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金井 秀生
セッションID: A01
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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工具軸方向に周波数40kHzで超音波振動し，回転数20,000min-1で高速回転する小型の超音波スピンドルを開発した．各種の小径細長工具による微細金型加工や高脆性材料の形状加工等に対して有効であり，従来の小型スピンドルでの加工に比べて加工精度や加工能率を向上できることを明らかにした．
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サファイアに対する加工特性
神 雅彦, 金井 秀生, 高橋 一彰, 渡辺 健志, 後藤 隆司
セッションID: A02
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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高硬度脆性材料に対する超音波研磨特性について研究した．半径方向に周波数38kHz，振幅10μm程度で超音波振動するダイヤモンド電着砥石を製作し，同砥石を回転させ，サファイア試験片を平面研摩した．その結果，加工量，切りくず性状，研磨面などの加工特性を明らかにした．
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李 偲偲, 呉 勇波, 野村 光由, 藤井 達也, 立花 亨, 小林 敏
セッションID: A03
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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超音波援用プラズマ研削によるチタン合金Ti-6Al-4Vの高能率穴あけを提案した。この新しい穴あけ法は、軸方向に超音波振動する小径砥石と工作物間にパルス電圧を印加して発生した加工液中プラズマ放電によって工作物表面を酸化させ、この酸化層を超音波援用研削で除去するものである。本報では、パルス電源・超音波スピンドルを備えた研削装置を構築してTi-6Al-4Vの穴あけを試みた結果を報告する。
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第一報 光弾性法による内部応力分布の測定とCTによる再構成
磯部 浩已, 原 圭祐
セッションID: A04
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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ダイヤモンド砥粒を用いたセラミックスやガラスなどの高脆材に対する研削加工において，超音波振動研削加工は目づまり抑制や加工抵抗低減の効果が報告されている．しかし，加工部における加工現象の直接観察は空間的・時間的に難しく，また加工抵抗の測定は，周波数特性が不十分な動力計に頼っている．本研究では，光弾性法による偏光の高速位相差測定結果に対して，CT法による応力分布の再構成を適用する．ここでは，小径ダイヤモンド電着砥石による穴あけ加工時の応力分布についての再構成の可能性を検証する．
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大島 聖也, 杉田 直彦, 舒 利明, 光石 衛
セッションID: A05
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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人工膝関節置換術等の骨切除加工においては高能率，高精度，低温度の三点が要求されるが，現状の骨切除デバイスにはこれらを全て満たすものがない．従来より骨への振動切削に関する研究が行われており，能率は大きく向上したものの工具が被削材上を振動することによる摩擦熱の発生が課題となっていた．本研究では送り方向と垂直な方向にも工具を振動させる二次元振動切削とその実現方法を考案し，切削抵抗，温度の2点について有用性の評価を行った．その結果，切削抵抗は通常切削に比べ2割程度減少し，温度は通常切削に比べ少し上昇したものの骨細胞の致死温度には至らなかった．
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関段 友哉, 林 朗弘, 福丸 浩史
セッションID: A07
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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多くの関節を有する冗長マニピュレータは様々な姿勢・形状を取ることができ多様な環境での動作が可能である．これまで，プレコンディションを行ったヤコビ行列を用いることによって，冗長性を有するロボットの逆運動学計算手法の開発を行ってきた．本稿では多様な構造を有する複雑構造ロボットを同一手法による制御を行うことを目的とし，パラレルリンク機構を用いた関節の動作シミュレーションを行い，その有用性を検討する．
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蛇型ロボットへの適用
新垣 涼平, 林 朗弘, 福丸 浩史, 佐竹 利文
セッションID: A08
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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これまで，冗長性を有する複雑構造ロボットを対象に，関節ごとに局所的な順運動学と逆運動学により身体情報を計算し，これら運動学計算のモジュールをロボットの構造に従って組合わせ，運動の発生と伝達の流れを必要に応じて変更し，ロボット全体の形状制御を行うシステムを提案してきた．本研究では，このシステムを冗長な蛇型ロボットの動作パターンに適用し，３次元シミュレーションと実機によりその有用性を検証する．
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小川 純, 飯塚 博幸, 山本 雅人
セッションID: A09
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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異なる環境における物体追跡を目的とするソフトロボットの形状最適化を行う．ニューラルネットワークによりボクセルの生成及び物性を求め，ロボットを設計する．シミュレーションを用いて地上及び水中における物体追跡距離を最大化するロボット形状を学習する．異なる最適化条件を検証した結果，単一環境のみで最適化されたロボットより両環境におけるパレート最適化により得られたロボットの方が高い評価値を持つことを示した．
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効率的な期待値算出の手法
小林 秀, 川上 敬, 大江 亮介, 木下 正博, 三田村 保
セッションID: A13
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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TSPは組合せ最適化問題の代表として多くの研究成果が報告されているが，実世界での応用を考えた場合，各店舗に確率的需要が設定される問題が多数存在する．本論ではこの確率的巡回セールスマン問題(PTSP)を対象とし，確率的に生成されるインスタンスの期待値を効率的に算出するための手法について報告する．
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Parque Victor, 小林 正和, 宮下 朋之, 東 正毅
セッションID: A14
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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Path planning with safety considerations regards the minimization of the (variation) of curvature along the curved path. We present for the first time the application of log-aesthetic curves in path planning. Our results show the feasibility and the computational efficiency compared to the conventional methods.
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佐藤 拳, 大山 良明, 嶺田 築, 濱谷 圭輔, 横川 真美, 松本 拓, 中澤 陽菜, 阿部 文明, 神ノ門 慎吾, 本多 健, 中村 ...
セッションID: A15
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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本研究で用いる水田除草用ロボットは与えられた水田を全面的に移動することにより，土壌に含まれる雑草の種子を水中に巻き上げ，発芽を阻害することにより，雑草の発芽を抑制する．そのためには水田の全面をロボットの幅で掃引する必要がある．本研究では，水田外部に設置したカメラ画像からロボットの座標を求め，それを利用して自動掃引を実現する．
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中鶴 槙二, 福井 類, 割澤 伸一
セッションID: A16
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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生産性向上のため農業へのIT導入が進んでいるが, 作業情報計測の有用な手法は確立されていない. 本研究ではトマト栽培を対象とし, 作業者の前腕に装着した筋電位センサのデータを機械学習（SVM）にかけ, 作業内容の識別と作業動作の時系列に沿った自動計測手法を提案した. 作業識別精度は88.8%, 作業動作計測はF値0.792となった. 今回は個人における手法を提案したが, 今後は個人差を考慮し複数人へ対応した手法の考案が必要である.
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武田 宗, 岩館 健司, 鈴木 育男, 渡辺 美知子
セッションID: A18
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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本研究では，弓道の射的姿勢である射法八節の学習を支援するシステムの構築を行うことを目的とする．射法八節とは，弓道において矢を引くときの一連の基本動作姿勢のことを言う．本稿では射法八節の8つの動作それぞれに対し評価方法を提案し，その評価方法が適切であるかどうかについて検討する．また，未修得と判断された動作に対して姿勢修正を行えるような学習支援システムを開発し，その有効性について評価を行う．
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西村 亮, 飯塚 博幸, 山本 雅人
セッションID: A19
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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DCGANは画像生成モデルの学習手法として注目を集めており，画像の生成には潜在空間上のベクトルを用いる．潜在空間上には学習した画像の特徴が連続的に分布しており，潜在空間上の２点の中間点では2つの画像の特徴を併せもつような画像となる．本研究では既知の画像を潜在空間へ局在配置させる学習を行い，潜在空間と生成画像を関係づけることで異なる性質の画像の融合を試みる．
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長谷 智紘, 森山 健, 西村 晃紀, 前田 俊二
セッションID: A20
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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風力発電は、再生可能エネルギーとして期待されている。その出力は自然現象に左右され、出力が大きい場合や多数台の連系運転を行う場合に系統への影響が大きくなることが懸念される。このため、風力発電量を予測し、系統運用に反映させることが可能になれば、風力エネルギーの高効率利用が期待できる。本報告では、ニューラルネットワークを用いて短時間先風速予測を行う方法を述べる。
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要援護者を考慮した避難支援シミュレーション
箱石 開, 小野里 雅彦, 田中 文基
セッションID: A21
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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災害発生時は，住民の現在位置や道路の閉塞など，災害発生前に想定していた事前情報と異なる状況となる場合が多く，その差異により避難行動は様々な影響を受ける．中でも，災害時要援護者の避難支援においては，要援護者・支援者の現在位置や支援の可否等の点で差異が発生することが多く，これによる支援効率の低下や支援者の被災リスクの増加が懸念される．この差異をシミュレータ上で再現することで，避難行動への影響を評価し，考察する．
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畑山 司沙, 鈴木 秀和, 檜山 拓也, 村田 泰彦, 柏木 章吾
セッションID: A31
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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プラスチック射出成形では、成形品に塗装を行わずにメタリック塗装調の色彩を得るために、光輝材であるアルミニウムフレークを樹脂に混ぜて成形する場合がある。しかし、この場合、成形品のフローフロント会合部において、その周辺部分とは光沢の異なった色むら状のウェルドラインが引き起こされることが問題となっている。本報告では、電磁誘導加熱・冷却樹脂流動制御射出成形金型をアルミフレークが含有されたポリプロピレンの射出成形に適用した。その結果、金型を加熱しながら樹脂流動を制御することにより、色むら状のウェルドラインを抑止できることが明らかになった。また、成形品における光の反射率を測定し、色むらの発生がフローフロント会合部付近におけるアルミフレークの配向に起因していることを確認した。
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金田 亮, 高橋 俊広, 滝口 正康, 土方 元治, 伊藤 浩志
セッションID: A32
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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高密度ポリエチレン（HDPE）は，汎用の半結晶性プラスチックであるが，赤外線システムの集光レンズ用の材料としても使用されている。射出成形によって生産されているが，赤外線透過率が低いため一部のシステムに使用が限定されている。本研究では，流動性の異なるHDPEを用いた薄肉射出成形を行い，白色状態を維持して高い赤外線透過率を得ることが可能な成形条件の実験的検討を行った。
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胡子 大樹, 是澤 宏之, 楢原 弘之
セッションID: A33
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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射出成形法は金型内のキャビティ空間に溶融樹脂を射出する際, キャビティ内に元々存在する空気と樹脂から発生するガスの混合気体を金型外部に排出する必要がある. この気体の排出が不十分な場合, ショートショットやガス焼けといった成形不良が発生する可能性がある. 本研究ではこの気体を効果的に排出する機構を作製し, 成形実験により, 成形中に排出される気体の体積を計測することで, その効果を検証する.
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太田 和良, 夏 恒, 岡部 眞幸
セッションID: A34
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
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射出成形において成形品を取り出す際に発生する離型抵抗と、金型温度及び型内圧の同時測定システムを構築し、離型現象の観察と離型力推移の関係を考察するとともに、離型力に影響を与える因子として、金型温度と保圧圧力との関係を実験的に評価したので報告する。
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寺澤 章裕, 長田 和真, 西村 通喜, 阿部 治
セッションID: A36
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
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金型冷却管の配置方法の検討によってプラスチック射出成形加工の効率化を目的に研究を実施した．箱型の成形品をターゲットにして，金型製品面に沿うように配置した冷却管（3D冷却管）と，従来の直管タイプ，バッフルプレートを使用したタイプを選定し，シミュレーションと成形実験を実施し，冷却効果と成形品の反り量について冷却管ごとに検討した結果，3D冷却管おいて最も冷却効果が得られた．
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中村 優太, 新川 真人, 古屋 耕平, グエンバ トゥエン, 上野 亮, 近藤 拓, 千葉 晃広, 佐野 公大, 山下 実
セッションID: A37
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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本研究は，コンピュータシミュレーションを活用し，繊維強化熱可塑プラスチック製品の静的特性を予測することを目的とした．射出成形実験により得られた製品の繊維配向観察，繊維長測定等を実施した．次にコンピュータシミュレーションにより繊維配向予測，物性予測およびそれら結果を用いた構造解析を実施することによって，本手法の妥当性および射出成形時の成形条件が製品の静的特性に及ぼす影響を検討した．
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大嶋 一輝, 国枝 正典
セッションID: A38
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
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本研究では、2枚の金属箔に微細放電加工を行うことによりマイクロパーツを成形するためのキャビティとゲートを製作した。更に、それらを積層させ金型内に組み込むことによりマイクロパーツを短時間で生産可能であることを示した。また、マイクロパーツは金属箔に付着した状態で取り出されるがそのゲート部分を放電加工機に取り付けた電極で打ち抜くことによりマイクロパーツを個別に取り出すことが可能であることを示した。
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須田 高史, 狩野 幹大, 福島 祥夫
セッションID: A39
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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熱溶解積層法３Dプリンタを用いたポリ乳酸（PLA）における積層条件の影響について検討を行った。複数の積層条件を変化させて積層造形終了後の製品の寸法を評価した。それぞれの積層条件が寸法に及ぼす影響を比較した。
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坂田 知昭, 須田 高史, 福島 祥夫, 小澤 淳
セッションID: A43
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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省エネ、低コストを狙いとした、アルミ鋳造品を1か所の湯口から同時に多数個鋳造する重力鋳造法である「Hプロセス」において、生産性の更なる効率化のためには鋳造後の崩壊性向上が課題である。そのため、数種の砂型を用いて鋳造前後の抗折強度を比較検証すると共に、抗折試験時の砂型試験片へ加える負荷の速度が、抗折強度へ与える影響について検証した結果を報告する。
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田中 颯, 田中 秀岳
セッションID: A44
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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バニシング加工において精密な加工を目的とした場合，工具が導電性を有していると，工具―被削材間の導通を利用することで接触点の正確なプリセットが可能である．しかし，導電性を持つ超硬工具は，加工条件によって切りくずの発生が観察される場合がある．そこで，ホウ素を添加したCVDダイヤモンドを用いて，導電性を有する工具を製作し，既存の単結晶ダイヤモンド工具との性能比較を行いバニシング工具としての有用性を検証した．
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徳王 耀介, 木村 優志, 増山 岳人, 梅田 和昇
セッションID: A61
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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ロボットハンドが物体を認識・把持するために，ロボットハンドに取り付け可能なマルチスリットレーザプロジェクタを用いた小型距離画像センサの開発を目的とする．従来センサの計測範囲は100～300mmである．本研究では，レーザ光のぼけを計測しガウス分布に近似する手法で50～100mmでの距離情報の取得を可能とした．また，実験で距離を計測し，誤差評価を行った．
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高橋 京平, 増山 岳人, 梅田 和昇, 長田 敏明, 古島 一男
セッションID: A62
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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本稿では，非効率な検品体制の改善を目的に，Tシャツなどの衣服を自動的に計測するシステムを提案する．提案手法では，まず検品台の真上に設置したカメラからグレースケール画像を取得する．次に，レベルセット法を用いて画像中の衣服の輪郭を抽出する．次に，袖など各部位ごとに曲線フィッティングを行い，輪郭線のそれぞれの交点を求める．最後に，この交点を寸法基準点として，ユークリッド距離を用いて各寸法を算出する．
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櫻井 博章, 川人 将典, 長谷 智紘, 西村 晃紀, 森山 健, 前田 俊二
セッションID: A63
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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太陽光発電は天候の影響を受け、不安定である。太陽光発電を安定電源としてほかの発電方式と連系させるためには日射量予測が必要である。そのため、太陽光を遮ることによって日射量を低下させる原因となる雲の動きを追跡する。本研究では色相とSVMを用いて雲領域を抽出し、これをSVMの学習データとして雲の領域を検出する。さらに、背景差分とオプティカルフローを用いて雲の動きを追跡する。本報告では雲領域の抽出について述べる。
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川人 将典, 櫻井 博章, 長谷 智紘, 森山 健, 西村 晃紀, 前田 俊二
セッションID: A64
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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太陽光発電は天候の影響を受け、不安定である。太陽光発電を安定電源としてほかの発電方式と連系させるためには日射量予測が必要である。そのため、太陽光を遮ることによって日射量を低下させる原因となる雲の動きを追跡する。本研究では色相とSVMを用いて雲領域を抽出し、これをSVMの学習データとして雲の領域を検出する。さらに、背景差分とオプティカルフローを用いて雲の動きを追跡する。本報告では雲の動き追跡について述べる。
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青木 義満, 林 昌希
セッションID: A66
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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近年スポーツ映像解析により，実際の試合映像から様々な試合解析データを抽出することが盛んである．本講演では，アメリカンフットボールの試合映像を対象に，チームスポーツにおける特徴的な二地点(プレー開始・終了位置)を自動で算出し，各チームの選手動作情報と位置情報を併用することで，多岐にわたる選手動作パターンに対応したプレー時間判定とプレー分類を実現する手法について述べる．
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田村 仁優, 青木 義満
セッションID: A67
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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本稿では，キャリブレーション不要な単眼カメラ映像からの視線推定手法を提案する．従来手法では，煩雑な事前キャリブレーションが必要であったり，カメラからの距離の制約が厳しく，解析に用いる画像解像度に制限があった．提案手法では，モデルベースの黒目追跡手法と回帰により，低解像度な条件においても高精度に視線推定を実現している．
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清水 毅, 山本 好晃
セッションID: A68
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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マルチカメラによる三次元測定に関して，空間尤度を設定する手法について報告する．装置は，小型のマルチカメラシステムを試作した．まず，三次元形状を計測する際に得られる点群に対して尤度を設定する．カメラへの再投影点から自動的に各カメラへの対応点が決まるので，各カメラの対応窓の相関を用いて尤度を設定した．その後，尤度が最大となる点を測定結果として置き換えることで測定誤差の減少を確認した．
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梅津 信幸
セッションID: A69
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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スライド内の視覚的な要素を数値的に評価することで、より効果的なプレゼンテーションスライドの作成をサポートするシステムを開発する。入力したスライド画像に対し、 Lab表色系を用いて視覚的要素（文字と図）を抽出する。それらのサイズや配置、色などの情報を調査実験で得られた評価基準と比較し、各要素ごとの数値的評価を出力する。開発システムを利用して減点項目を表示することで、改善箇所が明らかとなり、低評価だったスライドをユーザが減点の少ないスライドに改善する例を示す。
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松尾 浩司, 前田 俊二, 飯塚 正美, 安野 拓也, 西村 晃紀
セッションID: A73
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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昨今、刃物による傷害事件が後を絶たないため、刃物個々の威力を評価し、事件解決の手がかりの一つにすることを目的とする。本研究では刃物（洋包丁、三徳包丁）を被験物に突き刺し、被験物に刃物を突き刺すときの速度、変位、断面積、体積の時間推移とそれぞれの関係を調べた。測定方法は画像解析技術の一つである特徴点抽出を用いた。本報告では上記関係に基づき、刃物の威力を定量化した結果を述べる。
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西村 晃紀, 長谷 智紘, 森山 健, 前田 俊二, 金子 俊一, 渋谷 久恵, 仁戸部 勤, 安野 拓也, 飯塚 正美, 中山 透
セッションID: A74
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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現状の弾丸異同識別は、比較顕微鏡を用いた目視検査により行われているが、専門的な技術・知識を有することが必要とされる上、鑑定に数日かかる場合もある。その負担を軽減することが本研究の課題である。本研究では、異同識別の効率化と定量化を目的として、画像の類似性評価手法を検討中である。本報告では、ハフ変換により抽出される直線位置に照準を絞り、ヒストグラムインターセクションを行った結果を報告する。
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海老原 聖也, 田代 朋哉, 西村 俊一, 杉 正夫
セッションID: A75
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
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発表者らはセル生産方式における組立作業を情報的に支援するシステムとして，作業台にディスプレイを埋め込んだ水平作業台ディスプレイを用いた組立作業支援システムを構築してきた．先行研究より作業者の利き手と作業マニュアルとの位置関係が作業負担に影響を及ぼすことが示唆されている．そこで，作業者の利き手情報に応じて見やすい位置に作業マニュアルを表示する機能を新たに導入する．これにより，作業負担が減少するという仮説を立て，被験者実験によりその機能の有効性を検証する．
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秋月 秀一, 橋本 学
セッションID: A76
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
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本研究では，複数物体の位置姿勢を認識する手法を提案する．提案手法では，入力シーン中に存在する各物体の見え方の候補を算出し，これらを組み合わせることによって仮のシーンの解釈結果（シーン仮説）を生成し，入力シーンとの類似度を算出する．このとき，シーン仮説を構成する物体同士の配置の実現可能性も考慮することによって，多数の物体が密に配置されたシーンにおいても，高信頼にそれぞれの物体を認識できることを示す．
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栗原 一真, 穂苅 遼平, 高田 尚樹
セッションID: B01
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
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本研究では、自己形成した金属ナノ粒子を用いて、複雑形状金型の表面にナノ構造体を作製し、射出成形法を用いてナノ転写し、ナノ凹凸構造体を用いて、光反射防止機能付レンズを作製した。射出成形だけで光無反射機能の付与が可能となり、COP樹脂を用いた場合、4%ある片面光反射を0.5%以下まで低減できます。また、断熱金型の開発によりPV値で70nm以下の平面を持ち光学反射防止機能が得られる成形技術を開発し、撮像系レンズに適用できる可能を得ることができた。
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微細ラインアンドスペースパターンとドットパターン作製
小島 凱, 谷口 淳
セッションID: B03
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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電子ビームリソグラフィーを用いてロールモールドへの微細パターンの作製を行った。Alロールモールドに電子ビーム用ポジ型レジストを塗布し、走査型電子顕微鏡により回転させながら直接電子ビームで露光することによって作製した。電子ビーム露光により微細加工、シームレスなパターンの作製が可能となる。本研究では幅100nm以下のラインアンドスペースパターンとドットパターンの作製に成功したので報告する。
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数値流体力学を用いた液相プローブの挙動特性に関する解析
浅井 祥平, 橘 一輝, 道畑 正岐, 高増 潔, 高橋 哲
セッションID: B04
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
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基板上微細加工技術の進歩に伴い求められている，製造プロセス中で平滑基板上ナノ異物を高感度，高速，非破壊的に検出する方法として，我々は不活性揮発性液体を計測プローブとする新しい概念の光学的手法を提案している．提案手法のナノ異物検出特性を把握するためには液相プローブ挙動の定量的な理解が不可欠である．そこで本報では数値流体力学を用いて，ナノ異物周りでの液相プローブ挙動特性の解析を試みた．
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森松 大亮, 杉本 啓光, 中村 篤志, 荻野 明久, 永津 雅章, 岩田 太
セッションID: B06
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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大気圧プラズマジェット（APPJ）は表面処理や材料加工などへ応用され、真空環境を必要としない利便性から近年注目を集めている。我々はナノピペットと呼ばれるサブミクロンの開口を持つ先鋭ガラス管をAPPJのノズルと走査型プローブ顕微鏡の探針の両方に用いた新規な微細加工技術を開発した。本研究では生成したヘリウムAPPJへ別のガスの微量添加による表面微細加工を行ったのでその結果を報告する。
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伊藤 亮太, 細尾 幸平, 川合 健太郎, 佐野 泰久, 森田 瑞穂, 有馬 健太
セッションID: B07
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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超高真空中でSiCを高温加熱すると、グラフェンが形成される過程でSiC表面にピット等の欠陥が形成される。一方で我々は、プラズマ酸化を援用し、SiC表面上に薄いC堆積層が形成すると、欠陥密度が低いグラフェンが得られることを示唆してきた。今回は、フッ化性ガス中に設置することにより、不活性ガスにより被膜されたSiC表面を加熱するなど、被膜層の種類が得られるグラフェンの構造に与える影響について調査した。
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室伏 梨穂, 青野 祐子, 平田 敦
セッションID: B08
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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ナノ粒子の機械的性質を評価するため，先端曲率半径150nmのバーコビッチ圧子と，1μmのコニカル圧子を用いた走査型プローブ顕微鏡(SPM)複合型ナノインデンテーション装置による圧縮破壊試験法を試みた．シリカ粒子の圧縮試験において，バーコビッチ圧子を用いた場合は破壊点に近付くにつれて荷重-変位線図の傾きが小さくなる傾向を確認し，その原因が圧子先端半径および形状に由来することを明らかにした．
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鈴木 翔, 礒部 雄樹, 城子 正道, 石崎 逸八, 岩田 太
セッションID: B09
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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我々は基板上のナノスケール微小物体の観察とマニピュレーションが可能な高速原子間力顕微鏡を用いたナノマニピュレータを開発している．本装置により，マニピュレーションの様子を観察しながら、リアルタイムに近い感覚でマニピュレーションすることが可能である．本報告では，基板上に分散したカーボンナノチューブを，カンチレバーの振動条件を変化させることで、任意の形状や長さに整形・切断する手法について報告する．
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梶川 浩太郎
セッションID: B13
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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光メタマテリアルはナノ構造により光学的な機能を発現する光学媒質である。光学分野のメタマテリアルの多くはナノメートルサイズの金属のナノ構造の集合体である。微細加工技術の進歩などにより、負の屈折や超解像など様々な現象が報告されている。このように、特異な光学的性質を有するメタマテリアルであるが、近年研究が進んできた光学クローキングと光吸収体に関する研究について紹介する。
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内田 朋也, 谷口 淳
セッションID: B15
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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ガラス表面での光の反射によって光学レンズ性能が妨げられてしまうことがある。そこで、本研究では薄い残膜層を有する反射防止構造を光学レンズ上に得るために、ロールプレス方式によるLTIL(Liquid Transfer Imprint Lithography)プロセスを用いて、大気中で約100nm以下の残膜層を有した反射防止構造を曲面形状に得ることに成功した。反射率は約0.1%を達成し, 均一性と再現性も確認された。本研究の成果は光学素子の性能及び生産性向上への寄与が期待される。
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木崎 嶺, 白地 央樹, 北山 貴雄, 山村 和也, 遠藤 勝義
セッションID: B16
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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自由曲面、非球面形状を測定精度1 nm 以上で測定可能な測定法は、次世代高精度光学素子の製造に必要不可欠である。そこで我々は、光の直進性とゴニオメータの高精度回転を利用し、試料表面の法線ベクトルを検出することで表面形状を導出する非接触ナノ形状測定装置を開発した。本稿では、非接触ナノ形状測定装置の測定範囲と測定精度の関係を明らかにするため、非球面ミラーの測定範囲を変えて形状を測定した結果について報告する。
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割澤 伸一, 中村 高道, 福井 類
セッションID: B17
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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ポリマの自己組織化を利用した微細パターニングは、ボトムアップ型の微細加工技術の一つとして、注目されている。一方、ポリマブレンドに関する研究は古くから行われているが、ポリマブレンドを微細パターニングに応用した研究例は少ない。本研究では、ポリマブレンドにおいて自己組織化を行い、物理テンプレートによる誘導によってナノメートルスケールのピッチ及びシリンダ直径を持つ微細周期構造の作製法を提案する。
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根本 啓行, 割澤 伸一
セッションID: B19
発行日: 2017/03/01
公開日: 2017/09/01
会議録・要旨集
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本研究は、光学素子に用いる可視光波長スケールの周期的凹凸構造を作製し、そのスケールを自在に制御することを目的とした。大面積の加工を安価に行うため、自己組織化であるミクロ相分離現象を用いた。PS-b-PMMAとPMMAの混合ポリマーを用いることで、膜厚や混合比の条件により, 構造のスケールを制御した。光学素子に用いるには周期性が十分でなかったため、今後はより細かく実験条件を探索し、十分に周期的な構造を目指す。
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