静脈学
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24 巻, 2 号
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原著
  • 田淵 篤, 正木 久男, 柚木 靖弘, 渡部 芳子, 古川 博史, 山澤 隆彦, 滝内 宏樹, 三村 太亮, 本田 威, 桒田 憲明, 二宮 ...
    2013 年 24 巻 2 号 p. 91-99
    発行日: 2013/05/25
    公開日: 2013/05/27
    ジャーナル オープンアクセス
    ●要  約:大伏在静脈瘤に対してわれわれの行った各種術式の治療成績,術後静脈機能を検討した.大腿ストリッピング手術および下腿部本幹フォーム硬化療法,980 nmダイオードレーザーによる血管内レーザー治療および下腿部本幹フォーム硬化療法,内視鏡下筋膜下不全穿通枝切離術およびストリッピング手術はいずれも治療成績は良好であり,空気容積脈波法による静脈機能の検討では,いずれの術式も術後有意に改善した.伏在型静脈瘤に対するわれわれの治療方針は,CEAP分類のC2–C4aで弁不全のある伏在静脈の平均径が10 mm以下であれば血管内レーザー治療および下腿部本幹フォーム硬化療法を,10 mmを超える場合は大腿ストリッピング手術および下腿部本幹フォーム硬化療法を行う.CEAP分類のC4b–C6に対しては,内視鏡下筋膜下不全穿通枝切離術およびストリッピング手術を行う.各種術式の治療成績,術後静脈機能の結果からわれわれの術式は妥当であると考えられた.
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