応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
89 巻 , 6 号
『応用物理』 第89巻 第6号
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Science As Art
焦点
今月号の概要
解説
研究紹介
  • 黒田 理人, 山本 将大, 須川 成利
    2020 年 89 巻 6 号 p. 328-332
    発行日: 2020/06/10
    公開日: 2020/06/10
    ジャーナル 認証あり

    近接容量イメージセンサは,計測対象にセンサを近づけた際に生じる近接容量の2次元分布を計測・可視化するセンサであり,指紋認証やタッチセンサ,材料内部の非破壊検査,液面レベルセンサなどに用いられている.今後はフラットパネル・電子回路基板の非接触電気検査,薄膜シート材料の異物検査,イオン濃度や生細胞の可視化などへの活用も期待されている.本稿では,CMOSイメージセンサの研究で培ったノイズリダクション技術を応用し,0.1aFの容量検出精度を達成した高感度・高精細・リアルタイム近接容量イメージセンサの原理,性能,計測応用事例を紹介する.

  • 大島 隆治, 庄司 靖, 牧田 紀久夫, 菅谷 武芳
    2020 年 89 巻 6 号 p. 333-337
    発行日: 2020/06/10
    公開日: 2020/06/10
    ジャーナル 認証あり

    ガリウムヒ素(GaAs)などのIII‐V族化合物太陽電池は高い変換効率を生かして車載や通信用無人航空機などへの新規応用が検討されているが,製造コストの低減が課題である.本稿では,(国研)産業技術総合研究所で開発を進めているハイドライド気相成長(HVPE)法を用いた低コスト成長技術の進展を紹介する.開発したHVPE装置において,ほかの成長法では実現が困難な100µm/h以上の超高速成長を高い原料利用効率で可能にした.また,高速成長においても良好なトンネル特性を有する極薄膜のトンネル接合,高品質なInGaP/GaAs 2接合セルの作製を可能にした.HVPE成長技術は,次世代の低コスト・超高効率多接合太陽電池作製のキーテクノロジーとして大いに期待される技術である.

  • 市來 龍大
    2020 年 89 巻 6 号 p. 338-342
    発行日: 2020/06/10
    公開日: 2020/06/10
    ジャーナル 認証あり

    金属材料の表面硬化技術であるプラズマ窒化処理には,産業界では低圧プラズマが使用されている.我々は多品種少量生産方式を実現するため,真空設備を必要としない大気圧プラズマによる窒化法を研究している.プラズマ源としてパルスアーク型プラズマジェットおよび平板型バリヤ放電を用い,アンモニアガスを用いない窒素ベースガス下において各種鉄鋼およびチタン合金の表面窒化に成功した.

  • 渡邉 力也
    2020 年 89 巻 6 号 p. 343-346
    発行日: 2020/06/10
    公開日: 2020/06/10
    ジャーナル 認証あり

    現在,マイクロチップを利用したデジタルバイオ分析は,従来の生物学研究を大きく発展させるだけでなく,遺伝子診断などの核心技術として,創薬・医療分野での産業応用への道筋を開拓しつつある.本稿では近年開発された「生体膜マイクロチップ」に焦点を当て,それらを基盤とした膜タンパク質のデジタルバイオ分析の最前線を紹介するとともに,創薬・医療における近未来像を提示したい.

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