日本写真学会誌
Online ISSN : 1884-5932
Print ISSN : 0369-5662
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72 巻 , 2 号
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特集:デジタルカメラからハードコピーまでの色再現の課題―RGBワークフローの理想と現実―
解説
  • 谷 忠昭
    72 巻 (2009) 2 号 p. 88-94
    公開日: 2011/07/28
    ジャーナル フリー
    Calzaferriらによって提案されたAgCl薄層による水の光触媒的分解のシステムは,ハロゲン化銀(AgX)微結晶を感光素子とする写真システムの研究に携わって来た人達にとっては驚きであろう.本解説では,AgX微結晶の固体物性および写真感光性の観点から提案されたシステムのAgX層の物性と挙動に関して分析を行った.分析の対象は,励起子の形成および解離による光電子と正孔の生成,層の内部から表面への光電子の輸送,光電子と電解質溶液中の銀イオンの反応による銀のクラスターの形成,層の内部から表面への正孔の移動,正孔によるAgXの光分解とハロゲン分子の生成,正孔による水の酸化と酸素ガスの生成,および光電子と正孔の再結合である.分析の結果は,AgClが提案されたシステムに適した物質であり,AgXの中では最適であることを示した.
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講座
一般論文
  • 宮田 公佳, Alexey Andriyashin, Timo Jääskeläinen, Markku Ha ...
    72 巻 (2009) 2 号 p. 120-128
    公開日: 2011/07/28
    ジャーナル フリー
    歴史資料・文化財の調査,分析あるいは研究では,分光反射率画像が有効な情報源として期待されている.しかし分光反射率画像は,その取得において従来のRGB画像の場合よりも被写体たる文化財に負担をかけること,取得後のデータ容量が膨大になることなどの問題もあり,現状では必ずしも文化財解析手段として積極的に活用されているという状況にはない.さらに,分光反射率画像が有する膨大な情報の中に,文化財の調査・解析に有効な情報が埋没してしまうことも解決が望まれている課題である.
    本研究では,クラスタリングと主成分分析を組み合わせる事で分光反射率画像の各画素における特徴抽出を行う手法を応用し,測定によって得られたイコンの分光反射率画像を用いて文化財解析における有効性について検討した.検討手法では,分光反射率画像に対してクラスタリングを行った後,各クラスタにおいて主成分分析を実行する.それによって得られた各クラスタにおける第1主成分のみを用いて,分光反射率の低次元近似を行う.この際,クラスタ数の増加と色差現象の関係を用いてイコンの色彩に関する特徴を抽出し,文化財解析のための特徴抽出への応用について考察した.
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