭,およびファジィ理論の応用に必要なファジィ論理とファジィ推論の考え方をやさしく解説する.次いで,応用の一分野として,最も研究が進んでいるファジィ制御について,その原理を説明し,多くの実用化例を紹介する.終わりに,制御以外の分野への応用,および,日本をはじめ米国,フランス,中国など,各国のファジィ理論の研究への酸う継みについて簡単に紹奔する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (431K) -
野口 勉1989 年 58 巻 1 号 p. 46-51
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー相対論的高速電子による,レーザー光子の逆コンプトン散乱を利用した,偏光単色γ線生成の可能性が指摘されて以来,この方法は,有力な単色γ線の発生方法として注目され,実験的研究が進められてきたが,最近の大出力レーザー技術の進展と,大電流・長寿命電子蓄積リングの普及により,実用化計画が進められるようになった,大型リングでの逆コンプトン散乱単色γ生成の最近の計画では,標識光子法を併用し,エネルギー分解能,測定効率の向上を図っている.小型電子蓄積リングでは,数百keV～20MeVのエネルギー可変γ線源として,放射性同位元素に代わる利用も行われようとしている.ここでは,蓄積リングに貯蔵された電子ビ-ムによる,レーザーの逆コンプトン散乱γ線の発生の概要について述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (433K) -
藤原 康文, 小林 猛1989 年 58 巻 1 号 p. 52-58
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー酸化物高温超伝導体では,金属超伝導体とは異なり,適当な外部励起のもとで,特徴的なルミネッセンスが観測されることが,見いだされている.このことは,これまで半導体材料の基礎および応用研究において,数多くの成果をあげてきた,光をプローブとした評価技術を,高温超伝導体研究に適用できることを示唆している.また,これらの研究は,従来の概念にはなかった,超伝導性と発光性を備え持つ,新機能デバイスの開拓に道をつけるものとして期待される.本稿では,これら高温超伝導体からのルミネッセンス評価について,われわれの実験結果を交えながら,最近の研究を展望する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (480K) -
佐々木 慎一, 俵 裕子1989 年 58 巻 1 号 p. 59-65
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーわれわれはα粒子に対するW憶の測定を,グリッド型電離箱を用いて行った,本稿では, W値の測定方法や現在の問題点を紹介し,希ガスのW値およびW値のエネルギー依存性について得た結果について述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (556K) -
秋本 晃一, 水木 純一郎, 廣沢 一郎, 松井 純爾1989 年 58 巻 1 号 p. 66-71
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー半導体界面は,実際の半導体デバイスrはよく科用されるにもかかわらず,界面の原子レベルでの構造については,測定手段が少ないこともあって,あまりわかっていない.そのため,界面の原子構造と界面の電気的,光学的性質との対応については,ほとんど理解されていない.ここでは,シンクロトロン放射光を用いたX線回折法により,半導体の種々の界面に存在する超構造(界面超構造)について研究した実験結果について紹介する.これは,非常に強力なX線であるシンクロトロン放射光を用いることにより,はじめて可能になった研究である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (424K) -
森内 和之1989 年 58 巻 1 号 p. 72-77
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーICRP勧告 (1977) 内容を受けた形で改正された,わが国の放射線障害防止関係政・府令・告示内容が,煩瑣専門的に過ぎ実状にそぐわず,かえってわが国の放射線利用の発展を阻害する恐れが多いこと,これの実質的前向き解決のためには,改正の主旨と放射線現場の実情とを踏まえた簡明かつ安全側で行う規制を許容すべきこと,および現実の計測誤差と対象量の流動性を考慮すべきことが要諦であることを述べた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (594K) -
丸山 隆司1989 年 58 巻 1 号 p. 78-84
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー国際放射線防護委員会 (ICRP) が勧告した実効線量当量の概念と,その,放射線安全管理の現場への適用を考察し,障害防止関連法令への実効線量当量の導入における問題点を明らかにするとともに,代替量として法令に用いられた1センチメートル線量当量の意味と,その測定・評価法について概観した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (620K) -
河田 燕, 松本 健1989 年 58 巻 1 号 p. 85-89
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー放射線被ばくによるリスクを総合的に理解する一助として導入された実効線量鎖量および,この量を実用的に代替するために,国際放射線単位委員会 (ICRU) から提案された諸最について.定義や意味を解説するとともに,標準の確立,供給や測定器の校正の立場から,これらを実地に適用する場合の方策と問題点について述べた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (494K) -
辻本 忠1989 年 58 巻 1 号 p. 90-93
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー実効線量当量は,直接測定できるものではない.放射線管理担当者が評掻するものである.しかし,実効線量当量を正確に評価することは,非常に難しい.難しいからといって,安易な方法を選ぶぺきでない.正確に評価することこそ,放射線管理担当老の任務である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (365K) -
佐藤 博夫1989 年 58 巻 1 号 p. 94-100
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー放射線関連法令の改正に伴い,実効線量当量と組織線量当量で,放射線被ばくを評価する,両線量当量を評価のため,信たな,測定の乎法や装置の対応を必要とする.放射線被ばくのうち,まず,外部被ばくを1センチメートル線量当量, 3ミリメートル線量当量, 70マイクロメートル線量当量で測定できるか,電離箱式, GM計数管式,シンチレーション式などの装置に適用し考察する.また,内部被はくを放射性物質の体内摂取に起因するとして,摂取量の計測をする体外計測法,バイオアッセイ法,空気中濃度計算法がいかにあるか,放射線測定器メーカーの立場で述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (538K) -
武部 雅汎1989 年 58 巻 1 号 p. 101-103
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー多くの立場から有意計測の議論を読んでみると,この議論に入る以前に,有意計測の考え方がそれぞれ異なっており,定量的議論になっていない,これは実効線量当量の導入にあたって,十分技術的な議論が尽くされておらず,計測法の技術開発,測定器の開発,検定,標準校正などの理解,準備が進められていない点に問題があり,放射線管理現場で,何をどの程度の誤差で計れるのか,計ればいいのか,改めて議論する必要を感じた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (284K) -
山口 喬1989 年 58 巻 1 号 p. 104-113
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー山登りやドライブをするときに地図が必要であるように,材料とつきあうときには,そのための案内図がいる.これが平衡状態図である.この講座は,利用する立場から平衡状態図を理解することを目的としている.次にあげる項目について4回にわたって説明する. (1) 状態図とは何か, (2) 状態図からどんな情報がわかるか, (3) 状態図をどう読むか, (4) 状態図を決める要因は何か, (5) 状態図は何に使えるか, (6) 状態図をどのようにして作るか,どこから探し出すか,どのようにして推定するか.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (753K) -
山中 龍彦1989 年 58 巻 1 号 p. 143-144
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (236K) -
榎戸 武揚1989 年 58 巻 1 号 p. 145-146
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (235K) -
白石 文夫1989 年 58 巻 1 号 p. 147-148
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (165K) -
池上 徹, 石戸谷 達世1989 年 58 巻 1 号 p. 149-150
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
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飯田 昌盛, 中村 輝太郎1989 年 58 巻 1 号 p. 151-160
発行日: 1989/01/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーAn electromagnetic memory effect in Y-Ba-Cu-O system is studied. In the measurement of current-voltage characteristics, a voltage drop across the superconducting sample is observed on applying an external magnetic field. The voltage drop continues to appear after the removal of the magnetic field. This phenomenon is considered as a nonvolatile memory effect. The voltage drop increases with increase in applied magnetic flux, but it becomes constant at about 10-2T. The appearance of the voltage drop is ascribed to the trapping of magnetic flux. Depending on the direction of applied magnetic flux less than 2×10-3T, the voltage drop in the memorized sample increases or decreases. The fact that the material used is porous and contains many grain boundaries suggests a junglegym-like path in a current flow model. The mechanism of the memory effect can be explained by applying this model.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (747K)
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