巻号一覧
1969 巻 (1969)
- 76 号 p. 165-
- 75 号 p. 119-
- 74 号 p. 51-
- 73 号 p. 1-
前身誌
1969 巻, 76 号
選択された号の論文の3件中1～3を表示しています
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小畠 郁生1969 年 1969 巻 76 号 p. 165-176_1
発行日: 1969/12/10
公開日: 2010/05/25
ジャーナル フリー宮古層群に産するアンモナイトのうち, Douvilleiceratidae科のEodouvilleiceras属2種とDouvilleiceras属1種を識別記載した。前者は平井賀層下部の上部より産出し, 後者は平井賀層最上部から明戸層全般にかけて産出する。この産出順序に関する事実は, 諸外国における知識と比較するとき, きわめて調和的である。西欧の示帯化石D. mammillatumの産出により, 明戸層ならびに平井賀層最上部はおそらく下部Albianの上部に対比されるであろう。いっぽう, Eodouvilleiceras属2種の産出から, 平井賀層下部が上部Aptianの上部に対比される可能性はますます強まった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1902K) -
松本 達郎, 平田 茂留1969 年 1969 巻 76 号 p. 177-184_1
発行日: 1969/12/10
公開日: 2010/05/25
ジャーナル フリー高知県土佐市浅井の四万十帯から新たに発見されたアンモナイトはDipoloceras (Diplasioceras)に属し, 既知種のどれとも区別できる特異性があるので, 新種として記載する。このアンモナイトはかつて報告された土佐市北山産のDipoloceras aff. fredericksburgenseとともに, 下部白亜系アルビアンの中部を示す。これに関連して, いわゆる葉山層と堂ガ奈路層との関係についての可能な一解釈を記す。またこの機会に四万十川層の堆積環境について, アンモナイトの見地からの見解を述べる。貴重な化石を発見し快く研究に提供された長谷川清治・塩見孝男の両氏に深く敬意を表する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1008K) -
藤 則雄1969 年 1969 巻 76 号 p. 185-204_1
発行日: 1969/12/10
公開日: 2010/05/25
ジャーナル フリー能登半島に広く分布する新第三系に含まれている化石胞子・花粉について研究を行った。今回はその第III報として, 能登半島南部に分布する中新世後期の聖川層と鮮新世初頭の荻谷層の一部について, 6層準からの6試料について, 各層準毎に, 化石群集の構成・変化を明らかにし, 既報の中新世後期の和倉層・中新世中期の山戸田層からの化石胞子・花粉群集と比較検討し, 併せて, 聖川層・荻谷層の堆積時の古気候・古地理学的環境, および地質時代についての考察を行った。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2215K)
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