物理教育
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67 巻 , 4 号
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研究論文
  • 菊地 麗美, 沼倉 隼人, 武山 美麗, 乾 恵美子, 門叶 冬樹
    2019 年 67 巻 4 号 p. 221-226
    発行日: 2019/12/10
    公開日: 2020/03/25
    ジャーナル 認証あり

    距離による被ばく防護は,線量が線源からの距離の二乗に反比例する逆二乗の法則に基づいている。しかし,簡易型放射線測定装置と標準・線源を用いた学生実験では,この逆二乗の法則に従わない結果が得られてきた。本研究では新しい実験システムを作製し,放射線強度と距離の関係を調べる実験を行った。そして,モンテカルロシミュレーションコードPHITSを用いて,本実験と真空中に線源と検出器だけを置いた場合の体系をモデル化してシミュレーションを行い,エネルギースペクトルを比較することで散乱γ線の影響を評価した。

  • 後藤 敬祐, 新田 英雄
    2019 年 67 巻 4 号 p. 227-234
    発行日: 2019/12/10
    公開日: 2020/03/25
    ジャーナル 認証あり

    ピア・インストラクション(PI)における議論で,生徒間の相互作用がどのように機能しているのかを示すことを目的として,「物理基礎」で実践したPIの議論の発話プロトコル分析を行った。分析の結果,議論が「PI成立型」,「リーダー主導型」,「未解決型」,「分裂型」,「PI失敗型」の5つのパターンに分類でき,「PI成立型」と「非成立型(「リーダー主導型」を除く「PI成立型」以外の3つのパターン)」とでは議論前後の正答率に有意な差があること,生徒の理解度と問題の正答率とが対応しているわけではないことが見出された。また,誤概念に基づく発言によってPIの議論が収束せず終了したケース,良くない影響を与えたケースなど,具体例で議論の実態を明らかにした。

研究報告
  • 千葉 惇
    2019 年 67 巻 4 号 p. 235-240
    発行日: 2019/12/10
    公開日: 2020/03/25
    ジャーナル 認証あり

    2つの福島県立高校にて福島の現状と放射線についての授業を行った。授業前に行ったテスト及び意識調査の結果,基礎知識が乏しかったり放射線への危惧が大きかったりする生徒がいることが分かった。テストで誤りが多かった概念の理解が進むよう実験を中心に授業を行い,最後に地域や地元高校生の取り組みを中心に福島全体の復興のあゆみを伝えた。授業後アンケートの結果から,生徒の福島の現状についての認識を深め,かつ放射線への関心を高めることができたことが分かった。

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