基礎心理学研究
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5 巻 , 2 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1987 年 5 巻 2 号 p. Cover5-
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1987 年 5 巻 2 号 p. Cover7-
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
  • 濱田 治良
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 55-61
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
    10個のランダム数字を視覚的,聴覚的に組み合わせて1.6秒に1個ずつ継時的に提示しながら傾向あるいは逆向の復唱・再生を課し,それらを1.2秒に1個ずつ周期的に再生させた.その結果,(1)順向あるいは逆向の復唱・再生条件にかかわらず,視覚数字列に対する再生率は聴覚数字列の値よりも高く視覚記憶の優位性が認められた.(2)傾向復唱・再生条件において,同じ数字を視覚的および聴覚的に重複させて提示させてもその平均再生率は視覚数字列の値と等しく,視覚記憶と聴覚記憶を重複させることによる再生率の促進は認められなかった.一方,視覚数字と聴覚数字を5個ずつに折半して提示すると,その平均再生率はそれらを1個ずつ交互に提示する場合に比べて,高かった.この結果は,記銘に際してのチャンクの大きさ,および視覚記憶と聴覚記憶の切替えの頻度に起因するのであろう.最終系列位置に聴覚数字が位置づく数字列では著しい新近効果が現われたが,初頭系列位置での再生率の低下が生じ,その平均再生率は視覚数字が最終系列位置に位置づく条件と同じであった.(3)逆向復唱・再生条件での系列位置曲線には二重性が現われ,それらの成分は短期記憶と長期記憶の段階性を示唆した.これらの実験結果に基づき,人間の記憶情報の処理過程における視覚記憶と聴覚記憶の差異とその相互作用,および短期記憶と長期記憶の段階性を論じた.
  • 宮岡 徹, 間野 忠明
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 63-69
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
    10-300Hzの正弦波振動刺激を,4人の被験者の左中指先端部と左母指球に提示し,振動感覚順応量を振動検出閾値の変化として測定した.その結果,提示したすべての周波数について,中指と母指球の順応量は有意に異なっており,母指球の方が大きかった.神経生理学の知見によれば,手指先端部の機械受容単位密度は母指球の密度の数倍に達する.本研究における両部位の順応量の差は,この機械受容単位の密度差に起因するものと推測された.
  • 岡 直樹
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 71-76
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
    Two experiments investigated factors influencing the integration of sentences. A priming technique using sentence recognition was employed. The experimental procedure involved presenting four to-be-remembered sentences to the subjects and then testing two sentences successively for recognition. In the experiment 1, positive priming effect was observed when two test sentences shared same subject noun (same subject condition), whereas negative priming effect was obtained in the same verb condition. Results of experiment 2 showed no significant priming effect in the same object condition. These results suggest that two sentences are integrated when they share same subject noun. A tentative model based on repetition rule and spreading activation explanation was briefly discussed.
  • 下條 信輔
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 77-85
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
    本稿では,まず,空間知覚および空間的定位の起源について,触覚の優位性をみとめる立場(Berkeley)と,これに反対して視覚の優位性をみとめる立場(Rock, Harrisら)とを紹介した.特に後者については,その根拠となった実験心理学的知見をまとめた.次に,これらの感覚優位性による考え方はいずれも,ある感覚モダリティの空間性をアプリオリにみとめ,他の感覚モダリティによる空間知覚をもとの「空間的」モダリティとの経験連合によって説明するという意味で,実は同型であることを示し,それらの考え方を,空間的定位の起源についての「空間的」説明と名付けた.そして,この考え方が本質的な意味での説明になっていないばかりではなく,そもそも,知覚現象における空間の直接性に関して,各感覚モダリティが対等であるという事実にも反していることを指摘した.さらに,この「空間的」説明に対する「非空間的」説明の手掛かりとして,逆転視野への順応過程についてのStrattonの考え方を紹介した.最後に,逆転,反転視野への順応過程で生じる諸現象が,幾何光学的に再現できない性質のものであることを示したKohlerの報告などから,空間的表象を用いて,空間的定位の成立を説明しようとする企て自体に内在する矛盾を指摘した.こうした考察を土台として,次稿ではまず,実験心理学,神経病理学などの諸知見から,空間的定位の前提としての自己身体の役割を強調し,「自己」と「空間」の成立機構を素描する.その際に,あらゆる感覚モダリティに共通する知覚の志向性を,もうひとつの前提として承認する.その上で,何をアプリオリなものとしてみとめるか,また,いかにして空間ならざるものから空間が成立しうるかを,明言するつもりである.さらに,近年のAIモデルなども援用しつつ,逆転,反転視野への順応過程を整合的にスケッチしなおすことなども試みたい.以上の構想からも明らかな通り,実験的研究の包括的レビューや特定の理論の構築は,本稿,および次稿以下のめざすところではない.むしろこれは,一種の解釈学の試みであり,それを通じて,自己,身体,および行動を極力排除する素朴(疑似)客観主義的な知覚研究の限界を,できる限り明確にしたいのである.
  • 苧阪 良二
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 86-
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
  • 山下 清美
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 87-92
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study was to investigate hierarchical structure of concepts which was the basic organization of human knowledge. In order to compare two different types of hierarchy (concrete-abstract hierarchy and part-whole hierarchy), 40 subjects were asked to list kinds of 12 concepts and the other 40 subjects were asked to list parts of those. The concepts were divided into biological categories, object categories and scene categories. Results revealed that while more kinds were listed for the biological categories, more parts were listed for the scene categories. The conclusion was that concepts were organized into the two types of hierarchy, and that the two structures were different in salience among the categories. It was suggested that the difference was due to the relationship between superordinate- and subordinate-concepts and to the internal structures among subordinate-concepts.
  • 藤田 勉, 佐藤 方哉
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 93-97
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
    The effects of inaccurate instructions on the differential-reinforcement-of-low-rate (DRL) performance of human subjects were investigated. The inaccurate instructions were divided into two types, i.e., the instruction which leads subjects to contact aversive consequence and the instruction which leads them to contact no clear aversive consequence. In this study, those two types of instructions were presented within a session on three-component multiple DRL schedules. Results indicated that the instruction resulting in aversive consequence caused subjects to respond according to schedule contingencies more quickly than the instruction resulting in no aversive consequence. The usefulness of the inaccurate instruction resulting in aversive consequence to eliminate the instruction-following behavior was emphasized.
  • 太城 敬良
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 98-101
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
  • 山口 正弘
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 101-104
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
  • 岡市 広成
    原稿種別: 本文
    1987 年 5 巻 2 号 p. 104-108
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2016/11/10
    ジャーナル フリー
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