巻号一覧
58 巻, 10 号
選択された号の論文の16件中1～16を表示しています
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生嶋 明1989 年 58 巻 10 号 p. 1427
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
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大津 元一, 中川 賢一1989 年 58 巻 10 号 p. 1428-1444
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーレーザーの周波数制御は光量子エレクトロニクス分野において最も基本的な研究課題であるが,半導体レーザーに対するそれは他種レーザーと非常に異なった様相を呈する.これは半導体レーザー共振器損失が大きいこと,キャりア密度変動が大きく,高速であること,などに起因する.本稿では半導体レーザーにおける周波数制御の原理,手法,結果,限界,およびその広範な分野への応用と将来について展望する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3709K) -
依田 潤1989 年 58 巻 10 号 p. 1445-1452
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー最近いろいろな分野で注目を集めているイオントラップ法の特徴と案際の装置について述べられている.また,中性原子と閉じ込められたイオンに対するレーザー冷却法の原理と相違点,およびイオントラップ法を利用した周波数標準器の特徴とその周波数安定度について解説されている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (615K) -
中塚 宏樹1989 年 58 巻 10 号 p. 1453-1462
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー時間的にインコヒーレントな光を用いた,ピコ秒・フェムト秒領域の超高速非線形公光法について概説する.スペクトル幅の広いインコヒーレント光によるフォトンエコ一では,パルス幅に関係なく,そのスペクトル幅の逆数に等しい時間分解能で,位相緩和時間 T2 を測定することができる.この方法の原理的説明につづいて,位相緩和に対する物質の多準位性の影響や,連続発振多モード半導体レーザーによる,簡便なサブピコ秒インコヒーレント光フォトンエコーについて解説する.準位分布緩和時間 T1 が,インコヒーレント光を用いて灘定できることについても述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2258K) -
大坪 順次, 荻原 昭文1989 年 58 巻 10 号 p. 1463-1472
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーランダムな散乱体により,レーザー光が散乱されて生じるスペックル強度信号から,いろいろな物理量を測定する方法が提案されている,スペックル強度信号は,本来アナログ信号であるが,これをある信号レベルをしきい値として,二値化信号とすることにより,高速で信号処理を行うことが可能になり,実時間での計測が実現できる.二値化信号,すなわちクリッピングされた信号の統計,実際の信号処理における方法,問題点,利点,などについて述べる.さらに,レーザースペックル強度のクリッピングのいくつかの具体的応用例について述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4299K) -
池谷 元伺, 古沢 昌宏, 石井 博, 三木 俊克1989 年 58 巻 10 号 p. 1473-1480
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー試材料のミクロな領域での不射電子濃度を電子スピン共鳴 (RSR) で検出し,その空間分布を画像化するのが ESR 顕微鏡である.従来の断層画像計測を行う磁気共鳴画像 (CT-MRI) の手法に加えて,走査型イメージング方式を開発し,鉱物や化石の観察やマイクロドジメトリーへの応用が始まった, ESR 顕微鏡は広い分野に役立つと考えられるので,いくつかの方式について応用例とともに紹介する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6285K) -
魚住 清彦1989 年 58 巻 10 号 p. 1481-1487
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー走査型トンネル顕微鏡 (STM) は試料表面を実空間で原子分解能を持って観察することを可能にしたが,試料に電流が流れる必要がある.一方,非導電性試料表面をも観察可能にした原子間力顕微鏡 (AFM) も原子分解能を持つことが報告され, AIM と STM を同時に可能とする試みがなされている.われわれは, STM の課針に超音波パルスを加え,探針先端の機械的な接触を検出することにより, STM も同時に可能な新しいタイプの顕微鏡を作成できる可能性を示す実験結果を得たので紹分する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5112K) -
松永 是1989 年 58 巻 10 号 p. 1488-1492
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー菌体内にマグネタイトの磁気微粒子を合成する走磁性細菌は,地磁気を感知する能力をもつ微好気性の細菌であり,磁場の向きにより,その運動方向が決まる.走磁性細菌が合成する磁気微粒子は,単磁区構造を示し,その大きさも約100nmと小さく,さらにそのまわりは脂質を主成分とする有機薄膜で覆われていることが確認された.酵素・抗体固定化担体として,この磁気微粒子を利用したところ,酵素・抗体固定化量は人工の磁気微粒子に比べ多いことが示された.また,磁気微粒子は赤血球・白血球などへ導入可能であった.さらに,走磁性細菌をマイクロ磁気センサーへ応用し隕石のつくる磁力線の方向の測定を行った.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3838K) -
吉田 英次, 吉田 国雄, 中井 貞雄1989 年 58 巻 10 号 p. 1493-1500
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーNd3+: GGG結晶を用いた高繰り返しスラブレーザーを開発した. Nd3+: GGG結晶のソラリゼーション現象を調べ,スラブ結晶の研磨技術を確立した.レーザー動作実験では, 30Hzの高繰り返しレパルス動作により最大平均出力440W (総合効率 2.2%) を達成した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4939K) -
田原 弘一, 田中 良昌, 安福 正雄, 安井 利明, 尾上 憲一, 吉川 孝雄, 石井 雅博, 伊東 正皓1989 年 58 巻 10 号 p. 1501-1505
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー高度10kmから600kmの地球低高度軌道上を飛しょうする宇宙機は8km/sの高速で衝突する原子状の酸素のため,その表面が劣化する.しかし,その反応機構はいまだに解明されておらず,表面変化に関するデータも乏しいのが現状である.そのため,原子酸棄流による劣化過程をシミュレートする地上実験設備が切望されている.筆者らは,空洞共振器を用いたマイクロ波加熱型プラズマジェットを原子酸素発生源として利用し,供試体への照射実験,およびその表面分析を行った.本稿では,その興味深い結果を紹介し,マイクロ波加熱型原子酸素源の実用化のための今後の開発指針を述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1982K) -
中島 俊典1989 年 58 巻 10 号 p. 1509-1510
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
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鈴木 雅則, 宇根 篤暢, 石原 直1989 年 58 巻 10 号 p. 1511-1512
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
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高橋 秀実1989 年 58 巻 10 号 p. 1513-1514
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
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山田 啓文1989 年 58 巻 10 号 p. 1515-1516
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
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免田 和典1989 年 58 巻 10 号 p. 1517-1523
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーA new surface treatment technique of GaAs substrates prior to molecular-beam epitaxial growth has been developed, which provides a low temperature thermal annealing in vacuum and an As-passivated surface. The As passivated surface was obtained by immersing a GaAs substrate in a 50% HF solution. Auger electron spectroscopy (AES) and reflection high-energy electron diffraction (RHEED) studies of the As-passivated GaAs substrates have been performed. The suitable thermal treatment temperature of the As-passivated GaAs substrate in vacuum was found to be lower than 500°C since thermal facets were not developed on the surface and the RHEED pattern on this clean surface exhibited a 2×1 As reconstructed structure. From the compositional profile of As-passivated GaAs substrate measured with AES and the thermal treatment experiment, it was found that the As passivating layer consisted of an As layer and an As oxide one.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2214K) -
藤岡 加奈, 横谷 篤至, 佐々木 孝友, 中井 貞雄1989 年 58 巻 10 号 p. 1524-1527
発行日: 1989/10/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーOrganic L-Arginine Phosphate Monohydrate (LAP) forms a new promising nonlinear op-tical crystal as a frequency converter for a high power laser. LAP crystals are generally grown from aqueous solutions and microbes breed more readily in LAP solutions than in KDP solutions. The carcases of these micro-bes or their pieces are entrapped in LAP cry-stals during growth. We have succeeded in measuring the amount of microbes which were entrapped in LAP crystals by using the chromogenic Limulus Test. It was found that the carcasses or their pieces were entrapped in a LAP crystal with a density two orders higher than in a KDP crystal.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2164K)
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