1. 横浜市衛生研究所医動物担当における2002年度~2008年度までの食品中異物検査は122件(平均17.4
件/年)であった.
2. 昆虫類が102件(83.6%)と最も多く,その内訳はチョウ目35件(34.3%),ハエ日26件(25.5%),コウ
チュウ日19件(18.6%)の順で多くみられた.
3. 異物混入食品は,そうざい・弁当類,野菜類・その加工品,穀類・その加工品,魚介類・その加工品,米
類・その加工品,菓子類で特に多くみられたが,あらゆる食品に混入していた.
4. 異物混入時期を推定した結果,推定できたのは,115件中79件(68.7%)であった.
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