動物分類学会誌

目次

原稿種別: 表紙
1986 年 34 巻 p. Cover2-
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/04/02

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_Cover2

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動物分類学会誌編集委員等

原稿種別: 付録等
1986 年 34 巻 p. App1-
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/04/02

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_App1

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トラノオガニダマシ(十脚目,短尾区,オウギガニ科)のメガロパ幼生と幼カニ期について

クィンタナロドルフォ

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 1-17
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_1

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オウギガニの1種であるトラノオガニダマシParapilummus trispinosus Sakaiの幼カニ期の附属肢等の形態を中心とした記載を行った.材料としては高知県土佐湾の小湾入である浦の内湾のプランクトン中からメガロパを採集し,これから実験室内飼育により第3幼カニ期までを得た.水温28.5-29.7℃,塩分濃度33.0-33.4pptの条件下でメガロパから第3幼カニ期までに約35日を要した.さらに今回の結果と最近のオウギガニ類幼生について知見との比較を行なうと共に,この類の幼カニ期の形質に関しても検討を加えた.

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内田亨・山田真弓(監修), 動物系統分類学, 第8巻下, 半索動物・原索動物, 石川優, 川村和夫, 種田保穂, 中内光昭, 西川輝昭, 向井秀夫, 渡辺浩共著, 410頁, 8(実際は13)プレート, 中山書店, 東京, 1986年11月刊, 39,000円

山崎柄根

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 18-
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_18

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リョウマエビとワグエビについて

関口秀夫, 大久保修三

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 19-26
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_19

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従来イセエビ科のリョウマエビとワグエビはめったに採捕されない稀種とされていた.しかし,これまでの知見と三重県和具でイセエビ刺網に採捕された結果を整理したところ,リョウマエビは10個体以上,ワグエビは数個体が毎年採捕されていることが明らかになった.これら2種類のエビは,日本近海ではさほど稀れではなく,おそらくは他の国でも同様であろう.

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農業上重要な中国産ササラダニ類の2新種

烏〓, 忻介六, 青木淳一

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 27-31
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_27

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中国からササラダニ類の2新種を報告した.オトヒメダニ属の1新種Scheloribates oryzaeは稲の重要害虫とみなされ,ツメエリダニ属の1新種Dometorina praedatoriaは甘橘に寄生するフシダニを捕食する有益なダニと考えられる.

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日本産Clubiona属(フクログモ科)2新種の記載

林俊夫

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 32-38
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_32

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日本産フクログモ属(Clubiona)2新種をチクニフクログモClubiona chikuniとサッポロフクログモClubiona sapporensisとして記載した.C. chikuniiとC. sapporensisは,それぞれC. akagiensisとC. lenaに近似するが,両性の生殖器構造によって容易に区別できる.

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タイ国のトンボ相の研究 : 第16報.オニヤンマ科

朝比奈正二郎

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 39-45
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_39

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タイ国トンボ相研究第16報として,オニヤンマ科の3種を記録・記載する.オニヤンマ亜科のAnotogaster gregoryiは雲南省産の模試種に比して色斑に若干の差がある.ミナミヤンマ亜科のChlorogomphus arooniはSurattani県のほかRanong県からも得られた.共にタイ領南方半島部であるが,今回松木和雄君によってもたらされた北部Doi Suthep産の幼虫脱皮殼はそれとは異ると思われるので記載を行った.

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Aspidobactrus claviger SHARP(鞘翅目,ハネカクシ科)の再記載および分類学的知見

直海俊一郎

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 46-52
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_46

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Aspidobactrus claviger SHARPの再記載を行い,本属のハネカクシ科における分類学的位置について諭じた.本属はこれまでヒゲブトハネカクシ亜科のPygostenini族に分類されていたが,触角第2節が長く,小あごひげが4節,下唇ひげが3節,第9腹節背板は1対の長板から成り,その先端は2叉せず,雄交尾器の片節は前後に2分割されないなどの形態により,同亜科のOxypodini族の一員であることがわかった.

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前縁脈剛毛配列型を中心としたタロイモショウジョウバエ属Drosophilella)の分類と1新種の記載

岡田豊日

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 53-59
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_53

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Lund博物館所蔵のスリランカのショウジョウバエ標本中に,タロイモショウジョウバエ属の1新種を発見記載した.本種を含めて同属の種の前縁脈剛毛型を中心とした数量分類を行い,それと寄生植物との関連を考察した.

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アオヒトデ科(ヒトデ綱)の1新種Neoferdina Japonica

小黒千足, 御崎洋

原稿種別: 本文
1986 年 34 巻 p. 60-64
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/03/30

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_60

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和歌山県串本町沖で採集され海中公園センター錆浦研究所に保管されていたNeoferdinaに属する2個体のヒトデは新種と考えられ,Neoferdina japonicaとして記載された.本種はN. ocellata (H. L. CLARK)およびN. insolita LIVINGSTONEと近い形態をとるが,前種とは上縁板が大小の交互配列をとらないこと,後者とは第1上縁板の形が異なり,さらに顆粒で覆われないことで区別される.

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投稿規定

原稿種別: 付録等
1986 年 34 巻 p. App2-
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/04/02

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_App2

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CONTENTS

原稿種別: 表紙
1986 年 34 巻 p. Cover4-
発行日: 1986/12/25
公開日: 2018/04/02

DOIhttps://doi.org/10.19004/pjssz.34.0_Cover4

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