Rigakuryouhou Tochigi
Online ISSN : 2434-2300
Print ISSN : 2186-4861
Current issue
Displaying 1-5 of 5 articles from this issue
  • Yuji OHARA
    2026Volume 16Issue 2 Pages 53-61
    Published: 2026
    Released on J-STAGE: September 01, 2026
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    [はじめに]私は白血病を発症し,骨髄バンクを介した移植を経験した理学療法士である.まず同職種の方々に骨髄バンク関連の理解と普及を目的に,波及を期待して投稿する.[問題提起]骨髄バンクの名称・内容ともに十分認知されていない割合は,全世代平均76%で18~29歳の若年者で特に高い.10年後までに年齢制限でドナー登録者22万人減少すると推計され,移植提供に至るのは待機患者の約半数である.[考察]ドナー登録者数および移植件数の維持・増加には,骨髄バンク等の理解を深め,社会意識の変容が重要になると考える.[結論]本稿が一人でも多くのドナー登録および移植提供を後押しする行動に繋がれば幸いである.

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  • ―興味・関心の強みから生活課題を再建,愛犬との散歩を通じて活動・参加の拡大が得られた事例―
    Takahiro NUNOKAWA
    2026Volume 16Issue 2 Pages 62-69
    Published: 2026
    Released on J-STAGE: September 01, 2026
    JOURNAL FREE ACCESS

    [はじめに]慢性期脳卒中症例に対し,興味・関心に基づく生活課題の再建にて,愛犬との散歩を考案した.活動のみならず社会参加へ発展した訪問リハビリテーション介入を経験したため報告する.[症例紹介]50歳代男性,要介護1.右半身麻痺を呈しADLや歩行は杖と短下肢装具を使用し自立.[経過]愛犬との散歩の獲得に向けて段階的に生活課題を設定した.「結果」愛犬との散歩を獲得し運動機会は増大した.愛犬との散歩を獲得した後,散歩中に地域住民との交流や交流会先で愛犬の話題から交友関係が生まれた.[結論]愛犬との散歩の獲得は運動機会の増大のみでなく,社会参加につながる一助となり,活動・参加に向けた役割の重要性を感じた.

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  • ―発達性協調運動症児の臨床経験を通して―
    Yuto OGASAWARA
    2026Volume 16Issue 2 Pages 70-79
    Published: 2026
    Released on J-STAGE: September 01, 2026
    JOURNAL FREE ACCESS

    本稿は,小児期にみられる運動の不器用さの理解を深めるために,発達性協調運動症児の症例を通して動作特性とその神経学的背景について検討した.症例の歩行,投球・捕球,卓球動作の分析から,多関節の協調運動の未熟さや予測的運動制御の困難さ,遠位関節の制御不良が認められた.これらは運動自由度の制御や内部モデルの障害等と関連することが予想される.発達性協調運動症児の評価および理学療法の介入はまだ発展途上であり,今後小児領域にて重要となる疾患の1つであると考える.

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  • Takashi WATARI, Yuuki TAKAOKA, Tomoya KANNAN
    2026Volume 16Issue 2 Pages 80-86
    Published: 2026
    Released on J-STAGE: September 01, 2026
    JOURNAL FREE ACCESS

    [はじめに]本研究の目的は,当院にてリハビリテーションを実施する患者が座位姿勢に対して有する良し悪しの認識を把握することである.[対象と方法]対象は100名とした.対象者には体幹が相対的に屈曲位・中間位・伸展位となる座位の写真を見せ,「良い姿勢だと思いますか?」と質問し,5段階の順序尺度を用いて回答を把握した.[結果]各姿勢における回答の中央値は,屈曲位が「思わない」,中間位が「どちらとも言えない」,伸展位が「思う」であり,回答の中央値には有意差があった.回答の理由として背部の位置関係を挙げた人が多かった.[結論]体幹が相対的に伸展するほど肯定的な姿勢認識を有する傾向が示唆された.

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  • ―メールマガジン購読状況に関する探索的調査―
    Itsuki IMAI, Kazuki TAKANE, Naoki TAKEZAWA, Daiki KATO
    2026Volume 16Issue 2 Pages 87-90
    Published: 2026
    Released on J-STAGE: September 01, 2026
    JOURNAL FREE ACCESS

    [はじめに]栃木県理学療法士会職能局脳卒中班では,脳卒中関連情報を共有するメールマガジン(以下,メルマガ)を配信している.本研究はメルマガの利用状況および会員の関心を探索的に把握することを目的とした.[方法]栃木県内の理学療法士を対象に,2025年7月から12月まで新規購読希望者を募集し,認定理学療法士取得意欲および班活動への参加意向を調査した.[結果]新規購読希望者は4名であり,3名が認定理学療法士取得を検討していた.[考察]メルマガの利用は限定的であったが,キャリア志向を有する層には一定の需要がある可能性が示唆された.[結論]今後は情報発信内容や広報方法の工夫が必要と考えられた.

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