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自動販売機を事例として
鈴木 潤平, 玉木 欽也
セッションID: 1C2-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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工業製品のライフサイクルが短縮化され,製造業は以前よりも早く市場に新製品を投入しなければならない.また,顧客のニーズに対応した製品ラインアップを展開すると共に,製品開発プロセスを短く集中させ,開発コストを下げていく課題に取り組んでいる.このような厳しい環境にある製造業の製品開発を具体的に進めるための方法論として,関係する業務を同時並行的に進めるコンカレントエンジニアリングがある.この実現には,関係する部門間での情報共有が不可欠であり,検討する際の制約条件を含んだ製品設計プロセス及び検討項目の相互関係を可視化することが求められる.この課題解決のためには,設計者のノウハウを含んだ製品を設計する過程の情報が必要であり,本研究では,自動販売機を事例とした産学共同研究によって具体的な情報を入手し,製品開発上流の機能設計プロセスを手順化する.さらにIDEF0を応用し,自動販売機の機能設計の過程で,一連の製品ラインアップを検討し,主要部品を設計していくプロセスを記述する方法を提案する.
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森 雅俊, 高木 浩之
セッションID: 1C3-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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経営戦略の立案や経営管理手法として、BSC(バランス・スコアカード)があるが、大震災を契機に、BSP(事業継続計画)やリスクマネジメントを取りこんだ経営意思決定方法の研究が求められている。
本論文では、経営高度化の研究として、経営戦略作成時にBSP(事業継続計画)やリスクマネジメントを同時に検討するプロセスを研究した。
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八巻 直一
セッションID: 1C3-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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災害などのリスクから情報基盤を守ることは,経営活動の最重要課題の一つである.一方,情報基盤はますます高度化・肥大化し,コスト圧迫要因になっているばかりでなく,CO2発生増大要因にもなっている.本発表では,静岡大学で構築を進めている全面的クラウド化を紹介しながら,コスト,情報セキュリティ,災害対応,事業継続マネジメントなどへの効果について報告する.
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露木 美幸
セッションID: 1C3-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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企業において、包括的法務リスクマネジメントが企業価値を維持するうえで必要であることは言うまでもない。そして、企業、特に技術志向型企業においては、法務リスクマネジメントのうち知的財産侵害訴訟に関するリスクマネジメントシステムは、知的財産侵害訴訟自体が、技術志向型企業の製品そのものの製造、販売に直結する大問題と発展する可能性を秘めているため、その重要性は大きく、企業においては必須のリスクマネジメントとなる。わが国において知的財産権侵害訴訟は損害賠償請求訴訟、差止請求訴訟があげられるが、このうちの損害賠償請求訴訟にあっては民法709条と産業財産権にかかる法律の双方が適用されることになる。他方、そのリスクマネジメントの内容は具体的なものではない。本研究においては、企業がいかなるところまで他社の知的財産を調査していれば免責されるのか、または損害賠償を軽減することができるのかについて、調査義務の外縁と内包を研究することを目的とする。
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高橋 隼人, 松井 正之
セッションID: 2C1-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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本論文は、松井の著書(2008)で述べているペア戦力マップにおける経済性と信頼性の相関パターンに関する再考を二種類の方法で行っている。一つは(収入、リードタイム)、もう一つは(資産、リードタイム)で表されるペア戦力マップの考察である。ここでは、資産は収益とリードタイムの積で与えられるものとしている。本研究は、リアルタイム経営マネジメントや、ポストERP/SCMに向けた基礎として役立つと期待できる。
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中邨 良樹, 大場 允晶, 李 慧子, 堀川 三好, 藤川 裕晃
セッションID: 2C1-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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在庫座席枠と生産座席枠の設定、需要に割り当てる割合を表す政策変数が評価尺度に与える影響を明らかにする。そこから、需要の早い品目の品切れと売れない品目の在庫を抱える問題が同時に起きている需給問題に対して、製品それぞれの需要速度を掴み、利益速度に対応する新しい引当管理として、計画に引き当てる考え方を取り入れた新しい座席予約方式を提案する。
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中島 健一
セッションID: 2C1-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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近年、価格競争の激化から、企業が利益を上げるには、価格低減、在庫削減を実践することが必要になってきた。企業が持続可能な経営を実践するには、販売部門と生産部門が協働し利益最大化を目指すトータルなマネジメントが重要となる。
本発表では、複数品種の生産販売を考慮した,一般化需給管理システムを提案する。さらに、数値実験を行うことにより各種生産環境におけるシステムの特性を示し、戦略的需給管理に関する考察を行う。
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構造マトリクスをベースに
外山 ●(口偏に禾)之, 加藤 鴻介, 福山 倫基
セッションID: 2C1-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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ITのカーバ領域がグローバル化した企業の全領域を包み、為替レートの変動が企業活動の底辺からを揺すぶる時代の迅速な意思決定支援システムに対処するには、経営管理の根底から見直し全面的に従来とは異なるベースが必要である。
そのためには、複雑さを克服し、マクロ視点とミクロ視点の整合性を備え、参画者が言語の壁を越えて、連鎖する仕組みを共有できる必要がある。筆者等はこのベースとして構造マトリクスを長年追求してきた。
さらにもう一点の壁は、事務系と技術系の接点境界となってきた原価システムである。筆者等は、構造マトリクスの上でActivityとUnit Cost をPairで提供する世界を先達の努力を引き継いできたが、今回、Activity、Unit Costと個別Total Costの三者(Triplet Costing)を提供し、その比率、共有比等を提供し、ここを核とする意思決定も可能と考えるに到った。 これらの概要を紹介したい。
(注) 構造マトリクスを一言で言えば、産業連関表の各要素をベクトル、あるいはマトリクスとして扱い、複雑な大規模な因果連関を明確に表す手法で、ヨーロッパ、韓国等の財閥企業の意思決定で深く適用されてきた技法で、更なる進化が期待できる。
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椿 茂実, 福田 祥久, 岡田 幸彦
セッションID: 2C2-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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グローバルに事業展開しなければ成長が難しいこれからの時代、日本企業はそのようなものの見方でグローバル事業戦略を策定すればよいのか。本報告では、必要とされるものの見方としての戦略シナリオの類型を、グローバル事業を行う実務の立場から考察したい。
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伊藤 和憲
セッションID: 2C2-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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バランスト・スコアカード(Balanced Scorecard, BSC)について,BSCのWhat,Why,Howについて検討する。Whatとは,戦略マップと狭義のBSC,戦略的実施項目を明らかにする。Whyは,財務と非財務のバランスがとれた戦略目標を構築,戦略実行の重視,無形の資産の重視を明らかにする。Howについては,ビジョン,戦略,戦略マップ,BSCの関係を明らかにする。戦略マップについては,4つの視点を明らかにする。
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椿 広計
セッションID: 2C2-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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事前に経営戦略シナリオを立案し、それに基づいて経営実戦演習を可能にする、シナリオ経営学の構想を明らかにするとともに、経営組織の力量を規定する経営システム学との知の融合のプロセス、その融合の意味するところを議論する。
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鈴木 久敏
セッションID: 2C2-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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シナリオ経営を実現する技術として、(1) 事業戦略シナリオを策定するための標準手順、(2) そのシナリオの有効性を事前に検証する仕組みとしてビジネスゲームの活用の可能性、(3) さらにビジネスゲーム開発のためのビジネスモデリングの考え方を提示する。
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ニーズの認識法としての目的(機能)展開法
黒須 誠治
セッションID: 2C3-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
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ワークデザインは、作業の設計方法として開発されたが、その後種々のシステムの設計方法として使えることがわかってきた。その1つに商品企画がある。いままでにない、新しい商品を企画するには、まずニーズを発見する必要がある。本研究では、ニーズの発見方法として、ワークデザインの目的(機能)展開が有効であることを述べる。
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高橋 進
セッションID: 2C3-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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相関係数は2つの変量間の相関関係を示す。これに対して、提示する相似係数は2試料間の類似性(あるいは相違性)を示す。相似係数は試料の規模の影響を排除できるので、要素(変量)の構成比の違いなどを計測できる。また理想システム(目的)と現実のシステム(実現された目的)の違いの測定ができる。
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高橋 啓
セッションID: 2C3-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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本稿では,効用最大化と矛盾する心理的効果がGNLモデルを用い,効用最大化と矛盾せず生起することを示す.まず,魅力効果,妥協効果について再定義を行なう.次にこれらの効果が数値例を用い,実際に効用最大化と整合的に生起することを示す.GNLモデルはNLモデルを内包するため,類似効果を含めた三つの効果を一つのモデルで表現可能となる.
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能勢 豊一
セッションID: 2C3-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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経営は,テクノロジー,エンジニアリング,マネジメントの3つの因子により捉えられ,この3つのベクトルで合成される3次元の空間に現出できる.テクノロジーは編み出された技術であり, staticな存在の「経営資源」である.エンジニアリングは編み出す技術であり,「ものづくりプロセス」である.従来はこの両者によって構成される2次元平面上が経営体の管理・改善活動の場と考えられてきた.すなわち,テクノロジーは現場力,エンジニアリングはものづくり力,マネジメントは進化力を現わしている.進化力こそ今日の経営体に求められている力であり,本報告ではテクノロジーとエンジニアリングを使いこなすスキルとマネジメントの設計こそが進化力を生むことを報告する.
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齋藤 宗香, 倉橋 節也
セッションID: 1D1-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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本論文では,ネットワーク上でのエージェントベースの製品普及モデルを提案し、シミュレーションによって、情報効果と規範効果が情報を伝える経路が異なることを示す。探索的な情報獲得を表す情報接触効果と、他の消費者に乗り遅れまいとするイミテーション行動と社会からの期待を表す規範効果の両者を検討する。情報伝播の性質や経路はそれぞれ異なっており、従来のシミュレーションによる口コミ研究のように、これらの2つの効果のいずれかを用いて「口コミ効果」とするには限界があることを示す。実験の結果、オンライン上の人間関係ネットワークにおいて普及を引き起こすには、他の消費者とのつながりの多いオピニオンリーダーが製品を採用し、その経験を他の消費者に伝達するだけでは不十分であり、その情報を受け取った非オピニオンリーダー同士がコミュニケーションを行うことにより普及が全体に広がっていくことが示唆された。
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森 敬子, 倉橋 節也
セッションID: 1D1-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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日本の大学生の新卒市場では、長年に渡り一括採用システムが採用されてきた。新卒市場では、限られた期間の中で学生と企業が互いに相手を選び合うtwo-sided marketが形成されている。学生の就職活動状況を示すエントリーデータを解析することにより、新卒市場の特性を探る。さらに、エージェントベースシミュレーションを用いてジョブマッチングの過程を示した。
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高橋 大志
セッションID: 1D1-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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本研究では,エージェントベースモデルを通じ,投資制約下におけるパッシブ運用の有効性について分析を行った.分析の結果,(1) 投資制約条件下において時価総額加重インデックスに基づくパッシブ運用が有効であること, (2) 投資制約条件の厳格化等により取引価格のファンダメンタルバリューからの乖離が大きくなった場合においても有効性は保たれること,(3)ファンダメンタルインデックスも同様に有効であることなどの結論を得た.また,分析を通じ,パッシブ運用が市場に不安定性をもたらす可能性のあることも見出した.これらの分析は,学術的および資産運用の実務的にも興味深い結果を示すものである.
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青島 親年, 大堀 耕太郎, 高橋 真吾
セッションID: 1D2-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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近年、様々な企業が顧客との接点として、サービス業務への関心を高めている。多様な顧客のニーズを解決し、満足度を高めるためにも組織内の知識共有を支援するITツールの導入が増えている。しかし、サービス業務の知識は形式化が難しく、誰がどの知識を持っているか共有しづらい状況がある。
そこで本研究では、サービス業務組織において、提案する情報システムの知識探索支援による組織パフォーマンスへの有効性を検証する。
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越山 修, 寺野 隆雄
セッションID: 1D2-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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本研究はビジネスゲームの広範囲にわたる学習過程において,特に参加者のゲームプレイ中の行動を測定・評価する範囲を研究対象とする.ビジネスゲームの学習中の評価を客観的に測定する方法を提案し,それをゲーム実験によって評価し,新しい可視化方法を提案する.この可視化技術は,学習者の行動の変化を表現することと,従来の作業コストのかかるプロトコル分析の代替となりうる.
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小林 知巳, 高橋 聡, 國上 真章, 吉川 厚, 寺野 隆雄
セッションID: 1D2-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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組織体逸脱と改善を統一的に扱うエージェント・ベース・モデルを提案する.逸脱と改善の作動原理は,規範から逸れるという点において共通するが,社会効用あるいは不効用のいずれをもたらすか,により区別されるとの仮説のもとにモデル化を行った.シミュレーション実験結果から,組織の多様性が高い方が,改善現象が創発する可能性が高まることが示された.また,報酬配分の傾斜を一定以上に強めると,組織体逸脱が促進され組織生産性の停滞を招く可能性があることを示した.このような結果や考察は,組織や個人が置かれているランドスケープを階層的な効用関数によってモデル化し,社会と組織という複数階層間の効用産出量の関係をもとに,改善と組織体逸脱の定義と分岐条件を明確化したことによって可能となった.
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荒井 郁男
セッションID: 1D3-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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震災時に倒壊した家屋や瓦礫に埋もれた生存者をUHF帯電波を用いて
探査する生存者探査装置を開発した。電波は壁や瓦礫などの障害物を透過
できるので、生存者がそれらに埋もれていても呼吸や身体のわずかな動き
からその存在を検知できる。さらに複数個のアンテナをアレイ状に配列
することにより生存者の存在およびその存在位置を計測できる。
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松山 崇, 荒井 郁男
セッションID: 1D3-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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地中レーダとは電波を地下に放射して、物体からの反射波を測定することで地下の様子を知ることができる装置である。
これまでの地中レーダは、主にパルス波をレーダ波として用いていたが、短チャープを使用した地中レーダを開発した。短チャープ式地中レーダの特徴は、周波数・信号強度の制御に優れており、より深い探査を可能とした。
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木寺 正平, 桐本 哲郎
セッションID: 1D3-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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超広帯域(UWB)を用いたレーダシステムは高い分解能を保持し,光学計測技術が適用困難な災害救助や復旧ロボット等のセンシング技術として有用である.本発表では,同応用に適した波長限界を超える高分解能画像化アルゴリズム及び多重散乱波を積極的に利用した影領域レーダイメージングに関する研究を紹介する.
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稲葉 敬之, 渡邊 優人
セッションID: 1D3-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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環境認識・運転支援のために自動車や鉄道車両搭載用レーダの開発が進められている。
ハイブリットや電気自動車技術と並び日本の優位性を世界に示すキーテクノロジーである。しかし、電波環境が複雑な市街地での運用可能とすること、また危険回避性能向上を図り広く普及させるためには、電波法という制約の中でより高性能化が求められている。
今回、遠距離性と超分解能性という相反する能力を備えた独自の多周波ステップCPC変調方式を採用したミリ波レーダ(実験モデル)を開発したのでその概要、試験結果について紹介する。
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ピンチ力を指標とする評価
定本 清美
セッションID: 2D1-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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医療においては、安全性が高く有効な薬の開発がより一層求められ、その一方で、ジェネリック医薬品の重要性も大きな流れとなっている。このような状況において医薬品の安全性や効果の判定が鍵となるが、現在公表されている結果が医薬品が本来の使用法で正しく使われた上での結果であるかどうかは、検証が極めて難しい。品質の良い医薬品でも、包装や表示が適切であり危機管理上問題ないかなどについては、十分なエビデンスが示されていない。医薬品機能を支える包装にについて客観的評価の必要を示す。
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吉見 洋文, 村岡 宏紀, 泉谷 聡, 木村 昌臣, 大倉 典子, 土屋 文人
セッションID: 2D1-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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本研究では、医薬品外箱のユーザビリティ向上を目的として、医薬品外箱データベースを構築し、またその解析を行っている。今回はその結果を報告する。
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高池 敏男
セッションID: 2D1-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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PTPシ-トの表示事項によるメディケ-ションエラ-防止と「バ-コ-ド」表示対応のため、表示事項の重要度調査、調査結果を反映した表示案の作成、表示事項の読み取りの検証、類似性の評価を行った。3段階の実験と併せて実施した類似性の評価によって、表示事項の識別性に優れたPTPシ-トデザイン案の作成を行った。
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鍋田 啓太, 今井 貴広, 羽田野 輝, 木村 昌臣, 大倉 典子, 土屋 文人
セッションID: 2D1-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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医薬品名称の類似による誤投与が報告されており、その対策が求められている。現在「類似名称検索システム」がWeb上で公開されており、新規医薬品名称の認可の際に基準として用いられており、類似した名称を持つ医薬品の販売を未然に防いでいる。しかし、このシステムでは文字の並びに着目して類似度を算出する方法を採用しているが、その指標には文字形状の類似性は考慮されていない。そこで本研究では、文字形状の類似性を客観的に評価し、それらを組み入れた医薬品名称類似度の提案を行う。
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高城 一男, 菊地 茂, 南 政慶, 佐藤 博司
セッションID: 2D2-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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三菱長崎機工は、水熱処理を用いた下水汚泥減量化技術を下水道新技術推進機構、鹿島建設の3社で共同開発しました。
水熱処理+高速消化の組合せで、脱水汚泥を重量ベースで従来の約1/5に減量化、この施設の運転に必要な熱エネルギーは、発生するバイオガスで全量賄うことができ、温室効果ガス削減も実現します。
更に、減量化後の残渣は、燃料・肥料としての利用が期待でき、環境にやさしい循環型社会を目指します。
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薬師 輝久, 芦川 栄晃
セッションID: 2D2-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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地震等の災害により大規模な停電や公共インフラに障害が発生した場合,人々の安全な誘導や避難には迅速かつ的確な情報伝達が不可欠である.本研究では無線LANを通信インフラとして最適活用することにより情報配信を可能とし,公衆交換通信網のパンクを防止することを提案する.これによりパニックを抑制し二次災害を防止にも貢献できる.このために必要な通信技術について述べる.
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橋本 秀紀
セッションID: 2D2-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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様々なテクノロジーを埋め込むことによって、空間(道路、家、ビルディング、公共空間など)は賢くなる。安全・安心、省エネにつながるのは当然であるが、本当にそうなのかということを検証し、私たちにとって好ましい空間のあり方に関して検討する。
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坂田 泰典, 禹 珍碩, 久保田 直行
セッションID: 2D2-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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本稿は情報構造化空間の中でのロボットパートナーを用いた見守り対話システムに関する論文である。ロボットは内部のセンサ情報だけではなく、情報構造化空間内での情報を用いることにより、効率的な見守り支援を行うことか可能になる.
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鈴木 慎太郎, 硝 南, 戸田 雄一郎, 久保田 直行
セッションID: 2D3-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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近年,スマートフォンの普及に伴い,様々なコミュニケーションツールが開発され,様々な場所で利用されている.しかし,災害時では携帯電話の回線や3Gなどの大域的な通信システムがつながりにくくなり,災害情報を伝達できない状況が考えられる.そこで,本稿では災害時におけるスマートフォンを活用した局所通信システムを開発するための情報伝達シミュレーションを構築し,災害状況における情報伝達についての考察を行う.
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赤間 尚之
セッションID: 2D3-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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スマートシティの実証実験が国内および海外の各地で行われ、様々な角度から検討されている。弊社の事例を例にとりながらスマートシティの現状を紹介する。
また、街全体がよりスマートになっていくための弊社の取り組みについても紹介する。
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青木 翔平, 千葉 龍介, 森 泰親
セッションID: 2D3-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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生活支援のための自律ロボットによる物体給仕の実現は非常に有益である.その際,実環境において対象物の正確な三次元位置を知る方法として,画像処理による物体認識が挙げられる.しかしながら,パターンマッチングにおいては,画像中の対象物の見え方の違いが大きな課題となる.本研究では,SURFによる特徴抽出,更にHomography分解によって,上記問題点を解消し,物体給仕システムを開発することを目的とする.
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レジリエンス・マネジメント・システムの概念
小松原 明哲
セッションID: 1E2-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
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産業において安全を確保するためには、安全管理が必要であり、その一部としてヒューマンファクターの管理が必要となる。本稿では、ヒューマンファクターに関する管理方式をレビュした上で、個人の柔軟な対応によるレジリエンスによる安全確保の概念を述べる。その上で、レジリエンス能力をどのように管理すべきか、その管理方式を提案する。
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淺田 義和, 鈴木 義彦, 長谷川 剛, 河野 龍太郎
セッションID: 1E2-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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医療安全教育の効果を高めて行くためには座学による研修だけでなく、シミュレーショントレーニングを利用した体験型の学習が必要不可欠である。特に現場で発生したインシデント事例に関連したシミュレーションは、標準的なシナリオを利用したものと比較して参加者にとっても当事者意識が強く、より学習効果が上がりやすいものと考えられる。今回、インシデント事例に基づいたシナリオでのシミュレーション研修を企画・実践したので、その効果に関する検証を行った。
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狩川 大輔, 青山 久枝, 高橋 信, 古田 一雄, 北村 正晴
セッションID: 1E2-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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航空管制官は、変化し続ける状況に適応的に対応して、航空交通の安全性と効率性を両立させている。従って、管制官にとって「レジリエンス」は最も重要なスキルの一部であると言える。しかしながら、管制官のスキルは熟練技能や実践知を基盤としており、管制官養成課程における教育・訓練のさらなる効率化のために、従来手法によってレジリエンスを分析することは困難である。そこで、本研究においては、管制官の認知シミュレーションモデルを用いた分析ツールを開発し、管制官が選択する管制処理戦術に内包されるレジリエンスの可視化・分析を試みた。
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菅野 太郎
セッションID: 1E2-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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インフラの相互依存性や脆弱性に関する研究が国外で数多くなされてきたが,これらの研究ではそこで繰り広げられる人の営みを考慮(人間中心の設計評価)したものがほとんど見受けられない.本研究ではサービス活動を考慮したインフラ機能とサービス活動の相互依存性のモデリングとレジリアンス評価のためのシミュレーションについて紹介する.
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岩井 康一, 鮫島 正樹, 秋吉 政徳
セッションID: 1E3-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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プロジェクトマネージャ育成におけるシミュレータでは、指導者の意図する
学習目標に沿ったプロジェクト状況を発生させる必要があるが、そのために
バグの発生などのプロジェクト状況に影響を与える事象(イベント)を発火させる方式を提案する。その際に、学習者のオペレーションやプロジェクトの性質の多様性により、発火させるイベントの種類や影響度、発火条件を予め人手で決定することは困難であり、本方式ではそのようなイベントルール群の決定方法とそれに基づくシナリオ生成結果について述べる。
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竹野 健夫, 下川原 健, 堀川 三好, 菅原 光政
セッションID: 1E3-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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本研究では、地域の小規模ではあるが現代生活を維持するうえで不可欠な、小規模なビジネスや高齢者福祉などの地域の活動について、産学連携の枠組みを基に情報システムによる事業の効率化・高度化を図り、事業の持続性の向上や地域の負担軽減に貢献する情報システムの在り方を明らかにする。本稿では、野菜などの農産物を生産者から消費者に直接販売を行う産地直売所の事例について取り組みを紹介する。
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亀坂 安紀子
セッションID: 1E3-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
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本講演では、これまで科学的な分析が困難であると考えられてきた幸福度の分析の現状を解説する。特に近年、経済学者の間で進められている経済学の体系と矛盾がない分析方法に重点を置いて説明する。経済学はこれまで、物質的な豊かさに注目して経済発展のありかたなどを考えてきたが、ここ近年は他の面にも目を向けることが必要であると考えるようになっている。現在、どのような科学的な分析な可能であると考えられており、どのような課題が残されているか説明する。
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加藤 英明, 岡田 克彦, 山崎 尚志
セッションID: 1E3-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
会議録・要旨集
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日本で対象者が最も多いであろう企業に勤めるサラリーマンの昇進について、早生まれの効果の存在の有無を検証することにした。戦後、サラリーマンは急増し、過半数を超える日本人がサラリーマンである。ある人はもの作りの専門家として、またある人は作られた製品を売買する営業マンとして企業に就職し、多くの場合、同じ会社でサラリーマンとしての人生を終える。順調に昇進をして、役員、あるいは、社長になることがサラリーマン人生のゴールのひとつとしたら、そのゴールにおいて、早生まれは不利になっているだろうか。幼少年期の劣等感が悪影響を及ぼしている可能性はあるのだろうか。この点を明らかにするために日本の上場企業における役員、社長の生まれ月から検証する。
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寺野 隆雄
セッションID: 2E1-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
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エネルギーや環境など社会課題に対する知の統合研究として、社会インフラシ
ステムのモデル&シミュレーション技術を取り上げる。産学における最近の取組
みを講演いただき、ユーザニーズや最近の社会シミュレーション技術の動向を踏
まえ、今後産学連携にて取組むべき課題を議論する。(日立製作所・河野氏の提案)
本講演では、社会シミュレーション技術の現状と課題について報告し、ついで、
この技術を社会インフラシステムをデザインに適用する場合の得失について議論する。
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芦名 秀一
セッションID: 2E1-2
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
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エネルギーや環境など社会課題に対する知の統合研究として、社会インフラシステムのモデル化とそれを用いたシミュレーションが様々に実施されている。本発表では、特に世界規模のモデルを用いた環境とエネルギーの対策評価に重点を置き、最近の取り組みや政策プロセスへの反映等を紹介し、最新のシミュレーション技術の動向を踏まえて、今後産学連携にて取り組むべき課題を議論する。
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玉野 健一
セッションID: 2E1-3
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
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産業部門のエネルギー消費と違い、家庭内のエネルギー消費の抑制にはまだまだ工夫の余地がある。今回はライフスタイルに働きかけてエネルギー消費を抑えるための手法と実験的なシステムについて述べる。
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福本 恭, 寺野 隆雄
セッションID: 2E1-4
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
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都市問題、環境問題等の社会問題と経済を両立した社会を実現するスマートシティが世界各国での大きな課題となっている。スマートシティ実現のための試みの一つとして、地域で発生した電力を地域で消費するエネルギーの地産地消を目的とした電力地域エネルギーマネジメントシステムがある。本報告では地域エネルギーマネジメントシステムを例にスマートシティで必要されるシミュレーション技術の課題に焦点をあてて議論を行う。
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小林 誠, 飛嶋 順子
セッションID: 2E2-1
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/14
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東日本大震災を契機に、事業継続を実現するシステムのあり方として、ロバスト・レジリエンス(強靱な再起力)の必要性が叫ばれはじめた。本講では、ロバスト・レジリエンスを実現するひとつの方法論として、大規模災害等の事態の進展に応じた意思決定と対応を支援する、エスカレーションに基づいたロジックモデル(テーブル)の開発について提案する。
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