巻号一覧
48 巻, 12 号
選択された号の論文の11件中1～11を表示しています
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今泉 洋, 今井 一成1999 年 48 巻 12 号 p. 713-719
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
ジャーナル フリー機能性高分子化合物の反応性に及ぼすその物質の重合度および温度の影響を定量的に明らかにするため, 重合度の異なるポリ (ビニルアルコール) (PVA) とトリチウム水蒸気 (HTO蒸気) との間で起こる水素同位体交換反応 (T-for-H exchange reaction) を, 固気系において35-80℃の範囲で速度論的に観測した。35℃で観測した理由は, より自然環境に近い温度におけるT-for-H交換反応の可能性を明らかにするためである。今回試料物質に使ったPVAの重合度は, 500, 1000, 2000, 2800, 3500であった。これらの交換反応から得られたデータにA″-McKayプロット法を適用することで, この反応における各種PVAの速度定数 (k) を算出した。さらに, それらのkを使って, Arrheniusプロットを作成した。得られたkや以前得られた結果などを相互比較した結果, 以下の6項目が明らかとなった。 (1) 35-80℃において, HTO蒸気と各種PVAとの間でT-for-H交換反応が起こり, この場合, 交換に関与する原子はPVAのOH基のHとHTO蒸気のTとである。 (2) PVAの反応性は温度の増加とともに増加し, 重合度の増加とともに減少する。 (3) 重合度の増加に伴うkの減少割合には, 重合度1000付近で変化が見られ, 1000以下では減少割合はかなり大きい。 (4) 重合度1000以下では, PVAの反応性は, 温度による影響よりも, 重合度による影響を強く受け, 重合度が小さいと反応性は大きい。 (5) 重合度1000以上では, PVAの反応性は, 重合度と温度の両方の影響を受け, 温度が高いと反応性は大きい。 (6) 固気系でのT-for-H交換反応は, 35-80℃の範囲では変化せず, 35℃での反応性は無視できない。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (755K) -
―県内有数河川一下流域の河川水, 河底土壌および生息生物における90Srの放射能―三宅 定明, 出雲 義朗, 茂木 美砂子, 大沢 尚, 中澤 清明1999 年 48 巻 12 号 p. 720-724
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
ジャーナル フリーThe concentrations of90Srin water, sediment and biota at the lower region of the famous river in Saitama prefecture were determined in order to elucidate the radioecology of90Srin limnological ecosystems.
90Srconcentration in water was 2.0±0.3mBq/L (mean±standard error), and so indicated about 20 times higher than that (0.10mBq/L) of137Csin our previous report.90Srconcentrations in sediment (0.22±0.03Bq/kg), snail, Sinotaia quadratus historica (0.62±0.03Bq/kg), crayfish, Procambarus clarki (3.7±0.3Bq/kg), and crucian carp, Carassius auratus cuvieri (0.48±0.06Bq/kg), were about 110, 310, 1900 and 240 times higher than that of the water, respectively.
Remarkable higher concentration for the crayfish is attributable to that (8.7±0.7Bq/kg) for the tissue of carapace weighing about 50% in comparison with that (0.33±0.05Bq/kg) for the other tissues.
Difference for concentration between90Srand137Cs (in previous report) in each sample will be due to that of the concentration mechanism.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (523K) -
古田 定昭, 伊藤 公雄, 石森 有1999 年 48 巻 12 号 p. 725-731
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
ジャーナル フリーNingyo-toge Environmental Engineering Center of Japan Nuclear Cycle Development Institute has charge of the closed uranium mines, and the measurements of the atmospheric radon concentration on and around the closed mines have been performed as part of the environmental monitoring. In order to maintain the radon monitors the practical radon reference chamber was manufactured using the natural soil containing radium. The 7.5m3radon reference chamber is cylindrical, lying horizontal, and the radon concentration can be achieved to about 1000Bq/m3, and the temperature and humidity are controllable. Since the atmospheric pressure is about 10% low because the site location is 700mabove sea level, the chamber was structurally manufactured to resist pressure of even1 atm.
As a primary standard the weak radium solution is used, and gas charging type ionization chamber as a secondary standard is maintained to achieve the traceability of the radon monitors. The features of the chamber and the calibration technique are reported.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (847K) -
小泉 満1999 年 48 巻 12 号 p. 732-735
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
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油井 信春1999 年 48 巻 12 号 p. 736-744
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
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井上 登美夫1999 年 48 巻 12 号 p. 745-751
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
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及川 哲夫1999 年 48 巻 12 号 p. 752-759
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
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松田 秀晴, 湊 進1999 年 48 巻 12 号 p. 760-769
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
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後藤 正利1999 年 48 巻 12 号 p. 771-772
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/10
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薬学部会サイクロトロン核医学利用専門委員会1999 年 48 巻 12 号 p. i-xxvi
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/14
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薬学部会インビトロテスト専門委員会1999 年 48 巻 12 号 p. xxvii-xxix
発行日: 1999/12/15
公開日: 2011/03/14
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