トカマク型プラズマ装置において,定常運転を目指す非電磁誘導プラズマ電流駆動について述べる. 1. において,この電流駆動の研究の意義を, 2. において,その発展を述べる. 3. においては,波動の運動量の電子への転送という簡単な過程から電流駆動,ならびにその効率と性能係数を導入する.速度空間での電子の変位から電流駆動の一般論を展開し,さらに準線型理論によって低域混成波,電子サイクロトロン波,中性粒子入射電流駆動を論じる. 4. において,上記各々の場合の電流駆動の実験結果の現状,典型的なパラメーター,効率ならびに問題点について述べる.最後に, 5. において今後の展望について書及する.
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