佐賀県小城郡南多久村長尾西端三菱古賀山鉱業所11号井,深度249,68mおよび309mの芦属層群杵島屑から朱雀智介により採集された
Clenocheles sujakui u.sp.を記載した.その系統的子孫にあたる現生種は中村正吉により柏崎沖の大洲から採集され,岸上鎌吉により報告されており,rellctである。
本種はその形態に特徴があり,化石の破片でもわかりやすく,地質学にやくだつものと思われる。GLAESSNEがVictorin の始新世より
Ctenorheles rietor を1947年に報告している。
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