日本古生物学會報告・紀事
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1942 巻 , 25 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 松井 寛, 中川 保
    1942 年 1942 巻 25 号 p. 179-184
    発行日: 1942年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    新潟縣三島郡寺泊油田 (帝國油田第9區) 南部久田附近には中越統上部の砂質頁岩層の中に貝殻の破片を多量に混ぜた砂層, 所謂夏川層が上下2層良く追跡され重要な示準層となる。有孔蟲化石については嘗つて矢部長克・半澤正四郎兩教授の研究 (Jap. Jour. Geol. Geogr., Vol.2.) があり, 最近には大炊御門經輝學士が當區域南方4kmの尼瀬油田 (出雲崎町) 附近産のものを發表 (地質學雑誌, 47巻) された。松井は昨夏この地域を地質調査の際多數の有孔蟲化石を採集, 未了の分もあるが一先づ概要を報告する。
  • 杉山 敏郎
    1942 年 1942 巻 25 号 p. 185-194_1
    発行日: 1942年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    本邦からNeoconularia rectangularis (HAYASAKA), Conularia (Conularia) tyôanziensis SUGIYAMA, Conularia (Conularia) siitai SUGIYAMA, SP. nov., Conulariopsis quadrata SUGIYAMAの3屬4種のConularidaが産する。Neoconularia及びConulariopsisは本邦に限らるゝ屬で, 後者は1938年に, 前者は新に筆者が創設したのである。殊にCbnulariopsisは從來知られたる科に入れることが出來ない特性を供へてゐるので, 此の屬を基として鼓に新科名Conulariopsisdaeを創設することにした。從つて今日まで知られたるConularidaは合計4科12屬及び亞屬に區分することが出來る。Conularidaは既に寒武利亞に現はれ, 下部古生代に著しく榮え, 上部古生代に至るに從ひ漸次衰退した。中生代には甚しく衰へ, 僅に2屬若干種が報告せられたのみである。本邦産種は上掲の3屬4種であるが, 第1及び第3種は上部二疊紀, 第2種は下部石炭紀, 第4種は下部三疊紀より夫々知られたのであるが, 何れも南部北上山地に其の分布が限られてゐる。
  • 小林 貞一, 久越 貞孝
    1942 年 1942 巻 25 号 p. 195-196
    発行日: 1942年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    平安北道江界郡從西面從浦洞の紅店統中より産出せるAnthracomya sp. を記す。
  • 大立目 謙一郎
    1942 年 1942 巻 25 号 p. 197-199_1
    発行日: 1942年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    Calyptogena屬は1891年DALL氏によりC. paoifica DALLを模式種として設定されたものて, 外見恰もVeneridaeの或るものを思はせる形を呈してゐるが, 蝶番板や外套膜線の性質からCarditidaeに屬させられてゐる非常に異様な辨鰓類である (DALL: Proc. U. S. Nat. Mus., XIV p.189, 1891.)。此屬は世界に於て3種知られてゐるだけである。
  • 杉山 敏郎, 淺尾 貞雄
    1942 年 1942 巻 25 号 p. 200-205
    発行日: 1942年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    ネリネア科に屬する巻貝 (腹足類) は古來中生代, 殊に株羅・白堊兩紀に甚しく榮えた化石として古生物學者並びに層位學者間に貴重せられ, 之に關しては幾多の貴重なる報告がある。
  • 小林 貞一
    1942 年 1942 巻 25 号 p. 206-210
    発行日: 1942年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    山西省稷山北方攻丁石産の三葉蟲中に下記の5, 種あり。
    1) Peishania (?) semicircularis KOBAYASHI (sp. nov.)
    2) Mesocrepicephalus cfr. magna (WALCOTT)
    3) Crepicephalina aff. convexa (WALCOTT)
    4) Probowmania ligea (WALCOTT) var. quadrata KOBAYASHI,(var. nov.)
    5) Metagraulos (?) intermedius KOBAYASHI
    2-5の4種は下部石灰岩レジズより採集せられしものにして, 其の下に2米の珪岩・アルコースあつて, 基盤岩類を被ふ。故に此の地方に於いては震且系のみならず, 饅頭統を缺除し, 寒武系基底面は寒武紀初期の陸地表面を示す。之等兩化石帯は, 嘗つて岩相の類似より饅頭統と考へられたるものにして, 山西其他に於ける所謂饅頭統中には單に海侵に依る異時同相關係に依つて, 饅頭統と考へられたるも實は饅頭期よりも一段若き堆積物たる事少なからざる可し。
  • 小林 貞一
    1942 年 1942 巻 25 号 p. 211-218_1
    発行日: 1942年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    1) 印度及印度支那より從來報告されたるDolichometopidsは本亞科に屬するものにあらず。泰嶺一京城線以南に於ける眞のDolichometopidsの産出は茲に記載せる聞慶産の2種が最初なり。
    a) Amphotm dmeto WALCOTT var. spimla KOBAYASHI, var. nov. 頴江層産
    b) Amphoton microlops KOBAYASHI, sp. nov. 下乃層産
    2) DolichoznetoPinaeは下記の11屬9亞屬に分類する事を得。
    Corynexochidae ANGELIN, 1854.
    a) Corynexochinae RAYMOND, 1928.
    b) Dolichometopinae WALCOTT, 1926.
    Dolichometopsis POULSEN, 1927.
    (Ptarmigania RAYMOND, 1928)
    Poliella WALCOTT, 1916.
    (Poliellina POLETAYEVA, 1936)
    Bathyuriscus MEEK, 1873.
    (Athabaskia RAYMOND, 1928)
    (Athabaskiella KOBAYASHI, subg. nov.)
    (Glossopleura POULSEN, 1927)
    Amphoton LORENZ, 1906.
    (Amphotonella KOBAYASHI, 1942)
    (Sunia KOBAYASHI, 1942)
    (Fuchonia ENDO and RESSER, 1935)
    Dolichometopus ANGELIN, 1878.
    Clavaspidella POULSEN, 1927.
    Prosymphysurus POULSEN, 1927.
    Acheilops ULRICH, 1930.
    Anoria WALCOTT, 1924.
    Hemirhodon RAYMOND, 1937.
    Klotziella RAYMoND, 1928.
    Orria WALCOTT, 1916.
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