ホリスティックサイエンス学術協議会会報誌
Online ISSN : 2760-1218
Print ISSN : 1883-3721
13 巻, 2 号
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  • 山保 久美子
    2019 年13 巻2 号 p. 25-48
    発行日: 2019/10/10
    公開日: 2026/02/11
    ジャーナル フリー

    痛みは、生体防御システムの1つで、人体に起こった変化を知らせてくれる大切なサインである。痛みは交感神経を興奮させるため、血管の収縮や筋肉の緊張がおこり、この状態が続くと局所の血流量が減少し、組織は酸素不足の状態となり発痛物質の産生が促され、痛みが増強する。その痛みはさらに血管の収縮、筋肉の緊張を生み、同じ流れを繰り返すという悪循環のサイクルとなる。痛みは悪循環に陥ると、症状は慢性化し、痛みの原因がなくなっても痛みを取り去ることができない状態となる。痛みは危険を知らせる警報としての意味があるが、慢性的な痛みはその意味をもたず、痛みそのものがストレスとなって、不眠や不安、意欲低下などほかの症状を引き起こす悪影響を与える。 本検討は、慢性的な腰痛や膝痛があり、疲労感や熟睡感が得られないなどの症状を抱える被験者に対して、10日に1回のトリートメントを8回行い、KKスケール法を用いて、QOLの変化を観察したのでここに報告する。

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