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中野 隆宏, 永松 正博
セッションID: 1A1-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
制約充足問題(CSP)とは与えられた制約を全て満たすような変数への値の割当を探索する問題である。我々はラグランジュニューラルネットワークを用いたCSPの解法を提案している。本論文ではこの手法を拡張することにより、目的関数付きCSPに対応させる。
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張 楷栄, 永松 正博
セッションID: 1A1-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
我々は,SATに対してLPPHと呼ぶ力学系,およびLPPHを複数同時に実行する手法を提案している.本論文では,バイアスおよび重要なパラメータの一つである減衰係数を各LPPHにうまく与えることにより,並列に実行させる手法を提案する.
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高濱 昌孝
セッションID: 1A1-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
コンピュータに注意を行わせることは,問題解決の手助けとなると考えられる.しかし,それは容易なことではない.本研究では,問題空間を複数の部分空間に分節化し,その中からひとつを選び出すことにより注意を実現する方法を提案し,囲碁への適用による考察を行う.
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イ セリン, 久保田 孝, 中谷 一郎
セッションID: 1A1-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
AI分野の従来の行動計画は主に既知の静的な環境におけるエージェントの行動の全手順を決めることを目的としている。そのため、ウェブエージェントやロボットなど動的な環境におけるエージェントに適用するには様々な問題があった。そこで本稿は目標までの全計画の抽出ではなく、現状況における目標達成に適切な行動のみの抽出に着目し、動的な環境により適した手法を提案する。
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中村 嘉志, 山本 吉伸, 西村 拓一
セッションID: 1A3-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
イベント空間情報支援で気軽に使える端末「カジュアル端末」について、その背景と考え方、今後の方針を述べる。
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加藤 一葉
セッションID: 1A3-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
産業技術総合研究所情報技術研究部門が実施している「イベント空間情報支援プロジェクト」において、ユビキタス情報支援の実現へ向けた実用化研究として、研究段階からデザイナー、社会学者、ユーザなどが参加した各種異分野融合の研究体制についてコンセプトとその背景、特にデザイナーまたは情報デザインのスキルが研究体制にどのように活かされ効果をもたらしているのか考察し発表する。
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興梠 正克, 蔵田 武志
セッションID: 1A3-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
屋内・屋外環境を問わず、広範囲な環境下で動作可能なパーソナルポジショニングを実現するためには、歩行者の相対的な移動量を推定する手法は、特定のインフラに依存することなく利用可能であるため、有力である。本研究では、そのための手段として、臨床的な知見に基づいた歩行動作解析を用いる。歩行者の運動を計測、解析することで、歩行速度・歩幅、移動方位を得ることができる。しかしながら、歩行動作には強い個人差があることが知られているため、不特定多数の利用者を対象とするためには、個人差の解明とそれへの適応が欠かせない。そこで、本研究では、50名規模の被験者の歩行動作データを収集し、個人差に説明するパラメータを抽出する。また、局所的に利用可能な絶対位置取得手段との統合をカルマンフィルタの枠組みで実現する。その一例として、屋外環境で利用可能なGPS(Global Positioning System)から得られる位置情報と、歩行動作解析に基づくデッドレコニングを統合して、評価する。提案手法の具体的な応用例として、ウェアラブル拡張現実(AR)システム上に本手法を実装し、それによって得られる位置情報に基づいた注釈提示を実現する。
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濱崎 雅弘, 武田 英明, 大向 一輝, 沼 晃介, 上松 大輝, 市瀬 龍太郎
セッションID: 1A3-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本研究では,パーソナルネットワークを導入したコミュニティ支援システムの有効性および可能性を調べるために,学会会議におけるオンラインプログラムをベースとしたコミュニティ支援システムを構築し,2003年度および2004年度人工知能学会全国大会にて運用を行った.本発表では,2004年度版システムの概説と運用結果の報告を行う.
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松尾 豊, 石田 啓介, 森 純一郎, 友部 博教, 石黒 周, 松原 仁, 橋田 浩一
セッションID: 1A3-05
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
研究者の効果的な連携を促進するための、Webからの研究者ネットワーク抽出検索システムを紹介する。検索エンジンとテキスト処理を組み合わせることで、研究者ネットワークを抽出する。さまざまな研究分野に対して適用が試みられている。
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南野 朋之, 奥村 学
セッションID: 1A4-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
blogやニュースなど,多くの時系列情報がRSSで発信されるようになってきた.しかしながら,RSSを配信するサイトは,CMSを使用するような,一部のサイトのみである.そこで本研究では,時系列情報を記述するHTML文書から自動的にRSSを生成する手法を提案する.
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田仲 正弘, 石田 亨
セッションID: 1A4-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本研究では、表の繰り返し構造やセルの隣接関係に注目して表構造のセマンティクスを学習し、表形式データからオントロジーを獲得する手法を提案する。さらに提案手法をWebから収集した表データに適用し、得られたオントロジーを評価する。
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小出 誠二
セッションID: 1A4-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
セマンティックウェブ用プロセッサ
SWCLOSでは、RDFSやOWLにおけるすべてのエンティティがCLOSオブジェクトとして実装され、ユーザの定義するエンティティも意味論に従ったCLOSオブジェクトとなる。オブジェクト指向の視点から見たOWL意味論について考察する。
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大澤 哲也, 高林 裕矢, 福田 直樹, 飯島 正, 山口 高平
セッションID: 1A4-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
オントロジーを用いてユーザの目的を複数のタスクに分解し、それぞれのタスクを解決するWebアプリケーションを選別し、統合するシステムのプラットフォームを作り、評価を行った。
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岩爪 道昭, 小林 一郎, 高橋 裕介, 杉本 徹, 岩下 志乃, 伊藤 紀子, 菅野 道夫
セッションID: 1B1-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
日常言語コンピューティングは、人が普段使っている言葉を媒介してコンピュータの知的化を目指す新しいパラダイムである。日常言語コンピューティングでは、既存のアプリケーションは、自然言語で操作・管理・実行するためのLAPI(言語プログラミングインタフェース)による「言語化」を通じてサービスを提供する。本研究では、これまでのプロトタイピングの成果を踏まえ、日常言語コンピューティング環境におけるアプリケーションの統合的利用法について考察し、今後の展望について論じる。
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小林 一郎, 菅野 道夫
セッションID: 1B1-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本稿では、自然言語をコンピュータ通信の規約としてもちいる言語プロトコル通信の基本的枠組みについてさらに検討を加えたことを報告する。実際に自然言語を通信プロトコルとして利用するためには、通常、言語理解のプロセスを必要とし、かつ、コミュニケーション(通信)におけるあいまい性を受け入れなければならないなど様々な問題点が挙げられる。それらへの対処としてどのようなことが考えられるのか、また、そのような問題があったとしても自然言語を通信プロトコルとして利用するメリットがあるかなどの考察を行ったことを報告する。
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高橋 祐介, 小林 一郎, 菅野 道夫
セッションID: 1B1-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本論文ではセミオティックベースを用いたテクスト生成について述べる。通常のテクスト生成においては出力とされるテクストの構造があらかじめ分かるような入力情報を必要とし、かつコンテクストの情報を利用することは少なかったが、本論文ではより少ない入力情報からセミオティックベースによって体系化されている言語資源の使用に関する制約を用い、かつコンテクストに依存したテクスト生成を行う手法について提案する。
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野口 靖浩, 池ヶ谷 有希, 高木 朗, 麻生 英樹, 小暮 悟, 小西 達裕, 近藤 真, 伊東 幸宏
セッションID: 1B1-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
対話システムを構築するにあたり,入力文を解釈し,問題解決に必要な情報を抽出する能力は非常に重要な問題と考えられる.自然言語では,ユーザは同一の意味を表す際に様々な表現を用いることができるが,しかし,予め用いられるパターンそれぞれに個別の処理をシステム側で用意することは,あまり現実的ではない.
本稿では,現象概念と実体概念が依存構造で結ばれた際に生じる連体修飾成分と連用修飾成分との対応関係を,予め対話領域の例文から調査・分析する.そして,その知識を利用してこの問題を軽減する手法について提案する.
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関矢 浩史
セッションID: 1B1-05
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本論文では,単語の出現や共起情報のみに基づくような表層的な手法とは異なる,語の意味的な近さを考慮したマッチングによって文書同士や文書とクエリの近さを測るための概念表現の手法について提案する.ここで,この概念空間の表現にはコーパスから順序関係・共起関係などを利用した語同士の関連に基づいて抽出したsynonymy集合を用いた.また,語の表す概念を周りに出現している周辺語などから推論することで単語空間から概念空間への文脈依存的なマッピングを実現した.最後に,簡単な例を用いた比較実験を基に提案する概念表現手法の有効性について言及する.
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金子 望, 鬼沢 武久
セッションID: 1B1-06
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本研究の目的は, 言語表現を用いてプログラミングを行うことのできる, エンドユーザのためのプログラミング環境を実現することである. プログラミングの知識を持たないエンドユーザでも自然にプログラミングを行えるように, 人間同士の日常的な対話で有効な「言い換え」をプログラミングの手段として取り入れる. 言い換えには事例ベース推論を用いており, システムにとって未知の言語表現の意味を, ユーザ自身が追加することが可能である. 本稿では, 前回発表したシステムに改良を加えたものを複数の異なる対象に適用し, その有効性を検証する.
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内田 尚和, 常盤 大樹, 高木 朗, 麻生 英樹, 森 彰, 橋本 政朋, 伊東 幸宏, 小林 一郎, 中島 秀之, 八名 和夫
セッションID: 1B1-07
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
情報家電操作用の日本語対話インタフェースについて述べる。われわれが提案してきた、ユーザの自然言語発話を知識や文脈上に位置づけるための意味表現および意味解釈アルゴリズムを用いることによって、ユーザの多様な言い回しによる自然言語入力を、先行対話の文脈、家電システム操作関する知識やシステムの現在状態の表現上に位置づけながら対話し続けることが可能になることを示す。
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ジェプカ ラファウ, 荒木 健治
セッションID: 1B1-08
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
In this paper we propose an algorithm that can be used by talking systems to create a list of natural replies to a user’s utterance starting any dialog without restricting any domain. In our method we use Internet resources, commonsense processing and confront them with affective features to achieve a linguistic reaction of the highest usualness as possible. We introduce our approach to the dialog itself from the point of view assuming that for the machine processing, human’s behavior can be simplified to a theory where everything we do, we do for our own satisfaction. We will also explain how this theory affects the naturalness of the first utterances.
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大迫 勇哲, 山崎 航, 西山 裕之, 溝口 文雄
セッションID: 1B2-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
GRIDの構築において,異なるネットワーク間での通信が問題となる.本研究では,NATの内外に位置する各ノードの協調動作によってこの問題を解決し,分散処理や共同作業を行うためのGRIDの構築システムの設計と実装を行った.
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山谷 孝史
セッションID: 1B2-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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近年ネットワーク技術の普及により, プログラムやデータを多くの計算ノードで共有する必要が生じる.本研究では,ネットワークの物理構成を考慮したエージェントに基づく情報の共有を行うネットワークシステムMiNetの構築について述べる.
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山田 知秀, 飯島 正, 山口 高平
セッションID: 1B2-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
情報家電機器の協調動作のため、エージェントを各家電機器に配置したアーキテクチャを提案する。
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西山 裕之, 溝口 文雄
セッションID: 1B2-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本論文では,移動能力やハンドリング能力および各種センサ系などを持つ多機能ロボットを用いた対人サービスシステムを,個々の機能をエージェントとして定義したマルチエージェントシステムとして設計する.
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徐 涌, 角 康之, 西田 豊明
セッションID: 1B3-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本論文はノンバーバル情報(特にジェスチャ)を利用し、人間と人工物(ロボット)のインタラクション促進手法を提案した。本手法は二階層構造を提案し、下層はジェスチャ特徴を抽出できる、上層はインタラクションパタンを表現できる確率モデルを用いて人工物の行動を決める。人間との共同注意を利用し、人間の教示動作を記録できるロボットシステムの実現手法を記述し、提案手法の有効性を部分検証した。
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金崎 弘文, 堀 浩一
セッションID: 1B3-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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本研究では、個別ロボットの身体性を反映したトポロジカル地図を、異種ロボット間で言語ゲームを行うことによって相互に変換する手法を提案する。
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小島 量, 長谷川 修
セッションID: 1B3-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
実環境中の物体に関する視聴覚情報から、自己増殖型ニューラルネットワークを用いて自己組織的に概念を形成するシステムを提案する。本システムは視覚・聴覚・発話の機能を備えたヒューマノイドロボット上に実装しており、教示者との「対話」を通じて概念をオンラインかつ追加的に獲得する。
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浮ヶ谷 敦生, 河村 竜幸, 木戸出 正継
セッションID: 1B3-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
水槽中の金魚の群れは,ダイナミックに変化する多数移動物体の例である.水槽を泳ぐ金魚を天井カメラで撮影し,各フレームの画像を2値化し,金魚の群れの分布をテクスチャとして捉える.その分布変化を時系列データとして統計分析する.
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田島 敬士, 内藤 栄一, 小澤 順
セッションID: 1C1-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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情報の通知に対するユーザの反応の履歴から、ユーザにとって望ましいタイミングでシステムが情報を通知するように、タイミングを制御する手法を提案する。生活情報提供の実験システムを構築し、本手法の有効性を確認した。
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庄司 裕子
セッションID: 1C1-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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大学生の就職活動を観察すると、曖昧な思考が精緻化されるプロセスとしての特徴を有する場合も少なくない。実際に観察された事例を紹介するとともに、コンセプト精緻化型の就職活動を支援するための工学的アプローチについて述べる。
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間瀬 哲也, 大向 一輝, 濱崎 雅弘, 武田 英明
セッションID: 1C1-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本研究では,現在地に基づいた観光地情報を収集して,それらの情報をもとに行動案を作成するシステムを提案する.作成された行動案は,日記形式に整形した上でWeblogに表示し,実際の出来事のように見せる.本システムを用いることで,旅先での新たな行動方法の発見につながる.
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佐々木 儀広, 松村 真宏
セッションID: 1C1-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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本論文では,課題指向のボランティア有志による活動を行っているNPOにおいて用いられたメーリングリストをIDMで分析し,ボランタリな組織運営を実現するための成員間インタラクションのマネジメント手法を提案する.
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小長谷 武志, 大園 忠親, 伊藤 孝行, 新谷 虎松
セッションID: 1C2-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
Webページは,情報発信を行う場とBBS等の情報交換を行う場は1つの場として提供されていない.本論文は,Webページ上で情報発信と情報交換の場を統合した情報共有システムBig Black Boardを提案する.
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上松 大輝, 沼 晃介, 濱崎 雅弘, 大向 一輝, 武田 英明
セッションID: 1C2-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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本研究では,個人またはグループ内で,ランドマークなどの共通語彙を用いてタグ付けされた位置情報を共有することにより,場所に基づいたコミュニケーションを支援するシステムを提案する.
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森 純一郎, 松尾 豊, 杉山 達彦, 石塚 満
セッションID: 1C2-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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近年のWeblogやソーシャルネットワークサービスの普及により,実世界の人や人間関係などの情報がWebに現れてきている.我々は,人の社会ネットワークに基づく情報共有システムを提案する.システムは社会ネットワークの抽出分析機能,社会ネットワークに基づく情報のアクセス権付与機能および情報共有基盤からなる.
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沼 晃介, 上松 大輝, 濱崎 雅弘, 大向 一輝, 武田 英明
セッションID: 1C2-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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本研究では、GPS付きの携帯電話端末を用いて個人が蓄積した移動履歴に基づき、位置情報を付加した日記型コンテンツのドラフトを自動的に生成する手法、および位置を用いた情報推薦の手法を提案し、システムに実装する。
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太田 吉美, 大庭 英雄
セッションID: 1C3-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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知識を蓄積・共有・創発するための技術知識基盤として、「主語+述語+目的語」の基本構造で、各品詞の取り得る内容を辞書で限定する制約自然言語の開発を進めている。これにより一般の自然言語処理の難しさを排除することができる。今回は制約自然言語の実装方式について報告する。
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西原 陽子, 砂山 渡, 谷内田 正彦
セッションID: 1C3-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
本発表では未知の概念の系統的理解の支援を目的とした情報獲得支援システムを提案する。本システムでは話の流れと情報の難易度からWebページクラスタの順序付けを行ったものを表示し、情報獲得の効率化を図るものである。
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小川 泰右, 林 雄介, 池田 満
セッションID: 1C3-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
製品開発等の初期コンセプト決定段階において,その参加者が抱く心的イメージは感性情報が複雑に絡み合い曖昧模糊としている。本発表では,そのような心的イメージの明示化と共有を支援するシステムを提案する。
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川添 恭平
セッションID: 1C3-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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検証可能な司法システムにおける法律の論理表現では,もとになる条文の読み方や解釈の違いで論理的構造が大きく異なってしまうものが多い.本稿では,実際に施行されている地方条例を,条文読解のセオリにもとづいて記号論理で定式化する際に,条例の論旨と論理式の内容が異なってしまう問題について議論する.
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加藤 義清, 堀 浩一
セッションID: 1C4-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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設計知識の主要な一角をなす設計意図は,その重要性が認識されながらも獲得の困難さ等のためにこれまでに十分な利用はされてこなかった。本研究では論証の枠組みに基づく設計意図獲得の手法を提案する。
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榊 剛史, 松尾 豊, 市瀬 龍太郎, 武田 英明, 石塚 満
セッションID: 1C4-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
近年では、分野内での研究トピックの推移が激しく、また分野間での融合的な研究が盛んであるために、その分野での研究動向を分析し把握する必要がある。本稿では、論文データベースの書誌情報を用いて著者間のネットワークを構築し、それを考慮しながら、研究分野のトピックを抽出する処理を行う。さらにこれらの手法を年代ごとに適用することで、研究分野における時系列に沿った研究動向・研究コミュニティの変化を把握する事を試みる。
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田中 克明, 赤石 美奈, 堀 浩一
セッションID: 1C4-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
人工衛星設計などにおいて知識として重要なのは、設計結果ではなく、なぜその結果に至ったのか、の過程である。本発表では、小型人工衛星設計プロジェクトの議事録より、設計時の議論内容変化を時間経過に沿い抽出することで、この知識の取り出しを試みる。
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中田 豊久, 金井 秀明, 國藤 進
セッションID: 1C4-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
フリー
書棚の本を1つ手に取ると,その付近で関連する本にスポットライトがあたる.また,ユーザが指定する複数の本に自動的にランキングを付けてくれる.これらの機能を持った書店や図書館での立ち読みを支援するシステムを構築した.
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河原 吉伸, 藤巻 遼平, 矢入 健久, 町田 和雄
セッションID: 1D1-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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高度な異常検知・診断法の開発は,宇宙システム研究における重要課題である.本研究では,データを用いた統計的学習によりDynamic Bayesian Networksで表される診断モデルを獲得・修正し,そのモデルを用いた確率推論により広い異常検知範囲と高度な原因究明能力を実現する,「確率推論と統計的学習による診断法」を提案する.
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服部 聖彦
セッションID: 1D1-02
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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大規模システムにおいては、その構成要素の多さから常に故障ユニットの発見&修復が機能維持をするうえで不可欠である。本研究ではシステムを構成する各診断ユニットに動的主従関係を導入し、ユニット間の相互作用で診断させ、その有効性をシミュレーションで解析する。
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山口 翁央, 大囿 忠親, 伊藤 孝行, 新谷 虎松
セッションID: 1D1-03
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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病院では質の高い看護を提供するためにチーム制の導入が増加している.本稿では制約充足問題によるチームを考慮したナーススケジューリングシステムを実装した.また,チームを考慮しない場合に比べ計算速度が向上することについて述べる.
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川野 洋
セッションID: 1D1-04
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
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マルコフ決定過程による計画手法を、劣駆動水中ロボットの動作計画に応用し、これまで実現しなかった未知不均一潮流中での、ロボットの動作計画及び制御を可能とする。提案手法は、マルコフ決定過程による計画手法の適用とロボットの動力学的性質を考慮したロボット動作の離散化手法と、未知潮流中での行動選択手法からなる。動的シミュレーションにより、提案手法の検証を行う。
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沖野 圭希, 黒木 孝志, 田森 裕邦, 大谷 尚史, 坂根 裕, 秡川 友宏, 竹林 洋一
セッションID: 1D2-01
発行日: 2005年
公開日: 2006/10/26
会議録・要旨集
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我々は、人間の認知メカニズムを考慮し運転中に周囲の状況を自然に把握できる「サラウンド感覚」の実現に取り組んでいる。車内外に設置したカメラなどのセンサを用いて、走行状態や周囲の状況、運転者の意図を把握する。視覚、聴覚などの様々な方法で適切な注意を運転者に与えることで、運転中に自然な情報提示を可能にするヒューマンインタフェースのデザインを行う。
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