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白山 晋, 永田 勝也, 亀山 周明
セッションID: 3C1-OS14-2
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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ネットワーク上ではリンク関係のある人間は同様の情報や意見を持 つ傾向がある.一方,面識のない人々が同様の意見や情報を持つこ ともある.Leichtらは,リンク関係がなくても類似度が高いノード 同士は属性についても類似していることを示した.本稿では,彼女 らの手法を拡張し,類似度が高いノードをグループ化し,情報伝播 におけるそれらの役割について考察する.
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山本 仁志, 小川 祐樹, 和崎 宏, 後藤 真太郎
セッションID: 3C1-OS14-3
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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地域SNSにおいて災害時の情報共有や復興支援にどのようなコミュニケーションがなされたのか分析する。分析対象として作用町において発生した大規模水害に「さよっち」SNSでなされたコミュニケーションを扱う。我々は災害発生以前のコミュニケーション構造と災害発生時のコミュニケーション構造の変化に着目し、どのようなコミュニティが災害時に情報交換を活発におこなったのか、また中心的ユーザの果たした役割を分析する。
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石川 孝
セッションID: 3C1-OS14-4
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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SNSやブログなどのソーシャルメディアにおけるコミュニティ構造の時間発展メカニズムを解明するため、Axelrodの適応的文化モデルを拡張したエージェントベースシミュレーションモデルを検討する。
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風間 一洋
セッションID: 3C1-OS14-5
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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地域情報検索で用いられる地名は,存在する検索対象の地域選択可能性の違いから,利用パターンに固有の特徴がある.そこで,サーチエンジンのクエリログから得られる各地名を使用したユーザ集合間のJaccard係数から各地名の関連地名集合を求め,鉄道路線ネットワークにおける地理的分散パターンを分析する.さらに,地理的分散パターンと細密配置パターンとの距離差を用いて地名関連特性を定量化し,その性質を分析する.
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橋本 武法, 中山 功一
セッションID: 3C1-OS14-6
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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本研究では,ノード数や階層数に制約がなく,階層を戻るリンクや階層を飛び越えたリンク,ループなどの構造も許す自由結合ネットワークを提案する.また,個々のノード・リンク・ネットワークのそれぞれに評価値を与える創発的な学習手法を提案し,適用する.実験結果から,自由結合ネットワークは,効率のよいノード数やリンク数,リンク構造などを学習でき,時系列データを扱えることを示す.
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栗山 俊通, 荒井 幸代
セッションID: 3C1-OS14-7
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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インターネットや電力網(以下、系)では、複数のノードがネットワーク内で相互に作用し合い、情報や電力の伝播が円滑に進む必要がある。本研究では, 伝播が阻害され、系がジレンマ環境に陥る場合を対象とする。系がジレンマ環境に陥る状況下で、系内に最適な意思決定を誘発する主体(Influencer) を導入し、系のジレンマ解消を目指す。また、その配置による影響を解析し、Influencerの最適配置を目指す。
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古川 まき, 鈴木 泰博
セッションID: 3C1-OS14-8
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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遺伝的アルゴリズムやマルチエージェント系(Ant Colony Optimization)では解探索の高速化のためエリート選別と解候補の多様性の維持が必要であるが、それらを自動調整することは困難であった。本論文はミツバチの採餌行動に着想を得たアルゴリズムによってエリート選別を行う際の閾値を自動調整するモデルを巡回セールスマン問題を対象に作成し、その評価と考察を行う。
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中野 幹生, Raux Antoine, 竹内 誉羽, 船越 孝太郎
セッションID: 3C2-OS19-1
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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対話ロボットの知能モジュールのモデルである,マルチエキスパートモデル RIMEを開発してきた.RIMEは特定のタスクドメインに特化した,様々なタイプ のエキスパートを導入し,統合的に動作させることが可能である.本稿では, 柔軟な対話行動制御の実現を目的としたRIMEの拡張性向上のための,エキスパートと他のモジュール間のインタフェースの改良について述べる.
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齋藤 彰弘, 松山 洋一, 藤江 真也, 小林 哲則
セッションID: 3C2-OS19-10
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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会話自体を楽しむ目的で行われる複数人会話を分析した結果,参加者が場の話題を十分に理解し必要最低限のフィードバックを返すという協調的会話の公準を遵守した上で,自分自身の話したい内容を付加させるという戦略が取られることが多いことがわかった.本発表では,会話ロボットを介在させてそのような会話の活性化を恒常的に実現させるために,話題の追跡機能と発話内容の付加機能を実装したシステムについて紹介する.
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下畑 さより, 北村 美穂子, 介弘 達哉, 村田 稔樹
セッションID: 3C2-OS19-12
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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ラダサーチはオントロジーベースの対話知識と自然言語処理技術に基づき、システム主導の対話を繰り返すことによって問題解決を行う対話システムである。ユーザの属性や回答内容によって質問が変化するため、ユーザはシステムの質問に回答するだけで求める情報に到達することができる。 本発表では、ラダリング対話エンジンの要素技術を説明するとともに、商品問い合わせに適用した例についても紹介する。
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南 泰浩, 目黒 豊美, 東中 竜一郎, 堂坂 浩二, 前田 英作
セッションID: 3C2-OS19-3
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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我々は、これまで,POMDPによる対話制御に,トライグラムモデルによる統計的な 対話制御を取り入れる手法を提案してきた本稿では,POMDPによる対話制御において,アクション継続長の 確率分布に従ってアクションを生成するする手法を導入する。 実験結果において, 提案方法が,生成したアクションのトライグラム確率を高く保ちながら, 偏りのないアクション生成を実現できることを確認した.
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岩田 直之, 平井 尚樹, 稲葉 通将, 鳥海 不二夫, 石井 健一郎
セッションID: 3C2-OS19-5
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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我々が実現を目指している対話エージェントは、事前に発話候補を用意しておき、対話ではその候補の中から発話を選ぶという手法をとっている。雑談など特定の目的を持たない対話に適切に対応するためには、大量の発話候補が必要となり、それに伴って、大量の候補から正しく発話選択を行う必要がある。本研究では、正しい発話を選択する精度を高めるために、発話を選択する前にあらかじめ発話候補の絞り込みを行う手法を提案する。
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稲葉 通将, 鳥海 不二夫, 石井 健一郎
セッションID: 3C2-OS19-6
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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非タスク指向型対話エージェントが,人間との対話を盛り上げるためには,トークショーにおける司会者のように,相手の趣味・嗜好や経験(プロフィール情報)を知識として予め持っておき,それを話題とすることは極めて有効であると思われる. 本研究では,不特定多数との対話を行うエージェントにとって,獲得が困難なプロフィール情報を,対話から自動的に獲得する手法を提案する.
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堂坂 浩二, 奥 梓, 東中 竜一郎, 南 泰浩, 前田 英作
セッションID: 3C2-OS19-7
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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対話ロボットがユーザの思考を喚起することにより,コミュニケーションを活 性化する思考喚起型対話の研究を進めている.そうした対話では,ロボットが 対話状況に応じて適応的に話題を選択することにより,ユーザ対話意欲を向上 させることが重要となる.本研究では,思考喚起型対話において,ロボットの 選択話題に対するユーザ反応等の対話状況とユーザ対話意欲の間の関係を分析 した結果について報告する.
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高柳 俊祐, 中山 敬太, 石川 勉
セッションID: 3C2-OS19-8
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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知識獲得や推論などの知識処理機能を有する、ペット型ロボットを想定した雑談型自由対話システムを開発している。本システムは、ユーザの発話から獲得した知識を利用して質問応答を行う機能、発話から常識知識を獲得し利用する機能、物忘れに対する補助システムである備忘録機能などを持つ。また、特定の話題に対してシステムが主導権を取り対話を進める機能や、ユーザの発話の吉凶を判断し適切な相槌を打つ機能なども有する。
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船越 孝太郎, 中野 幹生, 永田 亮
セッションID: 3C2-OS19-9
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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非課題指向な対話の研究プラットフォームとして,Jazz Chantsという指導方法を用いて英語のリズムを教える音声対話ロボットの開発を行っている.Jazz Chantsでは,手拍子や足踏みなどでリズムをとりながら,指導者と学習者が同時に発声したり対話的に掛け合いながら学習を進める.本発表ではこれまでの開発状況と今後の展望を示す.
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三好 康夫, 芳沢 将宏, 田所 亮, 金西 計英
セッションID: 3D1-OS16-1
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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Web探求学習で得たWebページをソーシャルブックマーク上に記録しただけでは,Webページと学習目標との関連づけが失われてしまい,学習を振り返るためのブックマークの再訪問が困難となる。そこで学習目標ごとにブックマークを整理するための環境として,逆引きリファレンス作成環境の構築を行っている。逆引きリファレンス項目の見出しに学習目標を記述し,探求学習の成果のまとめを作成することができる。
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長谷川 忍, 李 航宇, 太田 光一, 柏原 昭博
セッションID: 3D1-OS16-2
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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Webを利用した学習の本質的な特徴として,あるトピックに対して様々な観点から記述された数多くの学習リソースを横断的に学習できる一方で,次に学習すべきページのを行うための負荷が大きくなるという問題がある.本稿では,こうした特徴を持つWeb-based Learningに対して学習コミュニティによるハイパー空間地図を作成する過程とその学習効果について考察する.
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成田 幸紀, 岡本 竜
セッションID: 3D1-OS16-3
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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主体的学習における知識洗練のアプローチとして,学習者が獲得した知識を外化し,他者から不十分・不適切な点に関する指摘を得て知識改善を図る方法がある.この場合,指摘の起因となる知識について指摘する側・される側,双方で明確に把握することが重要である.本研究では,文書作成による知識外化を対象に知識の不十分・不適切な箇所の抽出手法を検討する.本発表では知識外化プロセスモデルにもとづく外化手法について述べる.
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柏原 昭博, 川﨑 眸, 秋山 直登
セッションID: 3D1-OS16-4
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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Webが提供する様々な情報リソースは,通常のテキストとは異なり,構造化されておらず学習シナリオが明確でない場合が多い.そのため,学習者自身が学習シナリオを作成必要がある.しかしながら,シナリオを作るとともにリソース内容を学ぶことは容易ではない.本発表では,学習者によるシナリオ作成を支援するために開発したシステムについて述べるとともに,シナリオ作成による学習効果について考察する.
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平嶋 宗
セッションID: 3D1-OS16-5
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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文章題などの比較的複雑な問題の解決には,解決手順とその適用の条件により構成される問題スキーマが重要な役割を果たしているとされている.本稿では,問題スキーマを洗練するための活動として問題作りを通した学習をモデル化する.
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小島 一晃, 三輪 和久, 松居 辰則
セッションID: 3D1-OS16-6
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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学習者自身が問題を作る作問学習は,新しいアイデア生成を要求する産出課題である.作問では多様なアイデア生成が重要である一方,そのことは初学者にとって困難である.本研究では数学文章題の作問学習を対象として,例を再産出させることで学習者のアイデア生成を促進する支援方法を提案する.そして,例の再産出による学習を例を解く学習と実験的に比較することで,「作る学習」の特徴と効果を検討する.
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砂岡 和子, 顧 桐語, 鄭 偉
セッションID: 3D1-OS16-7
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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外国語によるコミュニケーションは言葉を使って関係を「作る」行為といえる。本発表は遠隔ビデオ会議の接触場面において、異文化集団が共同制作体験によって自己開示と共感の醸成に成功するプロセスを観察する。特にメタ認知的制作活動がより外国語の協同学習を促進することに注目し、ICTによる学習支援のありかたを考察する。
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川越 喬純, 曽我 真人, 瀧 寛和
セッションID: 3D2-OS8-10
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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運動学習において身体の重心移動は重要な要素の一つである。しかし、身体重心は不可視であり学習者はイメージしにくい。 そこで本研究では、運動時の身体重心と学習者の動作を3次元モデルで可視化するシステムを作った。本システムにより学習者は、自身の体の動きと身体重心の関係性を視覚的に理解することができる。本システムの有効性を検証するために評価実験を行った。
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跡見 順子, 跡見 友章, 廣瀬 昇, 清水 美穂, 桜井 隆史
セッションID: 3D2-OS8-11
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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人は他の動物と同じように外界を認知し自律的に運動・行動を生み出すシステムとして進化してきた。主要な動作は神経筋の反射系により生み出され、意識せず動き、行動し生活している。本研究では、和の文化が生んだ衣服着用スキルにヒントを得、皮膚へのわずかな機械刺激が付加されるような機能性ウェアを開発し、歩行時の呼吸、姿勢、歩容などについて解析したところ、胸が拡がり背筋が伸び、歩幅が拡がる効果を得たので報告する。
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西山 武繁, 松原 正樹, 諏訪 正樹
セッションID: 3D2-OS8-12
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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空手のコーチングにおいて選手に体得させることが困難なスキルの一つに、組手競技における駆け引きスキルがある。組手競技の駆け引きは、選手と試合環境との生じる相互作用の総体としての間合いを、如何に読み取り、如何に環境に働きかけるかという身体知である。本研究は、空手の組手競技における間合いを可視化し、駆け引きスキルの体得支援を目的としたツールをデザインすることを主題とする。
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高木 雅也, 藤波 努
セッションID: 3D2-OS8-4
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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スポーツにおける対人競技では、対戦相手との駆け引きの中で発揮されるスキルが競技結果に大きく影響を与える。柔道の「崩し」と呼ばれる技能動作は、対戦相手との駆け引きの中で発揮されるスキルの一つである。 本研究では柔道の崩し動作における成功要因の検討を目的とし、縄引き動作中の上半身の力について表面筋電図を用いて計測を行った。その結果、柔道の熟練者は崩し動作中に腕部の脱力を利用していることが確認できた。
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奥野 敬丞, 稲邑 哲也
セッションID: 3D2-OS8-5
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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我々は,人間に動作をコーチングするロボットシステムを通した動作と言語表現の提示方法に興味がある. それを目的として,デフォルメ動作の提示と注意的言語表現を用いたシステムを我々は提案している. 本稿では,テニスのフォアハンドをコーチングする実験を通じて, そのデフォルメ度合いと注意的言語表現の組み合わせが,動作コーチングへの個人適応に及ぼす影響を考察する.
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香山 瑞恵, 伊東 一典, 浅沼 和志, 橋本 昌巳, 大谷 真
セッションID: 3D2-OS8-6
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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本研究の目的は,個人で行う合唱練習を支援するための環境を探究することである.これまでに,歌声の音響特徴量を指標とした指導者知識に基づく支援環境を構築してきた.今回,さらに複数の音からなるフレーズ歌唱に対する歌唱評価と指導の機能を具備した.本稿では,フレーズ練習機能のための指導者知識に関して考察し,その知識を実装したシステムを概観する.
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安松谷 亮宏, 曽我 真人, 瀧 寛和
セッションID: 3D2-OS8-8
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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バスケットボールのシュート率を向上させるには,シュートフォームの確立が不可欠である.また,初心者にシュートフォームを教えるためには,熟練者のシュートフォーム姿における身体各関節の角度の測定が必要となってくる.そこで,熟練者と初心者のシュートフォームをモーションキャプチャで取得し,身体各関節の回転角を分析した.その結果,初心者は熟練者より安定性がなく,足や腕の伸展力を利用していないことが分かった.
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古川 康一, 升田 俊樹, 西山 武繁
セッションID: 3D2-OS8-9
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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チェロのスピッカート奏法は、ブランコ漕ぎやバスケットボールのドリブルのような、周期的に外力を与えて振動を持続させる強制振動の一種であるが、その習得は容易ではない。本論文では、文献のサーベイ、メタ認知、力学モデル、着眼点の発見、あるいは、専門家との意見交換などが本スキルの習得にどのように貢献したかについて論じる。また、その習得過程のビデオによる記録について考察する。
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三戸 誠, 浜口 和也, 藤本 久慶, 菱山 玲子
セッションID: 3E1-1
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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本研究では,異なる環境下にある複数の人が分担協力して食材を収集し,料理イベントを行うシナリオを想定し,実空間で実験を行った.ユーザの状況を過去の行動履歴とGPSデータから推論し,ユーザ支援のための行動プランを動的に生成・実行するプランニングエージェントを適用し,これを対話的に精錬することで人間中心のプラン獲得を可能とした.システム全体の評価はモジュール単位の機能の組合せや順序性を考慮して行った.
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外山 紀子
セッションID: 3E1-2
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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1歳児と母親6組の食事場面を観察し,母子が相手の行為に応じた調整をはかるなかで摂食スキルの習得が進む過程を分析した。1歳という時期は母親によるfeedと自食の移行期にあたる。食事の開始直後はスムーズなfeedが続くが,次第にfeedと子どもの開口のタイミングが合わなくなる。feedに失敗すると,母親はやり方を変更し難易度の調整をはかるが,子どももまたfeedがスムーズにいくよう行為を調整する。
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尾本 和也, 岡田 将吾, 新田 克己
セッションID: 3E1-3
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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近年,議論や交渉を行うシステムを支援する議論エージェントと人型のインターフェイスを用いた擬人化エージェント研究が多く行われている.そこで,議論エージェントと擬人化エージェントと組み合わせ,しぐさを自動表出することができれば,議論や交渉を更に円滑に支援できると考えた.本研究では,実際の議論の場で身振りがどのような状況で起きているのかを解析し擬人化エージェントに反映することでしぐさの自動表出を行う.
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許 勁, 大村 英史, 片上 大輔, 岡田 将吾, 新田 克己
セッションID: 3E1-4
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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集団に適応するエージェントを開発するため、カードゲームのBarngaをオンラインで行い、行動観察をするツールを開発した。そのユーザインタフェースにタッチパネルを利用し、カードを出すときのスピードやコースを観測することによって、心理的な情報の抽出も試みた。
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大曽根 圭輔, 鬼沢 武久
セッションID: 3E2-1
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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本研究では,ポーカーゲームを対象にして,人間と意見を交換しながら戦術を獲得するコンピュータエージェントを提案する.コンピュータエージェントは,ファジィ事例ベース推論を用いて意思決定を行い,人間プレーヤーにアドバイスを提示する.そして,プレーヤーからゲームに関する意見が出た場合は,意見を事例データベースに格納し,過去の戦術と統廃合することで,新たな戦術を獲得することを目指す.
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大本 義正, 三宅 峰, 箭内 亮太, 西田 豊明
セッションID: 3E2-2
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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特定の対象への選好構造を推定することは、人間の意志決定を助ける際に重要な手がかりとなる。このような選好構造は、検討を重ねることで変化していくことが考えられる。本研究は、検討の中で変化するユーザの選好構造を、生理指標や非言語情報によって推定しながら意志決定を助けるシステムの開発を目指した。実験の結果、開発したシステムを利用した場合の方が最終的な意志決定に対する満足度が有意に高いことが示された。
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植田 俊輔, 谷口 祐司, 大澤 博隆, 今井 倫太
セッションID: 3E2-3
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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日常環境において,利用場面に応じた様々な所有権が発生するオブジェクトが存在する.こういったオブジェクトの所有権は,オブジェクトを利用するユーザにとっては曖昧でわかりづらいものである.本研究では,実世界移動エージェントとの音声対話によるオブジェクトの所有権判断および情報提示を行うシステムT-SHOWを提案する.ユーザがエージェントと対話を行うことで,ユーザにとっての所有権の曖昧さを解決する.
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乙守 信行
セッションID: 3E3-OS20-10
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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ISWC「Semantic Web Challenge」などコンテスト形式での発表の場が増えてきている。これらコンテストは基礎研究とその成果を応用した提案、つまりアカデミックのシーズとインダストリーのニーズを繋げる場であり双方に次期課題をフィードバックする場ともなっている。本発表では海外を中心とした本分野に関するコンテストの課題や評価結果を分析しニーズとシーズ双方における次期課題の提案を行う。
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長野 伸一, 佐々木 健太, 上野 晃嗣, 長 健太, 川村 隆浩
セッションID: 3E3-OS20-1in
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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ユーザが日常生活で起きた出来事や体験を記したライフストリームと呼ばれるWebデータ(Twitterやブログなど)から,ユーザが主体的に行った行動およびその行動属性を抽出する取り組みの経験をもとに,ライフストリームデータの構造化の実現に向けた課題について考察する.
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則 のぞみ, Danushka Bollegala, 石塚 満
セッションID: 3E3-OS20-2
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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本論文では,時間変化し,多項関係を含むデータを用いて,Social Mediaにおける人々の興味を予測する手法を提案する. 我々は,Social Mediaに見出される高次元・多項関係,時間進化という二つの性質を活用する手法を提案し,実験により,既存手法と比較して,予測タスクにおいて高い性能を示すことを確認する.
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大西 可奈子, 小林 一郎, 岩爪 道昭
セッションID: 3E3-OS20-3
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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本研究では,ユーザが興味を持った事柄について,それらに含まれる事象が持つ特徴に基づいて情報拡張する手法を提案する.具体的には,ユーザが興味を持つ文章を取得し,その内容を最もよく表わしている語と,それに強い関連を持つ語を抽出し,それらについてLinked Dataを用いて情報を取得する.取得した情報をユーザの興味に基づいて提供する.
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飯島 千絵, 森田 武史, 榎本 善太郎, 山口 高平
セッションID: 3E3-OS20-4
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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近年,Linked Dataが情報流通基盤として注目されている.しかし,日本語に対応したLinked Dataは少なく,情報サービスへの適用方法は十分に研究されていない.本研究では,地理・位置データを中心として,高速道路,飲食店,交通規制,イベント,口コミ,天気など,様々なデータについて,更新性を考慮した日本語Linked Data構築方法およびそれらを利用したモビリティサービスを提案する.
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鈴木 健太, 山口 高平
セッションID: 3E3-OS20-5
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
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現在、XBRLが多くの企業で注目されている.XBRLとはXMLを財務情報の交換に応用したものであり、XBRLで表現される財務情報は各勘定科目の金額情報だけでなく、その勘定科目の定義も含まれている.本研究では、XBRLから財務データを抽出し、会計ドメインオントロジーに基づいたRDFデータへの変換を行う.作成したデータを基に、LinkedDataとの連携及び評価を行う.
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市瀬 龍太郎, Venkata Narasimha Pavan Kappara, O.P. Vyas
セッションID: 3E3-OS20-6
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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本論文では、Linked Dataを用いた知識発見手法について報告する。
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江渡 浩一郎, 沢田 洋平
セッションID: 3E3-OS20-7
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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我々は、多数のデータを利用者が登録・編集可能にする集合知データベース「Wedata」を構築・運用している。ユーザはWebサイトの構造情報などのデータを抽出・登録し、日々変化する情報を統一的な手法で操作可能となる。現在125種類、総数41,000件以上のデータが登録されており、2010年12月に2427万件のアクセスを得ている。本論文では、Wedataの構築・運用及び利用状況についてまとめる。
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岩爪 道昭, 河原 大輔, 兼岩 憲, 赤峯 享, 加藤 義清, 大西 可奈子, 小林 一郎
セッションID: 3E3-OS20-8
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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本研究では、Webサイエンス基盤の構築に向けて、近年急増しつつあるLinked Dataと呼ばれるRDFデータ群を対象として、柔軟かつスケーラブルに集積化するための手法の提案と実験システムによる検証結果について報告する。
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武田 英明, 嘉村 哲郎, 加藤 文彦, 大向 一輝, 高橋 徹, 上田 洋
セッションID: 3E3-OS20-9
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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本発表ではLinked Dataをいかに日本で普及させていくかについて課題を述べると共に著者の活動を紹介する。著者らはLODAC Projectという日本のデータをLinked Dataとして公開する活動を行っている。その一つとして現在取り組んでいる芸術情報のLinked Dataについて紹介する。
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André Kenji Horie, 石塚 満
セッションID: 3F1-1
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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Given a small dataset of semantic relations, the present work provides a method for qualitatively and quantitatively analyzing and expanding it through a bootstrapped clustering process using the Web.
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金 英子, Ching-Yung Lin, 松尾 豊, 石塚 満
セッションID: 3F1-2
発行日: 2011年
公開日: 2018/07/30
会議録・要旨集
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実世界のネットワークの本質は動的に変化する。企業は、他の企業と提携・合併・買収などを続けることで、これらの関係から正と負の影響を受けている。その結果、企業の価値は変わっていく。本研究では、Web上に公開されているニュース記事から、変化する企業のネットワークを自動的に抽出する。そして、動的ネットワークから企業の価値に影響を与える構造的要素を分析し、企業の価値を予測する。
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