株式会社カルティブが運営する「企業版ふるさと納税支援事業(river)」の初期の構想から2年間で軌道に乗せるまでに至る,SDGsスタートアップ方法論を適用してプラットフォーム・ビジネスを立ち上げた成功例を記述する.
企業版ふるさと納税制度を活用して,地域再生計画を進める自治体と,資金提供企業,ソリューション提供企業の連携をコーディネートし,2021年12月末現在で200件を超える寄附を成約している.
SDGsスタートアップのフレームワークを初めは忠実に実行し,改善を加えて順次プラットフォーム・ビジネスに適合化していった.新手法を導入する《守》《破》《離》のステップを典型的に進めた事例である.
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