巻号一覧
56 巻, 4 号
選択された号の論文の25件中1～25を表示しています
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小谷 正雄1987 年 56 巻 4 号 p. 429-430
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (147K) -
大学学部川久保 達之1987 年 56 巻 4 号 p. 431-433
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー教育の理念や方法は人によってさまざまであって,これが最善であると断定するのはむずかしい.そこで,筆者の私見であると断った上で述べた意見は次のようなものである.大学の学部レベルの教育では,余り特論的なことを詰め込むよりは,基礎的なことをしっかり身につけさせること,特に物理の基本に立ち返って物を考えるくせをつけさせることに主眼をおくぺきである.しかし体系の骨組みの講義だけではマンネリ化するので,知的好奇心をあおる意味で最先端のことにも触れる(覚えさせるのではなく)ことが必要である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (305K) -
技術科学大学野口 精一郎1987 年 56 巻 4 号 p. 434-437
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー技術科学大学が受入れる学生は,工業高専からの編入生に加えて,工業高校(推薦),普通高校の卒業生である.このような複数路線は,他の大学には見られないところで,教える側の創意と努力が必要となる反面,学生にとっては,互いに教えられることも多く,幅の広い人閣を作ることができる.また,大学院までの一貫教育を目指しており,先端技術を理解するたあの基礎を,ゆとりを持って教えることができる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (320K) -
-大学院修士課程-理工系学生の最後の花道大槻 義彦1987 年 56 巻 4 号 p. 438-441
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー昭和35年頃から,大学院修士課程の学生数は急激に増加した(およそ5倍以上).これに伴って,修士課程の硫究室は今や「サロン」と化し,「余計で余分な」学生生活の場となってしまった.院生は,わが国の学校制度の中で,最も優維で最後の学生生活を過ごす.しかも,大学の指導教宮・教員は,今になっても,修士課程に対し,甘い夢を拾て切れないでいる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (322K) -
大学院博士課程村田 好正1987 年 56 巻 4 号 p. 442-445
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー火学院博士課程における教育の理念,教育観を,自分自身の経験に立脚して述べた.そして,自分の教育方針と,独創性のある研究・開発ができる研究者を育てるには,教育および教育環境はいかにあるべきかを遠べている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (336K) -
博士課程以降島田 潤一1987 年 56 巻 4 号 p. 446-448
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーアメリカなどで行なわれているPost-Doctoral Fellow制度は若い研究者に研究に専念する機会を与え,周辺に活気をもたらす,というメリットがある一方,研究課題が短期決戦型のものとなりがちだった疹,雇用のバッファに建われた吟するという問題もある.日本でこの制度を導入するためには現在の教授と助手の関係を変えること,終身雇用制そのものを変える必要があることなど,大きな障害がある.しかしながら,持参金付Post-Doctoral Fellowとでもいった制度を作れば,篇本でもPost-Doetoral Fellowをある程度作れるかもしれない.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (243K) -
本宮 達彦1987 年 56 巻 4 号 p. 449-452
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー企業における技術者,研究者の教育はその企業の技術力を左右する重要な因子である.大学では講義や実験が中心であり,将来実社会で活躍するための基礎力を身につけることが主眼となる,これに対し企業では,日常の業務を中心に短期的な教育プログラムを補助手段として教育が行なわれる,代表的なものがOJT (オンザジョブトレーニング)である.ここではチームワークが重視され,技術の伝承,体験が中心となる点で火学内教育と根本的に異なる.また,その方向性はその時々の経済情勢(企業戦略)によって左右される,他方,独創的自主技術の開発要望も高まりつつあり,企業内教育の見直しも進行しつつある.基本は各自のやる気である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (392K) -
寒川 哲男1987 年 56 巻 4 号 p. 453-456
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー当社においては,研究者育成について,「研究者は,技術力を伸ばす良い環境に身を置けば,自分で育っものである.」との認識を前提とし,研究者育成施策の要点を,研究者が育っ良い環境をいかに整備し,育成阻害要因をどう排除するかであると考えています,そして,研究者自身の意見や考え方を育成施策に反映する議論の場を設け,研究者育成の実態に舎った育戒施策の案施を目指しています.大学教育には,時代の変化に対応できる基礎的技術力をもち,かつ自己の技術力伸長についての意欲を高くもった人材の育成を期待しております.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (366K) -
沢田 淳1987 年 56 巻 4 号 p. 457-461
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー日産自動車における研究者の育成自標は,その分野でこの人ありといわれる「研究専門職」およびバランスのとれた「プロジェクトリーダー職」のいずれかである.研究所が,お客さまに喜ばれる魅力的な商品づくりの一翼を担ううえで,この2つのタイプの研究者をひかに多く,組織的,計画的に育成するかは,重要課題である.
当社では,研究者が若いうちから困難な仕事に挑戦し,それを達成することで自信をもち,さらにステップアップする「燃えるサイクル」を体験してひくことが大切だと考えている.このために,人材育成,活用,教育訓練,人事管理などの各シスデムが有機的に結びついて,優秀な研究者づくりにつながる必要がある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (398K) -
城間 昭1987 年 56 巻 4 号 p. 462-465
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー日本IBMにおける教育制度とその基本方針にっいて,概略を説明し,その教育制度をもとに,東京基礎研究所における研究員教育のおめの体系にっいて詳述すると共に,これらの教育に関連するIBMコーポレートのバイタリティ・プログラムについても若干述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (290K) -
高橋 陽介, 高山 晃一1987 年 56 巻 4 号 p. 466-470
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー企業環境の厳しい変化のなかで,企業の永続を図るには新規事業の展開こそが本命となる,そ二に有能な研究者の育成が最重点課題となる理由があり,また大学教育に対する期待が大きくふくらむゆえんがある.
企業は変化適応業といわれる通り,企業活動のあらゆる場面において日常的に模索が続けられている,企業内教育という側面においてもその例外ではなく,今まさに将来を見通したうえでの新体系が導入されようとしている。それがキャリア・デベロップメント・プログラムに積み上げるかたちでの人生設計プログラムの導入であるが,そのような全社的教育方針と呼応するように研究所における教育が行なわれている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (331K) -
植之原 道行1987 年 56 巻 4 号 p. 471-474
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー技術を基盤として経営している日本電気は,技術者を最も重要な経営資源として,技術者の能力向上に着実な努力を続けてきた.教育は,日常の業務を通しての研鑚と自己学習を基本とし,それを補完するものとして,研究所独自の各種フォーラムや継続教育プログラムに加えて,全社共通の技術研修所で,修士と博士課程程度の集中教育を実施している.一人ひとりについての能力開発プログラム (CDP) に碁ついて,部門間や専門分野間を異動させることにより,教育の効果を高めている.本文は,これらについて述べるとともに、企業内では実行困難な,新分野や広い異分野の基礎についての継続数育を,大学に強く期待している.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (344K) -
永山 国昭, 榎本 俊一1987 年 56 巻 4 号 p. 475-478
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー理科学機器製造メーカーとしての硬究の位置付けを行ない,その重要性から考え,研究者教育の現状がどうであるかを反省を含めて紹介する.当社としては他の諸教育と独立して,特別の研究者教育といったカリキュラムは持っていない.これは当社の全人全階層教育の中に研究者教育も包摂されてしまうが故である.しかし市場競争力のある製品の開発には,どうしても独創的な研究の芽が必要である.そのための人の育成という観点から現状を整理し,問題点を探った.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (332K) -
行松 健一, 石井 健一郎1987 年 56 巻 4 号 p. 479-482
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー企業内研究所における研究考の育成について,研究者教育の担当老として日頃考えていることを述べてみたい.企業内研究者にとっては,個人の能力を組織としての知的生産力にいかに結びつけるかが最も重要であり,企業内教育というのは,そのための能力開発と言えよう. NTT電気通信研究所(略称:通研)では,研究著の自主的な能力開発を基本とし,それを多面的に支援するものとして研究者教育を位置づけている、本稿では,企業内研究者に必要とされる能力という点から,能力開発のあり方を考えるとともに,通研における教育訓練システムの概要を紹介する.最後に,企業内研究所からみた大学教育への要望についても若干述べてみたい.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (356K) -
橋本 誠也1987 年 56 巻 4 号 p. 483-487
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー最初に,研究者を教育するうえで企業の研究所がかかえている問題点について述べる.研究者が独善に陥るのを避けるための学会発表および社外研究機関との交流の震要性を論ずる.また,企業では,特に研究者の意識教育が大切であることを述べ,最後に技術教育の方法,内客などについて言及する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (429K) -
大石 恭史1987 年 56 巻 4 号 p. 488-491
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー富士フイルムでは創立以来,概究開発は重視され,研究者の人材育成には全社的に高い優先度を与えられてきている.材料開発技術者の教育は,自己啓発と実務 (OJT) に申心を置き,各種の技術教育プログラムで支援している,新しい技術の動向への能力適応と,企業人としての成長にも力点を置いている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (365K) -
高木 俊宜1987 年 56 巻 4 号 p. 492-494
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
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高橋 清1987 年 56 巻 4 号 p. 495-497
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
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千葉 玄彌1987 年 56 巻 4 号 p. 498-499
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (243K) -
蒲生 秀也1987 年 56 巻 4 号 p. 500-505
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーアメリカの産業の競争力の低下は,研究者や技術者教育について反省をうながしている.外国人学生の増加と関連する問題点,さらにアメリカ人学生の太平洋地域諸国への留学の可能性について考察する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (530K) -
森永 晴彦1987 年 56 巻 4 号 p. 506-510
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリードイツの大学制度のうちでいくつか面白い点をとくに研究者教育の謁からとりあげ,具体例として私の属するミュンヘン工科大学の物理教室の例を紹介する.さらにドイツから見た日本の研究者教育の現状と最後に私の研究者教育一般に関する意見を述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (459K) -
古谷 洋一郎1987 年 56 巻 4 号 p. 511-515
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリーフランスの高等教育の教育理念は,徹底した選抜主義にある.伝統的な英才教育により育てられた,僅か一握りのエリート達が社会を引っ張っていくフランスでは,理工系でも事情は同じである.例えば,わが国の工学部に相当する国立専門大学出身者の多くは,企業では若くして管理職につき,現場で開発・研究に從事する機会は少ない.大学を含む国立研究機関でも,学歴が霊んじられ,大学卒の,平均的能力をもつ研究者が活躍できる場は限られてくる.このようなフ5ンスの事情を,理工系高等教育制度と関連づけて紹介し,問題点を探る.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (532K) -
寺尾 宣三1987 年 56 巻 4 号 p. 516-520
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
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村本 紘1987 年 56 巻 4 号 p. 521-523
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー学校教育におけるパーソナルコンピューター(パソコン:マイコン)の利用は,これからの情報化社会への適応能力の育成を目的として,また,ますます煩雑化する学校の管理・運営の効率化のために,さらには教科教育における学習効果を高めるためのツールとして,その利用は多岐にわたっている.さらに,教師自身にとっても,新しい時代に向けての教育手法の改善と効率化を探るためのツールとして,その利用が注目されている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (225K) -
平林 静男, 古園 豊1987 年 56 巻 4 号 p. 524-527
発行日: 1987/04/10
公開日: 2009/02/09
ジャーナル フリー教育現場における,視聴覚機器(映像情報)利用は,現在TV・VTPを中心とした電子機器が利用され,それぞれの場で効果的に利用・運営されているが,最近の光技術・マイクロエレクトロニクス技術の発達で,新しい教育機器(ビデオディスク・パーソナルコンピューターなど)が開発され,教育現場での利用が始まっている.
このようななかで新しい教育機器を利用する手法,能力の向上が求められている.
大学において専門教育の講座における視聴覚機器(映像情報)の利用は,一部の講座を除いて利用が少ないように思える今後,講座のなかに映像情報を利用され,教育効果を向上されることを期待したい.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (253K)
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