巻号一覧
69 巻, 12 号
選択された号の論文の14件中1～14を表示しています
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松重 和美2000 年 69 巻 12 号 p. 1399
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
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J会合体三沢 和彦2000 年 69 巻 12 号 p. 1401-1411
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリーJ会合体とはイオン性有機色素分子が自己組織的に凝集し,分子の一次元鎖を形成する物質である. J会合体では,電子励起状態が構成分子間に非局在化した一次元励起子による超高速非線形光学特性をもち,次世代のナノテクノロジーに果たす役割も期待されるようになってきた.本稿では,J会合体励起子の非線形光学応答,およびJ会合体の会合形態と一次元励起子状態の関連を例にあげて,この古くて新しい物質系の新奇な光学応答特性について解説する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (9098K) -
原田 学, 佐藤 高遠, 米田 英克2000 年 69 巻 12 号 p. 1412-1417
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリーDNAチップは膨大な遺伝子を対象に遺伝子発現や機能解析を行うツールとして近年注目されており,チップ作製遇程には,従来の生化学的な手法だけでなく,半導体プロセスにおける最先端技術が利用されている.本稿では,この技術の基盤となるDNAチップの作製原理および関連機器の現状を紹介し,応用を含めた将来展望を述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4889K) -
阿部 修治, 向井 宏一郎2000 年 69 巻 12 号 p. 1418-1423
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリー生体細胞中にはさまざまな生理機能を実現するナノスケールの装置が存在する.光合成の初期過程を担う光捕集アンテナ系と呼ばれる模タンパク角素複合体もそのようなナノ装置の例である.ここでは,ある種の光合成細菌で見いだされた環状のアンテナ系を例にとり,その色素分子集合体の励起子状態の特徴と,集合体間の励起エネルギー移動の機構について解説する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2201K) -
(チオフエン/フエニレン)コオリゴマー吉田 郵司, 堀田 収2000 年 69 巻 12 号 p. 1424-1428
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリーチオフェン環およびフェニレン環が一次元的にっながったπ電子共役系材料である(チオフェン/フェニレン)コオリゴマーは,多様な電子構造が設計できるために種々の高い光・電子機能が期待される.本研究では,真空蒸着により作製されたコオリゴマー薄膜における分子配向の特徴を調べ、その光学異方性との関連を探った.とりわけ、摩擦転写した高分子膜を基板としてコオリゴマー分子を一軸配向させることで,従来には見られない高い偏光発光特性を発現させることが可能となった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1039K) -
カーボンナノチューブを中心として中山 喜萬2000 年 69 巻 12 号 p. 1429-1433
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリーそのなじみやすい形状と超伝導姓の発現から一種のフィーバーをもたらしたフラーレン,その特異な形状と物性からにわかに注目されているカーボンナノチューブ,そしてナノサイズの電子的機械的デバイスへの応用が期待されるカーボンナノコイルなど,炭素原子からなるクラスターはさまざまな顔をもつ.特にカーボンナノチューブは,ナノサイズの太さで直径と長さの比率が103以上ときわめて高く,スチールより強じんな機械的性質をもちしかも軽い,電子的には巻き方や直径によって半導体的であったり金属的であったりと,これまでにない魅力的な特性をいくつも兼ね備えている.これら物性の基礎研究のため,さらに応用展開を晃据えて,その合成法は急激に進歩してきた.本稿では得種開発された合成法のうち,アーク放電法,化学気相成長法,レーザー蒸発法について,考えられている成長機構を織りまぜて解説する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2498K) -
超伝導の可能性三浦 康弘2000 年 69 巻 12 号 p. 1434-1438
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリー原子・分子の二次元的な配列や層構造は,特異な磁性・電気伝導性を与え,それらが,しばしば応用面での利点・特徴となることはよく知られている.磁性体薄膜,高温超伝導体などもその例といえよう.ところで,層状構造を構築するにはいくつかの方法があるが,本稿ではラングミュア・プロジエツト(LB)法による導電性分子薄膜の構築をとりあげる.そして,特に筆者らが開発中の長鎖アルキルアンモニウム-Au(dmit)2に基づくLB膜中に超伝導相が存在する可能性について,磁化率および抵抗率
の実験結果をもとに述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2932K) -
真島 豊, 岩本 光正2000 年 69 巻 12 号 p. 1439-1440
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
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表 和彦2000 年 69 巻 12 号 p. 1441-1442
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
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谷 俊朗, Martin VACHA2000 年 69 巻 12 号 p. 1443-1444
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
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中田 時夫2000 年 69 巻 12 号 p. 1445-1449
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリー多層化薄膜デバイスの一種であるCIGS薄膜太陽電池の高性能化のためには,各層や界面を含めた総合的な研究が必要である.このうちCIGS光吸収層の高品質化とその表面改質は接合特性の向上に重要であり,バツファ層,および透明導電膜の改善はおのおの短波長および長波長領域の量子効率向上に効果的であると予測される.本稿は,これらの要素技術開発について,最近,筆者らが行った試みを紹介し,ガラス基板上の多結晶薄膜デバイスでありながら多結晶シリコン太陽電池並みの変換効率が実現できることを示す.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4084K) -
神澤 好彦, 能澤 克弥, 齋藤 徹, 久保 実2000 年 69 巻 12 号 p. 1450-1454
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリーIV族元素の混酪であるSi1-x-yGexCyは,ひずみやバンドギャップを制御可能なSi系高速半導体デバイス材料として最近注目されている.しかし,この結晶は,Cのもつ特有の性質により,作製が比較的困難である。われわれはこの結晶をUHV-CVDと呼ばれる手法によって作製を行っており,最近かなり良質の結晶が得られるようになってきた.本稿では特に, Si1-x-yGexCy結晶の結贔性や組成が成長温度ならびに各種原料ガスの分圧によってどのように変化するかにっいて,得られたデータをもとにまとめる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2078K) -
田村 眞一郎2000 年 69 巻 12 号 p. 1456-1461
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリー有機EL材料を使ったディスプレイは自発光,フルカラー,高速応答,薄型などの特徴があり,将来の平面型ディスプレイの有力な候補として注磨されている。有機材料はその動作に直接かかわり,発光色,発光効率,駆動特性,信頼性などの,素子としての重要な特性に大きな影響を与えている.本稿では,有機EL材料に要求される特性と,それを満たす分子を実現するための分子設計について解説する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (909K) -
味香 夏夫2000 年 69 巻 12 号 p. 1462-1466
発行日: 2000/12/10
公開日: 2009/02/05
ジャーナル フリーフラッシュメモリー技術全般については,久米氏による非常によくまとめられた解説1)が本誌(1996年)に掲載されているのでそちらも参考にしていただきたい.ここでは誌面も限られているので,フラッシユメモリーおよびそれを取り巻く不揮発性メモリーの分野での,主に96年以降で応用物理に関連する話題を選んで簡単に紹介する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2963K)
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